スポーツ部位別でおすすめの筋トレグッズは?

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自宅で体を鍛える方法はさまざまですが、トレーニング器具を使わない腕立て伏せや腹筋などは、正しい方法でやらないと鍛えたいところに負荷が全くかからなかったり、腰や腕を痛めたりといったことになりかねません。

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その点、筋トレグッズを使えば狙った部位をピンポイントで鍛えることが可能。しかも負荷も自在に変えられるため、無理なくトレーニングを行うことができます。

また筋トレグッズを前にすれば、「せっかく揃えたんだからしっかりやらなきゃ」とモチベーションも上がります。

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Amazonベーシック
ケトルベル 
実勢価格:2844円

筋トレグッズには、一般によく知られたダンベルやバーベルを始め、ケトルベル(写真)やプッシュアップバーなど初心者にはあまりなじみのないものまで、さまざまな種類があります。

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またトレーニングベンチ(写真)やチンニングスタンドのように若干広めの設置場所が必要となるものも。

その中から、今回は初心者でもやりやすくコンパクトで場所を取らない4アイテムを板谷氏に推薦してもらいました。それが「ダンベル」「腹筋ローラー」「トレーニングチューブ」「パワーボール」です。

それでは順にアイテムの解説とランキングを紹介しましょう!

スポーツ腹筋を鍛えるのに最適な「腹筋ローラー」

腹筋を鍛えるのに最適な「腹筋ローラー」 イメージ

最初のおすすめは「腹筋ローラー」です。腹筋ローラーは、車輪の両側に持ち手があり、それを握って前後に転がすことで、腹筋を伸長・収縮させ鍛えることができるアイテムです。

腹筋を鍛えるのに最適な「腹筋ローラー」 イメージ2

床に寝転がって上半身を起こす腹筋運動は「自重運動」と呼ばれていますが、自重運動は器具が要らない代わりに、先述の通り、正しい方法でやらないと、単なる全身の起き上がり運動になってしまい、腹筋に必要な負荷をかけられません。

また腹筋ベルトなどは、長期間継続的に使用しなければ、効果が出にくいといわれています。

腹筋を鍛えるのに最適な「腹筋ローラー」 イメージ3

一方、腹筋ローラーは自宅の狭いスペースでも手軽にでき、動きもシンプルで腹筋への負荷を効率的にかけられます。しかも負荷が高いので、プロ格闘家やパーソナルトレーナーの方たちも取り入れて実践しているほどです。

それでは腹筋ローラーのメリットをご紹介しましょう。

腹筋ローラーのメリット

メリット1:負荷を与えられる部位が多い

メリット1:負荷を与えられる部位が多い イメージ

腹筋ローラーでは、主に腹直筋(ふくちょくきん)が鍛えられますが、同時にお腹の側面の外腹斜筋(がいふくしゃきん)、内腹斜筋(ないふくしゃきん)にも効き目があるとされていて、体幹トレーニングとしても効果的です。

それ以外にも上半身をまんべんなく鍛えられる点が、腹筋ローラーのメリットのひとつ。腹筋まわり以外では、腕の後ろ側の上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)、背中の脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)といった部位にも負荷を与えられます。

メリット2:少ない回数で効果がある

メリット2:少ない回数で効果がある イメージ

筋トレ器具を使わない自重トレーニングは20回×3セットといったように、ある程度の回数をこなさないと効果がありません。一方で腹筋ローラーは、その半分程度の回数で十分な効果を得ることができるといわれています。

メリット3:筋トレ強度の調整ができる

メリット3:筋トレ強度の調整ができる イメージ

腹筋ローラーは行う体勢によって、強度が変えられます。たとえば、初心者ならヒザをついたラクな体勢での膝コロ。上級者ならヒザを床から離したキツい体勢での立ちコロといった具合に、自分に合った筋トレ強度の調整が可能です。

腹筋ローラーを検証

以上を踏まえた上で、腹筋ローラー12製品を比較。以下のポイントで採点を行いました。

▼採点ポイント

  • 1:安定性……ホイールが左右にぶれず、安定して転がすことができ、グリップが滑らないか
  • 2:静音性……転がしても音が静かで周りに迷惑をかけないか
  • 3:収納・持ち運び……省スペースで、場所を取らないタイプか

今回は、検証した中で高評価だった腹筋ローラーのベスト3をご紹介します。

スポーツ腹筋ローラーのおすすめは?

