スマートフォン自分にぴったりのスマートウォッチは?

自分にぴったりのスマートウォッチは? スマートウォッチおすすめ イメージ

ここ最近「スマートウォッチは便利な端末である」という認識が浸透してきたように感じます。

少し前までは「購入に足踏みしている」「購入したけれど、ほぼ使わなくなってしまった」という声も少なくありませんでした。しかし今回、雑誌『家電批評』が行った読者アンケートではスマートウォッチを所有している人の割合が4割を超えました。

しかし、日本のスマートウォッチ市場は、いまだにアップルウォッチ(Apple Watch)の一強状態。その他のメーカーはほぼ横並びです。

さらに、近年のスマートウォッチは「高機能で高価格」な製品か「機能を制限して安価」な製品かの二者択一状態。高いか安いか、どちらがよいということはハッキリ言えませんが、トレンドの機能や選ぶ際に注意しなければならないことがわかりにくいですよね。

自分にぴったりのスマートウォッチは? スマートウォッチおすすめ イメージ2

そこで、雑誌『家電批評』編集部が、Apple(アップル)やGoogle(グーグル)、サムスン(Samsung)、HUAWEI(ファーウェイ)などの人気主要メーカーのスマートウォッチ12製品を一堂に集め、プロと一緒に徹底比較。

総合的に機能や使いやすさを採点して、総合ランキングを作りました。

自身の目的に合わせて製品を選ぶ参考にしてください。

スマートフォンスマートウォッチのトレンドは?

スマホと連携し、スマホの機能を拡張したり、身につけてカラダの状態や変化を記録できるスマートウォッチ。その最新事情を簡単におさらいします!

スマートウォッチができることはこんなにたくさんあるんです!

スマートウォッチの機能(例)

  • 時計機能
  • スマホの通知の確認
  • 通話や簡易返信
  • スケジュールの確認
  • 音声操作
  • 音楽再生
  • 電子マネーによる支払い
  • 運動時の心拍数の計測
  • 歩行距離の計測
  • 睡眠の質のスコアリング
  • 消費カロリーの計測
  • ストレスレベルの計測
  • 血中酸素レベルの計測
  • 転倒検知
  • ルートナビゲーション機能
  • ランニングサポート
  • 登山のサポート
  • サイクリングのサポート
  • 緊急時の通信
  • 心電図 など

最新のトレンドは「AI対応」と「決済対応の増加」!

AIによる操作が可能に!
AIによる操作が可能に! スマートウォッチおすすめ イメージ

音声認識で簡単な操作や、翻訳などの便利な機能が使えるようになっています。

AIによる操作が可能に! スマートウォッチおすすめ イメージ2

従来は高級機が対応している傾向でしたが、低価格帯でも対応が進んでいます。

読者アンケートでは「健康管理」目的の人が約半数でした

読者アンケートでは「健康管理」目的の人が約半数でした スマートウォッチおすすめ イメージ
山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

常に身につけて、発揮される機能が求められています。

スマートウォッチとスマートバンドって何が違うの?

大きな違いは下記のとおりですが、最近はスマートバンドの高性能・高機能化が進み、その差が埋まりつつあります。

スマートウォッチ
  • スマホ連携や機能が豊富
  • 大型で重いものが多い
  • 操作性を重視している
スマートバンド
  • 機能は最低限でシンプル
  • 小型かつ軽量で装着しやすい
  • 記録特化で操作性はイマイチ

メーカーも多彩で個性豊か!

スマートウォッチを開発しているメーカーは多数ありますが、今回は格安やスポーツに特化したメーカーではなく、総合力に優れた7メーカー12製品をテストします。

【Apple(アップル)】定番かつ一番人気!

【Apple(アップル)】定番かつ一番人気! スマートウォッチおすすめ イメージ

iPhoneやMacを開発。スマートウォッチには独自のwatchOSを搭載しています。デザインや品質の高さが人気です。

【サムスン(Samsung)】アップルの最大のライバル!

【サムスン(Samsung)】アップルの最大のライバル! スマートウォッチおすすめ イメージ

韓国のテクノロジー企業で、世界最大の総合家電メーカー。スマートウォッチ搭載OSにはWear OSを採用しています。

【Google(グーグル)】実力をつけてきた第三勢力!

【Google(グーグル)】実力をつけてきた第三勢力! スマートウォッチおすすめ イメージ

AndroidやYouTubeでおなじみのアメリカ企業。Fitbitを買収しており、運動管理やフィットネス機能にも注目しています。

【ファーウェイ(HUAWEI)】運動管理ならおまかせ!

【ファーウェイ(HUAWEI)】運動管理ならおまかせ! スマートウォッチおすすめ イメージ

中国に本社を置く通信機器大手。比較的安価なのにも関わらず、運動管理とフィットネス機能が充実しています。

【ガーミン(GARMIN)】スポーツとアウトドア向け

【ガーミン(GARMIN)】スポーツとアウトドア向け スマートウォッチおすすめ イメージ

アメリカで創業したGPS機器メーカー。最先端のGPSナビゲーションによる精度の高さは他製品にはない強みです。

【Zepp Health(Amazfit)】コスパ重視の人におすすめ

【Zepp Health(Amazfit)】コスパ重視の人におすすめ スマートウォッチおすすめ イメージ

2015年から展開している比較的新しいブランド。価格に対して高機能で、雑誌『家電批評』も注目しています。

【Mobvoi(モブボイ)】ダークホースの実力やいかに

【Mobvoi(モブボイ)】ダークホースの実力やいかに スマートウォッチおすすめ イメージ

2023年に日本初上陸を果たした、新進気鋭の中国メーカー。今回はどこまで評価を獲得できるか期待半分、不安半分です。

しかし、日本ではアップルのシェアが圧倒的トップ!

家電批評「スマートウォッチに関する読者アンケート」

Q. スマートウォッチを現在所有していますか?
Q. スマートウォッチを現在所有していますか? スマートウォッチおすすめ イメージ

雑誌『家電批評』の読者に対して行ったアンケートでは、約4割の人所有していると回答しました。

まだまだ所有していない人が多数派なものの、ここ数年で所有している人の割合がどんどん増えてきています。

Q. 所有しているスマートウォッチのメーカーを教えてください

A. 約70%がApple Watchユーザー!

Q. 所有しているスマートウォッチのメーカーを教えてください スマートウォッチおすすめ イメージ

メーカー別のシェアはアップルが約7割と圧倒的多数。

Apple Watchが人気な理由
  • ◯:スマートウォッチと連携させるスマホのシェアもiPhoneが圧倒的
  • ◯:本体サイズや素材、ベルトのデザインなどを選べる選択肢の豊富さ
  • ◯:最新技術が搭載され、機能性が高い
山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

「スマートウォッチといえば」という印象も強いです。

スマートフォンスマートウォッチの選び方は?

本当にApple Watch一強なのか、徹底的に検証します!

