スマートフォンスマートウォッチでデータを蓄積しませんか?

スマートウォッチでデータを蓄積しませんか? スマートウォッチおすすめ イメージ

「最近、体調がパッとしない」「運動不足だな」「寝てるけどカラダがだるい……」。このような悩みを、抱えている人も多いのではないでしょうか。でも、改善するには何から始めたらいいかわからない……。

そんな人は、まずウェアラブル家電を身につけるところから始めてみませんか?

ウェアラブル家電は、身につけるだけで、カラダにまつわるデータを蓄積します。データを見れば体調や運動の記録、睡眠までの状況が一目瞭然! 生活を見直すのに重宝するんです。

今回、雑誌『家電批評』はスマートウォッチの人気7製品を比較テスト。簡単に健康管理ができる一台を探しました。

スマートフォンスマートウォッチの選び方は?

ひと口にスマートウォッチといっても、手に取りやすい安い価格のものから高価な機種まで、さまざまなメーカーのものがあります。

SNSで商品の口コミやレビューを見ても、性能まではよくわからなかったりすることが多いです。

ここでは、自分に合ったスマートウォッチを選ぶための選び方のポイントをご紹介します。

選び方1:OSの違いをチェック

スマートウォッチもスマホ同様「OSで動いています。購入前にスマートウォッチのOSが、自分の使っているスマホのOSに対応しているかどうかを確認しましょう。

選び方2:スマホとの連動や対応アプリをチェック

多くのスマートウォッチはiOSにもAndroidにも対応していますが、Googleが開発した「Wear OS」をiPhoneで使う場合、機能が制限されるので注意が必要です。

iPhoneユーザーはAppleが開発した「Watch OS」を搭載している「Apple Watch(アップルウォッチ)」と相性がよいですが、Apple WatchはAndroidに対応していないため、Androidユーザーは使うことができません。

選び方3:ライフログやワークアウトを計測できるかチェック

スマートウォッチをなんとなく試してみたいと思ったら、まずはどの機能を使いたいのか考えましょう。

心拍数や睡眠、歩数や血圧、日常の活動量をカウントする機能は多くのスマートウォッチに搭載されていますが、水泳のときに使うためには防水性能搭載のタイプが必要になります。

通常の水泳に対応している防水機能は、「20ATM」や「20BAR」「WR20」と表記される20気圧防水以上です。

ランニングやウォーキング、登山などのログを取りたい場合は、GPS機能が付いているものがおすすめです。

選び方4:電子マネー決済機能もチェック

スマホで電子マネー決済をしたい場合は、スマートウォッチに搭載されているかどうかと、自分が使っているスマホがスマートウォッチの機能に対応しているかの確認も必要です。イザというとき支払いができる安心感があるため、財布もスマホも持たずに解放された気分で散歩を楽しめるのは新鮮です。

選び方のポイントがわかったところで、本題のスマートウォッチの比較検証の詳細について解説します。

スマートフォンスマートウォッチの検証方法は?

スマートウォッチの検証方法は? スマートウォッチおすすめ イメージ

今回、雑誌『家電批評』はプロと共にスマートウォッチの人気7製品を比較テスト。以下の10項目を端末を継続して使用しながら評価しました。

▼テスト項目はこちら

  • テスト1:スマホとの連携機能
  • テスト2:事故検出機能
  • テスト3:操作性
  • テスト4:ライフログの内容
  • テスト5:心拍・睡眠の記録
  • テスト6:ワークアウトログの内容
  • テスト7:位置情報の精度
  • テスト8:アプリ連携
  • テスト9:充電
  • テスト10:キャッシュレス

それでは、評価が高かった順におすすめスマートウォッチを紹介します!

スマートフォンスマートウォッチのおすすめは?

