【結論】安いポータブルゲーミングPCのおすすめはASUS「ROG Xbox Ally X」
雑誌『MONOQLO』がおおよそ15万円以下で買える安いポータブルゲーミングPCを実際に使って比較検証したところ、ベストバイ1位はASUS(エイスース)「ROG Xbox Ally X」でした。
性能と遊びやすさが合致する「持ち歩けるゲーミングPC」としておすすめできる一台です!
圧倒的な操作性で快適プレイが楽しめる最強の一台
- ASUSROG Xbox Ally X
- 最安価格: ¥139,800〜
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安いポータブルゲーミングPC、買っていい? 検証のポイント
従来は20万円超えが多数だったポータブルゲーミングPC。最近は低価格帯のラインナップが充実し、手を伸ばしやすい製品が増えています。
ただ、「安いモデルを買うと後悔するのでは?」「ゲーム以外の普段使いでは何ができるの?」「結局コスパが悪い?」など、迷ってしまう人も多いですよね。

そこで今回は雑誌『MONOQLO』が、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどネット通販で購入できる、最安8万円台からおおよそ15万円以下で買える(注)安いポータブルゲーミングPCをピックアップ。
注:検証当時の購入価格です。本記事に表示される価格とは違う可能性があります。
デジモノ誌やウェブでeスポーツを中心に活躍するデジタル・eスポーツライターの岡安さんが、実際にゲームをプレイし、画質、操作性、音の定位をチェックしました。
スペックや機能性、バッテリーは雑誌『MONOQLO』編集部で測定して確認。プレイ実感は岡安さんとは雑誌『MONOQLO』編集部でゲームをプレイしチェックしました。設定があるものは全てデフォルトで検証しています。
詳細は以下の通りです。
①基本性能:各種ベンチマークの結果などを総合評価

「Geekbench」ほか各種ベンチマークテストの結果や、リフレッシュレート、メモリサイズなどを元に評価しました。
②画質:ジャギーが少なく高解像度かどうか

実際にゲームをプレイし、発色やコントラストの調子、ジャギーの有無などで評価しました。
③音の定位:音からの距離や音がした位置がわかりやすいかどうか

音の定位(ポジショニング)は、格闘ゲームなどでは勝敗を左右する重要な要素です。
ゲームをプレイ中、音の聞こえてくる方向から人や物の動きがわかりやすいかどうかをチェックしました。
④プレイ実感:快適に楽しめるかどうか

「APEX LEGENDS」「鳴潮」「マーベル・ライバルズ」などをプレイ。カクついたりせず、快適に楽しめるかを実感評価しました。
⑤機能性:設定がしやすいかどうか