第1位Soomloom「アブホイール エクササイズウィル スリムトレーナー」

Soomloom「アブホイール エクササイズウィル スリムトレーナー」 イメージ

Soomloom
アブホイール
エクササイズウィル スリムトレーナー
実勢価格:1070円

▼テスト結果

合計 安定性 静音性 収納・持ち運び
97/100点 37/40点 30/30点 30/30点

第1位のSoomloom「アブホイール」の最大の特徴は静音性で、ホイールには消音性能の高いEVAという素材が使われています。実際に編集部のテストでは、騒音量が集めた12製品中、もっとも低い数値を記録しました。

Soomloom「アブホイール エクササイズウィル スリムトレーナー」 イメージ2

またグリップの手への馴染み。高密度発泡スポンジを採用しているためなのか、汗をかいてもズルッとすべらない安定感があります。

板谷一樹 氏
格闘家・スポーツトレーナー
板谷一樹 氏 のコメント

静音性に優れた腹筋ローラーです。深夜のトレーニングでも周りに迷惑をかけません。また負荷も高く、腹筋を効果的に鍛えることができます。

第2位FEELCAT「腹筋ローラー」

FEELCAT「腹筋ローラー」 イメージ

FEELCAT
腹筋ローラー
実勢価格:1499円

サイズ:ホイールの直径16.5×幅8.8cm
重量:538g
耐荷重:200kg
材質:ハンドル/高密度発泡スポンジ+鋼パイプ、ローラー/強化樹脂+軟質ラバー

▼テスト結果

合計 安定性 静音性 収納・持ち運び
96/100点 38/40点 30/30点 28/30点

第2位は横幅8.8cmと広めのローラーで安定感抜群のFEELCAT「腹筋ローラー」。特殊素材の軟質ラバーを採用し、静音性に優れ、床にキズをつける心配がありません。

またホイールの表面には凸凹加工がされており、滑りにくく安全にトレーニングすることができます。

FEELCAT「腹筋ローラー」 イメージ2

左右のブレが少なく、初心者でもバランスが取りやすいローラーだと言えます。なおグリップには高クッション性のスポンジを採用しています。

板谷一樹 氏
格闘家・スポーツトレーナー
板谷一樹 氏 のコメント

握りやすいグリップで初心者でもトレーニングがしやすい商品です。ホイールは分厚いので安定感があり、パッドが付属しているのも良いですね。

第3位ALINCO「エクササイズホイール EXG229A」

ALINCO「エクササイズホイール EXG229A」 イメージ

ALINCO
エクササイズホイール EXG229A 腹筋ローラー
実勢価格:1973円

サイズ:ホイールの直径14.5×W31.5×H14.5cm
重量:400g

▼テスト結果

合計 安定性 静音性 収納・持ち運び
95/100点 38/40点 29/30点 28/30点

第3位はALINCO「エクササイズホイール」です。ダブルホイール仕様で、安定した筋トレを行うことができます。静音性も申し分なく、使いやすさは1、2位とほとんど差がありません。

実際に使っているシーン

グリップには独自のカットデザインが施されており、滑りにくい印象でした。初心者・男女問わずオススメの逸品です。

板谷一樹 氏
格闘家・スポーツトレーナー
板谷一樹 氏 のコメント

安定性に優れたダブルホイールなので、初心者でも体のブレがなく効果的にトレーニングを進めることができます。

以上腹筋ローラーのベスト3でした。続いては、「ダンベル」を紹介します。

スポーツ体のあらゆる部位を鍛えられる「ダンベル」

体のあらゆる部位を鍛えられる「ダンベル」 イメージ

一般的によく知られた筋トレグッズが「ダンベル」です。「腕を鍛えるための道具」という印象を持つ方が多いですが、じつはとくに腹筋、背筋、胸筋など、全身のさまざまな場所を鍛えることができるのです。

たとえばルーマニアンデッドリフトというトレーニングは、ダンベルを2個使い、もも裏のハムストリングを鍛えることができます。脚を肩幅と同じ程度に開いてダンベルをゆっくり下し、また元に戻る……を繰り返します。

