フードデリバリーアプリとは?
コロナ禍で外出自粛があったことにともない、一気に私たちの生活に浸透したフードデリバリーアプリ。
フードデリバリーアプリとは、アプリを通して自宅や職場に料理や飲み物を宅配してくれるサービスのこと。食べたい料理があれば、スマホやタブレットからいつでも注文することができて便利です。
また、対応エリアや利用できる店舗が増えているのも魅力。ピザハット、CoCo壱番屋、松屋、ガストといった大手チェーン店はもちろん、個人経営レストランの料理も自宅で楽しめます。
フードデリバリーにはさまざまなサービスがありますが、その代名詞といわれるのが加盟店舗数No.1の「Uber Eats(ウーバーイーツ)」です。
Uber Eatsと人気のフードデリバリーアプリを比較
Uber Technologies Inc.「Uber Eats(ウーバーイーツ)」は、世界中で利用されているデリバリーサービス。コロナ禍の2020年に一気にユーザー数を伸ばしました。
出前館はユーザー数では2位の「Uber Eats」をおさえて1位(2024年)。後発の「menu」は3位、「Wolt」は4位です。
出前館はファミリー層の人気が高い模様。「menu」は男女比では男性のほうがやや多く、パソコンでも使えるWeb版がないアプリ主体のサービスです。
いまやフードデリバリーといえば「Uber Eats」ですが、「出前館」をはじめ「menu」や「Wolt」など他の有名なアプリと比べて、どっちがいいのか気になるところ。
そこで雑誌『MONOQLO』は、「Uber Eats」と「menu」、「Wolt」、「出前館」のフードデリバリーアプリを徹底比較。
何が最適かわからず、ついつい「いつものアプリ」をいがちではないですか? そんな方のために、料金やアプリの使い勝手、決済方法などを実際に注文して比較してみました。
フードデリバリーアプリの選び方は?
今回、雑誌『MONOQLO』は人気のフードデリバリーアプリを比較。次の項目でテストしました。
テスト1:対象店舗
神保町の弊社オフィスまで、平日昼に即時配達してくれる店舗数を数えました。
テスト2:対象エリア
当然対応している配達エリアが多い方が高評価。対応している都道府県を数えました。
テスト3:アプリの操作性
担当ライターが実際に商品を注文し、アプリの使いやすさを比較しました。
テスト4:支払い方法の豊富さ
カードや現金のほか、Apple PayやAmazon pay、各種バーコード決済も選べるかどうかチェックしました。
テスト5:同メニューの金額
同じ店舗で同じメニューを注文し、手数料や配達料を含めた合計金額を比較しました。
それでは、評価の高かった順に、おすすめのフードデリバリーアプリを紹介します。
フードデリバリーアプリのおすすめは?
プロと一緒に実際に使ってみた、フードデリバリーアプリのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | ||||||
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Uber Technologies Inc.Uber Eats(ウーバーイーツ)
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DEMAE-CAN CO., LTD出前館-フードデリバリー
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Wolt.Wolt
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menu, inc.menu
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【1位】Uber Technologies Inc.「Uber Eats(ウーバーイーツ)」
- Uber Technologies Inc.Uber Eats(ウーバーイーツ)
- 対象店舗
- 対象エリア
- アプリの操作性
- 支払い方法の豊富さ
- 同メニューの金額
- おすすめポイント
-
- 配達状況がリアルタイム更新される
- 条件は限られるがクーポンのお得度が高い
- 追加料金でお急ぎ便も!
【ベストの理由】「今どこにある」がまるわかり!
配達員の位置情報がリアルタイムで表示され、配達員が店に向かっている・配達中などのステータスが明確です。
注文によっては暗証番号が付与され、取り違え防止にも配慮されていました。
クーポン併用でさらにおトク!
総額最大4000円引きになる初回割引クーポンコードをはじめ、2回目以降も使えるプロモーションが多数。
いつも使える訳ではないですが、お得です。
ニーズに合わせてカスタマイズ!
配達料金は距離のほか、配送エリア内の需要により変動します。
悪天候時や配達員が少ない時は高額に。追加料金で優先配達も選択できて助かります。
【対象店舗】世界の料理がズラリ!
個人店が多いのが特徴。ハンバーガーを30分以内に配達可能な店舗は172件でした。
【対象エリア】47都道府県可能
47都道府県対応ですが、地方は都市部を中心に対応しているようです。
【アプリの操作性】配達状況がわかりやすい!