ゲームに関する機能や各種設定のしやすさ、設定内容の細かさなどを元に、総合的に評価しました。
⑥バッテリー:長くプレイできるかどうか

満充電の状態からベンチマークソフト「FF XV」をループさせて、電源が落ちるまでの時間を元に評価しました。
⑦操作性:扱いやすいかどうか

プレイ時の本体の持ちやすさや、各種ボタンの押しやすさ、スティックの動かしやすさなどを元に評価しました。
⑧携帯性:外出時に持ち運びしやすいかどうか

サイズや重さ、専用ケースの付属の有無を元に、移動中、旅行時、外出時に気軽に持ち運べるかどうかを評価しました。
・コスパや価格に対する表現は検証当時の購入価格に対してのものです。本記事に表示される価格と違う可能性があります。
安いポータブルゲーミングPCのおすすめランキング
雑誌『MONOQLO』が実際に比べてわかった、安いポータブルゲーミングPCのおすすめランキングです。ベストバイ1位はASUS「ROG Xbox Ally X」でした。2位はMSI「Claw-A8- BZ2EM-401JP」、3位はValve「Steam Deck OLED」でした。
| 商品 | おすすめポイント | ||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ASUSROG Xbox Ally X
![]() |
|
各種設定の呼び出しも快適/ジャギーやチラつきは控えめ/操作性は満点評価 |
290.0mm |
121.0mm |
50.9mm |
715g(約) |
7インチ TFT |
AMD Ryzen AI Z2 Extreme |
24GB |
1TB SSD |
|||||||||
MSIClaw-A8-BZ2EM-401JP
![]() |
|
高スペックで快適にプレイできる/バッテリーの持ちが優秀/滑らかな動きでストレスなし |
299.5mm |
126.2mm |
24mm |
763.5g(約) |
8インチWUXGA液晶(1920✕1200) |
AMD Ryzen Z2 Extreme |
24GB |
1TB SSD |
|||||||||
ValveSteam Deck OLED
![]() |
|
Steamゲーム専用機としての性能は十分/メニュー画面などもシンプルで見やすい/発色が良く見やすい |
298mm |
117mm |
49mm |
640g(約) |
7.4インチOLED(1280×800px) |
Zen2 4コア 8スレッド |
16GB |
1TB |
|||||||||
MSIClaw A1M
![]() |
|
軽くて厚みも少なく携帯性は高評価/型落ち感は否めないが想像以上に快適/初心者でも設定しやすい |
294mm |
117mm |
21.2mm |
675g(約) |
7インチグレア(1920✕1080) |
インテル Core Ultra 7 |
16GB |
1TB SSD |
|||||||||
レノボLegion Go
![]() |
|
遊び方の自由度が高い/ボタンやスティックの操作性は良好/専用ケース付きで安全に運べる |
298mm |
131mm |
40.7mm |
854g(約) |
8.8インチ WQXGA IPS 液晶(2560×1600px) |
AMD Ryzen Z1 Extreme |
16GB |
512GB SSD |
|||||||||
ASUSROG Xbox Ally
![]() |
|
操作性やバッテリーは申し分なし/安価で手軽に楽しみたい人にぴったり/2Dのシュミレーションなどに向いている |
290.0mm |
121.0mm |
50.9mm |
670g(約) |
7インチグレア(1920✕1080) |
AMD Ryzen Z2 A |
16GB |
512GB SSD |
【1位】ASUS「ROG Xbox Ally X」
- ASUSROG Xbox Ally X
- 最安価格: ¥139,800〜
👇️12月19日(金)20:00~12月26日(金)01:59👇️楽天市場で見る¥144,337〜
- 基本性能
- 画質
- 音の定位
- プレイ実感
- 機能性
- バッテリー
- 操作性
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 各種設定の呼び出しも快適
- ジャギーやチラつきは控えめ
- 操作性は満点評価
- がっかりポイント
-
- 持ち歩くにはやや大きめ
- 幅
- 290.0mm
- 奥行
- 121.0mm
- 高さ
- 50.9mm
- 重量
- 715g(約)
- ディスプレイ
- 7インチ TFT
- CPU
- AMD Ryzen AI Z2 Extreme
- メモリ
- 24GB
- ストレージ
- 1TB SSD
- 型番
- RC73XA-Z2E24G1T
【画質】バランスの取れた、適度にメリハリのある映像!

程よいコントラストで、色合いも浅すぎず濃すぎず、ちょうどイイ感じ。バランスの良い色合いでジャギー(輪郭のギザギザ)やチラつきは控えめです。
【音の定位】上下左右は問題ナシ。中高音の音質が良い

前後の奥行き感にはやや乏しい印象ですが、上下左右はしっかり聴き分けられます。音質は中~高音域の伸びが特に良く感じられました。
【機能性】ゲームの世界にボタンひとつで即アクセス!

XBOXボタンでXBOXやSteamなどのアプリに即アクセス可能。プレイ中に押せばシステム設定やパフォーマンス調整も素早く行えます。

このXBOXボタンから即、ゲームをプレイできます。
【操作性】ゲームコントローラーそのままの操作感!