本当にApple Watch一強なのか、徹底的に検証します! スマートウォッチおすすめ イメージ

今回、雑誌『家電批評』編集部はウェルネステックトレーナーの島村麗乃さんとライターのハナゾノゴウさんにご協力いただき、スマートウォッチ全12本を徹底検証しました。

島村麗乃 氏
ウェルネステックトレーナー
島村麗乃 氏 のコメント

睡眠やフィットネスについてチェックしました。

ハナゾノゴウ 氏
デジタル系編集者
ハナゾノゴウ 氏 のコメント

全製品を日替わりで装着して検証しました。

検証項目

  • ライフログ
  • ワークアウト
  • 通知・連携
  • 決済
  • 操作性
  • スマホアプリ
  • バッテリー

睡眠時間や運動時の心拍数などの身体の状況を記録してその精度を分析。さらにスマートフォンとの連携機能やバッテリーもち、電子決済機能の使い勝手をチェックし、比較・ランキング化しました。

主要な機能を表示

主要な機能を表示 スマートウォッチおすすめ イメージ

対応している主要な機能を製品スペックに表示しました。自分が重視している機能の有無を確認しましょう。

スマートフォンスマートウォッチのおすすめは?

プロと一緒に実際に使ってみた、スマートウォッチのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。

ランキングは項目名で並び替えられます
商品 おすすめポイント
A+評価
AppleApple Watch Ultra 2
スマートウォッチおすすめ Apple Apple Watch Ultra 2 イメージ
4.75
通話・LINE・マップなどアプリが充実/タッチパネルの反応がiPhone並み
5.00 4.38 5.00 5.00 5.00 5.00 3.50
44mm
14.4mm
49mm
61.8g(ブラック、ベルト含まず)
410✕502ピクセル
A+評価
AppleApple Watch Series 10
スマートウォッチおすすめ Apple Apple Watch Series 10 イメージ
4.48
小さくて軽く着用感が薄いのに操作性が高く機能も充実
4.50 4.13 5.00 5.00 4.75 5.00 2.50
39mm
46mm
9.7mm
36.4g(ベルト含まず)
1220平方ミリメートルの表示領域(416×496px)
A評価
サムスンGalaxy Watch Ultra
スマートウォッチおすすめ サムスン Galaxy Watch Ultra イメージ
4.18
クイックボタンでワークアウトを即記録/Qi対応で置くだけ充電ができる
4.25 4.00 5.00 4.50 4.50 3.00 3.00
47.1mm
47.4mm
12.1mm
60.5g(ベルト含まず)
1.5インチ(480×480px)
A評価
サムスンGalaxy Watch7
スマートウォッチおすすめ サムスン Galaxy Watch7 イメージ
4.18
通話やLINEに対応しアプリも増やせる/高速のエッジスクロールが気持ちいい
4.25 4.25 5.00 4.50 4.75 3.00 2.00
44.4mm
44.4mm
9.7mm
33.8g(ベルト含まず)
1.5インチ(480×480px)
A評価
GooglePixel Watch 3
スマートウォッチおすすめ Google Pixel Watch 3 イメージ
4.14
アプリを追加してカスタマイズできる/画面が明るく特に暗所で見やすい
3.75 4.00 5.00 4.50 3.50 5.00 3.50
45mm(ベルト含まず)
45mm(ベルト含まず)
12.3mm
37g(ベルト含まず)
5.6インチ(2220×1080px)
A評価
ガーミンfēnix 8 Sapphire Dual Power 47mm
スマートウォッチおすすめ ガーミン fēnix 8 Sapphire Dual Power 47mm イメージ
4.02
自分の実力がわかる詳細なワークアウトログ/タッチの代わりにボタン操作もできる
4.00 4.50 4.25 3.50 3.50 4.00 4.25
47mm
47mm
15.2mm
57g(ベルト含まず)
直径1.3インチ(260×260px)
A評価
ガーミンVenu 3S コンパクトサイズ
スマートウォッチおすすめ ガーミン Venu 3S コンパクトサイズ イメージ
3.64
VISAタッチ決済に対応/ワークアウトログがとにかく詳細
3.75 4.00 4.25 3.50 2.00 4.00 4.50
41mm
41mm
12mm
27g(ベルト含まず)
1.2インチ(390×390px)
B評価
Zepp Health CorporationAmazfit Balance
スマートウォッチおすすめ Zepp Health Corporation Amazfit Balance イメージ
3.23
安価で扱いやすくログも充実/OSはAndroidとiOSに両対応
4.25 4.25 2.00 0.00 3.00 4.00 4.50
46mm
46mm
10.6mm(心拍ベース除く)
35g(約)(ベルト含まず)
1.5インチ(480×480px)
B評価
MobvoiTicWatch Atlas
スマートウォッチおすすめ Mobvoi TicWatch Atlas イメージ
3.02
タッチ決済対応で5万円以下/Wear OS搭載で拡張性も高い
3.25 3.13 4.50 3.00 1.25 3.00 3.00
47.8mm
52.2mm
12.05mm
47.2g(ベルト含まず)
1.43インチ(466×466px)
B評価
Zepp HealthAmazfit T-Rex 3
スマートウォッチおすすめ Zepp Health Amazfit T-Rex 3 イメージ
3.00
ログが安定していて項目も充実
4.25 4.25 1.00 0.00 2.50 4.00 5.00
48.5mm(約)
48.5mm(約)
13.75mm(約)(心拍ベース除く)
49g(約)(ベルト含まず)
1.5インチ(480×480px)
B評価
ファーウェイHUAWEI WATCH GT 5 Pro
スマートウォッチおすすめ ファーウェイ HUAWEI WATCH GT 5 Pro イメージ
3.00
睡眠時間や運動時の心拍などのライフログが安定/ワークアウト中の音声案内が実用的
4.00 4.50 2.00 0.00 1.50 4.00 5.00
46.3mm(約)
46.3mm(約)
10.9mm(約)
53g(約)(ベルト含まず)
1.43インチ(466×466px)
C評価
ファーウェイHUAWEI WATCH GT 5
スマートウォッチおすすめ ファーウェイ HUAWEI WATCH GT 5 イメージ
2.91
バッテリーのもちが12製品中トップ/基本的なログはファーウェイ「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」と変わらない
4.00 4.00 2.00 0.00 1.50 4.00 5.00
45.8mm(約)
45.8mm(約)
10.7mm(約)
48g(約)(ベルト含まず)
1.43インチ(466×466px)

A+評価【1位】Apple「Apple Watch Ultra 2」

  • AppleApple Watch Ultra 2
  • 実勢価格: ¥112,700

総合評価: 4.75

 
ライフログ
 5.00
ワークアウト
 4.38
通知・連携
 5.00
決済
 5.00
操作性
 5.00
スマホアプリ
 5.00
バッテリー
 3.50

機能・操作ともに隙なし これぞスマートウォッチのエース

スマートウォッチのおすすめランキング1位でベストバイは、A+評価のApple(アップル)「Apple Watch Ultra 2」「iOS向けBEST」も獲得です。

Apple「Apple Watch Ultra 2」の発売は2023年ですが、サクサク動く操作感のよさは他の追随を許しません。

通話・LINEの返信・マップのナビと、スマホを腕に巻いているかのようにあらゆる機能がストレスなく使えるのは、Apple「Apple Watch Ultra 2」の特権。