プロと一緒に実際に使ってみた、スマートウォッチのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。

ランキングは項目名で並び替えられます
商品
A評価
サムスンGalaxy Watch6 (44mm)
スマートウォッチおすすめ サムスン Galaxy Watch6 (44mm) イメージ
4.10
5.00 5.00 4.50 4.00 4.00 4.00 3.50 3.00 3.00 5.00
44.4mm
42.8mm
9.0mm
33.3g
Android
自社製Wear OS
心拍、血中酸素、消費カロリー、ストレス、体組成、GPS、睡眠、活動量、皮膚温度、決済
5ATM/IP68
101(*ウォッチ内のワークアウトメニューでカウント)
A評価
ガーミンvívoactive 5
スマートウォッチおすすめ ガーミン vívoactive 5 イメージ
3.95
2.50 4.00 4.00 3.50 4.00 4.00 4.50 5.00 4.00 4.00
42.2mm
42.2mm
11.1mm
23g(標準付属バンド込み36g)
iOS、Android
心拍、血中酸素、消費カロリー、ストレス、GPS、睡眠、活動量、決済
5ATM
57(*ウォッチ内のワークアウトメニューでカウント)
A評価
GooglePixel Watch 2
スマートウォッチおすすめ Google Pixel Watch 2 イメージ
3.85
5.00 5.00 4.50 3.50 4.00 2.00 3.50 3.00 3.00 5.00
41mm
41mm
12.3mm
31g(バンドを除く)
Android
Wear OS
心拍、血中酸素、消費カロリー、ストレス、GPS、睡眠、活動量、皮膚温度、決済
5ATM
41(*ウォッチ内のワークアウトメニューでカウント)
A評価
シャオミXiaomi Watch S3
スマートウォッチおすすめ シャオミ Xiaomi Watch S3 イメージ
3.55
4.00 4.00 4.00 4.00 3.50 3.00 3.50 5.00 4.50 0.00
47mm
47mm
12mm
44g(バンドを除く)
iOS、Android
Xiaomi Hyper OS
心拍、血中酸素、消費カロリー、ストレス、GPS、睡眠、活動量
5ATM
161(*ウォッチ内のワークアウトメニューでカウント)
A評価
シャオミXiaomi Redmi Watch 4
スマートウォッチおすすめ シャオミ Xiaomi Redmi Watch 4 イメージ
3.50
4.00 4.00 3.50 4.00 3.50 3.00 3.50 5.00 4.50 0.00
41.1mm
47.5mm
10.5mm
31.5g(バンドを除く)
iOS、Android
Xiaomi Hyper OS
心拍、血中酸素、消費カロリー、ストレス、GPS、睡眠、活動量
5ATM
161(*ウォッチ内のワークアウトメニューでカウント)
B評価
Zepp Health CorporationAmazfit Balance
スマートウォッチおすすめ Zepp Health Corporation Amazfit Balance イメージ
3.20
4.00 0.00 2.50 4.00 4.00 4.00 4.00 5.00 4.50 0.00
46mm
46mm
10.6mm
35g(バンドを除く)
iOS、Android
Zepp OS
心拍、血中酸素、消費カロリー、ストレス、体組成、GPS、睡眠、活動量
5ATM
156(*ウォッチ内のワークアウトメニューでカウント)
B評価
ファーウェイHUAWEI WATCH GT 4 46mm
スマートウォッチおすすめ ファーウェイ HUAWEI WATCH GT 4 46mm イメージ
3.15
4.00 0.00 3.00 4.00 4.00 3.50 4.00 4.50 4.50 0.00
46mm(約)
46mm(約)
10.9mm(約)
48g(約)(バンドを除く)
iOS、Android
Harmony OS
心拍、血中酸素、消費カロリー、ストレス、GPS、睡眠、皮膚温度、活動量
5ATM
100以上(*ウォッチ内のワークアウトメニューでカウント)

A評価【1位】サムスン「Galaxy Watch6(44mm)」

  • サムスンGalaxy Watch6 (44mm)
  • 実勢価格: ¥43,980

総合評価: 4.10

スマホ連携
 5.00
事故検出
 5.00
操作性
 4.50
ライフログ
 4.00
心拍/睡眠
 4.00
ワークアウト
 4.00
距離位置
 3.50
アプリ連携
 3.00
充電
 3.00
決済
 5.00

睡眠の改善すべきポイントがわかる。Galaxyが体調管理にはベスト

スマートウォッチのおすすめランキングで1位となり、ベストバイを獲得したのはA評価のサムスン(Samsung)「Galaxy Watch6(44mm)」でした!

今回の検証で睡眠のサポートに強みを発揮したのが本製品です。

睡眠ログがとにかく充実していて、時間は足りていたのか、体力や精神は回復できたのかなど、分析がもっともわかりやすかったのがその理由。

血中酸素レベルや皮膚温度もモニターしており、この数値をもとにしたアドバイスも有益です。

ちなみに、睡眠開始時刻は就寝ではなく入眠した時間、起床時刻は眼を開ける少し前の時間が記録されており、精度が高いと感じました。

心拍数・血中酸素・ストレス・消費カロリー・活動量などが自動記録される健康情報のほかに、手動で体組成を測定できるのも特徴です。

業務用の体組成計と比べると誤差はありましたが、複数回測定した際の数値は安定していたため、毎日記録することで体脂肪量や骨格筋の増減を知る目安になります。

たとえば、体脂肪量が増えすぎないように食事を記録して摂取・消費カロリーを管理、骨格筋が衰えないように定期的にワークアウトを記録すれば、総合的な体づくりにつながりそうです。

通話やLINEへの対応、キャッシュレス決済など、体調管理以外の機能も充実しており、実用度の高いスマートウォッチでした。

おすすめポイント
  1. 睡眠ログの解説が詳細
  2. 通話やLINE送信に対応
がっかりポイント
  1. バッテリーの持ちが短め
44.4mm
奥行
42.8mm
高さ
9.0mm
重量
33.3g
対応OS
Android
OS
自社製Wear OS
機能
心拍、血中酸素、消費カロリー、ストレス、体組成、GPS、睡眠、活動量、皮膚温度、決済
防水
5ATM/IP68
登録スポーツ数
101(*ウォッチ内のワークアウトメニューでカウント)
型番
GALAXY WATCH6 40MM GRAPHITE

健康的な生活はまず睡眠から! 眠りの質をチェックしよう

健康管理のパートナーにGalaxy Watch6をおすすめする理由が、睡眠ログのこまかさ。眠りの深さを推測して記録してくれるため、睡眠時間だけではわからない“眠りの質”も推測できます。

アプリにグラフや数値の解説が表示されるのも親切。

<!--td {border: 1px solid #cccccc;}br {mso-data-placement:same-cell;}-->健康的な生活はまず睡眠から! 眠りの質をチェックしよう スマートウォッチおすすめ イメージ