手のひらによくなじむグリップ形状で、ホールド感の高さは抜群。エンボス加工で滑りを防止します。

LRボタンや背面のマクロボタンなど各ボタンの押しやすさも快適です。

右側前面は4+2ボタン。スティックの操作感も好評でした。

抜群の操作性で快適なゲームプレイを実現します。
グリップはゲーム機のコントローラーそのもので、滑り止めのエンボス加工も施してあり、ホールド感は抜群。LRボタンなども押しやすく、またスティックも適度なかたさで、親指の安定性も良好でした。
まさにコントローラーにディスプレイが付いた感じ。持ちやすく操作しやすいせいか、プレイ中は重さも気になりません。
【携帯性】凹凸の大きさや重量は気になるところ

iPhone16 Pro Maxと並べるとこんな感じ。比較的重いうえ、グリップ形状を含めてやや凹凸が多いため、バッグなどには収まりにくい印象です。持ち歩くにはやや大きめかもしれません。
ASUS「ROG Xbox Ally X」の本体の仕様
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BOTTOM

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USBポートなどは上部に集約

他の多くの機種同様、カードスロットやUSBポートなどのインターフェイス類は本体上面に配置されています。USBは3.2と4の2種類。microSDカードは、microSD/microSDHC/microSDXCに対応しています。
【2位】MSI「Claw-A8- BZ2EM-401JP」
- MSIClaw-A8-BZ2EM-401JP
- 最安価格: ¥149,170〜
👇️12月19日(金)20:00~12月26日(金)01:59👇️楽天市場で見る¥150,210〜
- 基本性能
- 画質
- 音の定位
- プレイ実感
- 機能性
- バッテリー
- 操作性
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 高スペックで快適にプレイできる
- バッテリーの持ちが優秀
- 滑らかな動きでストレスなし
- がっかりポイント
-
- グリップの形状にクセがあり少々持ちづらい
- 幅
- 299.5mm
- 奥行
- 126.2mm
- 高さ
- 24mm
- 重量
- 763.5g(約)
- ディスプレイ
- 8インチWUXGA液晶(1920✕1200)
- CPU
- AMD Ryzen Z2 Extreme
- メモリ
- 24GB
- ストレージ
- 1TB SSD
- 型番
- CLAW-A8-BZ2EM-401JP
【画質】8インチの大型画面で迫力のプレイが楽しめる!

コントラストはそれほど強くなく、全体的に明るく軽めの雰囲気。それでもしっかりとメリハリは出ていて見やすいです。ジャギーやチラつきなどもほとんど気になりません。

8インチの大型画面で迫力のプレイが楽しめます。
動きも良く、全体的に明るめの色調なので、軽快なアクションゲームなどによく合いそう。8インチ大型液晶かつ16:10のアスペクト比で画面に迫力があります。
【プレイ実感】滑らかな描画でヌルヌル動く!

ヌルヌル動いて、遅延や残像感はありません。ジョイスティックやLRボタンなどが扱いやすく、気持ちよくプレイすることができました。

ボタンやジョイスティックの位置がいい感じです。

LRボタンはレスポンス良好。

ジョイスティックは親指を載せやすいです。
スティックはややかためで、エイムなど細かい操作もしやすいですね。
【機能性】ゲームの起動や設定は「MSI Center M」で

「MSI Center M」アプリで、ゲームのクイック起動やパフォーマンス管理などの各種設定が可能。冷却ファンの速度なども細かくカスタマイズできます。
【操作性】角ばったグリップは持ちづらいかも

グリップは浅くやや角ばっていて、ホールド感はいまひとつ。ただ、LRボタンやスティックは扱いやすく、総合的な操作感は高評価になりました。
プレイ感そのものはかなり良いだけに、本体の持ちづらさが惜しまれます。
MSI「Claw-A8- BZ2EM-401JP」の本体の仕様
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接続端子など

