炒めものも煮物もこれひとつ！最強の深型フライパンは「ティファール」です

毎日のように使うフライパン。焼く・炒める・煮込むをひとつでこなせる深型は超便利。そこで徹底検証してわかった、オススメのフライパンをご紹介します。

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毎日使うフライパンだから本当にいいものを知りたい！

料理をするときに何かと出番の多いフライパン。最近は、大きさや深さ、材質などさまざまなものが出ているので、複数取り揃えているご家庭も多いと思います。

でも、フライパンって使用頻度が多いわりに、なかなか「これ！」といったものに出会えていないってことありませんか。毎日使うものなのに、なんとなくで選んだものをなんとなく使い続けていたり。

フライパン選びのチェックポイントは4つあります。
1.コーティングの耐久性
2.焼きムラの有無
3.沸騰スピードの速さ
4.使用感
の4つです。

このポイントをふまえ、焼くのはもちろん煮るのも得意な「深型フライパン」を集め、“本当に使えるフライパン”はどれか検証しました。

その結果、もっともオススメの深型フライパンはこちらの製品でした。

総合力ナンバーワンは「ティファール」！

ティファール
IHルビー・エクセレンスウォックパン28cm
実勢価格：4136円
重量：約1130g

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ティファールの「IHルビー・エクセレンスウォックパン28cm」は、今回行った「焼く」「煮る」「コーティング」「使用感」のテストで好成績でした。

テスト結果
コーティングの耐久性：A
焼きムラの有無：S
沸騰スピード：C
使用感：A

テストの詳細をご紹介します。

コーティングの強度を卵焼きを焼いてテスト

少しでもコーティングの強度が高ければ、寿命も長くなります。そこで、新品のフライパン、使い込んだ状態を再現したフライパンを用意して、薄焼き卵を焼き、それぞれのはがれやすさをチェックしました。

TEST①：新品状態で薄焼き卵のはがれやすさをチェック

油をひかずにフライパンをガス火で30秒熱して溶き卵を入れ、まわりが浮いてきたら火を止め菜箸ではがして、コーティングによる薄焼き卵のはがれやすさを比較しました。

TEST②：1000回こすって、使い込んだ状態を再現

フライパンの表面を200℃まで熱して火から離したあと、スチールウールに500gの重りをのせて1000回こすり、使い込んだ状態を再現しました。

TEST③：1000回こすったフライパンで再びはがれやすさをチェック

1000回こすったフライパンで①同様に薄焼き卵を作り、はがれやすさが持続しているかをテストしました。

その結果、ティファールは1000回こすった状態で、上部にやや薄くこげつきが見られました。とはいえ、ここまでキレイにはがれていれば文句なしといえます

熱の伝わり方、温度の変化を調べ焼きムラがでないかチェック

外側だけ焦げて、中は生焼けだったという経験は多くの人があると思います。そこで、料理をするうえで、火の通り具合「焼きムラ」は大事なポイントです。

そこで、ホットケーキを焼いて、サーモグラフィで熱の伝わり方を撮影し、温度の変化とその分布を比較しました。

ティファールはフライパンの底が厚いため、温まるまでに少し時間がかかるのが特徴です。2分ほどでようやく中央部から少しずつ温まってきたのがわかります。そして2分半で温度が低いところがなく縁も均一に温まりました。

キレイにムラなく温まるのはティファールの強み。熱持ちのよさも料理には重要となります。

ゆっくり温まりますが、均等に火が通るため、ホットケーキの中心も外側もムラなく同じ色に仕上がりました。

沸騰スピードや温度の上昇を計測し時短調理に向いているかをチェック

深型フライパンの特徴は、「焼く」「炒める」だけではなく「煮込む」ができるということ。その場合、沸騰スピードが速いほうが時短で調理することが可能になります。

テストでは各フライパンで水を沸騰させ、その時間や温度の上昇の仕方を計測しました。

1Lの水を入れたフライパンの底面から1.5cmの位置に温度計を設置し、沸騰（95℃）になるまでの時間を計測しました。
最速のフライパンの沸騰にかかった時間4分13秒にくらべ、ティファールは5分34秒で、スピードは遅めでしたが、熱持ちは良いという結果でした。

取っ手の形状や重さ握りやすさなどをチェック

フライパン自体の性能がよくても、実際に毎日使うことを考えると使いにくくては困りものです。取っ手の形状・長さ、持ち上げやすい重さ、握りやすさ、その他機能など4項目をチェックしてみました。

ティファールの結果
取っ手：◎
重さ：△
握りやすさ：◎
機能性：◎
評価：A

コーティングの耐久性、焼きムラで高評価だったティファールの「IHルビー・エクセレンス」。熱伝導が遅いこと以外は、どれをとっても文句のつけどころがありません。

長く愛用するなら、コーティングが強くて焼きムラが少ないティファールはオススメです。

▼詳しい検証方法やランキングはこちらでご紹介しています。