【MONOQLO公式】そうめんのおすすめランキング40選。料理研究家がスーパーで買える人気商品を徹底比較【2024年】

極細なのに小麦の香りがしっかりと漂う！ のどごしもツルッとしていて箸が止まらない！

そうめんのおすすめランキングで1位となり、ベストバイを獲得したのはA+評価の兵庫県手延素麺共同組合「揖保乃糸 特級品」でした！

ツルッとのどを通った後に感じる、風味豊かな小麦の香りに誘われてもうひとくち。今度はそうめんの歯切れのよさに感嘆します。

この歯触りのよさは、めんをよって手で延ばす作業を何度も繰り返しているから。また、原材料に記載されている食用植物油のにおいがなく、丁寧に熟成させていることがうかがえます。

そのまま食べてもほのかな塩みと小麦の香りを堪能できますが、めんつゆにもよくからみつつ、醤油やだしの香りにめんが負けず、小麦の風味がきちんと主張します。

さすがは揖保乃糸“特級品”！ぜひ一度は食べたい逸品です！

50gあたりのたんぱく質：4.5g

おすすめポイント

1. 揖保乃糸の“特級品”
2. つゆに負けない小麦の風味
3. 歯切れのよさに感嘆

めんが細くてなめらかなのにシコシコ。塩とレモンで食べるのもおすすめ

そうめんのおすすめランキング2位は、A+評価のマル勝髙田商店「黄金乃糸」でした！

極細でなめらかなのに、シコシコとした歯ごたえで歯切れも抜群のよさ。食べているそばから小麦の香りがふわりと漂います。

小麦の風味が濃厚なので、塩とレモンで食べるのがおすすめです！ めんつゆで食べるときは、薬味をしそにすると小麦の風味を引き立たせつつ上品な酸味が足せます。

50gあたりの価格を見るとかなりの高級品ですが、それも納得の味わいです！

50gあたりのたんぱく質：5.6g

おすすめポイント

1. 極細なのに歯ごたえ抜群
2. 高価格も納得の味わい

細くてコシがあるめんと小麦の香り よくまとまっているそうめんです

そうめんのおすすめランキング3位は、A+評価の小豆島手延素麺協同組合「手延素麺 島の光」でした！

そうめんは細いのに、モッチリした強いコシがあります。

のどをツルッと通ると小麦の香りを感じた後に、原材料のひとつである「かどや純正ごま油」の香りがふんわりと。

そうめんのおいしさ、のどごしのよさ、小麦とごま油の香りのまとまりがよく、後を引きます。

ゆであげをしっかり水で締めたら、めんつゆとねぎ、しょうがといったオーソドックスな薬味で食べてみて。

50gあたりのたんぱく質：4.4g

おすすめポイント

1. ごま油の香りがふんわり香る
2. 小麦とごま油のまとまりがいい
3. のどごしも抜群

にゅうめんにしても負けないコシがあるのにのどごしはツルツルなんです

そうめんのおすすめランキング4位は、A+評価の島原雲仙農業協同組合「島雲乃糸」でした。

極細なのにやや硬めに感じるほどのこちらのそうめんには、モッチリともシコシコとも違う、あえていうなら「モチシコ」な独特のコシがあります。

ツルツルとした表面のなめらかさ、強いコシと歯切れ、のどごしのよさを並び立たせているところに職人の技を感じます。

温かいつゆでにゅうめんにしてもコシがまったく損なわれず、小麦の風味がさらに濃厚に。その香りに誘われて、次から次へと箸が進みます。

暑い日はそうめん、寒い日はにゅうめんにして食べるのがおすすめです。

50gあたりのたんぱく質：5.2g

特級品より一段下がる上級品でもおいしすぎるのはさすが揖保乃糸

そうめんのおすすめランキング同率4位は、A+評価の兵庫県手延素麺協同組合「揖保乃糸 上級品」でした。

ベストバイの特級品（黒帯）とこの上級品（赤帯）の味の違いはわずか。

赤帯のほうが黒帯よりそうめんがやや太く、小麦の風味がほんの少しだけ薄いですが、食べ比べたらわかるという程度です。

めんつゆに負けない小麦の風味と歯切れのよさがあっておいしいのに、黒帯より安いので、赤帯を選ぶのも当然アリ！