就寝時に装着しておけば、睡眠ログが記録されます。バッテリー残量にだけ注意しましょう。

島村麗乃 氏
ウェルネステックトレーナー
島村麗乃 氏 のコメント

睡眠ログをとればたくさん寝たのにまだ眠い理由もわかります。

睡眠ログ

眠りを客観的にチェックする
眠りを客観的にチェックする スマートウォッチおすすめ イメージ

入眠直後に深い睡眠ができていると理想的。主観ではわからない睡眠の良し悪しがわかります。

睡眠をデータ化&アドバイスを表示
睡眠をデータ化&アドバイスを表示 スマートウォッチおすすめ イメージ

時間やサイクル、回復状況などから総合的に判断して睡眠にスコアをつけてくれます。

睡眠時体温から原因がわかる
睡眠時体温から原因がわかる スマートウォッチおすすめ イメージ

起きているときより体温が高い場合、布団や部屋が暖かすぎてしっかり眠れていないかも。

スマホとの連携でいびき検出ができます
スマホとの連携でいびき検出ができます スマートウォッチおすすめ イメージ

Galaxy Watchのアプリにはいびきを記録する機能もあります。いびきをかいていないか気になったら、連携したAndroid端末を枕元において眠りましょう。

食事サポートにもなる1日1回で自分の“体組成”を知ろう

Galaxy Watch6に内蔵されている「体組成」アプリを使えば、骨格筋や体脂肪量、基礎代謝などを手軽に確認できます。

「最近太ったかな?」や「(筋肉が落ちて)疲れやすくなった……」を数値化することで、生活を見直すきっかけになるかも。あわせてスマホ側のアプリで摂取カロリーや水分を記録すれば、ダイエットの強い味方になります。

食事サポートにもなる1日1回で自分の“体組成”を知ろう スマートウォッチおすすめ イメージ

サイドのボタンに中指と人差し指をあてるだけで体組成が測定できます。項目は「骨格筋・体脂肪率・体水分・体脂肪・BMI・基礎代謝」。

測定時には体重の入力が必要なので、定期的に計っておきましょう。

土屋慶祐
家電批評編集部 デスク
土屋慶祐 のコメント

業務用の体組成計と比較しましたが、数値には多少の差がありました。

摂取カロリーも管理
摂取カロリーも管理 スマートウォッチおすすめ イメージ

Galaxy Watchのアプリは摂取カロリーを記録できます。毎日の消費カロリーは自動で計算されるので、これに基礎代謝を加えた数値を超えないようにするのが食事管理の基本です。

摂取カロリーも管理 スマートウォッチおすすめ イメージ2

体を健康に保つために欠かせない水分。理想とされる1日1.5〜2Lの水分を補給できている のか、アプリに記録すれば視覚的にわかりま す。細かく分けて補給しましょう。

【スマホ連携】Apple Watchに迫る 全部入りの多機能ウォッチ

スマホと連携して電話着信やLINEの受信通知を受けられるのはあたりまえ。Galaxy Watchならスマホをカバンにしまったまま通話したり、LINEのメッセージを送信できます。

iPhone専用のApple Watchと異なり、ほとんどのAndroid端末と連携できるので実用度が高いです。

▼通話
▼通話 スマートウォッチおすすめ イメージ
▼LINE
▼LINE スマートウォッチおすすめ イメージ
▼Gmail
▼Gmail スマートウォッチおすすめ イメージ
▼マップ
▼マップ スマートウォッチおすすめ イメージ

SIM対応のキャリア版なら、スマホなしでも通話などを行えます。

【決済】端末にピッで支払い完了。外出時もお財布いらずです

【決済】端末にピッで支払い完了。外出時もお財布いらずです スマートウォッチおすすめ イメージ

NFCチップを搭載しており、スマホを持っていなくても「Suica」「QUICPay」「iD」で支払いができます。ランニング時の補給に重宝します。

【決済】端末にピッで支払い完了。外出時もお財布いらずです スマートウォッチおすすめ イメージ2

対応する端末に近づけて「ピッ」で支払い完了。NFCチップは、ボタンを右側に設定した際の12時の位置に搭載されているので、そちら側を近づけましょう。

【アプリ連携】アプリは連携しやすい!でも、iPhoneでは使えません

【アプリ連携】アプリは連携しやすい!でも、iPhoneでは使えません スマートウォッチおすすめ イメージ

Galaxy以外のAndroidスマホとも連携できる一方で、iOS向けアプリが用意されていないため、iPhoneユーザーは使えません。Apple Watch以外の選択肢を求めていたiPhoneユーザーはガッカリです。

稼働時間は約1日半……充電のタイミングに悩む

稼働時間は約1日半……充電のタイミングに悩む スマートウォッチおすすめ イメージ
  24時間後 48時間後
残量 40% 0%

一般的な使いかたでも2日間もたずバッテリーが空に。入浴の際など、充電は毎日したほうがよさそうです。

なお、ワイヤレス充電器に対応しているのは本製品のみでした。

A評価【2位】ガーミン「vívoactive 5」

  • ガーミンvívoactive 5
  • 実勢価格: ¥30,754

総合評価: 3.95

スマホ連携
 2.50
事故検出
 4.00
操作性
 4.00
ライフログ
 3.50
心拍/睡眠
 4.00
ワークアウト
 4.00
距離位置
 4.50
アプリ連携
 5.00
充電
 4.00
決済
 4.00

運動不足の解消から本格トレまでおまかせ

A評価のガーミン「vívoactive 5」はスマートウォッチのおすすめランキングで2位となり、ワークアウト向けのベストに選ばれました!