ディスプレイは明るく、日中の屋外でもハッキリ見えます。

ライフログとワークアウトログはとにかく充実。2周波のGPSの効果か、ルートログはキレイに道筋をなぞっていて驚きです。

ただ、大きさの割にバッテリーもちが悪いのは玉にキズです。

おすすめポイント
  1. 通話・LINE・マップなどアプリが充実
  2. タッチパネルの反応がiPhone並み
がっかりポイント
  1. 大きくて重いので着用していて気になる
  2. バッテリーが意外ともたない
44mm
奥行
14.4mm
高さ
49mm
重量
61.8g(ブラック、ベルト含まず)
ディスプレイ
410✕502ピクセル
心拍
血中酸素
消費カロリー
GPS
睡眠
活動量
皮膚温度
決済
緊急通報
LTE
型番
MX4P3J/A

スマホに迫る圧倒的な存在感

スマホに迫る圧倒的な存在感 スマートウォッチおすすめ イメージ
山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

サイズが気にならないならこれを選べば間違いなしです。

Detail

ベルト
ベルト スマートウォッチおすすめ イメージ

チタンやフルオロエラストマーなど4種類。交換も可能です。

センサー
センサー スマートウォッチおすすめ イメージ

ケースに対してセンサーはあまり大きくありません。

充電
充電 スマートウォッチおすすめ イメージ

Qi対応ではないものの、向きを気にせず置くだけ充電が可能です。

GPSログの精度が高すぎ ルートから外れずブレもない

曲がり角まで高精度で記録
曲がり角まで高精度で記録 スマートウォッチおすすめ イメージ

ワークアウト時に記録されるGPSログの精度が高く、ほぼブレなし。

記録された距離も実際の移動距離とズレがなく、ワークアウトの成果を正確に把握できます。

マップアプリに道案内もまかせられる

詳細なルートを表示

マップアプリに道案内もまかせられる スマートウォッチおすすめ イメージ

GPSの精度が高いため、マップの道案内やコンパスのバックトレースといった機能も安心して利用できます。

もう迷子になる心配はありません。

ストレスゼロ! タッチ操作でスムーズに動く

操作感はまるでスマホ
操作感はまるでスマホ スマートウォッチおすすめ イメージ

画面サイズが大きいため、小さなアイコンも確実にタップ。文字入力もミスなく行えます。

アクションボタンでワークアウトを即開始
アクションボタンでワークアウトを即開始 スマートウォッチおすすめ イメージ
アクションボタンでワークアウトを即開始 スマートウォッチおすすめ イメージ2

押すだけでワークアウトを開始できるアクションボタンも使い勝手よし。操作性は最高です。

とれるデータが多すぎて見直しが大変

睡眠中の心拍数も記録
睡眠中の心拍数も記録 スマートウォッチおすすめ イメージ

睡眠時間や心拍数など、ライフログはとにかく充実。体調の変化にもすぐ気づけそう……ですが、データが多すぎて、普段見ないデータはどこからアクセスすればいいのかわからなくなるのは困りものです。

睡眠中の心拍数も記録 スマートウォッチおすすめ イメージ2

「心電図アプリ」では、心臓の鼓動と心拍リズムを記録することができます。これにより、不整脈の一種である心房細動を調べることもできます。

とにかくデカくてぶ厚いから気を使う

腕から飛び出すぎ……
腕から飛び出すぎ…… スマートウォッチおすすめ イメージ

厚みが14.4mmもあるため、着用時は壁にぶつけてしまわないか気を使います。

また、重いこともあり、島村さんも「これを着けて寝るのはちょっと気になります」と困惑していました。

総評

スマホのような操作感、ログの情報量の多さ、タッチ決済など、機能面は欠点がありません。

A+評価【2位】Apple「Apple Watch Series 10」

  • AppleApple Watch Series 10
  • 実勢価格: ¥60,999

総合評価: 4.48

 
ライフログ
 4.50
ワークアウト
 4.13
通知・連携
 5.00
決済
 5.00
操作性
 4.75
スマホアプリ
 5.00
バッテリー
 2.50

さらに薄く軽くなって快適に! シリーズ10がちょうどいい

スマートウォッチのおすすめランキング2位は、A+評価のApple(アップル)「Apple Watch Series 10」「使用感BEST」を獲得です。

ベストバイこそスペックで勝るApple「Apple Watch Ultra 2」に譲りましたが、日常的な使い勝手のよさでいえばApple「Apple Watch Series 10」に軍配が上がるでしょう。

最大の理由は、サイズの違い。Apple「Apple Watch Series 10」がアルミニウムの46ミリモデルで約37gなのに対して、Apple「Apple Watch Ultra 2」は49ミリで約61gと20g以上重くなっています。

サイズも「Apple Watch Ultra 2」よりひとまわり小さく、実際に数日間着け比べるだけでも、「Apple Watch Series 10」のほうが手首への負担は軽く、圧倒的にラク。

しかも、「Apple Watch Ultra 2」よりケースは薄く、画面は大きく、重量は軽くなるという、全面的な進化を遂げています。

基本的に睡眠中も着用するスマートウォッチだけに、手首へのストレスがない「Apple Watch Series 10」のほうが、より多くの人におすすめできるのは明白です。

ディスプレイにはLTPO3技術を新採用。これは「Apple Watch Ultra 2」のLTPO2より省電力で、斜めから見たときの輝度が向上しているといわれています。

一方で、GPSは「Apple Watch Series 10」の1周波に対して「Apple Watch Ultra 2」は2周波。GPSの精度は「Apple Watch Ultra 2」のほうが上といわざるをえません。

気になるログですが、日常生活の範囲内であればライフログ・ワークアウトログともに明確な差は見られませんでした。

ワークアウト時のルートは「Apple Watch Ultra 2」のほうがきれいでしたが、「Apple Watch Series 10」もほかの製品よりは高精度。距離はともにかなり正確です。

最後に、「Apple Watch Series 10」でもうひとつ注目したいのがチタニウムケースの復活です。より丈夫で高級感もあるこのケースも、「Apple Watch Series 10」を選ぶ理由になるでしょう。

おすすめポイント
  1. 小さくて軽く着用感が薄いのに操作性が高く機能も充実
がっかりポイント
  1. バッテリーのもちが短めで1日1回は充電が必要
39mm
奥行
46mm
高さ
9.7mm
重量
36.4g(ベルト含まず)
ディスプレイ
1220平方ミリメートルの表示領域(416×496px)
心拍
血中酸素
消費カロリー
GPS
睡眠
活動量
皮膚温度
決済
緊急通報
LTE
型番
APPLE WATCH10 46 JBAL BK -M/L

