カメラなぜ趣味としてカメラがおすすめなの?

なぜ趣味としてカメラがおすすめなの? イメージ

SNSの普及やスマホのカメラ性能の劇的な向上により、写真や動画を撮る機会が増えた人も多いのでは?

スマホは手軽に撮影できるものの、もっと映えた写真が撮りたいという人にオススメしたいのが、やはりカメラ。少しハードルが高そうなイメージがありますが、初心者にやさしいデジタルカメラもあれば、格安で始められるフィルムカメラもあります。

スマホでは撮れないキレイな写真が撮れるのはもちろん、意図しないお気に入りの写真が撮れてしまうなんてこともカメラの面白さ。本当はもっとライトにはじめてほしい趣味なんです。

そこで、初心者にやさしいフィルムカメラから高性能のミラーレスカメラまで、プロとテストしたレビューをお届けします。

今回は、キヤノン「EOS R50」の検証レビューです。学生時からカメラ好きの編集部員が実際に使ってみたところ、スマホ感覚で撮影できておすすめな超入門カメラでした。それでは詳細を解説します。

カメラキヤノン「EOS R50」

キヤノン「EOS R50」 イメージ

キヤノン
EOS R50
実勢価格:ボディ/¥111,100、RF-S18-45 IS STMレンズキット/¥126,500

サイズ:W116.3×D68.8×H85.5mm・約376g

普段フィルムカメラで撮影している編集部員にとって、デジタルカメラを使わない最大の理由は、機能が多すぎること。ボタンや設定の多さで撮る気が失せてしまいます。また、オート機能で好みの写真を撮れた経験もほぼありません。

ところが、キヤノン「EOS R50」を使ったところ、いつも機能の切り替えでつまずいていた操作が簡単にできました! ボタンが最低限で、モニターに表示される説明も初心者に優しいです。

また、AFも完璧ではないにしろ、基本はしっかり追従してくれるので、オートで任せてもある程度満足のいく写真を撮影できました。

家電批評編集部員
プロが本音でテストする家電購入ガイド
家電批評編集部員 のコメント

スマホでもSNS用に撮影しますが、食事や観に行った映画のポスターなどがほとんど。このカメラは設定不要でパシャパシャ撮れるので、何か目に入ったものがあれば撮ろうという気持ちになりました。

「Kissシリーズ」の後継機ではありません

「Kissシリーズ」の後継機ではありません イメージ

キヤノン
EOS Kiss M2
実勢価格:¥98,000

キヤノンといえば、こちらの「EOS Kissシリーズ」。2023年で30周年を迎える本シリーズは日本国内で入門機の名称として使われてきました。

しかし、2023年3月に新発売のキヤノン「EOS R50」ではカメラニーズの在り方を再考し、キヤノン「EOS Kissシリーズ」の名を取り、世界統一モデル名に変更。国内で親しまれていた名称を取るのは苦渋の選択だったに違いありません。

キヤノン「EOS R50」のコンセプトは、以下。

▼カンタン

「Kissシリーズ」の後継機ではありません イメージ2

▼きれい

「Kissシリーズ」の後継機ではありません イメージ3

▼コンパクト

「Kissシリーズ」の後継機ではありません イメージ4

キヤノン「EOS R50」のターゲットユーザーは初心者で、コンセプトの「カンタン・きれい・コンパクト」はキヤノン「EOS Kissシリーズ」から引き継いでいるとのことです。

カメラ目玉の新機能「アドバンスA+モード」を検証

目玉の新機能「アドバンスA+モード」を検証 イメージ

キヤノン「EOS R50」の一番の目玉機能は新搭載の「アドバンスA+モード」。自動で撮影の仕上がりを調整してくれます。

「プログラムオート」と比較しました。

▼プログラムオートで撮影

目玉の新機能「アドバンスA+モード」を検証 イメージ2

▼アドバンスA+モードで撮影

目玉の新機能「アドバンスA+モード」を検証 イメージ3

同じ製品の「プログラムオート」と比べても、その違いは明らか。逆光で暗くなったシーンも明るくなり、建物がはっきりとわかるほどに。夜景も空の黒つぶれが明るくなり雲がかかっているのが見えるようになりました。

目玉の新機能「アドバンスA+モード」を検証 イメージ4

この暗さが……

目玉の新機能「アドバンスA+モード」を検証 イメージ5

このように明るい写真になりました(※EOS R50 + RF-S18-45 IS STMレンズキット 1/195 F6.35 ISO100で撮影)。

目玉の新機能「アドバンスA+モード」を検証 イメージ6

人物撮影もきれいにできます。

家電批評編集部員
プロが本音でテストする家電購入ガイド
家電批評編集部員 のコメント

若干暗いところで人物を撮影しても、顔がはっきり写るように調整してくれ、表情も明るく撮れます。

AF追従はほぼ問題ない

AF追従はほぼ問題ない イメージ

基本AFもお任せで撮影して、ほぼほぼ問題なく撮影できます。ただし、鳥に合わせると認識して追従していましたが、何枚かに1枚はピントが外れることもありました。

カメラ使い勝手は小さいだけじゃない良さがある

キヤノン「EOS R50」は、小さいのはもちろん、モードを切り替えるたびに説明が表示されるなど、初心者向けの細かい配慮を感じるのが特徴です。

使い勝手は小さいだけじゃない良さがある イメージ

また、タッチ式のバリアングルモニターで自撮り撮影が可能。

使い勝手は小さいだけじゃない良さがある イメージ2

家族で写真を撮りたい人や、SNSユーザーにはありがたい仕様になっています。

カメラキヤノン「EOS R50」のレビューまとめ

A評価キヤノン「EOS R50」

キヤノン「EOS R50」 イメージ

キヤノン
EOS R50
実勢価格:ボディ/¥111,100、RF-S18-45 IS STMレンズキット/¥126,500

サイズ:W116.3×D68.8×H85.5mm・約376g

▼こんな人にオススメ

  • 手軽にカメラを始めたい人
  • スマホよりキレイに撮りたい人
  • 軽さを求める人

▼こんな人は見送り

  • 質感を求める人
  • もっと高度な撮影をしたい人

結論としては、細かい設定をして、撮影するデジタルカメラ本来の楽しさや表現を学びたい人には不向きです。しかし、キレイな写真を日常で気軽に簡単に撮りたい人には最適な一台になるでしょう。

以上、キヤノン「EOS R50」の検証レビューでした。日常にカメラがあると楽しくなるので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

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