詳細なワークアウトログで、運動のモチベーションをアップしてくれるのがガーミンです。

日本の測位衛星「みちびき」にも対応しており、ランニングやサイクリングなどのルートや距離を高精度で記録。色分けで視覚的に速度もわかります。

高精度の胸ベルトの心拍計と比べても運動時の心拍数はほぼ差がなく、運動強度の基準にできます。

もちろん、ワークアウト中はウォッチでリアルタイムに強度を確認できるため、過剰なトレーニングも防げます。

キャッシュレス決済に対応しているため、補給のためにスマホや小銭を持ち歩かなくて済みストレスがありません。

事故の検出と通知機能は、人の少ない山中でのワークアウト時にはお守りとしても重宝。健康のため積極的に「体を動かしたい」なら本製品がおすすめです。

おすすめポイント
  1. ワークアウトのログが充実
  2. 身体のエネルギーを数値化
がっかりポイント
  1. ウォッチ本体での通話に非対応
42.2mm
奥行
42.2mm
高さ
11.1mm
重量
23g(標準付属バンド込み36g)
対応OS
iOS、Android
OS
機能
心拍、血中酸素、消費カロリー、ストレス、GPS、睡眠、活動量、決済
防水
5ATM
登録スポーツ数
57(*ウォッチ内のワークアウトメニューでカウント)
型番
VIVOACTIVE 5 IVORY/CREAM GOLD

安定のデータでワークアウトをサポート

ワークアウト中のデータを安定して測定してくれるので、距離や心拍数で運動強度をコントロールできます。完了後はアプリで詳細なログをチェック。

安定のデータでワークアウトをサポート スマートウォッチおすすめ イメージ

ワークアウト中の画面表示は、スポーツごとに設定を変更できます。

安定のデータでワークアウトをサポート スマートウォッチおすすめ イメージ2

指定時間以上連続して歩いたり走ったりすると、自動で記録もできます。

安定のデータでワークアウトをサポート スマートウォッチおすすめ イメージ3

ログには移動したルートや心拍数の変動などが表示。狙ったトレーニングができたかを振り返れます。

アプリで計画を作成しよう
アプリで計画を作成しよう スマートウォッチおすすめ イメージ

アプリの「Garminコーチ」を使えば、現在の実力や目標を踏まえて、最適なトレーニングプランを提案してくれます

【ライフログ】「今日は休んだほうがいい?」をBody Batteryで視覚化する

心拍数、ストレス、睡眠などの記録から身体のエネルギーを数値化する「Body Battery」は、ガーミンの独自機能。

数値が低くなったら休む目安になるので、がんばりすぎを防げます。

Body Battery
Body Battery スマートウォッチおすすめ イメージ

数値の変動をグラフ化。その要因も確認できます。

睡眠
睡眠 スマートウォッチおすすめ イメージ

睡眠の質をチェックし、体調管理に活かせます。

【事故検出】事故検出にキャッシュレス決済 ワークアウト中に役立つ機能

スマホもいっしょであれば、事故を検出すると登録した連絡先に通知が届くので、ソロワークアウトの際のお守りになります。

事故検出
事故検出 スマートウォッチおすすめ イメージ

大きめの衝撃を受けると、位置情報を共有します。

決済
決済 スマートウォッチおすすめ イメージ

決済にはSuicaと一部デビットカードが使えます。

スマホ的な使いかたはできません

iOS・Androidともに対応していますが、連携は基本的に通知の表示のみです。電話の着信通知時には応答と拒否を選べますが、ウォッチで通話はできません。

スマホ的な使いかたはできません スマートウォッチおすすめ イメージ

LINEやメールの通知から内容を確認できるのは便利ですが、返信は不可です。

A評価【3位】Google「Pixel Watch 2」

  • GooglePixel Watch 2
  • 実勢価格: ¥31,671

総合評価: 3.85

スマホ連携
 5.00
事故検出
 5.00
操作性
 4.50
ライフログ
 3.50
心拍/睡眠
 4.00
ワークアウト
 2.00
距離位置
 3.50
アプリ連携
 3.00
充電
 3.00
決済
 5.00

スマホ代わりにもなる優等生!迷ったらピクセル2はいかが?

スマートウォッチのおすすめランキングで3位となり、A評価を獲得したのはGoogle「Pixel Watch 2」でした!

睡眠や心拍数などのライフログは安定しており、健康管理の味方になります。ただ、アプリには活動量を視覚化してモチベーションアップする仕掛けがなく、意外と玄人向き。

通話やLINEの操作、キャッシュレス決済など、スマホ的に使いたい人にもおすすめです。

おすすめポイント
  1. ログが詳細で安定している
  2. 単体で通信できるLTE版あり
がっかりポイント
  1. バッテリーの持ちはまだ不安
41mm
奥行
41mm
高さ
12.3mm
重量
31g(バンドを除く)
対応OS
Android
OS
Wear OS
機能
心拍、血中酸素、消費カロリー、ストレス、GPS、睡眠、活動量、皮膚温度、決済
防水
5ATM
登録スポーツ数
41(*ウォッチ内のワークアウトメニューでカウント)
型番
PIXEL WATCH 2 BT/WI-FI CHAMPAG

【ライフログ】定番のFitbitの機能を備えて安定した数値を記録

心拍
心拍 スマートウォッチおすすめ イメージ
睡眠
睡眠 スマートウォッチおすすめ イメージ

Googleが買収したウェアラブル製品の先駆者といえるFitbitの技術を搭載しているだけあって、心拍数も睡眠時間も安定して記録されます。

健康状態や運動強度を把握するための、よい基準値になります。

土屋慶祐
家電批評編集部 デスク
土屋慶祐 のコメント

ログが詳細で就寝・起床時間も体感と差がありません。

【充電】弱点だったバッテリーが改善 24時間ログが取れる

【充電】弱点だったバッテリーが改善 24時間ログが取れる スマートウォッチおすすめ イメージ
【充電】弱点だったバッテリーが改善 24時間ログが取れる スマートウォッチおすすめ イメージ2