他にも下半身を鍛えるワイドスクワットや二の腕を鍛えるフレンチプレスなど、ダンベルを使ったトレーニングは枚挙にいとまがありません。

体のあらゆる部位を鍛えられる「ダンベル」 イメージ2

さてそんな便利なダンベルですが、大きく3タイプがあります。

ダンベルのタイプ

タイプ1:可変式(プレート型)ダンベル

タイプ1:可変式(プレート型)ダンベル イメージ

こちらは組み合わせで自在に重量変更ができるダンベルです。重量の変更はプレートと呼ばれる重りの取り付け、取り外しで行います。

タイプ1:可変式(プレート型)ダンベル イメージ2

また可変式タイプのダンベルの中にはシャフトを伸ばすことでバーベルとして使えるものもあります。可変式の優れたところは「自分で負荷を高めることができる」「家族全員で使うことができる」ということです。

タイプ2:(重量)固定式ダンベル

タイプ2:(重量)固定式ダンベル イメージ

こちらは1個1個重さが決まっているダンベルです。可変式に比べて価格は全体的に安め。しかも重量調節の必要がなく、すぐにトレーニングを始めることができるのが魅力です。

ただし負荷を上げたい場合や、異なったトレーニングを行うときには新たに買い直さないといけないのがデメリットです。

タイプ3:ウォーターダンベル

タイプ3:ウォーターダンベル イメージ

水を入れて使用するタイプのダンベルです。水の量を調節することで重さを変えることができ、また水を抜いて携帯することもできます。持ち運びに便利なアイテムです。

タイプ3:ウォーターダンベル イメージ2

なお重量ですが、トレーニングする部位や種目によって重さをしっかり分けることも重要です。

▼大きな筋肉(胸、背中、下半身など)を鍛える場合の目安

  • 女性・初心者……2キロ〜
  • 男性・初心者……5キロ〜

▼小さな筋肉(肩、二頭筋、三頭筋など)を鍛える場合の目安

  • 女性・初心者……1キロ〜5キロ
  • 男性・初心者……2キロ〜10キロ

可変式ダンベルを検証

可変式ダンベルを検証 イメージ

さて3タイプの中では可変式が板谷氏のおすすめ。そこで、通販サイトで人気の可変式ダンベルをピックアップし、以下のポイントで採点を行いました。

▼採点ポイント

  • 1:グリップ……滑り止め加工がされていて滑りにくいか、シャフトが握りやすいか
  • 2:扱いやすさ……重量調節がしやすいか、セッティングはラクか
  • 3:汎用性……さまざまなトレーニングに使えるかどうか
  • 4:静音性……床に置いたり、落としたりしたときも音が気にならないか

では、可変式ダンベルのベスト3を紹介しましょう。

スポーツ可変式ダンベルのおすすめは?

第1位Wout「バーベルにもなるダンベル」

Wout「バーベルにもなるダンベル」 イメージ

Wout
バーベルにもなるダンベル
実勢価格:3999円(5kg×2

タイプ:可変式
素材:スチール、EVA樹脂
ラインナップ:10kg(5kg×2)、20kg(10kg×2)、40kg(20kg×2)

▼テスト結果

合計 グリップ 扱いやすさ 汎用性 静音性
94/100点 23/25点 24/25点 24/25点 23/25点

可変式ダンベルの第1位はWout「バーベルにもなるダンベル」です。プレートが8角形で他の商品に比べて転がりにくく、またポリエチレンコーティングで床に優しく、静音性にも優れています。

Wout「バーベルにもなるダンベル」 イメージ2

10kgセットから40kgセットまで、重量のバリエーションも豊富です。プレートを外して収納できるのもうれしいポイント。滑りにくいシャフトも特筆モノです。

連結シャフトでつなぐことで、バーベルとしても使用できます。その分トレーニングメニューも豊富。連結もしやすく扱いやすいダンベルだと言えます。

板谷一樹 氏
格闘家・スポーツトレーナー
板谷一樹 氏 のコメント

自分に合った重さにカスタマイズすることができるのが良いですね。トレーニングの負荷やバリエーションを増やしていきたい人にはおすすめです。シャフトが握りやすく、転がりにくい点や静音性も◎です。