50gあたりのたんぱく質：4.3g

オリーブオイルがいい味を出している コシが強めで小麦もよく香る

そうめんのおすすめランキング同率4位は、A+評価のマル勝髙田商店「手延べ三輪素麺」でした。

三輪そうめんの特徴であるモッチリした強いコシはそのままに、オリーブオイルの香りがほんのりと漂います。

めんつゆだけで食べるのもおいしいし、めんつゆに100％のトマトジュースとレモン果汁を足して、細かく切ったトマトやバジルなどをトッピングしてアレンジしてもおいしい！

「和」なのに「洋」を感じるそうめんです。

50gあたりのたんぱく質：5.5g

クセのない味とツルシコな食感が◎ 大葉やショウガとよく合います

そうめんのおすすめランキング同率4位は、A+評価の島原創互物産「島原手延素麺（FS-250）」でした。

細いのにシコシコした食感でコシがあり、表面がツルツルしていて小麦の香りもふんわり。

クセのない万人受けする味わいなので、めんつゆと酢、大葉、しょうが、わさびなどで（薬味は酸味でもピリ辛でも）おいしさがアップ。

刻み海苔で旨みを加えるのもおすすめです。スルッとしたのどごしもいい！

50gあたりのたんぱく質：4.9g

うどんのような味わいがさすが讃岐 シャキッとした食感にハマります

そうめんのおすすめランキング8位は、A+評価の石丸製麺「讃岐そうめん」でした。

細さはそうめんなのに、小麦の味わいとモッチリした歯ごたえ、強めのコシがうどんのよう。なめらかなのどごしはそうめんです。

うどんの名産地・讃岐ならではの特徴的なそうめんで、めんつゆとの絡みもいいのでぜひ一度はトライしてみてほしいところ。

カレーを入れためんつゆにも合います。

50gあたりのたんぱく質：4.6g

ツルシコの食感が楽しめるそうめんです

そうめんのおすすめランキング9位は、A評価の日清製粉ウェエルナ「島原手延素麺 湧水の糸」でした。

長崎県有家地区の優良生産者が、麺づくりに向いた低温・乾燥の季節（11～3月）にのみ製造した島原手延べそうめんです。

細めでツルツル、のどごしは抜群のよさです！ シコシコした歯ごたえがあって歯切れもよく、スッと鼻から抜けていく小麦の香りもいい！

小麦の味わいはやや薄いですが、ゆであがりを氷水で締めてめんつゆ、もしくはだしで食べるとおいしいです。

薬味は大葉がおすすめです。

50gあたりのたんぱく質：4.4g

食感がよくにゅうめんにも向いているそうめんです

そうめんのおすすめランキング同率9位は、A評価の和敬物産「島原手延べそうめん」でした。

今回検証した「島原手延べそうめん」の中では50gあたりのコスパが最も安価。（検証当時）めんのコシがそこそこあって、ツルツルした食感です。

小麦の香りと味は薄めですが、食感とのどごしがとてもいいのでツルッと食べられます！

氷水でしっかり締めてツルッといくときは、ねぎ、みょうが、大根おろしなど香りが強めの薬味と合わせるとおいしいです。

伸びにくいので、三つ葉と卵、鶏むね肉、しいたけ、とろろ、めんつゆを入れてにゅうめんにするのもおすすめです。

七味唐辛子とも合います。小麦の香りより、ツルッとした食感を楽しみたいそうめんです。

50gあたりのたんぱく質：4.6g

香りが強めの薬味と合います

そうめんのおすすめランキング11位は、A評価の三輪そうめん小西「三輪素麺 杉鳥居 細物」でした。

奈良県桜井市三輪にある「大神神社（おおみわじんじゃ）」の宮司の子息が作ったのが三輪そうめんの始まりといわれています。

その三輪でこねては寝かせ、伸ばしては寝かす熟成をしてつくられたというこの手延べそうめんは、コシがあってツルツルした食感。

細物なのに、小麦の風味を濃く感じます。ゆであがりを氷水で締めて、みょうが、大根おろし、ねぎ、紅葉おろしなど香りが強めの薬味と一緒に、めんつゆかだしで食べるといいです。