【3位】Valve「Steam Deck OLED」
- ValveSteam Deck OLED
- 最安価格: ¥115,000〜
- 基本性能
- 画質
- 音の定位
- プレイ実感
- 機能性
- バッテリー
- 操作性
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- Steamゲーム専用機としての性能は十分
- メニュー画面などもシンプルで見やすい
- 発色が良く見やすい
- がっかりポイント
-
- 非対応のタイトルも多い
- 幅
- 298mm
- 奥行
- 117mm
- 高さ
- 49mm
- 重量
- 640g(約)
- ディスプレイ
- 7.4インチOLED(1280×800px)
- メモリ
- 16GB
- CPU
- Zen2 4コア 8スレッド
- ストレージ
- 1TB
- 型番
- STEAM DECK OLED 1TB NVME SSD
【画質】くっきりとした色合いで明るく見やすい

発色が良く、メリハリもあってパキッとした画質。多少のジャギーやチラつきは見られたものの、画質はおおむね好評でした。16:10のアスペクト比も影響してか、キャラクターもより大きく見える印象です。
【機能性】起動後すぐに遊べて設定もしやすい

Steamボタンでメニュー呼び出し、クイックアクセスボタンで各種設定が素早くできます。パフォーマンスは4段階で設定でき、各段階ともそれぞれ細かく手動で調整を加えることが可能です。
Windowsで起動させて普通のPCのように使うこともできますが、PCに詳しくない人には少々ハードルが高いかも。
Valve「Steam Deck OLED」の本体の仕様
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BOTTOM

【4位】MSI「Claw A1M」
- MSIClaw A1M
- 最安価格: ¥62,800〜
- 基本性能
- 画質
- 音の定位
- プレイ実感
- 機能性
- バッテリー
- 操作性
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 軽くて厚みも少なく携帯性は高評価
- 型落ち感は否めないが想像以上に快適
- 初心者でも設定しやすい
- がっかりポイント
-
- 画質は細部の粗さがやや目立つ
- 幅
- 294mm
- 奥行
- 117mm
- 高さ
- 21.2mm
- 重量
- 675g(約)
- ディスプレイ
- 7インチグレア(1920✕1080)
- CPU
- インテル Core Ultra 7
- メモリ
- 16GB
- ストレージ
- 1TB SSD
- 型番
- CLAW-A1M-003JP
【画質】明るく発色は良好!細部の甘さが気になる

明るい色合いで、発色はまずまずですが、精細さにはやや欠ける印象。ジャギーや残像感もやや多め。ベゼルが太く、本体の大きさの割に画面が小さく見えてしまうのも気になるところです。
【機能性】各種項目の設定は初心者でもやりやすい

パフォーマンス設定は4段階から選べるほか、手動でも可能。2位のMSI「Claw-A8- BZ2EM-401JP」よりもシンプルで全体的に見た目のわかりやすさはありますが、コアなPCゲーマーには設定項目の細かさなどでやや物足りなさを感じるかもしれません。
MSI「Claw A1M」の本体の仕様
接続端子など

LRボタンや背面ボタンにやや押しづらさを感じました。スティックはややゆるめです。
【5位】レノボ「Legion Go」
- レノボLegion Go
- 最安価格: ¥116,650〜
👇️12月19日(金)20:00~12月26日(金)01:59👇️楽天市場で見る¥116,960〜
- 基本性能
- 画質
- 音の定位
- プレイ実感
- 機能性
- バッテリー
- 操作性
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 遊び方の自由度が高い
- ボタンやスティックの操作性は良好
- 専用ケース付きで安全に運べる
- がっかりポイント
-
- スペックにはやや不安が残る
- 本体の重さが気になる
- 幅
- 298mm
- 奥行
- 131mm
- 高さ
- 40.7mm
- 重量
- 854g(約)
- ディスプレイ
- 8.8インチ WQXGA IPS 液晶(2560×1600px)
- メモリ
- 16GB
- CPU
- AMD Ryzen Z1 Extreme
- ストレージ
- 512GB SSD
- 型番
- LENOVO LEGION GO
【画質】8.8インチの大画面も魅力だが活かしきれていない印象も

コントラストは比較的高めで、発色も良くくっきりとした印象。「鳴潮」は初期設定でも快適で画質もキレイでした。

画面そのものの大きさもあって、見やすいです。ただ、処理能力不足のためか、プレイ中は描画が追いつかず、画質が粗く感じることもありました。
【機能性】各種設定が直感的にしやすいのは高評価