第2位Taimonik「[3in1連結可能]ダンベル 鉄アレイ」

Taimonik「[3in1連結可能]ダンベル 鉄アレイ」 イメージ

Taimonik
[3in1連結可能]ダンベル 鉄アレイ
実勢価格:5999円(5KG×2/箱付き)

タイプ:可変式
素材:鉄
ラインナップ:10、15、20kg×2セット他
内容:プレート×8枚、シャフト×2本、ナット×2本、連結用パーツ×1

▼テスト結果

合計 グリップ 扱いやすさ 汎用性 静音性
93/100点 24/25点 23/25点 24/25点 22/25点

第2位は、Taimonik「[3in1連結可能]ダンベル 鉄アレイ 10KG(5kg×2)」。可変式タイプの鉄アレイで、グリップと汎用性で高得点。扱いやすさも合格点です。

Taimonik「[3in1連結可能]ダンベル 鉄アレイ」 イメージ2

重さ調節が自由自在。ダンベルスクワットやハンマーカールなど、さまざまな筋トレが可能です。スクリュー式のシャフトが採用されており、安定感も抜群。

またグリップには細かい凹凸状の加工がなされており滑りにくくなっています。しっかりと握ることができるため、トレーンニング中に汗をかいても安心です。連結してバーベルとして使うこともできます。

板谷一樹 氏
格闘家・スポーツトレーナー
板谷一樹 氏 のコメント

取り付けも比較的簡単で、しっかりと固定することができます。プレートの緩みや落下の心配がありません。慣れない人でも安心して使える商品です。また可変式ながら場所を取らないのもよいですね。

第3位SINTEX「ミニダンベル 5kg STW109」

SINTEX(シンテックス):ミニダンベル 5kg STW109:フィットネス用具

SINTEX(シンテックス)
ミニダンベル 5kg STW109
実勢価格:4240円

タイプ:可変式
素材:鉄他
ラインナップ:5kgセット
内容:プレート×8枚、シャフト×1本、固定ネジ×2個

▼テスト結果

合計 グリップ 扱いやすさ 汎用性 静音性
91/100点 24/25点 23/25点 22/25点 22/25点

3位はSINTEX(シンテックス)「ミニダンベル 5kg STW109」でした。鉄製ですが、このセット内容では最大重量が5kgなので、やや汎用性で減点となりました。ただグリップは握りやすく高得点でした。

SINTEX「ミニダンベル 5kg STW109」 イメージ

細かい重量調節ができるので、女性や高齢者でも無理なく筋トレを行えます。ただし本格的な筋トレは1、2位商品に軍配が上がります。
 

板谷一樹 氏
格闘家・スポーツトレーナー
板谷一樹 氏 のコメント

取り着けや取り外しも簡単。しっかりと固定することができました。グリップには細かい凹凸加工が施されているため、滑りにくいのも高評価につながりました。

以上、ダンベルのベスト3でした。続いてトレーニングチューブのランキングです。

スポーツ力のレベルに応じて無理なく筋トレができる「トレーニングチューブ」

力のレベルに応じて無理なく筋トレができる「トレーニングチューブ」 イメージ

「トレーニングチューブ」はスポーツ選手も使うアイテム。その伸縮性を利用して、筋力の増強や筋持久力の向上が行えます

軽くてコンパクトにまとめられるので、バッグなどに入れて持ち歩くことができます。オフィスで、旅先で……など、いつでもどこでも筋トレを行うことが可能です。

力のレベルに応じて無理なく筋トレができる「トレーニングチューブ」 イメージ2

また、比較的価格も安いのがトレーニングチューブの特徴。短期間で体を引き締めることができるので、ダイエットやシェイプアップにも効果的です。

それではトレーニングチューブのメリットをご紹介しましょう。

トレーニングチューブのメリット

メリット1:体を痛めにくい

メリット1:体を痛めにくい イメージ

トレーニングチューブの最大のメリットはダンベルなどと異なり、チューブ自体がその人の筋力に合わせて伸縮するので、多少無理をしても体を痛めにくい点です。リハビリや高齢者の運動にも使われることが多く、負荷が弱めのチューブも発売されています。