50gあたりのたんぱく質：5.7g

塩とレモンで食べるのもおすすめ！

そうめんのおすすめランキング12位は、A評価の平野製麺所「淡路島手延べそうめん うずしおの華」でした。

鳴門海峡の海水を煮詰めた塩と圧搾製法の米油を使い、国内産小麦粉が持つ甘み・旨みとモチモチした食感を最大限引き出したとのこと。

やや太めかつ固めですが、ムチムチした食感でのどごしはツルツル。米油なので油のにおいも少なく、小麦の香りが立っています。

コシがあって歯切れがよく、小麦粉をよく練り上げていることがわかるそうめんです。ゆであげを氷水で締めてだしかめんつゆ、もしくは塩とレモンで食べてもおいしいです！

はじめは薬味なしで食べ、途中から味変として小ネギや大葉などの上品な薬味を加えるのもおすすめです。

50gあたりのたんぱく質：4.3g

ムチッとした歯切れが楽しいそうめん

そうめんのおすすめランキング同率12位は、A評価の讃岐物産「小豆島手延素麺 PREMIUM」でした。

風味豊かな北海道産小麦一等粉を100％使用し、小豆島（香川県）の麺師が丹精込めて作ったそうめんとのこと。めんのコシが強くてシコシコした歯ごたえです。

のどごしがツルツルしているのもプラスポイント。北海道産小麦一等粉とのことでぐんと上がった期待値に比して小麦の味はやや弱いですが、そこそこ感じられます。

ごま油の風味があってめんの歯ごたえ、弾力ともによく、歯切れがムチッとしていて楽しいです。ゆでて氷水で締めたそうめんを、だしかめんつゆで食べたいところ。

薬味はみょうが、ネギ、大葉がとてもよく合います。 

50gあたりのたんぱく質：4.6g

小麦の香りを堪能できるそうめん

そうめんのおすすめランキング同率12位は、A評価の山水「島原名産 手延べそうめん」でした。

めんは細くてコシがあり、のどごしはツルツル。手延べそうめんは原材料の油のにおいが出てしまうこともありますが、このそうめんはそれがなく、小麦の香りが堪能できます。

めん自体に旨みと香りがあるので、にゅうめん、チャンプルーなどにするのはもったいないです。ゆであげて氷水で締めたそうめんをだしかめんつゆで食べたいところ。

小ネギ、大葉など、クセがない薬味のほうがめんの味を楽しめます。

50gあたりのたんぱく質：4.7g

細いめんがツルッとのどを通っていきます

そうめんのおすすめランキング15位は、A評価のマル勝髙田商店「三輪の神糸」でした。

2種類のオリジナル小麦粉をブレンドし、製造工程で何度も捻りをかけ延ばした後、しっかり熟成させることで強いコシとのどごしの良さを実現するマル勝髙田商店独自の本腰熟成製法でコシの強さ、おいしさ、細さを実現しているとのこと。

