動画編集アプリとは？
旅行やおでかけの際に撮影したのに、保存して眠ったままになっている動画がありませんか？
スマホやタブレットで手軽に動画を編集したり、特殊効果をかけたり、テロップを入れたりできるのが動画編集アプリ。作った動画を一緒に行った家族や友人とシェアしたり、YouTubeや TikTok、 InstagramなどのSNSにアップしたりするのも一つの手です。
最近は無料で使える動画編集アプリもたくさんあります。
でも、動画編集ってなんとなく難しそう、やってみたいけど時間がかかりそう、と思っている人も多いのでは？
そこで今回は人気のスマートフォン向け動画編集アプリを主婦モニターと一緒に比較。初心者でも使いやすくて、プロ並みの高クオリティな動画が作れるおすすめの動画編集アプリを探しました。
動画編集アプリの選び方
おすすめを紹介する前に、動画編集アプリを選ぶときのポイントを紹介します。
選び方1：使い勝手
スマホで使用できる動画編集アプリの中には、感覚的にタップして編集したり、ボタン1つでエフェクトをかけたり、ナレーションの声色を変えたりすることが可能なものもあります。特に初めて使う場合は、操作や説明がわかりやすいものを選ぶとストレスがないでしょう。
選び方2：編集メニューの充実度
動画編集アプリでは動画の色味を変えたり、特殊効果を加えたりすることができます。
細かなメニューはアプリによって異なるので、音楽・文字入れのフォントの種類・トランジション（カットとカットをつなぐ際のエフェクト）など使いたい機能の充実度によってアプリを選ぶのがおすすめです。
選び方3：完成度の高さ
やはり編集した後の完成度の高さは重要。
どんなに使いやすくても、フォントやフレームがオシャレなデザインではないと、せっかく作っても素人っぽくなってしまいテンションが上がらないものです。
完成した動画のクオリティが高いかどうか、一度使ってみてからお気に入りのアプリを選んでもいいでしょう。
主婦モニターが動画編集アプリを比較！
今回は、無料でも楽しめるスマートフォン向けの人気動画編集アプリを、アプリ内課金なしで主婦モニターに実際に使用してもらいました。
評価項目は以下の3つです。
テスト1：使い勝手
初めてでもアプリをスムーズに使えるか、わかりやすいかを実際に使ってチェックしました。
テスト2：機能性
エフェクト、BGM、テロップなど、使いたくなるような機能があるか、機能の種類が豊富かを評価しました。
テスト3：完成度
アプリを使ってできた動画の完成度が高いか、素人っぽさがないかを比較し、評価しました。
それでは、テスト結果を評価の高かった順から、動画編集アプリのおすすめを紹介します！
動画編集アプリのおすすめは？
動画編集アプリのおすすめ比較表
主婦モニターと一緒に実際に使ってみた、動画編集アプリのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
| 商品 | ||||
|---|---|---|---|---|
vimosoftVLLO
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ImgBase, Inc.VDIT
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SNOW CorporationVITA
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Bytedance Pte.LtdCapCut
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CyberLinkPowerDirector
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QuVideo Inc.VivaVideo
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KineMaster CorporationKineMaster
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SHANTANU PTE. LTD.InShot
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PicsArt, Inc.Picsart
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【1位】vimosoft「VLLO(ブロ)」