スペックでは負けても使い勝手はベストです

スペックでは負けても使い勝手はベストです スマートウォッチおすすめ イメージ

寝ているときでも気になりにくいです。

スペックでは負けても使い勝手はベストです スマートウォッチおすすめ イメージ2

このサイズでも機能はUltra級です。

山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

軽さと大画面を両立しているので最高に使いやすい! テキスタイルバンドも軽くてGood。

Detail

ベルト
ベルト スマートウォッチおすすめ イメージ

上図はテキスタイル。ほかにラバーとステンレススチールがあります。

センサー
センサー スマートウォッチおすすめ イメージ

「Apple Watch Ultra 2」と同じ第3世代の光学式心拍センサーを搭載しています。

充電
充電 スマートウォッチおすすめ イメージ

置くだけで充電が開始。マグネットでズレにくくなっています。

ハナゾノゴウ 氏
デジタル系編集者
ハナゾノゴウ 氏 のコメント

リューズの操作性も良好です。

本体が薄くなって表示は大きく

Apple「Apple Watch Ultra」よりも薄い9.7mm
Apple「Apple Watch Ultra」よりも薄い9.7mm スマートウォッチおすすめ イメージ

「Apple Watch Ultra」の14.4mmと比べて圧倒的に薄い9.7mm。重量も前モデルの「Apple Watch Series 9」より5〜10gほど軽くなっています。

Apple「Apple Watch Ultra 2」よりはひとまわり小さい

表示領域はかなり広め

Apple「Apple Watch Ultra 2」よりはひとまわり小さい スマートウォッチおすすめ イメージ

表示領域は「Apple Watch Series 9」より9%広がっています。それでも、「Apple Watch Ultra 2」と並べてみるとケースはひとまわり小さめです。

着けているだけで事故のお守りに

倒れたときは自動で通報
倒れたときは自動で通報 スマートウォッチおすすめ イメージ

転倒検出を有効にすると、事故発生時に緊急連絡先に連絡します。

バックトレースで帰り道を確認
バックトレースで帰り道を確認 スマートウォッチおすすめ イメージ

コンパスで現在地や経路を記録すれば、道に迷う心配も減るでしょう。

いまほしい情報が自動的に表示

場所に応じて表示情報が変わる
場所に応じて表示情報が変わる スマートウォッチおすすめ イメージ
場所に応じて表示情報が変わる スマートウォッチおすすめ イメージ2

画面を下から上にスワイプすると開くスマートスタックには、現在地や時間などをもとに最適なウィジェットが表示。ほしい情報に即アクセスできます。

スクロールはダブルタップがスマート
スクロールはダブルタップがスマート スマートウォッチおすすめ イメージ

スマートスタックは親指と人差指を叩くダブルタップでスクロールできます。

高精度のGPSでトレーニングが充実

軌跡がブレず移動距離も正確
軌跡がブレず移動距離も正確 スマートウォッチおすすめ イメージ
軌跡がブレず移動距離も正確 スマートウォッチおすすめ イメージ2

「Apple Watch Ultra 2」にはわずかに劣りますが、GPS精度が高いため、距離や移動時間、心拍数などをもとに、トレーニングの効果が正確にわかります。

山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

どこを何km走ったのかの精度が高いので、トレーニングの効果もハッキリします。

ヘルスケアは情報過多も継続データは役に立つ

睡眠の裏付けには安静時心拍が大事
睡眠の裏付けには安静時心拍が大事 スマートウォッチおすすめ イメージ
睡眠の裏付けには安静時心拍が大事 スマートウォッチおすすめ イメージ2

睡眠時の心拍数や呼吸数を記録します。安静時心拍は60〜70が平常、高いときは休養が必要です。

島村麗乃 氏
ウェルネステックトレーナー
島村麗乃 氏 のコメント

体調が悪いと心拍数が高くなります。

睡眠時無呼吸を通知
睡眠時無呼吸を通知 スマートウォッチおすすめ イメージ
睡眠時無呼吸を通知 スマートウォッチおすすめ イメージ2

「watchOS 11」からの新機能が睡眠時無呼吸の通知です。30日以上睡眠ログをとり、兆候がある場合に通知されます。

自分ではなかなか気づけないだけに、一度はチェックしておきたいです。

「Apple Watch Series 9」、「Apple Watch Series 10」と「Apple Watch Ultra 2」で利用できます。

稼働時間はあまり変化なし

稼働時間はあまり変化なし スマートウォッチおすすめ イメージ

残念ながら「Apple Watch Series 10」のバッテリーの持続時間も2日間はもちません。24時間の残量も50%をきっており、「Apple Watch Series 8」で測定した際の39%からあまり変わっていません。

山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

30分の充電量が55%と速くなったのは好材料です。

「Apple Watch Series 10」と「Apple Watch Ultra 2」買うならどっち!?

日常使いなら「Apple Watch Series 10」のスペックで十分
日常使いなら「Apple Watch Series 10」のスペックで十分 スマートウォッチおすすめ イメージ

※1:46mm、アルミニウム、GPSモデル/※2:ナチュラルモデル。

平日は自宅と職場の往復で、夜間や週末に時々ジムで体を動かしたり、ランニングしたりする。そんな使いかたなら、「Apple Watch Series 10」でも十分すぎるほど高機能です。

正直、日常使いであれば「Apple Watch Ultra 2」はオーバースペック気味といえます。

総評

「Apple Watch Ultra 2」に迫る機能ながら、より薄くなったボディで着用感よし。万人向けならApple「Apple Watch Series 10」です。

A評価【3位】サムスン「Galaxy Watch Ultra」

  • サムスンGalaxy Watch Ultra
  • 実勢価格: ¥114,236

総合評価: 4.18

 
ライフログ
 4.25
ワークアウト
 4.00
通知・連携
 5.00
決済
 4.50
操作性
 4.50
スマホアプリ
 3.00
バッテリー
 3.00

Android系ウォッチのフラッグシップ

スマートウォッチのおすすめランキング3位は、A評価のサムスン(Samsung)「Galaxy Watch Ultra」「Android向けBEST」を獲得です。

1位のApple「Apple Watch Ultra 2」のWear OS版といったデザインですが、日常的な使用では同率3位のサムスン「Galaxy Watch7」との明確な差は感じられません。

大きく見えますが、意外とディスプレイサイズも変わりません。クイックボタンからワークアウトを記録できるのは便利です。

耐衝撃性能や耐水性が高いため、山や海での使用ならサムスン「Galaxy Watch Ultra」がおすすめです。

おすすめポイント
  1. クイックボタンでワークアウトを即記録
  2. Qi対応で置くだけ充電ができる
がっかりポイント
  1. フチが高くエッジスクロールしづらい
  2. iOSと連携できない
47.1mm
奥行
47.4mm
高さ
12.1mm
重量
60.5g(ベルト含まず)
ディスプレイ
1.5インチ(480×480px)
心拍
血中酸素
消費カロリー
ストレス
体組成
GPS
睡眠
活動量
皮膚温度
決済
緊急通報
LTE
型番
SM-L705FDAJSJP
山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