細いめんはシコシコした食感で、小麦の香りが濃厚！ 小麦の旨みもあり、細いめんがツルッとのどに入っていきます。

ゆでて氷でしっかり締めたら、めんつゆかだしで食べたい味わい！ ネギ、しょうがなど香りが強めの薬味を入れても、小麦の味が負けません。

50gあたりのたんぱく質：5.3g

100均そうめんのベストバイ！

そうめんのおすすめランキング同率15位は、A評価の麺のスナオシ「手打風そうめん」でした。

キャンドゥで買えるそうめんですが、100均そうめんの中で一番おいしかったです！

沸騰した湯で1分ゆで、吹きこぼれそうになったら火を弱めて3分と、合計4分のゆで時間が必要です。

めんは太いですが、機械製めんなのに表面がツルツルしてなめらか。歯ごたえはシコシコしていてのどごしがよく、小麦の香りもそこそこ感じられます。

ゆであげてから少し時間を置いてもめん同士がくっつきにくく、小麦粉をきちんと練っていることがうかがえます。

太めの麺で伸びにくいので、にゅうめんやチャンプルーにもピッタリ。安くてそこそこおいしい、すごく「アリ」な100均そうめんです！

50gあたりのたんぱく質：5.1g

サラダ風にしてもおいしいそうめん

そうめんのおすすめランキング同率15位は、A評価の三輪そうめん小西「三輪素麺 鳥居 誉」でした。

食べ比べると、11位の「三輪素麺 杉鳥居 細物」と味にはほとんど差がないです。

パッケージを開けたときに少しだけ感じられる食用植物油のにおいは、めんをゆでて氷水で締め、かぼすなどを絞っためんつゆで食べれば気にならなくなります。

伸びにくいめんなので、にゅうめんにもおすすめです。もしくは、細切りにしたきゅうりを混ぜてドレッシングをかけ、サラダ風にしてもおいしい！

ツルッとしたのどごしを楽しみたいそうめんです。

50gあたりのたんぱく質：5.6g

見た目は細うどんのようなのに食べるとそうめん！

そうめんのおすすめランキング18位は、A評価の小野製麺「手延半田めん」でした。

JAS規格のそうめんは直径が1.3mm未満ですが、半田めんは約1.4～1.6mmあって「ひやむぎ」に分類される太さです。

300年以上の歴史があることから、徳島県のつるぎ町（旧半田町）で作られたそうめんのみが半田そうめんと名乗ることを認められています。

見た目は細うどんのようですが、ツルッとしたのどごしがとてもよく、食べると見事に「そうめん」です。

モチモチした食感で太くて伸びにくいから、にゅうめんやチャンプルーにと考えてしまいそう。

でも、小麦の香りと旨みがとてもいいので、ゆであげを氷水で締めてだしやめんつゆで食べるのがおすすめです。

しょうがや唐辛子、ゆずこしょうなど、パンチがある薬味が合います。

50gあたりのたんぱく質：4.4g

味のまとまりがいいお手頃価格のそうめん

そうめんのおすすめランキング19位は、A評価の赤城食品「赤城庵そうめん」でした。

北海道産小麦を100％使って、赤城（群馬県）に伝わる製法でつくられたそうめんとのこと。

機械製めんで安価ですが、めんの表面はツルツルしてプルッとした歯切れのよさ。コシがあってのどごしもよく、小麦の旨みは薄めですがそこそこ感じられます。

味のまとまりがいいので、にゅうめんやチャンプルーにするよりも、ゆであがりを氷水で締めてだしかめんつゆで食べるほうに向いています。

大葉や梅干しを入れて、香りや酸味を足すとよりおいしいです！

50gあたりのたんぱく質：4.8g

わかめなどをトッピングしてにゅうめんに！

そうめんのおすすめランキング20位は、A評価の成城石井「長崎県島原産 寒づくり 手延べ素麺」でした。

「島原手延べそうめん」と「長崎県島原産」の「手延べそうめん」との違いは、長崎県島原市が定める基準に合格して「島原手延べそうめん」の認定マークを得ているか否かです。