初代は検証時に24時間で7%までバッテリーが減りましたが、2は40%も残りました。

48時間はもたずに電源が切れたものの、1日1回の充電で運用できます。0%からの充電は30分で45%でした。

【操作性】決済などはスマホ並みに機能が充実

Galaxy Watch6と同様に、通話・LINE・決済などウォッチで使える機能が充実しています。リューズを回転するスクロール操作も気持ちいいです。

決済
決済 スマートウォッチおすすめ イメージ

通話やLINEのメッセージ作成など多機能。キャッシュレス決済は単体で使えます。

操作
操作 スマートウォッチおすすめ イメージ

リューズを回すと、画面がなめらかにスクロール。リューズなしには戻れません。

A評価【4位】Xiaomi「Xiaomi Watch S3」

  • シャオミXiaomi Watch S3
  • 実勢価格: ¥17,982

総合評価: 3.55

スマホ連携
 4.00
事故検出
 4.00
操作性
 4.00
ライフログ
 4.00
心拍/睡眠
 3.50
ワークアウト
 3.00
距離位置
 3.50
アプリ連携
 5.00
充電
 4.50
決済
 0.00

安価でも機能十分!シャオミは入門用に最適

A評価のXiaomi(シャオミ)「Xiaomi Watch S3」はスマートウォッチのおすすめランキングで4位となりました。

ワークアウト時に選択できるスポーツの数がもっとも多かったのがXiaomi

手頃な価格ですがライフログも安定しており、心拍数などをグラフ化してくれるアプリも使いやすく、はじめの一本にもおすすめです。

おすすめポイント
  1. 対応ワークアウトが多い
がっかりポイント
  1. 決済機能が日本では使えない
47mm
奥行
47mm
高さ
12mm
重量
44g(バンドを除く)
対応OS
iOS、Android
OS
Xiaomi Hyper OS
機能
心拍、血中酸素、消費カロリー、ストレス、GPS、睡眠、活動量
防水
5ATM
登録スポーツ数
161(*ウォッチ内のワークアウトメニューでカウント)
型番
WATCH S3 ブラック

【ワークアウト】検証製品では最多 160種以上のワークアウトに対応

ランニング・ウォーキング・サイクリングといったメジャーなもの以外のワークアウトが充実しているのが大きな特徴です。ほかのウォッチにないワークアウトも、最適なログを残せます。

【ワークアウト】検証製品では最多 160種以上のワークアウトに対応 スマートウォッチおすすめ イメージ

さまざまな運動で、最適なワークアウトログを取得できます。

【ワークアウト】検証製品では最多 160種以上のワークアウトに対応 スマートウォッチおすすめ イメージ2

ランニングでは距離・ペース・平均心拍などに加え、ルートも記録します。

【ライフログ】平常時も運動中も心拍を安定して記録

【ライフログ】平常時も運動中も心拍を安定して記録 スマートウォッチおすすめ イメージ

信頼性の高い胸ベルト式と比べても、心拍数にほぼ差はありません。

通話できるのはAndroid連携時のみ

スマホと連携しての通話にも対応した製品ですが、残念ながらこの機能はAndroid連携時のみ。iOSの場合、着信応答を選択しても通話にはスマホが必要です。

通話できるのはAndroid連携時のみ スマートウォッチおすすめ イメージ

LINEやメッセージなどは通知から内容を確認するだけです。

A評価【5位】Xiaomi「Xiaomi Redmi Watch 4」

  • シャオミXiaomi Redmi Watch 4
  • 実勢価格: ¥11,375

総合評価: 3.50

スマホ連携
 4.00
事故検出
 4.00
操作性
 3.50
ライフログ
 4.00
心拍/睡眠
 3.50
ワークアウト
 3.00
距離位置
 3.50
アプリ連携
 5.00
充電
 4.50
決済
 0.00

機能はWatch S3とほぼ同じなのに安く買えます!

A評価のXiaomi(シャオミ)「Xiaomi Redmi Watch 4」はスマートウォッチのおすすめランキングで5位となり、コスパベストに選ばれました!

スペックは4位のWatch S3より抑えられているものの、基本的な機能やライフログ・ワークアウトの測定結果にほとんど差はなし。にもかかわらず安価で驚きです。

四角い大きな画面で情報が確認しやすいのもいいです。

おすすめポイント
  1. コスパBEST
  2. スマートウォッチとしては抜群のコスパ
がっかりポイント
  1. 決済機能が日本では使えない
41.1mm
奥行
47.5mm
高さ
10.5mm
重量
31.5g(バンドを除く)
対応OS
iOS、Android
OS
Xiaomi Hyper OS
機能
心拍、血中酸素、消費カロリー、ストレス、GPS、睡眠、活動量
防水
5ATM
登録スポーツ数
161(*ウォッチ内のワークアウトメニューでカウント)
型番
REDMI WATCH 4 オブシディアンブラック