サムスン「Galaxy Watch7」よりGPSログのズレが大きいのが気になりました。

Detail

ベルト
ベルト スマートウォッチおすすめ イメージ

マリン・トレイル・ピークフォームの3種類から選べます。

センサー
センサー スマートウォッチおすすめ イメージ

センサーによって運動時の心拍数などを正確に記録します。

充電
充電 スマートウォッチおすすめ イメージ

Qiに対応。向きを気にせず置くだけで充電を開始します。

体組成とAGEs指数が測れるのはGalaxyだけ

体組成を毎日確認
体組成を毎日確認 スマートウォッチおすすめ イメージ

体組成を分析して体脂肪やBMIを確認できます。管理に役立てるには、継続的に記録しましょう。

体組成を毎日確認 スマートウォッチおすすめ イメージ2

「AGEs」も記録可能。日々のワークアウトの指標にできます。

総評

クイックボタンからワークアウト開始や10気圧防水の防水性能など、サムスン「Galaxy Watch7」よりもアクティブな仕様です。

A評価【3位】サムスン「Galaxy Watch7」

  • サムスンGalaxy Watch7
  • 実勢価格: ¥52,980

総合評価: 4.18

 
ライフログ
 4.25
ワークアウト
 4.25
通知・連携
 5.00
決済
 4.50
操作性
 4.75
スマホアプリ
 3.00
バッテリー
 2.00

軽さと着用感で選ぶならこっち

同じくスマートウォッチのおすすめランキング3位は、A評価のサムスン「Galaxy Watch7」。こちらも「Android向けBEST」を獲得です。

Apple Watchと同様に、スマホ連携・ログの取得・決済と機能全部入りのスマートウォッチです。

「ログの解説がわかりやすいです」と島村さんが評価してくれた睡眠時間に、体組成(骨格筋・体脂肪・体水分)・AGEs指数など、ログは充実しています。

タッチの反応はよく、素早く画面を送るエッジスクロールはクセになる気持ちよさです。

おすすめポイント
  1. 通話やLINEに対応しアプリも増やせる
  2. 高速のエッジスクロールが気持ちいい
がっかりポイント
  1. バッテリーのもちが悪い
  2. iOSと連携できない
44.4mm
奥行
44.4mm
高さ
9.7mm
重量
33.8g(ベルト含まず)
ディスプレイ
1.5インチ(480×480px)
心拍
血中酸素
消費カロリー
ストレス
体組成
GPS
睡眠
活動量
皮膚温度
決済
緊急通報
LTE
型番
GALAXY WATCH7 44MM SILVER
山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

デバイス管理とログ管理で2本のアプリが必要なのはイマイチです。

Detail

ベルト
ベルト スマートウォッチおすすめ イメージ

波模様が特徴的。やわらかで腕にフィットします。

センサー
センサー スマートウォッチおすすめ イメージ

センサーには13個のLEDを搭載して精度を高めています。

充電
充電 スマートウォッチおすすめ イメージ

Qiに対応していて置くだけで充電を開始します。

眠活をサポートしてくれるわかりやすい解説つき

眠活をサポートしてくれるわかりやすい解説つき スマートウォッチおすすめ イメージ

ログの内容や必要な知識を文章でしっかり解説してくれます。

島村麗乃 氏
ウェルネステックトレーナー
島村麗乃 氏 のコメント

睡眠のログがかなり理解しやすく解説されています。

【使ってみたら】Galaxy2製品は機能にほぼ差はなし

見た目は大きく違う2製品ですが、日常生活では操作感や機能に差を感じることはありませんでした。

ログの内容もほぼ変わらず、ともに安定していました。

総評

Android向けの全部入りウォッチ。島村さんが睡眠ログと解説がわかりやすいと高く評価しました。

A評価【5位】Google「Pixel Watch 3」

  • GooglePixel Watch 3
  • 実勢価格: ¥40,350

総合評価: 4.14

 
ライフログ
 3.75
ワークアウト
 4.00
通知・連携
 5.00
決済
 4.50
操作性
 3.50
スマホアプリ
 5.00
バッテリー
 3.50

大きく見やすくなってバッテリーもちも改善!

スマートウォッチのおすすめランキング5位は、A評価のGoogle「Pixel Watch 3」

Google「Pixel Watch」の最新モデルは、従来の41mmに加えてひとまわり大きい45mmをラインナップ。

Google「Pixel Watch 2」でも視認性のいいディスプレイでしたが、画面の大型化と輝度の向上により太陽の下でも暗闇でもハッキリ確認できます。

もうひとつ進化を感じたのが、バッテリー。2回のワークアウトを含め、24時間使用後の残量が64%と、想像以上のもちのよさ。初代は1日1回の充電でも不安でしたが、これなら安心して使えます。

そのほか、Fitbitアプリのアップデートにより、ワークアウトログの情報が詳細に。トレーニングを助けてくれます。

おすすめポイント
  1. アプリを追加してカスタマイズできる
  2. 画面が明るく特に暗所で見やすい
がっかりポイント
  1. 接続とログ管理で2個のアプリが必要
  2. iOS機器では使用できない
45mm(ベルト含まず)
奥行
45mm(ベルト含まず)
高さ
12.3mm
重量
37g(ベルト含まず)
ディスプレイ
5.6インチ(2220×1080px)
心拍
血中酸素
消費カロリー
ストレス
GPS
睡眠
活動量
皮膚温度
決済
緊急通報
LTE
型番
PIXEL WATCH 3 45MM BT/WI-FI MA

大きさを感じさせない丸みを帯びたケース

大きさを感じさせない丸みを帯びたケース スマートウォッチおすすめ イメージ
山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

バッテリーのもちがよくなったのは大歓迎。LTEモデルも選べます。

Detail

ベルト
ベルト スマートウォッチおすすめ イメージ

蛍石を原料とするフルオロエラストマー素材。やわらかです。

センサー
センサー スマートウォッチおすすめ イメージ

センサーを含め裏ブタ全体が丸みを帯びた形状です。

充電
充電 スマートウォッチおすすめ イメージ

4つの金具が飛び出しており、位置を合わせて置く必要があります。

Google「Pixel Watch 2」よりひとまわり大きい45mmが追加

ラインナップ
  • 45mm
  • 41mm
ディスプレイの視認性がアップ
ディスプレイの視認性がアップ スマートウォッチおすすめ イメージ

ラインナップに45mmが追加されました。Google「Pixel Watch 2」の41mmより40%以上大きく、ワークアウト時など瞬時に情報を把握しやすくなりました。

41mmもGoogle「Pixel Watch 2」より10%以上画面が大きくなっています。

アシスタント、マップ、Gmail etc. Googleサービス全部入り

「OK、Google」で操作もできる
「OK、Google」で操作もできる スマートウォッチおすすめ イメージ
「OK、Google」で操作もできる スマートウォッチおすすめ イメージ2

各種Googleサービスに対応しているので、検索もメールも道案内も手元で完結します。

バッテリーのもちが着実に伸びている

もう充電器の持ち歩きは不要
もう充電器の持ち歩きは不要 スマートウォッチおすすめ イメージ
24時間使用時のバッテリー残量
24時間使用時のバッテリー残量 スマートウォッチおすすめ イメージ