このそうめんに認定マークはありませんが、ツルツルした表面でコシがあって歯切れがよく、のどごしもツルッとしています。

小麦の旨みはやや薄いですが、食感がとてもいい！

にゅうめんにして、わかめやカニカマをトッピングしたらごま油をほんの少し垂らすとおいしいです！ 

50gあたりのたんぱく質：4.7g

穏やかな香りの薬味が合います

そうめんのおすすめランキング同率20位は、A評価のみなさまのお墨付き「九州島原手延べそうめん」でした。

今回検証した「島原手延べそうめん」の中では、50gあたりのコスパが9位の和敬物産に次ぐ2番目の安さ。（検証当時）

小麦の旨みは薄めでコシも手延べにしてはやや弱いですが、香りはいいです。細くてツルツルした食感でプチッとした歯切れもよく、スルッとしたのどごし。

にゅうめんやチャンプルーにするよりも、ゆであがりを氷水で締めたそうめんを、だしかめんつゆで食べるのがおすすめです。

大葉など、穏やかな香りの薬味を合わせて。

50gあたりのたんぱく質：4.8g

香りが強い薬味を合わせたい！

そうめんのおすすめランキング22位は、A評価の日本アクセス「揖保乃糸上級品ひね 手延べ熟成素麺」でした。

「ひね」は、その年度につくられた製品を熟成倉庫でさらに1年間じっくり寝かせて風味をもたせた製品のこと。

ツルツルした食感でめんにコシがあり、プツッと歯切れもよく、のどをツルッと通っていきます。もっとも、「揖保乃糸」の「ひね」にしては小麦の風味がやや薄いように感じます。

ゆであがりを氷水で締め、だしかめんつゆで食べるのがおすすめ。ネギやしょうがなど香りが強い薬味を合わせると、小麦の風味の薄さをカバーできます。

つゆにごま油をちょっと垂らすのもおすすめです！ 袋にチャックが付いているので、保存に便利なのはとてもいいです。

50gあたりのたんぱく質：4.3g

モチモチして太めなので細めのうどん感覚です

そうめんのおすすめランキング23位は、A評価のはたけなか「旨さ覚悟 そうめん」でした。

機械製めんですが、「手延べのようなコシとつるっとしたのどごしをお楽しみいただけます」との表記通り細めのうどんくらいコシが強く、モチモチしていて弾力があります。

プツッとした歯切れもよく、スルッとしたのどごし。太めなので、小麦の香りと旨みもそこそこ感じられます。

そうめんというより細めのうどんですが、おいしくまとまっています。

ゆであがりを氷水で締めたそうめんを、ネギやしょうが、みょうがを薬味にして、だしかめんつゆで食べてもおいしい！

太めで伸びにくいので、三つ葉と卵を入れたにゅうめんにするのもおすすめです。

50gあたりのたんぱく質：3.9g

ウインナーなどでチャンプルーにするのがおすすめ！

そうめんのおすすめランキング同率23位は、A評価の茂野製麺「美味しいそうめん」でした。

今回検証したそうめんの中では、50gあたりのコスパが3番目の安さ（検証当時）なのに小麦の香りはあります。コシが足りておらず、めんの表面が少しザラついていますが、のどごしはそこそこ。