【ワークアウト】運動の種類が豊富

【ワークアウト】運動の種類が豊富 スマートウォッチおすすめ イメージ

Watch S3と同じく対応ワークアウト数は150以上あります。

【操作性】四角い画面で表示が見やすい

【操作性】四角い画面で表示が見やすい スマートウォッチおすすめ イメージ

丸型に比べて端まで表示されるので大きく感じます。

ワンボタンで操作性は低下

ワンボタンで操作性は低下 スマートウォッチおすすめ イメージ

サイドにはリューズがひとつしかないので、Watch S3に比べると操作性は低め。リューズの回転でスクロールできるのはよいです。

B評価【6位】Zepp Health Corporation「Amazfit Balance」

  • Zepp Health CorporationAmazfit Balance
  • 実勢価格: ¥34,900

総合評価: 3.20

スマホ連携
 4.00
事故検出
 0.00
操作性
 2.50
ライフログ
 4.00
心拍/睡眠
 4.00
ワークアウト
 4.00
距離位置
 4.00
アプリ連携
 5.00
充電
 4.50
決済
 0.00

Zeppコーチが自分の目標にあったトレーニングプランを作成

Zepp Health Corporation「Amazfit Balance」はスマートウォッチのおすすめランキングで6位となりました。

ライフログ・ワークアウトログともに詳細です。質問に答えると最適なトレーニングプランを組み立ててくれる「Zeppコーチ」、体組成の測定、心身のリフレッシュ度を数値化する「レディネス」と、マルチに健康管理をサポートします。

おすすめポイント
  1. ライフログ・ワークアウトともに安定して記録
がっかりポイント
  1. 事故検出と決済に対応していない
46mm
奥行
46mm
高さ
10.6mm
重量
35g(バンドを除く)
対応OS
iOS、Android
OS
Zepp OS
機能
心拍、血中酸素、消費カロリー、ストレス、体組成、GPS、睡眠、活動量
防水
5ATM
登録スポーツ数
156(*ウォッチ内のワークアウトメニューでカウント)
型番
AMAZFIT BALANCE サンセットグレー

【ワークアウト】目標に向けて計画を作成

【ワークアウト】目標に向けて計画を作成 スマートウォッチおすすめ イメージ

無理のないトレーニング計画がすぐできあがります。

【ライフログ】体組成にアドバイス

【ライフログ】体組成にアドバイス スマートウォッチおすすめ イメージ

体組成の測定に対応。アドバイスも詳細です。

事故検出や決済機能がありません

事故検出や決済機能がありません スマートウォッチおすすめ イメージ

衝撃による事故などの検出や、キャッシュレスの決済機能はなし。Amazfitにしては高額モデルだけに、対応していないのは残念です。

B評価【7位】ファーウェイ「HUAWEI WATCH GT 4 46mm」

  • ファーウェイHUAWEI WATCH GT 4 46mm
  • 実勢価格: ¥31,900

総合評価: 3.15

スマホ連携
 4.00
事故検出
 0.00
操作性
 3.00
ライフログ
 4.00
心拍/睡眠
 4.00
ワークアウト
 3.50
距離位置
 4.00
アプリ連携
 4.50
充電
 4.50
決済
 0.00

体型維持の強い味方、ボディメイカーでカロリー管理

ファーウェイ「HUAWEI WATCH GT 4 46mm」はスマートウォッチのおすすめランキングで7位となりました。

ウォッチでカロリーの摂りすぎや不足がグラフで視覚的にわかるボディメイカーアプリが、体重管理のサポートに有効です。

食べすぎたら運動する、運動できない日は食べすぎないと、日常的に意識できるようになります。

おすすめポイント
  1. 消費・摂取カロリーを管理しやすい
がっかりポイント
  1. タッチ操作の反応がイマイチ
46mm(約)
奥行
46mm(約)
高さ
10.9mm(約)
重量
48g(約)(バンドを除く)
対応OS
iOS、Android
OS
Harmony OS
機能
心拍、血中酸素、消費カロリー、ストレス、GPS、睡眠、皮膚温度、活動量
防水
5ATM
登録スポーツ数
100以上(*ウォッチ内のワークアウトメニューでカウント)
直径
46mm(約)
型番
WATCH GT 4 46MM ブラウン

【ライフログ】カロリーが一目瞭然

【ライフログ】カロリーが一目瞭然 スマートウォッチおすすめ イメージ

ウォッチで摂取・消費カロリーを即チェックできます。

【ワークアウト】音声通知でサポート

【ワークアウト】音声通知でサポート スマートウォッチおすすめ イメージ

運動中に心拍数や強度などを音声通知してくれます

反応が多少もっさりしています

反応が多少もっさりしています スマートウォッチおすすめ イメージ

普通に使うぶんには問題ありませんが、画面を何ページも続けてスワイプすると反応しないことがたびたび。ちょっと気になります。

スマートフォンスマートウォッチの使い方は?

ここからは、スマートウォッチやリングを身につけて得た、データの活用方法や重視すべきポイントを紹介します。

使い方1:まずはデータを集める

使い方1:まずはデータを集める スマートウォッチおすすめ イメージ

ウェアラブル家電は身につけるだけでカラダにまつわるデータを測定。ランニングの距離やコースなども自動で記録します。毎日の体調や活動状況のデータを取るのは、簡単なんです。

土屋慶祐
家電批評編集部 デスク
土屋慶祐 のコメント

病院で測定するデータほど正確ではありませんが、日々の生活を振り返るには十分です。

使い方2:蓄積データを分析

使い方2:蓄積データを分析 スマートウォッチおすすめ イメージ

データは蓄積するだけではなく、活用しましょう! 例えば、日々どれだけ運動しているのかを確認。毎日の生活をもとにデータを記録し、運動が足りていなければウォーキングを取り入れるなど生活習慣の見直しに役立ちます。

使い方3:実は睡眠がキモ

睡眠には質があります。睡眠データを活用して睡眠の質をチェックし、健康管理に役立てましょう。

スマートフォンスマートウォッチの活用方法は?