液晶右上脇のボタンでメニューを呼び出して、各種設定が可能。ファンの回転数や内部の温度もわかります。設定内容はあまり細かくありませんが、直感的なわかりやすさがあります。
パフォーマンスの設定次第で多くのゲームが十分楽しめる印象でした。ストレージの容量が512GBと少ないのが残念。
【操作性】操作性自体は良好。重さが気になるところ

LRボタンは上下とも押しやすいと好評です。

スティックはややゆるめです。

押し間違いの少ない十字キーなど、ボタンやスティックの操作性は良いですが、重いので持ったままのプレイは少々疲れます。

写真のようにコントローラーを外して遊ぶのもアリです。
左右のコントローラーの裏側にそれぞれ2個ずつマクロボタンがついているなど、ボタン配置も特徴的。右のコントローラーにあるタッチパッドで細かい視点移動も可能です。慣れは必要でしょうが、設定しだいでより快適に遊べそうです。
【携帯性】専用ケース付きで安全に運べるのは魅力

本機に限らずカバンなどに入れるとスティックが壊れたり、液晶がキズつくなどの心配も。その点、付属のケース付きで安全に運べるのは魅力。やや大きめですが、移動には便利です。
レノボ「Legion Go」の本体の仕様
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【6位】ASUS「ROG Xbox Ally」
- ASUSROG Xbox Ally
- 最安価格: ¥86,510〜
👇️12月19日(金)20:00~12月26日(金)01:59👇️楽天市場で見る¥86,800〜
- 基本性能
- 画質
- 音の定位
- プレイ実感
- 機能性
- バッテリー
- 操作性
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 操作性やバッテリーは申し分なし
- 安価で手軽に楽しみたい人にぴったり
- 2Dのシュミレーションなどに向いている
- がっかりポイント
-
- アクションゲームを楽しみたい人は物足りないかも
- 幅
- 290.0mm
- 奥行
- 121.0mm
- 高さ
- 50.9mm
- 重量
- 670g(約)
- ディスプレイ
- 7インチグレア(1920✕1080)
- CPU
- AMD Ryzen Z2 A
- メモリ
- 16GB
- ストレージ
- 512GB SSD
- 型番
- RC73YA-Z2A16G512
【画質】メリハリや深みにやや欠ける感じ

色は明るめですが、ベストバイのASUS「ROG Xbox Ally X」と比べるとコントラストは弱く、全体的にやや浅い印象。輪郭線などもぼんやりとぼやけた感じで、ジャギーやチラつきも少し目立ちました。
【プレイ実感】初期設定のままでは動作が重くなることも

サイズはベストバイと同じですが、40g以上も軽く、持ちやすさ・操作性はむしろこちらが上。
ただ、性能面での差は大きく、「APEX」の混戦場面などでは、かなりの遅延やカクつきが見られました。画質を落とすなど設定の変更がおすすめです。
ASUS「ROG Xbox Ally」の本体の仕様
接続端子など

今回の評価は低めですが、激しい動きの少ない軽めのゲームを遊びたいなら十分満足できるはず。
ポータブルゲーミングPCのハイエンドモデル機の評価
【ハイエンドモデル最強】AYANEO「AYANEO 3(Ryzen Al 9 32GB)」
- AYANEOAYANEO 3(Ryzen Al 9 32GB)
- 検証時価格: ¥223,000〜
- 基本性能
- 画質
- 音の定位
- プレイ実感
- 機能性
- バッテリー
- 操作性
- 携帯性
- おすすめポイント
-
- 遅延もなくゲームがヌルヌル動く
- 設定も含めた高いカスタマイズ性
- がっかりポイント
-
- 前後の音の聞き分けがやや微妙
- 画面の色が濃くて立体感が薄い
- 幅
- 289.8mm
- 奥行
- 115mm
- 高さ
- 22.4mm
- 重量
- 690g(約)
- ディスプレイ
- 7インチ OLED(1920×1080)
- CPU
- Ryzen Al 9 HX 370
- メモリ
- 32GB
- ストレージ
- 1TB SSD
- 型番
- AYANEO 3 OLED AI 9 HX 370 64GB
【画質】重厚感たっぷりだが平板に見えることも