ゆであがりを氷水で締めて食べるなら、濃いめのめんつゆでネギやみょうが、しょうがなど香りが強い薬味と合わせるといいです。

チャンプルーにするなら、ウインナー、サバ缶、ツナ缶、ピーマンなどを具にして、めんつゆとごま油で炒めるのがおすすめです。

にゅうめんにするなら、卵や三つ葉を入れるとおいしいです！

50gあたりのたんぱく質：4.6g

セブンで買えて安くておいしい！ そのままはもちろん炒めてもうまい！

そうめんのおすすめランキング25位は、A評価のセブンイレブン「セブンプレミアム そうめん」でした。

機械そうめんですが、製麺適性にすぐれるといわれる「北海道産きたほなみ」を100％使用しているので小麦の風味とコシが感じられます。

歯切れとツルッとしたのどごしもよく、めんつゆとの絡みも上々。

価格が安いので、惜しみなくそうめんチャンプルーにできますし、夏休みを迎えた子どもたちの手軽な昼食にピッタリ。

1位～4位のそうめんとは異なり、ゆでて水で締めた後に放置すると硬くなってくっついてしまうので、調理後すぐに食べるのが大前提です。

50gあたりのたんぱく質：5.4g

極細のそうめんだけどコシがありツルッとのどを通る

そうめんのおすすめランキング26位は、A評価のマル勝髙田商店「きさらぎの糸」でした。

熟成時間を十分に取りながら、通常の手延べ素麺の約半分の細さにまで仕上げているとのこと。

めんがかなり細いですがコシと小麦の香りはあり、シコシコした歯ごたえでツルッとのどを通ります。

小麦の味がやや薄いので、濃いめのめんつゆで食べてしまうとそうめんの味が損なわれてしまいます。

伸びにくさを生かし、かつおだしに淡口醤油を少し垂らし、卵と三つ葉で淡泊に仕上げたにゅうめんにするとおいしいです。

50gあたりのたんぱく質：5.8g

めんをしっかりと洗ったほうがおいしいです

そうめんのおすすめランキング27位は、A評価のマル勝髙田商店「三輪素麺」でした。

細めのめんなのにコシが強く、ムチッとした歯ごたえ。表面がツルツルしていて、スルッとのどに入っていきます。

食感は最高なのですが、食用植物油のにおいがあるので、ゆであがったら水でしっかりとめんを洗ってからを氷水で締めて。また、ごま油を使ってチャンプルーにするのもおすすめです。