同一条件で検証した24時間後のバッテリー残量を比較すると、Google「Pixel Watch 3」はついに50%超え。

これならバッテリー切れを気にせず1日使えます。

進化したログでランニングのフォームもチェック

グラフ+解説でわかりやすい
グラフ+解説でわかりやすい スマートウォッチおすすめ イメージ
グラフ+解説でわかりやすい スマートウォッチおすすめ イメージ2

アプリのランニングログには、時間や運動時の心拍に加えて歩調・接地時間・上下動といったデータが表示されます。

これをもとにしたフォーム分析により、個人の基準値も提示してくれます。

ライフログ・ワークアウトログは充実も分析やコーチは有料機能が多め

ライフログ・ワークアウトログは充実も分析やコーチは有料機能が多め スマートウォッチおすすめ イメージ

ライフログの分析やワークアウトのコーチ機能など、一部のメニューは有料の「Fitbit Premium」が必要です。

無料で利用できるウォッチが多いだけに残念です。

総評

前モデルよりひとまわり大きい45mmがラインナップに追加。バッテリーもちが改善されました。

A評価【6位】ガーミン「fēnix 8 Sapphire Dual Power 47mm」

  • ガーミンfēnix 8 Sapphire Dual Power 47mm
  • 実勢価格: ¥161,668

総合評価: 4.02

 
ライフログ
 4.00
ワークアウト
 4.50
通知・連携
 4.25
決済
 3.50
操作性
 3.50
スマホアプリ
 4.00
バッテリー
 4.25

ワークアウトログは質・量ともに最強クラス

スマートウォッチのおすすめランキング6位は、A評価のガーミン(Garmin)「fēnix 8 Sapphire Dual Power 47mm」「ワークアウトBEST」を獲得しました。

ガーミンのフラッグシップモデルは、街なかやフィールドでの利用はもちろん、左右5つのボタンで操作できるため、水中や雪山でも活躍。音声入力にも対応しており、使用環境を問わず操作が可能です。

地図を内蔵しているので、登山などのパートナーとしても最適。各種センサーやGPSも安定しており、ログも詳細でした。

ガーミンユーザー同士でコミュニケーションがとれるのもモチベアップにつながります。睡眠時間のグラフは簡素ですが、安静時心拍や血中酸素などの運動時の数値の変動を重ねて表示が可能です。

ソーラー充電はアウトドアのお守りです。

おすすめポイント
  1. 自分の実力がわかる詳細なワークアウトログ
  2. タッチの代わりにボタン操作もできる
がっかりポイント
  1. タッチパネルやボタンの反応が独特
  2. 約18万円とかなり高価
47mm
奥行
47mm
高さ
15.2mm
重量
57g(ベルト含まず)
ディスプレイ
直径1.3インチ(260×260px)
心拍
血中酸素
消費カロリー
ストレス
GPS
睡眠
活動量
皮膚温度
決済
緊急通報
型番
FENIX 8 SAPPHIRE DUAL POWER 47

第5世代センサーでログの精度が高い

第5世代センサーでログの精度が高い スマートウォッチおすすめ イメージ
山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

トレランなどアウトドアでのワークアウト向きです。

Detail

ベルト
ベルト スマートウォッチおすすめ イメージ

シリコン製のバンドはかなりゴツめ。交換も可能です。

センサー
センサー スマートウォッチおすすめ イメージ

出っ張りも少なく、装着していて気になることはありません。

充電
充電 スマートウォッチおすすめ イメージ

差し込み式の専用ケーブルが付属。ガーミン製品共通です。

詳細なワークアウトログで成果と課題が見える

詳細なワークアウトログで成果と課題が見える スマートウォッチおすすめ イメージ

ガーミン「fēnix 8 Sapphire Dual Power 47mm」のワークアウトログは詳細で、トレーニングの強度や効果などの把握に最適です。

運動時の心拍数も細かく記録
運動時の心拍数も細かく記録 スマートウォッチおすすめ イメージ

心拍の記録も詳細で、信頼性の高い胸バンドと常時ほぼ同じ数値を表示しました。

島村麗乃 氏
ウェルネステックトレーナー
島村麗乃 氏 のコメント

項目数が多く参考になります。横画面でグラフを拡大表示できるのもいいです。

GarminコーチやLiveTrackなどワークアウトを充実させる機能も豊富
GarminコーチやLiveTrackなどワークアウトを充実させる機能も豊富 スマートウォッチおすすめ イメージ

目標に応じたトレーニングプランの作成と運用を行える「Garminコーチ」、仲間にリアルタイムでワークアウトを公開できる「LiveTrack」といった機能が無料で利用できます。

もしものときに役立つソーラー充電対応

もしものときに役立つソーラー充電対応 スマートウォッチおすすめ イメージ

本体のみでソーラー充電が行えるため、充電環境のないアウトドアでもバッテリーを抑制します。

ちなみに、太陽が反射する炎天下でも見やすい
ちなみに、太陽が反射する炎天下でも見やすい スマートウォッチおすすめ イメージ

画面表示の見やすさはApple「Apple Watch Ultra 2」と双璧。太陽の下でも表示内容をしっかり確認できます。

5つのサイドボタンでグローブしていても使えます

雪山も水辺もOK 環境問わず!
雪山も水辺もOK 環境問わず! スマートウォッチおすすめ イメージ

右に2個、左に3個あるボタンで基本的な操作は完結。タッチが反応しない手袋着用時でも問題ありません。

ガーミン独自の音声入力操作にも対応しています。

Garmin Payでコンビニも電車も利用可

モバイルSuicaに対応します
モバイルSuicaに対応します スマートウォッチおすすめ イメージ

VISAタッチ決済とモバイルSuicaが利用できるため、財布とスマホなしでトレーニングに出ても途中で買いものができます。

なお、定期券やグリーン券は購入できません。

総評

ワークアウトログが充実していて、ユーザー同士で共有も可能。ソーラー充電も可能です。

A評価【7位】ガーミン「Venu 3S コンパクトサイズ」

  • ガーミンVenu 3S コンパクトサイズ
  • 実勢価格: ¥53,582

総合評価: 3.64

 
ライフログ
 3.75
ワークアウト
 4.00
通知・連携
 4.25
決済
 3.50
操作性
 2.00
スマホアプリ
 4.00
バッテリー
 4.50

両OS対応+タッチ決済可でコンパクトならこれ一択

スマートウォッチのおすすめランキング7位は、A評価のガーミン(Garmin)「Venu 3S コンパクトサイズ」

iOSとAndroid両方のOSに対応するウォッチとしておすすめの1本。スマホの買い替えでOSが変わっても、そのまま使い続けられるのは意外とポイント高い魅力です。

Garmin Payを使えば、SuicaとVISAタッチ決済に対応した店舗での買い物も可能。

これだけでも選ぶ理由になりますが、さらにガーミンらしくワークアウトが詳細に記録できるんです。

コンパクトでスマートウォッチっぽくない外観からは想像できないくらい高機能。サイズはガーミン「fēnix 8 Sapphire Dual Power 47mm」くらいほしいけど、スペックはそこまでいらない人向けにレギュラーサイズもあります。

