「呼吸筋」を鍛えるダンベルが登場
日常生活で呼吸を意識することって少ないですよね。しかし、トレーナーの田中真央さんによると、「横隔膜や肋間筋などの呼吸筋を鍛えれば、酸素の取り込みがスムーズになり、日々の疲れやすさが軽減できる可能性がある」とのこと。
となれば、実はスポーツをしない人にとっても呼吸を鍛える価値はあります。
そこで今回ご紹介するのが、AMBU「エアロフィット・プロ」。アプリに接続して、マウスピースを口にくわえて呼吸するだけの簡単操作で呼吸トレーニングができます。
AMBU「エアロフィット・プロ」
AMBU
エアロフィット・プロ
実勢価格:約5万円
サイズ・重量:W77×H70×D27mm・45g
サポート:iOS11以上・Android7以上
接続方法:Bluetooth4.1
充電:microUSB Type-B
AMBU「エアロフィット・プロ」はリラックスした状態でくわえながら呼吸するだけでも呼吸筋を鍛えられるので、普段あまり運動を意識しない人、入院などで衰えた体力を回復させたい人、筋トレにガッツリ精を出している人など幅広い人が活用できそうなデバイスです。
ダイヤルを回して負荷を調節できます。
別タイプのマウスピースも付属。
使用後は水で丸洗いできる
使用時に唾液が垂れてしまうこともありますが、 本体部分を取り外せばまるごと水洗い可能です。
高評価の理由:肺活量まで測れちゃう
実際に使ってわかった、おすすめポイントは以下。
トレーニング前に肺活量を測定
トレーニング前に肺活量を測定すると、エアロフィットが最適なトレーニングレベルを設定してくれます。同じ年齢・身長・体重の人の平均値も知ることができるので、自分のパフォーマンスと比較して呼吸トレーニングの参考にすることができます。
呼吸メニューが豊富
「マインドフルネス」「集中」といったリラクゼーションメニューから、ハードなトレーニングメニューまで、目的に沿ったメニューが多数準備されています。
呼吸パターンを見直せる
トレーニングモードでは、画面のラインに沿うように一定の呼吸パターンのログが記録されます。吸う、吐く力の変化がわかるので、モチベーションアップにも◎。
まとめ:呼吸トレーニングは疲れない体づくりにつながる
ということで、AMBU「エアロフィット・プロ」の総合評価と、良いところ、惜しいところをまとめました。
総合評価:A
良いところ
- 定期的に肺活量を測定可能
- 目的別のメニューが多数
- トレーニングが記録できる
惜しいところ
- 有酸素運動としては△
- ヨダレがダラダラ垂れる
- 使用後のお手入れが必要
階段を登ると息切れをする人は、「エアロフィット・プロ」の継続的な使用がおすすめです。呼吸法を整えると自律神経バランスの調整にも役立つので、「エアロフィット・プロ」のリラクゼーションメニューを活用するのもアリです。
以上、呼吸筋を鍛えて呼吸力をアップできるダンベルAMBU「エアロフィット・プロ」のレビューでした。最近、ちょっとした坂や階段で疲れや息切れが気になっているなら、試してみてはいかがでしょうか。
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最大負荷はトレーナーの僕でもけっこうキツいです。呼吸に抵抗をかけるツールはなかなかないので面白いと思います!