![LDK: ベストバイ[リボンなし]](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/1/5/100wm/img_158545a927adae5cbd511abb62f68c1d23132.png)
- vimosoftVLLO
- 使い勝手
- 機能性
- 完成度
- おすすめポイント
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- 説明が丁寧
- 機能をタグで検索できるため、イメージしやすい
- 無料で使える機能が多い
使い勝手
チュートリアル画面では、タグで機能を検索できます。
初心者にもわかりやすい用語で噛み砕いて書かれているので、とてもわかりやすいです。
指で簡単にスクリーンの上から動画を拡大・縮小したりできます。
また、動画を分割する機能も「ここから」「ここまで」と書かれているので素早く簡単にビデオ編集を楽しめます。
機能性
様々なフィルターや補正機能があります。
有料機能には王冠マークが入っているので、間違って有料機能を押してしまう心配もありません。
編集画面はメディア、BGM、効果音、音声などと作業パートが分割されているのでどこを触っているのかわかりやすいです。
BGMは、1000曲以上の著作権フリーBGMが備えられている上に、自分のスマートフォンに保存した音楽やiTunesの音楽をインポートすることもできます。
無料版でも電子透かし（ウォーターマーク）が残らないのもうれしいポイントです！
実際に作った動画はこちら！
【2位】ImgBase, Inc.「VDIT」
使い勝手
動画編集アプリの中には細かく編集したくてもコマ送りのようになってしまうものもありますが、指でスクロールした箇所とメイン画面の動画箇所がしっかりと連動しているので、わかりやすいです。
「元に戻す」機能を使用すれば、簡単に前の状態に戻すことができるのも嬉しいポイント！
350曲にもおよぶフリーBGMは、シーンや気分で選べるので初心者でも直感的でわかりやすいです。
また、「書き出し」や「エクスポート」ではなく「保存」という表示が、初心者にもわかりやすい用語で操作しやすいです。
わかりやすさがピカイチ！ 簡単に編集できました。
機能性
全ての動画にモーションをかけたい場合、二重になったチェックマークを押すと、「全てのクリップに適用する」との表示が。適用すれば、一括で編集できるのでラクです！
また、「音声録音機能」で直接プロジェクト動画に自分の声を追加できます。残念ながら、ボイスエフェクト機能は見当たらないものの、秒数を変えて何度も録り直せるのは嬉しいポイントです。
実際に作った動画はこちら！
【2位】SNOW Corporation「VITA」
- SNOW CorporationVITA
- 使い勝手
- 機能性
- 完成度
- おすすめポイント
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- テンプレートやエフェクトが初心者にもわかりやすい
- シークエンス（作業パート）は色が分かれていて見やすい
- 無料の機能が多く、オシャレ
使い勝手
メディアと音楽などのシークエンスがしっかりと分かれているので見やすいです。
間違って他の機能やシークエンスを押してしまうことも少ないので、モニターからは操作性に優れているとの声が上がりました。
機能性
エフェクトのセンスの良さが好評でした。ハートが飛ぶエフェクトなども簡単に好きな長さだけかけることができるので、一気にプロ感が出る印象です。
エフェクトをクリップやビデオ全体の最後までかけたい場合には、一括でかけることも可能。初心者でもクオリティの高い動画が作れます。
また、最大の特長は「テンプレ機能」。写真と動画を組み合わせるだけでVlog・旅行・誕生日動画などが一瞬で作れます。
SNSでよく見かける流行りの動画もテンプレートで簡単に作れて、シェアするのにもぴったりです。
機能が豊富でうれしい！ これまで使っていたアプリから乗り換えもアリかも。
実際に作った動画はこちら！
【4位】Bytedance Pte.Ltd「CapCut」
- Bytedance Pte.LtdCapCut
- 使い勝手
- 機能性
- 完成度
- おすすめポイント
-
- 無料でも動画本編中の透かしがない
- テキスト読み上げ機能が豊富
機能性
テキストを読み上げる機能があるため、自分の声でアフレコせず文字を入力すればナレーションを入れられるのは「CapCut」の魅力。