メリット2:ピンポイントで筋肉を鍛えることができる

メリット2:ピンポイントで筋肉を鍛えることができる イメージ

自重トレーニングはとかく全身運動になってしまい、自分が狙った筋肉にアプローチできないことがあります。その点トレーニングチューブは鍛えたい筋肉にピンポイントで負荷をかけられるので効果バツグンです。

メリット3:高強度の筋トレも可能

メリット3:高強度の筋トレも可能 イメージ

トレーニングチューブは、短く持ったり、長く持ったり、長さを調節する事によって強度を変えられるのが大きな特徴です。そのため初心者から上級者まで、自分に合った高強度の筋トレが可能になります。

ゴムの強度によりますが、ダンベルを使ったトレーニングと同じくらいの負荷がかかるとも言われています。それだけの高強度のトレーニングを誰もができるのが特徴のひとつです。

メリット3:高強度の筋トレも可能 イメージ2

さてトレーニングチューブにはさまざまな種類がありますが、代表的な3タイプをここで紹介しましょう。

トレーニングチューブの種類

種類1:平らなゴムバンドタイプ

種類1:平らなゴムバンドタイプ イメージ

平べったいゴムを使用したタイプで長さや幅を調節しやすく、強度を自由に変えることができます。輪状になっているものは中に手や足を入れるだけで筋トレが開始できるので、筋トレ初心者におすすめです。

種類2:管状のチューブタイプ

種類2:管状のチューブタイプ イメージ

シンプルなヒモ状のトレーニングチューブ。カットしたり縛ったりと長さを自由に調節できるのが大きな特徴です。二重、三重にして使うなどの方法で負荷を上げることができます。

また柱に縛って使うなど使い方もさまざま。チューブをカットしなくても持つ場所を変えるだけでも負荷を調節できるので、1本で幅広いトレーニングが可能です。

種類3:変形・進化タイプ

種類3:変形・進化タイプ イメージ

チューブにグリップが付いていたり、3~4つの輪がつながったりと、使いやすさを追求したタイプ。

最初から負荷やチューブの長さが決まっているので、自分で切るのが面倒な方にはぴったりです。

また滑ることなく握れるのもうれしいポイント。握力に自信がない方でも安心してトレーニングできます。

トレーニングチューブを検証

トレーニングチューブは11製品をピックアップし、以下のポイントで採点を行いました。

▼採点ポイント

  • 1:使いやすさ…強度が変えられるかどうか、チューブは握りやすいか、安定してトレーニングができるか
  • 2:伸縮性……激しいトレーニングをでもちぎれることがないか。耐久性は高いか
  • 3:汎用性……さまざまなトレーニングに使えるかどうか

それではトレーニングチューブのベスト3を紹介します。

スポーツトレーニングチューブのおすすめは?

第1位TheFitLife 「トレーニングチューブ」

TheFitLife 「トレーニングチューブ」 イメージ

TheFitLife 
トレーニングチューブ チューブ トレーニング 筋トレチューブ50kg
実勢価格:2590円

強度:5段階
素材:天然ラテックス他

▼テスト結果

合計 使いやすさ 伸縮性 汎用性
96/100点 38/40点 38/40点 20/20点

トレーニングチューブの第1位はTheFitLife 「トレーニングチューブ」。今回検証を行った「50kgまでの負荷タイプ」以外に、より負荷が強い「68kgまでの負荷タイプ」があります。 

TheFitLife 「トレーニングチューブ」 イメージ2

チューブは色分けされ、負荷も表示されているので便利です。チューブ内部は二重構造になっていて、高強度の引っ張りにも耐え得る作りになっています。

足首ストラップ付きで、足への固定が簡単にでき、ドアアンカーでドアにチューブを取り付けられるなど、運動のバリエーションも豊富です。

板谷一樹 氏
格闘家・スポーツトレーナー
板谷一樹 氏 のコメント

付属品が充実している上、チューブの長さも十分にあるので、さまざまなトレーニングができるのが良いですね。ドアアンカー付きなのも便利です。縫製がしっかりしている、カラビナも丈夫など、耐久性にも優れていると思います。