頼んだ食事が今どこにあるのかがリアルタイムですぐに更新されます。
ホーム画面にも表示されるので、見逃しにくいです。
【支払い方法の豊富さ】バーコード決済は一部に対応
クレジットカード、デビットカード、現金、PayPay、Apple Pay、楽天ペイに対応しています。
【同メニューの金額】合計金額1785円
距離や天候などによって配達手数料が変わります。
検証を行ったときは、お弁当1460円+サービス料175円+配達手数料150円=1785円でした。
【2位】DEMAE-CAN CO., LTD「出前館-フードデリバリー」
- DEMAE-CAN CO., LTD出前館-フードデリバリー
- 対象店舗
- 対象エリア
- アプリの操作性
- 支払い方法の豊富さ
- 同メニューの金額
- おすすめポイント
-
- 郊外でも使えるエリアが多い
- 決済方法が豊富
- 初心者でも使いやすいUI
- がっかりポイント
-
- 配達員の詳細や乗り物は把握できない
【対象店舗】チェーン店に強い!
ハンバーガー注文可能店舗は37件。到着時間での絞り込みはできない模様です。
【対象エリア】47都道府県可能
47都道府県に対応。Uberと同様、人口の多いエリアが中心です。
【アプリの操作性】画面はシンプルで見やすい!
初めてでも使いやすいUI。配達員の詳細や乗り物が把握できないのはやや不便です。
配達員の位置は随時更新されます。
【支払い方法の豊富さ】LINEポイントが使えます!
クレジットカード、現金、PayPay、Amazon pay、Apple Pay、キャリア決済、LINEポイントに対応しています。
【同メニューの金額】合計金額:1880円
検証のときは、お弁当1460円+送料420円=1880円でした。
商品代金の合計が800円以下の場合、330円の手数料が必要です。
【2位】Wolt.「Wolt」
- Wolt.Wolt
- 対象店舗
- 対象エリア
- アプリの操作性
- 支払い方法の豊富さ
- 同メニューの金額
- おすすめポイント
-
- 個人店・中規模飲食店ともに強い
- 決済補法が豊富
- 到着時間がリアルタイムで更新される
- がっかりポイント
-
- リコメンド表示がない
- 位置表示はなし
【対象店舗】Uberと似たラインナップ
すぐに配達してくれるハンバーガーは70件。配達時間での絞り込みはできません。
【対象エリア】24都道府県
【アプリの操作性】写真は少なめでやや不親切です
リコメンド表示がないためメニューが多いときに迷うかも。
到着時刻はリアルタイムで更新されますが、位置表示はありません。
【支払い方法の豊富さ】出前館よりやや少なめ
クレジットカード、Google Pay、Apple Pay、PayPay、楽天ペイ、現金に対応しています。
【同メニューの金額】合計金額:1785円
検証で使ったときは、お弁当1460円+サービス料175円+配達手数料(1.2km)150円=1785円。
最低注文金額は店舗により異なります。
【4位】menu, inc.「menu」
【対象店舗】個人店が少なかった
ハンバーガーを30分以内に届けてくれる店舗は6件。他と比べて店舗数は少なめでした。
【対象エリア】33都道府県
【アプリの操作性】説明文やUIが独特でわかりづらい
アプリ画面は物足りないほどシンプル。ピックアップから受け取りまで、なぜか位置情報は一切更新されませんでした。
【支払い方法の豊富さ】現金は使えません
クレジットカード、au PAY、Pontaポイント、Apple Payに対応しています。現金での支払いは不可。
他アプリに比べて選択肢が少ないです。
【同メニューの金額】合計金額:1810円
検証で使ったときは、お弁当1460円+配達料350円=合計1810円。
配達料金はAIによる最適価格が適用され、距離やエリアの需要により変動します。
ウーバーとマックの公式アプリはどっちがお得?
日本マクドナルド株式会社「マクドナルド」
公式の方が130円安い!
デリバリー限定「デリ得セットB」(1500円)を注文。
公式は送料300円、「Uber Eats」は手数料180円と配送料金250円がかかりました。
地図が見やすく快適!
マック公式のほうが地図のクオリティが高く、配達先を見つけやすいです!
配達員の位置情報は30秒ごとに更新されます。
フードデリバリーアプリのおすすめ まとめ
以上、フードデリバリーアプリのおすすめランキングでした。
検証の結果、対象店舗やアプリの使い勝手の点でUber Technologies Inc.「Uber Eats(ウーバーイーツ)」
が1位!
知名度だけではない、圧倒的な使いやすさが証明される結果となりました。
でも、2位になったDEMAE-CAN CO., LTD「出前館-フードデリバリー」も同じく47都道府県をカバーしていて、支払い方法は「Uber Eats」よりも充実しています。
支払い方法で選ぶなら「出前館-フードデリバリー」の方が使いやすい人もいるかもしれません。
また、手数料を含めた支払いの合計金額は、業界3位のWolt.「Wolt」が「Uber Eats」と同じでした。店舗数や対応エリアの増加に期待です。
ぜひ、今回のランキングを参考に、お気に入りのアプリを見つけてみてください。
フードデリバリーアプリのおすすめ
Uber Technologies Inc.
Uber Eats
(ウーバーイーツ)
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周りにヘビーユーザーが多いのも納得!