移動中や声を出せないような環境でもアフレコ入り動画が作れちゃいます。
無料で使える声の種類は少ないですが、一般的なVlogの編集程度なら問題ないと思います。
実際に作った動画はこちら！
【5位】CyberLink「PowerDirector」
- CyberLinkPowerDirector
- 使い勝手
- 機能性
- 完成度
- おすすめポイント
-
- 有料機能がわかりやすい
- フレームのアクションがスムーズ
使い勝手
無料ユーザーが有料機能を選ぶと、このように注意書きが表示されるので、間違って課金してしまう心配がありません。
UI編集モードで「横長」と「縦長」を選べるので自分の使いやすい画面で編集できるのも◎。
機能性
無料でも音楽は豊富。また、検索する際に「無料」というタブで無料で使えるものに絞れるのは親切です。
AI文字起こしや、動画をアニメ風に変換するAI動画アニメ化機能などのAI機能でプロ級の仕上がりに。
文字起こしは完璧ではないですが、手軽に字幕をつけたい人は試してみるのもおすすめです。
実際に作った動画はこちら！
【6位】QuVideo Inc.「VivaVideo」
使い勝手
サクサクとスムーズに動画を編集でき、使い勝手はそこそこでした。
「分割」と「トリミング」が同じ画面にあり、分割する場合は分割前後、どちらの動画を消すか簡単に選べるのは高ポイントです。
機能性
フィルターや効果は、無料で使えるものもありますが、特別種類が多いという印象はありませんでした。
実際に作った動画はこちら！
【7位】KineMaster Corporation「KineMaster」
使い勝手
慣れてしまえば、横画面は使いやすいとモニターから好評でした。
機能性
動画のカットやトリミングなど、基本的な機能は十分。無料で使えるエフェクトやフレームにトレンド感がないのはやや残念でした。
実際に作った動画はこちら！
【8位】SHANTANU PTE. LTD. 「InShot」
使い勝手
日本語が不自然でわかりにくいアプリも多い中で、アイコンが明快なので直感的に操作できました。
実際に作った動画はこちら！
【9位】PicsArt, Inc.「Picsart」
使い勝手
動画編集をしている最中に画面が固まることがしばしば。操作性がスムーズとは言い難いです。
「保存」に辿り着くまでや、保存場所がわかりにくかったです。
機能性
無料で選べるおしゃれなフィルターが豊富な印象です。
ただし、無料機能と有料機能の違いがわかりにくく、うっかり課金してしまいそうで怖いという声も。あくまで無料の範囲内で楽しみたい場合は、注意が必要です。
実際に作った動画はこちら！
【番外編】画像編集で有名な「Canva」も使ってみた結果……
画像編集に使われることの多い「Canva」。動画編集もできるということで使ってみましたが、今回の検証では半分のモニターが動画を選択した時点でアプリが落ちてしまいました。
スマートフォンの容量なども関係しているかもしれませんが、他のアプリではこうしたことは起きなかったので、まだ動画編集向きではないようです。
動画編集アプリのおすすめ まとめ
以上、動画編集アプリのおすすめランキングでした。
初心者も上級者も満足度が高い「VLLO(ブロ)」
動画編集アプリのベストバイに輝いたのは、vimosoft「VLLO(ブロ)」でした。
「VLLO」は、今回初めて動画編集アプリを使ったというモニターからも機能を説明する日本語が明瞭でわかりやすいことで高評価を得ました。
また、無料版でも使える機能が豊富です！
動画編集を始めたいならまずは「VDIT」
動画編集アプリの初心者向けベストバイに輝いたのは、初心者モニターが「とにかくわかりやすい」と推したImgBase, Inc.「VDIT」。
操作性がなめらかで、一括編集の機能も充実していました。
ワンランク上の動画を作るなら「VITA」
動画編集アプリの上級者向けベストバイに輝いたのは、カメラアプリのSNOWを開発したSNOW Corporationの「VITA」。
テンプレートを使えば、写真と動画を組み合わせるだけで誰でも簡単にオシャレな動画を作れちゃいます。ワンランク上の動画や、SNSに投稿する動画を作りたい方にオススメです。
動画・映像用ソフトの売れ筋ランキングもチェック！
動画・映像用ソフトのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
どれもやさしい日本語で書かれているので、初心者でもわかりやすかったです！