おすすめポイント
  1. VISAタッチ決済に対応
  2. ワークアウトログがとにかく詳細
がっかりポイント
  1. タッチ決済に使えるカードが少ない
  2. タッチの反応はなめらかさを欠く
41mm
奥行
41mm
高さ
12mm
重量
27g(ベルト含まず)
ディスプレイ
1.2インチ(390×390px)
心拍
血中酸素
消費カロリー
ストレス
体組成
GPS
睡眠
活動量
皮膚温度
決済
緊急通報
型番
VENU 3S FRENCH GRAY/CREAM GOLD

スマホに関係なく選べるのがうれしい

スマホに関係なく選べるのがうれしい スマートウォッチおすすめ イメージ
山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

SuicaとVISAタッチ決済に対応しているので意外と使い勝手がいいです。

Detail

ベルト
ベルト スマートウォッチおすすめ イメージ

シリコン製でやわらかく、しっかりと締めやすいです。

センサー
センサー スマートウォッチおすすめ イメージ

光学式心拍計はガーミン「fēnix 8 Sapphire Dual Power 47mm」と同じ第5世代を搭載しています。

充電
充電 スマートウォッチおすすめ イメージ

差し込み式の独自ケーブル。ガーミン「fēnix 8 Sapphire Dual Power 47mm」と互換性があります。

SuicaとVISAカードでタッチ決済

VISAタッチ決済対応店で使える
VISAタッチ決済対応店で使える スマートウォッチおすすめ イメージ

Garmin Payが対応しているのはSuicaとVISAタッチ決済。そのため多くの店舗で利用できます。

ただ、VISAタッチ決済は対応するカードが少ないのがネックです(この制約はガーミン「fēnix 8 Sapphire Dual Power 47mm」も同様)。

VISAタッチ決済対応店で使える スマートウォッチおすすめ イメージ2

コンパクトで普通の腕時計っぽいデザイン

直径41ミリと小さめ
直径41ミリと小さめ スマートウォッチおすすめ イメージ

直径41mmとコンパクトな丸型ケースで、Apple「Apple Watch Series 10」より小さく見えます。

盤面を変えれば普通の腕時計っぽくなるので、いかにもスマートウォッチなデザインが苦手な人におすすめできます。

ワークアウトログの充実度はApple Watch以上

Garminコーチも利用可能
Garminコーチも利用可能 スマートウォッチおすすめ イメージ
Garminコーチも利用可能 スマートウォッチおすすめ イメージ2

ワークアウトログの内容はガーミン「fēnix 8 Sapphire Dual Power 47mm」とほとんど変わらず、本格的なトレーニングにも活用できます。

Garminコーチも利用できます。

でも、GPSの捕捉は時間がかかりました

待たされるのは好きじゃない

でも、GPSの捕捉は時間がかかりました スマートウォッチおすすめ イメージ

頭上を覆うもののない公園のランニングコースでも、GPSの捕捉に3分程度かかりました。

数秒で終わる製品も多いなかでは、評価を下げざるを得ません。ログが充実しているだけに残念です。

体のエネルギー残量もチェックできる

残量が減ったら体を休める
残量が減ったら体を休める スマートウォッチおすすめ イメージ

ガーミンの特徴であるBody Battery。運動時の心拍や活動量、ストレスなどを総合的に分析して、体のエネルギーを数値化してくれます。

総評

iOS・Android両対応でタッチ決済が使えるという条件では最安。ワークアウトログも充実しています。

B評価【8位】Zepp Health Corporation「Amazfit Balance」

  • Zepp Health CorporationAmazfit Balance
  • 実勢価格: ¥29,590

総合評価: 3.23

 
ライフログ
 4.25
ワークアウト
 4.25
通知・連携
 2.00
決済
 0.00
操作性
 3.00
スマホアプリ
 4.00
バッテリー
 4.50

音声認識を強化 コスパ最強ウォッチがアップデートでAI搭載

スマートウォッチのおすすめランキング8位は、Zepp Health Corporation「Amazfit Balance」「コスパBEST」を獲得しました。

コスパベストといえばやっぱりZepp Health Corporation「Amazfit Balance」。2023年発売ですが、iOS・Android両対応でライフログ・プライベートログともに安定しているのに3万円台という「ちょうどよさ」を超える製品は登場しません。

しかも、2024年7月からのアップデートで提供されたZepp Flowにより、スマートウォッチとしてはじめてChatGPTが利用可能に。

会話によって各種機能の使用や、ログの確認ができるようになりました。音声操作なら、Googleアシスタントにも負けません。

タッチ決済を使わないのであれば、当分選択肢の上位に入りそうです。

おすすめポイント
  1. 安価で扱いやすくログも充実
  2. OSはAndroidとiOSに両対応
がっかりポイント
  1. タッチ決済には未対応
  2. 緊急時の通報機能がない
46mm
奥行
46mm
高さ
10.6mm(心拍ベース除く)
重量
35g(約)(ベルト含まず)
ディスプレイ
1.5インチ(480×480px)
対応OS
iOS、Android
OS
Zepp OS
機能
心拍、血中酸素、消費カロリー、ストレス、体組成、GPS、睡眠、活動量
防水
5ATM
登録スポーツ数
156(*ウォッチ内のワークアウトメニューでカウント)
心拍
血中酸素
消費カロリー
ストレス
体組成
GPS
睡眠
活動量
皮膚温度
型番
AMAZFIT BALANCE サンセットグレー

決済非対応だけが大きな弱点

決済非対応だけが大きな弱点 スマートウォッチおすすめ イメージ
山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