スマートウォッチをはじめとしたウェアラブル家電はログが取れるだけではありません。ここからは、プロのデータ分析&活用方法を解説します!

【睡眠】睡眠の見直しが体調の回復を大きく左右!

ウェアラブル家電で取れるログデータで、最初に注目して欲しいのが「睡眠データ」です。厳密にはさまざまな要素による“予測”に過ぎませんが、それでも健康管理に活用できます。

取得できるデータはメーカーごとに違いますが、見るべきは主要な5つの項目。 それぞれのデータの意味を知って、睡眠の見直しに役立てましょう。

SOXAI RINGの睡眠データ

SOXAI RINGの睡眠データ スマートウォッチおすすめ イメージ
1:睡眠時間

入眠から覚醒までの時間。7〜8時間が適正と言われていますが、高齢になると睡眠時間は減少します。

2:睡眠周期

ノンレム睡眠とレム睡眠の波が、80〜110分の周期でくり返されます。グラフの上下の波の数で、自分の周期の回数が分かります。

3:レム睡眠

脳が活動した状態で眼球が活発に動き、記憶の整理や定着、脳の老廃物の排出が行われます。

4:ノンレム睡眠

成長ホルモンが分泌され、脳や体の疲労回復が行われます。睡眠の深さでステージが分かれています。

5:入眠までの時間

布団に入ってから、入眠までの時間。 睡眠不足の傾向がわかります。

島村麗乃 氏
ウェルネステックトレーナー
島村麗乃 氏 のコメント

睡眠中の上下の波は4〜5回が適切です。波の数が少ない人は、そもそも睡眠時間が足りていないということになります。

入眠までは10分前後が適切

15分以上の場合 5分以内の場合
不眠症の傾向があるため
一度起きてしまったほうがいい
普段の睡眠時間が足りておらず
睡眠負債が溜まっている状態

布団に入ってから入眠までの時間は10分前後が理想的で、早ければいいワケではありません。入眠まで5分以内という人は、そもそも普段の睡眠が足りていないということ。

逆に15分以上という人は不眠症の傾向があるため、布団を“眠れない場所”と認識させないためにも、一度起きてしまったほうがいいかもしれません。

レム睡眠もノンレム睡眠も両方必要

ノンレム睡眠 レム睡眠
大脳が休息しているため、体だけでなく
脳の疲労回復も行われる
脳が活発に働いて、記憶の整理や定着を行う
筋肉が緩み体は最も休まる

「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」は役割が違い、どちらも重要。入眠後はまずノンレム睡眠になり、徐々にレム睡眠に移行。これが80〜110分の周期でくり返され、明け方に向けて周期が短くなり、最終的に覚醒に至ります。

睡眠中の心拍数にも注目

睡眠中の心拍数にも注目 スマートウォッチおすすめ イメージ

睡眠中の心拍数は一日だけでなく、他の日と見比べるのがおすすめ。普段よりも心拍数が高い場合は、自律神経が落ち着いていないということ。風邪のひき始めなども睡眠時の心拍数が上がるので、注意しましょう。

少しでもお酒を飲むと心拍数やレム睡眠に影響する

お酒を飲んで眠ると、睡眠時の心拍数が上がる傾向があります。入眠後は一気に深い睡眠になりますが、後半は覚醒作用が強まります。

レム睡眠が足りない場合は、数日禁酒して睡眠リズムを戻しましょう。

【運動】運動ログはこれだけやった達成感の指標!

運動データとしてさまざまなログが取れますが、アスリートでもなければ細かい部分はスルーで構いません。

手軽に始められるウォーキングやランニングの場合、距離と心拍数で運動強度を調節するのがキホンです。

島村麗乃 氏
ウェルネステックトレーナー
島村麗乃 氏 のコメント

無理して運動しても長続きしないもの。無理しないために距離と心拍数で調節するのが大事です。

無理せずに達成感を得られる距離を設定

無理せずに達成感を得られる距離を設定 スマートウォッチおすすめ イメージ

日常的なウォーキングやランニングで大事なのは、“無理しない距離”を設定すること。長距離にし過ぎても長続きしないので、達成感があって続けられる距離を設定しましょう。

目標距離やコースが設定できる製品が多いので、設定方法を確認しましょう。

Xiaomi Wearの運動データ

Xiaomi Wearの運動データ スマートウォッチおすすめ イメージ
1:距離

目標として設定するのは距離だけで十分です。ウォーキングやランニングの時間やペースはその日の体調次第なところがあるので、決めずに開始して様子を見ながら調節しましょう。

2:心拍数

ウォーキングやランニングのペースの目安になるのが心拍数。運動時の心拍数を上げるほど心臓が強くなりますが、体調に合わせることが大事。

心臓が強くなると、心拍数も上がりにくくなります。

3:歩数

1日9800歩で認知症のリスクが半分に、3000歩でもリスクが25%減ると言われているので、毎日の歩数を見ておくのもいいでしょう。月間・年間の平均歩数なども出るので、モチベーションになります。

4:有酸素

健康維持に重要と言われるのが、長時間継続して行う「有酸素運動」です。初心者が始めやすいウォーキングやランニングは、どちらも有酸素運動となります。

【体調】心拍数ログの変化で見えない体の不調が見えてくる!