どっしりとした濃いめの色合いが特徴。ジャギーや残像感はほとんどありません。ドラマチックな雰囲気はよく出るものの、シーンによってはのっぺりとした印象に感じます。
【機能性】カスタマイズ性の高さも大きな魅力

コントローラー部分は取り外して左右を入れ替えたり、上下を反転させることができます。別売の「マジックモジュール」を加えれば計56通りもの配置が可能です。
ホールド感、操作性が高く、全体的に素材や形がよく練られていると感じました。
AYANEO「AYANEO 3(Ryzen Al 9 32GB)」の本体の仕様
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ポータブルゲーミングPCの選び方
ポータブルゲーミングPCで何ができる?
ポータブルゲーミングPCは、場所を選ばずに本格的なPCゲーム(Steam, Epic Gamesなど)を楽しめます。Windows搭載なので、「普通の」PCとしても使用可能。キーボードやマウス、モニターも繋げられます。
Steamのゲームも直接購入して遊べる!

ゲーミングPCとしての役割に応えるため、Steam などに素早くアクセスできる機能を備えた機種も多く発売されています。

購入したゲームはすぐにプレイでき、無料のゲームやお試し版も多数。セールも頻繁にあるので要チェックです。

ここでは、一般的な安いポータブルゲーミングPCの選び方をまとめました。
選び方の基本1:メモリ・ストレージが十分かどうか

メモリとストレージの役割はともにデータを保持することですが、保存する目的が異なります。メモリはデータを一時的に保存しCPUがすぐにアクセスできるように、ストレージは写真や動画などを電源を切っても保存し続けます。
メモリは最低16GB以上、理想は32GBを選ぶと、高負荷なゲームや動画編集まで快適にこなせます。ストレージは最低512GB、できれば1TB以上のSSDを選ぶと安心です。
選び方の基本2:OCulinkモデルかどうか
Oculink(Optical Copper Link)は、PCI Express(PCIe)信号を外部デバイスと直接接続するためのインターフェース規格のこと。PCIeの信号を直接伝送するため、高速かつ低遅延なデータ転送が可能です。
将来的な性能拡張(eGPU)を見据えるならOCuLink対応モデルを選びましょう。
選び方の基本3:プレイ環境に合わせてTDPを選ぶ
TDPは熱設計電力の略で、単位はワット。理論上の最大負荷に基づく電力消費を表します。
TDPが高いほど高性能な一方で発熱・消費電力は増え、TDPが低いと省電力でバッテリーが長持ちします。
安いポータブルゲーミングPCのおすすめ まとめ
以上、安いポータブルゲーミングPCのおすすめランキングでした。
今回は、買いやすくなった15万円以下のモデルをピックアップして比較。その結果ベストバイに選ばれたのは、ASUS「ROG Xbox Ally X」です。
操作性抜群で遊びやすいROG Xbox Ally X
ASUS
ROG Xbox Ally X
ASUS「ROG Xbox Ally X」は、XBOXからSteamまですべてのPCゲームに即アクセスが可能。操作性で満点評価を獲得し、動作も快適。持ちやすくて遊びやすいロングバッテリーも嬉しいです。
ぜひ、今回のランキングを参考にお気に入りを見つけてみてください。
ノートPCの売れ筋ランキングもチェック!
ノートPCのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。

![MONOQLO: ベストバイ[リボンなし]](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/4/3/100wm/img_4338bbd94636913e97f68a6754792b3e23204.png)

































![家電批評: ベストバイ[リボンなし]](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/b/3/100wm/img_b3288d40ddd40fcbbae4c094af12cf8323865.png)




画質も優秀で、コントラストのバランスが良く、とても見やすいですね。ジャギーも目立ちません。プレイしても遅延や残像感などは少なく、全体的に完成度の高さがうかがえる1台でした。