ツナ缶やサバ缶などと和えて、かつお節と炒りごまをかけると香りも整います。

50gあたりのたんぱく質：5.4g

まさに「つるっとのどごし」のそうめん！

そうめんのおすすめランキング28位は、A評価のローソン「つるっとのどごし 播州そうめん」でした。

めんはやや太めですが、機械製めんなのにコシがあります。表面がツルツルしていてプツッとした歯切れとスルッとしたのどごしがいい！

まさに、製品名通りの「つるっとのどごし」です。小麦の香りがやや薄いので、チャンプルーかにゅうめんにするのがおすすめです！

チャンプルーにするときは、ウインナーやピーマン、ネギ、しょうが、七味、揚げ玉などが合います。

にゅうめんにするなら、鶏だしスープにわかめや鶏むね肉、ねぎを入れてごま油を少し垂らしてみて。

50gあたりのたんぱく質：4.4g

表面の荒れは酢を入れた湯でゆでればなめらかに

そうめんのおすすめランキング同率28位は、A評価のカネス製麺「播州そうめん いぼ川」でした。

めんの表面がザラザラと荒れているので、普通にゆでるとモソモソした食感になってしまいます。酢を入れた湯でゆでるといいでしょう。

小麦の風味がやや薄いですが、コシはあるので、にゅうめんにしてみて。鶏ガラスープにネギ、わかめ、鶏むね肉を入れて、仕上げにごま油を垂らすとおいしく食べられます。

50gあたりのたんぱく質：4.8g

葛粉由来のプリップリの食感が楽しめます！

そうめんのおすすめランキング30位は、A評価のマル勝髙田商店「三輪の神糸 奏」でした。

森野・吉野本葛とエキストラバージンオリーブオイルを使っているとのこと。めんは細いのに、葛粉のおかげで歯ごたえがプリップリ。

ツルン！ と胃まで落ちていくのどごしも素晴らしいです。この食感の素晴らしさが、小麦の風味の薄さをカバーしています。

後味に小麦とエキストラバージンオリーブオイル由来と思われるほろ苦さがあってめんが伸びにくいので、にゅうめんにするのがおすすめです！

ネギ、みょうが、しょうがなど、香りが強めの薬味と鶏むね肉などをのせるといいです。パスタソースとも合う味なので、レトルトのミートソースなどをかけてもOK。

50gあたりのたんぱく質：5.2g

安くてそこそこおいしいそうめんを求めるならコレ！

そうめんのおすすめランキング31位は、A評価のみなさまのお墨付き「熟成そうめん」でした。

今回検証したべそうめんの中で、50gあたりのコスパ24.7円は4番目の安さ。（検証当時）安いそうめんにしては小麦の香りがあります。

コシもそこそこあり、表面がツルツルで歯切れはシコシコ。練られた小麦粉の熟成が感じられます。

ゆであがりを氷水で締めてめんつゆで食べるときは、めんがくっつきやすいので水でしっかりと洗いましょう。

小ネギや大葉のように香りが穏やかな薬味でも、ネギ、みょうが、大根おろしのように個性強めの薬味でも合います。

この価格なら、気軽にチャンプルーやにゅうめんにできるのがうれしいところ。チャンプルーは、ケチャップでナポリタン風にしたり、ソースで焼きそば風にしたりしても楽しめます。

そうめんは安くてそこそこおいしいのが一番！ という人におすすめです。

50gあたりのたんぱく質：4.8g

変わり種のつゆがよく合うそうめんです

そうめんのおすすめランキング32位は、A評価の星野物産「上州手振りそうめん」でした。

製品にあわせて開発した「もみロール」で機械製めんを行うことで、手打ちと同等の食感とつゆがらみのよさを追求し、表面に凸凹を付けて切り出す「もみ切りうち」によってほぐれやすくしているとのこと。