ウェアラブル家電で体調管理をするなら、見るべきは「安静時心拍数」と「体表温(皮膚温度)」の2つ(体表温を測れない製品もあります)。数値が気になる場合は、医療機関を受診しましょう。

島村麗乃 氏
ウェルネステックトレーナー
島村麗乃 氏 のコメント

体調が悪いと、普段と比べて心拍数や体表温が上がります。体の周期も確認できるので、この2つだけで十分です。

病気の早期発見のきっかけになり得ます!

病気の早期発見のきっかけになり得ます! スマートウォッチおすすめ イメージ

近年のウェアラブル家電の普及にともない、注目されているのが「スマートウォッチ外来」。Apple Watchなど一部のスマートウォッチでは、心電図の確認や不整脈の通知が可能。

このデータをもとに診察してくれるのが、スマートウォッチ外来です。

もちろん、再度しっかりと検査したうえで診断を行いますが、スマートウォッチ外来を受け付けている國廣先生も「通院のきっかけになるのはいいこと」だと話していました。

國廣崇 先生
ユアクリニックお茶の水 院長(内科/循環器内科医)
國廣崇 先生 のコメント

Apple Watchの心電図機能によって、実際に不整脈が発見されてた事例も多くあります。通院の目安にするのはアリです。

体調データの例(Oura Ringの場合)

体調データの例(Oura Ringの場合) スマートウォッチおすすめ イメージ
1:安静時心拍数

安静時の心拍数が高い場合は、体調が悪いことが多いので、運動は休むかほどほどにしましょう。高めが継続する場合は、病気の可能性もあります。

2:体表温

心拍数とともに継続して見たいのが「体表温」。あくまでも目安ですが、変化で体調の悪化を確認できます。なお、体表温が測れない製品もあります。

スマートフォンスマートウォッチはバンドやリングよりここがすごい!

心拍数や睡眠、ワークアウトなどはスマートバンドやスマートリングでも十分に記録できます。それでも、高価なスマートウォッチを選ぶ理由はあるのでしょうか。

今回、ウォッチ・バンド・リングの全12製品を使い比べた結果、編集部が注目したのは、Suicaなどを登録できるキャッシュレス決済と、GPSなどの衛星に対応した位置情報の記録です。

キャッシュレス決済は設定こそスマホアプリが必要ですが、支払いの際はウォッチ単体でOK。ランニングのようにできるだけ身軽にしたいワークアウト時に、現金をチャージしておけばサイフやスマホなしでも補給できるのは大きなメリットです。

そしてランニングなどのワークアウトのログに位置情報が残っていると、あとからルートを見返すのに便利。ルート開拓にも役立ちます。

ウォッチによっては事前に設定した道順で案内もしてくれるので、初めてのコースでもワークアウトに集中できます。

これだけでも惹かれますが、ほかにも心拍数などを測定するセンサーの数が多い、バッテリーが長持ちする、スマホと連携してできる操作が多いなど、高価なのも納得です。

今回のランキングでは、上位3製品が決済とGPSの両方に対応しています。

スマートウォッチのメリット1:決済機能があるウォッチは運動中も買いものできる

スマートウォッチのメリット1:決済機能があるウォッチは運動中も買いものできる スマートウォッチおすすめ イメージ

水分や糖分の補給も、決済に対応したウォッチがあれば簡単に購入可能。なお、対応する決済サービスはウォッチによって異なります。

スマートウォッチのメリット2:GPS搭載で走ったルートをトレースできる

スマートウォッチのメリット2:GPS搭載で走ったルートをトレースできる スマートウォッチおすすめ イメージ

位置情報を取得できれば、走ったルートをマップで確認できます。ウォッチによっては、ルートを移動速度などで色分けしてくれます。

AV機器まとめ:総合力ならGalaxy、運動メインならガーミンも

以上、スマートウォッチのおすすめランキング7選でした。

今回、スマートスマートウォッチ7製品を比較テストしたところ、通話やLINEへの対応、決済機能の有無で評価に差が出ました。そんななか、ベストバイを獲得したのはSamsung「Galaxy Watch6(44mm)」。睡眠ログが充実しており、分析もわかりやすいのが決め手となりました。

また、手動で体組成を測定できるのも魅力。総合的な体調管理ができるスマートウォッチといえます。

ワークアウトに活用したいなら、2位のガーミン「vívoactive 5」もおすすめです。日本の測位衛星「みちびき」に対応しており、ルートや距離を高精度で記録。最適なワークアウトをサポートしてくれます。

5位のXiaomi「Xiaomi Redmi Watch 4」はコスパ重視派におすすめです。スペックは抑えられているものの、機能はWatch S3とほぼ同じ。四角いディスプレイで表示も見やすいです。

今回テストした全7製品ともログが安定していて実用性は高いです。Amazfitファーウェイは事故検出・決済ともに対応していないことで順位を下げました。

紹介した商品詳細を参考に、自分に合ったスマートウォッチをぜひ選んでみてください。

スマートウォッチのおすすめ

スマートウォッチのおすすめ スマートウォッチおすすめ イメージ
スマートウォッチのおすすめ スマートウォッチおすすめ イメージ2

Samsung 
Galaxy Watch6 (44mm)

【ワークアウト向けベスト】スマートウォッチのおすすめ

【ワークアウト向けベスト】スマートウォッチのおすすめ スマートウォッチおすすめ イメージ

ガーミン
vívoactive 5

【コスパベスト】スマートウォッチのおすすめ

【コスパベスト】スマートウォッチのおすすめ スマートウォッチおすすめ イメージ

Xiaomi
Xiaomi Redmi Watch 4

AV機器スマートウォッチの売れ筋ランキングもチェック!

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