お米のおいしさの決め手は洗い方や水の質・量
炊きたてのごはんやおにぎり、お弁当など、毎日の食卓で私たちの胃袋を支えてくれるお米。その時季ならではの旬の食材が店頭に並ぶと、おいしいお米が食べたくなりますよね。
ご飯をおいしく炊くためには、水の質、お米の洗い方、水の量の3つの要素が重要です。
水の質はお米の芯まで浸透する力に影響し、洗い方はお米の表面にあるでんぷん質を落とすことで、ご飯の食感が変わり、水の量はご飯のふくらみ具合が変化します。
今回はそれを踏まえて、雑誌『LDK』がおうちでもすぐにマネできる、おいしいご飯の炊き方やおすすめアイテムを教えます。
炊飯器の価格の違いで何が変わる?
炊飯器の価格の差の主な要因は、加熱する方式の違いで、オススメはムラなく炊けるIH方式。
高価格帯はモードが多く火力や圧力も強いのが特徴ですが、自分に必要な機能なのか見極めも大切。IH方式を選べば安くても十分おいしく炊けます。
IH方式とマイコン方式は熱の伝わり方が違う
「IH方式」は釜全体が発熱し、お米1粒ずつに均等に熱が伝わりおいしく炊けます。一方「マイコン方式」は釜底からの加熱で炊くので、上と下に温度のムラが出てしまうんです。そのため同じお米を炊いても、IH方式のほうがおいしく炊き上がります。
価格帯別の炊飯器の特徴
5万円以上
均等に熱を加える「IH方式」に加え、圧力をかけて炊く「圧力IH方式」のものが多いです。銘柄炊きなど、便利な機能が満載ですが、価格が高いのが1番のネックです。
2万~5万円
この価格帯から、釜全体で熱を発する「IH方式」の炊飯器が主力に。IHはヒーターよりも火力が強いのが特徴で、ご飯がおいしく炊けて保温性能がよい炊飯器が多数あります。
2万円未満
2万円前後なら「IH方式」の炊飯器もありますが、1万円以下はヒーター熱源による「マイコン方式」がほとんど。ヒーター熱源だと火力や圧力が弱く、炊き上がりの味はイマイチです。
手頃な価格の炊飯器のおすすめは?
日立「RZ-G10EM」
- 日立RZ-G10EM
- 実勢価格: ¥23,600〜
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今回、手頃な価格でおいしいご飯が炊ける炊飯器を探して3製品を比較。
その結果、2〜3万円前後のスタンダードクラスの炊飯器のなかでベストバイに選ばれたのは日立「炊飯器 5.5合 RZ-G10EM」でした。
ふっくらおいしく炊けてプロも感激。炊きたては十数万円モデル級です。
コスパも高いうえに、早炊きと冷やご飯もおいしくて高評価でした。
- 幅
- 24.2cm
- 奥行
- 34.7cm
- 高さ
- 22.1cm
- 重量
- 5.1kg
- 型番
- RZ-G10EM(T)
炊いて3時間後の冷やごはんもおいしい
粒の食感がしっかり残り、程よい粘り気も。時間がたっても甘みがありおいしいのがスゴいです。
おいしいご飯の炊き方は?
お米は事前に冷たい水で浸水するだけで格段においしくなります。炊飯器は普通炊きスタート後にぬるま湯で浸水する時間があるため、ただ炊くだけだとお米の表面が先にふやけてしまい、ムラの原因に。冷水なら米粒の中に均一に熱が伝わるんです。
プロに聞いたおいしいご飯の炊き方は、以下の2つです。
方法1:5分浸水+普通炊きモード
洗ったお米を適量の冷水に5分浸水し、そのあと普通炊きモードで炊き上げます。
方法2:30分浸水+早炊きモード
洗ったお米を適量の冷水に30分浸水。そのあとは早炊きモードで一気に炊き上げます。
古くなったお米がおいしくなる炊き方は?
古いお米は乾燥しパサつくことが多いので、米由来の純米酒や本みりん、塩麹や甘酒を加えると甘さをプラスすることで、つややかに仕上げる効果が期待できます。各材料ともお米2合につき大さじ1程度が目安です。
腸活するなら、塩こうじをちょい足しするのがおすすめ。風味はそのままで、もっちり炊けて麹菌も摂れます。
ひかり味噌「生塩こうじ 麹の花」
- ひかり味噌生塩こうじ 麹の花
- 実勢価格: ¥594〜
※Amazonのリンク先は内容量580gのセット販売です
ひかり味噌「生塩こうじ 麹の花」は麹の甘みを感じられます。
- 内容量
- 350g
以上、おいしいご飯の炊き方とおすすめのアイテムの紹介でした。今回の記事を参考にして、お米を炊くのも食べるのも楽しんでくださいね。
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