第2位Croch「トレーニングチューブ」

Croch「トレーニングチューブ」 イメージ

Croch
トレーニングチューブ
実勢価格:3399円

強度:5段階
素材:ゴム

▼テスト結果

合計 使いやすさ 伸縮性 汎用性
93/100点 37/40点 37/40点 19/20点

第2位はCroch「トレーニングチューブ」。負荷レベルがもっとも弱いもので2.5~7kg、もっとも強いもので70~90kgで、計5段階のチューブがセットになった商品です。

Croch「トレーニングチューブ」 イメージ2

ドアに挟んで固定するパーツも付いており、さまざまなトレーニングができます。また輪状なので、足を入れて下半身を鍛えるトレーニングにも向いています。

板谷一樹 氏
格闘家・スポーツトレーナー
板谷一樹 氏 のコメント

3千円を超えますが、さまざまなものが入っていてこの価格は安いと思いました。軽くてかさばらないので持ち歩くのにも便利ですね。

第3位POWERUP「トレーニングチューブ 3本セット」

POWERUP「トレーニングチューブ 3本セット」 イメージ

POWERUP 
トレーニングチューブ 3本セット
実勢価格:1880円

強度:3段階

▼テスト結果

合計 使いやすさ 伸縮性 汎用性
92/100点 38/40点 36/40点 18/20点

第3位のPOWERUP「トレーニングチューブ 3本セット」は、ポリエステル綿を使ったトレーニングチューブです。円状になっていて円周は約200cm、幅が約3cmになっています。

POWERUP「トレーニングチューブ 3本セット」 イメージ2

負荷は11から22kgまでの3段階。長さが十分にあるので、さまざまなトレーニングに使用できます。

板谷一樹 氏
格闘家・スポーツトレーナー
板谷一樹 氏 のコメント

肌触りも良いし、作りもしっかりした商品ですね。伸縮性で若干減点となりましたが、価格的にお得感があり、コスパが抜群です。

以上、トレーニングチューブのおすすめランキングでした。

スポーツパワーボールもあると完璧

板谷氏はこれまで紹介した商品に加え、「パワーボール」があれば完璧、と指摘します。パワーボールがどんな商品なのか、さらに編集部のおすすめベストバイを紹介しましょう。

パワーボールって?

スナップボール、リストボールとも呼ばれる「パワーボール」。指や手首、腕などを鍛えることができ、テニスやゴルフ、バスケット、野球、ボルダリング、バトミントンなど、腕を使うあらゆるスポーツのトレーニングツールになります。

パワーボールは内部のローターの遠心力を利用して手や腕に負荷をかけます。負荷は振動数や回転数に比例して大きくなります。中には最大39.6Kgといった高い負荷をかけることができる製品もあります。

パワーボールはいわゆるノン・インパクト(非衝撃)ツールです。ダンベルやパワーリストなどに比べて関節に負担をかけずにトレーニングを行うことができます。

パワーボールって? イメージ

また、握力や手首、前腕などを同時に鍛えることができるのも魅力の1つ。持ち方や角度を変えることで、ふだん使っていない筋肉も鍛えることができます。

パワーボールのベストバイは?

パワーボールのベストバイは? イメージ

RPM Sports
NSD パワーボール 280Hz Autostart Classic
実勢価格:4499円

パワーボールのベストバイに選ばれたRPM Sports「NSD パワーボール 280Hz Autostart Classic」は、負荷がかなり高いアイテムです。280Hz高性能ローター搭載で静かでバランスの取れた滑らかな回転を実現。1年保証付きなので安心して使えます。

パワーボールのベストバイは? イメージ2

滑り止めが施されていて握りやすいパワーボールです。オートスタートで余計な手間が省け、すぐにトレーニングが始められます。

板谷一樹 氏
格闘家・スポーツトレーナー
板谷一樹 氏 のコメント

非常に静音性に優れています。高負荷ながら回転が滑らかで安定感のあるアイテムです。手首や腕が同時に鍛えられるので、ぜひ一度試してもらいたいアイテムです。

以上、筋トレグッズのおすすめ紹介でした。

どれも本当におすすめできる製品ばかりなので、筋トレグッズを選ぶときはぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。