めんのモチッとしたコシは弱めですが、ツルッとしたのどごしで小麦の香りもあります。ピンクやグリーンの色がついためんが入っていて、見栄えもいいです。

ゆであがりを氷水で締めたそうめんを、紅葉おろしや味噌を入れたつゆで食べるとおいしい！ つゆのからみがとてもいいので、ごまだれのように粘度が高いつゆでもOKです。

50gあたりのたんぱく質：5.1g

ボリューミーで食べ応えあり！

そうめんのおすすめランキング33位は、A評価のファミリーマート「つるっとなめらか そうめん」でした。

そうめんというよりも、冷や麦のような太さ。モチッとしたコシは少し感じられるのですが、食感とのどごしがもっさりしています。

「つるっとなめらか」ではないですが、ボリューミーで食べ応えはあるので、夏休みの子どもに出す昼食にはピッタリ。

ごま油で炒めてツナや玉ねぎを混ぜるチャンプルーにしてもいいし、ゆであがりを氷水で締めたそうめんにキノコをたっぷり入れたあんかけをかけるのもおすすめです。

50gあたりのたんぱく質：4.6g

焼きそば風のチャンプルーにするとおいしい

そうめんのおすすめランキング34位は、B評価の東亜食品「白鷺の糸そうめん」でした。

冷水で練って熟成させた冷水捏熟成麺で、なめらかさとコシを追求しているとのことです。

めんの表面がゴワゴワしていてコシが弱いので、歯ごたえとのどごしがイマイチ。小麦の香りもやや弱いです。

豚肉、キャベツ、ニンジンなどの具を使い、ウスターソースで焼きそば風に味つけしたチャンプルーにして、黒コショウで味にインパクトをつけるのがおすすめです。

にゅうめんにするときは、具をわかめやカニカマ、しいたけ、卵にしてごま油を垂らすと食感がツルッとします。

50gあたりのたんぱく質：5.3g

香り強めの薬味と合わせたい

そうめんのおすすめランキング35位は、B評価の日清製粉ウェルナ「川田製麺 讃岐そうめん」でした。

ゆであがりの見た目が黄色っぽくてイマイチですが、めんにシコシコとしたコシがあって歯切れがよく、のどごしもツルッとしています。

小麦の風味はかなり薄いですが、ゆであがりを氷水で締めてだしやめんつゆで食べてもそこそこおいしいです。

ネギ、みょうが、しょうがなど香りが強い薬味がおすすめです。また、麺が太くて固いので、ごま油とウインナーやピーマンなどで炒めたチャンプルーにもできます。

50gあたりのたんぱく質：4.4g

チャンプルーにピッタリの固さと太さ！

そうめんのおすすめランキング36位は、B評価の日清製粉ウェルナ「ナンバーワン そうめん」でした。

独自の技術で挽いた小麦粉に十分な加水をすることで、生地のつなぎをよくしてから熟成する「多加水熟成法」により、コシがあるなめらかなめんに仕上げたとのこと。

かなり期待値が上がったのですが、めんが固めで小麦の香りが薄く、歯ごたえとのどごしがイマイチです。

ゆでたそうめんは、流水でかなりしっかりと洗わないとくっついてしまいます。

もっとも、チャンプルーにはピッタリの固さと太さです。炒めた豚肉やキノコと混ぜ、揚げ玉とかつお節をたっぷりかけると小麦の香りの薄さも気にならなくなり、おいしいです。

50gあたりのたんぱく質：4.5g

ダイソーのそうめんはイマイチでした

そうめんのおすすめランキング同率36位は、B評価の有限会社狩野製麺「島原素麺」でした。

ダイソーで買える100均そうめん。めんが太く、そうめんというより冷や麦です。小麦の風味がほぼなく、食感もボソボソしています。

ゆであがりを氷水で締めて食べるのは厳しいので、ウインナーやピーマンを混ぜたチャンプルーにするか、鶏むね肉やネギ、卵を入れたにゅうめんにするといいです。

50gあたりのたんぱく質：4.8g

かなり洗ってもめんがくっついてしまう

そうめんのおすすめランキング38位は、B評価の日清製粉ウェルナ「吟撰寒籠そうめん」でした。

36位の「ナンバーワン そうめん」と同じ多加水熟成法でつくられているとのこと。めんは極細で、表面がザラついていてコシがなく、歯ごたえがフニャッとしています。

ゆでた後に流水でかなり洗ってもめんがくっついてしまい、極細なのでチャンプルーにもしにくいです。

ゆであがりを氷水で締めたらすぐに、しょうがをたっぷり入れた温かいめんつゆで食べるのがよいでしょう。

50gあたりのたんぱく質：4.3g

そうめんの味わいには「塩」も重要な要素でした

そうめんのおすすめランキング39位は、B評価のはくばく「食塩無添加そうめん」でした。

原材料は小麦粉だけ。そうめんの味わいにとって、塩がいかに大事かがわかるという意味では貴重なそうめんです。

小麦の風味が豊かならよかったのですが、そもそも味がしないうえ、後味が苦いです。

めんにコシがあってシコシコした歯切れのよさ。のどごしもツルッとしており、食感は抜群にいいだけに残念です。

ゆであがりを氷水で締めてめんつゆで食べると苦みが目立ってしまうので、ソースなどで濃いめに味をつけたチャンプルーにしたいところです。

しかし、それだと「食塩無添加」の意味がなくなってしまいます。そうめんはゆでると塩分が抜けるので、食塩無添加にする意味はあまりない気がします。

50gあたりのたんぱく質：5.7g

価格の安さは魅力的だけど味はイマイチ

そうめんのおすすめランキング40位は、B評価のトップバリュ「つるりと滑らかなのどごしそうめん」でした。

今回検証したべそうめんの中で、50gあたりのコスパ16.5円はダントツの安さ。（検証当時）

もっとも、「つるりと滑らかなのどごし」ではなく、ザラッとした表面で食感やのどごしがモッサリしています。すえたようなにおいも気になるところ。

また、ゆでたあとの表面の崩れが早く、食べるときにネチャッとした食感になってしまいます。もっとも、めんが太いからか、小麦の味と香りは感じられます。

ゆであがりを氷水で締めてめんつゆで食べるときは、ネギ、みょうが、しょうがなどの香り強めの薬味と合わせたいところ。ただ、安いので気兼ねなくチャンプルーにできます。

ソース焼きそば風にしたり、ケチャップでナポリタン風にしたり、レトルトのカレーをかけたりとジャンクに食べるのがおすすめです。

50gあたりのたんぱく質：4.4g