各スーパーのPB食品を取り入れるメリットは？
ここ最近続いている食品の値上げラッシュ。食パンやハム、ヨーグルトといった必需品が続々と値上がりしていて、今までと同じ食卓では家計がヤバイ……と思っている人も多いのでは？
メーカー品より安くて比較的価格が安定している
こんなときこそ、メーカー品より安くて価格が比較的安定しているスーパー各社のPB（プライベートブランド）製品の取り入れどきです。
製造会社との直接取引や原材料の大量購入で安く仕入れるなどの工夫を行い、低価格を実現しているスーパー各社のPB製品。物価の高騰が続く今だからこそ、上手に取り入れたいですよね。
そこで雑誌『LDK』が、食卓のレギュラーになれる逸品を探して、定番ブランドの人気商品とスーパー各社のPB食品の「おいしさ」「コスパ」を料理家と一緒に徹底比較！
「定番超え」をA評価、「定番並み」をB評価、「超えられず」をC評価とし、毎日料理をしているベテラン主婦モニターたちと一緒に、3段階でジャッジしました。
今回は、定番ブランドとスーパー各社のPBの豆腐を食べ比べてわかったおすすめをご紹介します。
※100gあたりの価格は検証時の購入価格で計算しています。
「豆腐」PBブランドのおすすめは？
定番ブランド：アサヒコ「大山 阿夫利」
アサヒコ
大山 阿夫利
実勢価格：￥139
内容量：150g×3
澄んだ味わいで滑らかな舌触り。充填豆腐の人気商品です。
セブンプレミアム「濃い絹」
セブンプレミアム
濃い絹
実勢価格：￥105
内容量：150g×3
判定：定番超え
- おいしさ：◎
- コスパ ：◎
100gあたりの価格：¥23.33
セブンプレミアム「濃い絹」は、マイルドですが大豆の味と香りがしっかり感じられ、定番越えのA評価。使いやすい小パックの充填豆腐は、豆の味が薄いものが多い中、本品は豆腐らしい食感がありおいしいです。
味がいいので、冷奴でもおいしくいただけます。
味は同レベルですがコスパのよさは見逃せません！
舌触りもしっかり豆腐
スプーンですくうと、豆腐らしい質感がわかりました。自然なザラつきで、舌触りがちゃんと豆腐…！ 味が薄い豆腐ほど、ゼリーや寒天のようにつるんとした質感でした。
ワーストは凝固剤から違った
グルコノデルタラクトンは、大豆の成分が薄くても固められる凝固剤です。にがりを使っていないので、味が薄くやわらかすぎます。
トップバリュベストプライス「コクのある絹とうふ」
トップバリュベストプライス
コクのある絹とうふ
実勢価格：￥95
内容量：150g×3
判定：越えられず
- おいしさ：△
- コスパ ：◯
100gあたりの価格：¥21.11
トップバリュベストプライス「コクのある絹とうふ」は、つるっと飲めるような豆腐です。味噌汁の具材ならいいかもしれません。
みなさまのお墨付き「きぬ」
西友
みなさまのお墨付き
きぬ
実勢価格：￥105
内容量：150g×3
判定：越えられず
- おいしさ：△
- コスパ ：◯
100gあたりの価格：¥23.33
西友「みなさまのお墨付き きぬ」は、薄味でやわらかく、こちらも飲むような豆腐です。
情熱価格「絹豆腐」
情熱価格
絹豆腐
実勢価格：￥88
内容量：150g×3
判定：越えられず
- おいしさ：△
- コスパ ：◯
100gあたりの価格：¥19.56
情熱価格「絹豆腐」は、後味が特徴的なので、味付けが濃い料理に使うとよさそうです。
セブン・ザ・プライス「とうふ 絹」
セブン・ザ・プライス
とうふ 絹
実勢価格：￥62
内容量：300g
判定：超えられず
- おいしさ：×
- コスパ ：◯
100gあたの価格：¥20.67
セブン・ザ・プライス「とうふ 絹」は、豆腐の味が全然しませんでした。
以上、定番ブランドと各スーパーのPBの豆腐食べ比べでした。
PB豆腐を購入するなら、セブンプレミアムがイチオシです。定番と同程度の味で、コスパがいいので、ぜひ試してみてくださいね。
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最近のPBは品質にもこだわっているところが多いです