安くて使いやすくはじめての1本におすすめです。

Detail

ベルト
ベルト スマートウォッチおすすめ イメージ

「サンセットグレー」ベルトはナイロン製で腕にやさしいです。

センサー
センサー スマートウォッチおすすめ イメージ

あまり出っ張りもなく、着け心地に影響はありません。

充電
充電 スマートウォッチおすすめ イメージ

置くタイプですが、金具の位置を合わせる必要があります。

睡眠時間などをまとめて確認できる

睡眠時間などをまとめて確認できる スマートウォッチおすすめ イメージ

ログは項目こそ多くないものの、見やすいです。

睡眠時間などをまとめて確認できる スマートウォッチおすすめ イメージ2

Zeppコーチがトレーニングをサポート

コーチ機能が無料で使える
コーチ機能が無料で使える スマートウォッチおすすめ イメージ

Zeppコーチでトレーニングメニューを作成すると、ウォッチに表示されます。

移動距離の精度が高い
移動距離の精度が高い スマートウォッチおすすめ イメージ

1kmのランニングコースを走った結果、誤差は2%でした。ライン取りで変わりそうです。

【OSによってわずかに差あり】iOSは一部機能制限 LINE返信はAndroidだけ

事前に専用アプリで返信を登録
事前に専用アプリで返信を登録 スマートウォッチおすすめ イメージ

Zepp Health Corporation「Amazfit Balance」は連携するスマホによって利用できる機能が変わります。

LINEの場合、Android端末と連携時のみ事前に編集したメッセージが返信可能です。

ChatGPTで音声操作が進化 「Zepp Flow」

「◯◯◯◯◯◯」を英訳して
「◯◯◯◯◯◯」を英訳して スマートウォッチおすすめ イメージ

これまでは機能になかった翻訳も、Zepp Flowを使えば対応できるようになります。

ランニングの記録を開始して
ランニングの記録を開始して スマートウォッチおすすめ イメージ

画面を操作しなくてもアプリを起動可能に。手袋をしている冬場も助かります。

ログも内容を解析して回答してくれる

聞きたい情報について話しかけると

ログも内容を解析して回答してくれる スマートウォッチおすすめ イメージ

ログから該当の数値を提示

ログも内容を解析して回答してくれる スマートウォッチおすすめ イメージ2

驚いたのがログの内容についての質問にも答えてくれること。「昨日はどれくらい疲れた」のような表現でも問題ありません。

同じ質問をGoogleアシスタント対応製品にしても、答えられませんでした。

総評

ライフログ・ワークアウトログともに安定していて、アプリのデータも充実しています。

B評価【9位】Mobvoi「TicWatch Atlas」

  • MobvoiTicWatch Atlas
  • 実勢価格: ¥32,500

総合評価: 3.02

 
ライフログ
 3.25
ワークアウト
 3.13
通知・連携
 4.50
決済
 3.00
操作性
 1.25
スマホアプリ
 3.00
バッテリー
 3.00

今回、編集部がいちばん驚いた! Wear OS搭載 5万円以下で全部入り!!

スマートウォッチのおすすめランキング9位は、Mobvoi(モブボイ)「TicWatch Atlas」。12製品中9位でしたが、今回、『家電批評』編集部がいちばん驚いた超期待の新星です。

2015年に1世代のApple Watchが登場して以来、進化を続けてきたスマートウォッチ。アプリの追加やタッチ決済の対応など、スマホのような機能を備え、価格も6〜10万円台があたりまえになっています。3〜4万円台でもZepp Health Corporation「Amazfit Balance」のように評価が高い製品はありますが、決済に対応していないなど、機能面が課題です。

そんな中、出会ったのがこのMobvoi「TicWatch Atlas」。ギリ4万円台(検証時)ながら、Googleが開発するWear OSを搭載。Google ウォレットにクレカを登録すればGoogle Payでタッチ決済が可能です。

残念ながらFeliCaは搭載していないためSuicaには未対応ですが、この価格帯でタッチ決済対応は十分注目に値します。交通機関でクレカのタッチ決済が普及しつつあるのも追い風です。

ウォッチからGoogle Playも利用できるため、必要なアプリを追加すれば利便性が向上。LINEをインストールしてスマホと連携もできます。

一方で、残念なのが声で操作するGoogle アシスタントに対応していないこと。AIの進化とともに利便性が高まっていくことが予想されるだけに、今後アップデートで対応されるのか気になるところです。

ライフログやワークアウトログは、情報量がやや少なめな印象。アプリもあっさりしており、ちょっと古さを感じます。

もっとも、運動時の心拍数や距離など必要なログは安定して記録されるので、実用的にマイナス要素はありません。

低価格なスマートウォッチでは省かれがちな緊急SOS機能を備えているところも評価ポイントといえます。

操作性やディスプレイなども含め、全体として見ればもの足りなさは残るものの、価格を考えれば可能性のかたまり。5万円以下(検証時)の全部入りウォッチとしてどのように進化するのか、今後も注目です。

おすすめポイント
  1. タッチ決済対応で5万円以下
  2. Wear OS搭載で拡張性も高い
がっかりポイント
  1. 操作性やスマホアプリがまだまだ洗練されてない
47.8mm
奥行
52.2mm
高さ
12.05mm
重量
47.2g(ベルト含まず)
ディスプレイ
1.43インチ(466×466px)
心拍
血中酸素
消費カロリー
ストレス
体組成
GPS
睡眠
活動量
皮膚温度
決済
緊急通報
型番
Ticwatch Atlas

やや荒削りだが可能性を秘めた一本

やや荒削りだが可能性を秘めた一本 スマートウォッチおすすめ イメージ

タッチ決済で支払いもラクラク。

やや荒削りだが可能性を秘めた一本 スマートウォッチおすすめ イメージ2

緊急SOS対応はライバルにない長所です。

ハナゾノゴウ 氏
デジタル系編集者
ハナゾノゴウ 氏 のコメント

Zepp Health Corporation「Amazfit Balance」を超える高コスパウォッチに進化する可能性も秘めています。

Detail

ベルト
ベルト スマートウォッチおすすめ イメージ

フッ素ゴム製で、硬すぎず腕にフィット。交換も可能です。

センサー
センサー スマートウォッチおすすめ イメージ

センサーはやや飛び出しているものの、違和感はありません。

充電
充電 スマートウォッチおすすめ イメージ

マグネット式でしっかり固定。取り付け方向が決まっています。

【安いだけじゃない】ウォッチでアプリが追加できるからできることの可能性が広がる

LINEも追加できる
LINEも追加できる スマートウォッチおすすめ イメージ

Wear OSを搭載しているため、ウォッチの「Playストア」からアプリのインストールが可能。

使用目的に合わせて機能を追加できるので、より長く使うことができます。

Suica使えないけど……うれしいタッチ決済

スマホからアプリでクレカを追加
スマホからアプリでクレカを追加 スマートウォッチおすすめ イメージ

クレジットカードのタッチ決済に対応しており、コンビニなど多くの場所で買いものができます。

ただ、モバイルSuicaに未対応なので電車は乗れません。

スマホからアプリでクレカを追加 スマートウォッチおすすめ イメージ2
山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

FeliCaに対応していないのは残念です。

スマホ連携はバッチリ 通話も手首で完結

スマホはカバンの中でOK
スマホはカバンの中でOK スマートウォッチおすすめ イメージ

本体にマイクを内蔵しているため、連携しているスマホの代わりに手首で通話が完結します。

発信も可能なので、スマホを取り出す必要なしです。

アシスタントは対応せず……

△:Google マップ

アシスタントは対応せず…… スマートウォッチおすすめ イメージ

スマホと連携時のみマップを使用できます。

◯:Gmail

アシスタントは対応せず…… スマートウォッチおすすめ イメージ2

受信メールのチェック、メールの送信とも対応します。

◯:LINE

アシスタントは対応せず…… スマートウォッチおすすめ イメージ3

ストアからアプリをインストールすれば使えます。

✕:Google アシスタント

アシスタントは対応せず…… スマートウォッチおすすめ イメージ4

ウォッチ内になく、追加もできないようです。

暗いけど常時表示もできる!

時間がすぐ確認できるけど……
時間がすぐ確認できるけど…… スマートウォッチおすすめ イメージ

スリープ時でも低電力の「ULP」で各種情報をチェックできるのですが、視認性はいまひとつ。

時間がすぐ確認できるけど…… スマートウォッチおすすめ イメージ2

また、バッテリー消費もあまり抑えられませんでした。

睡眠&運動ログは安定も内容はあっさりめ

睡眠ログはちょっとカクカク
睡眠ログはちょっとカクカク スマートウォッチおすすめ イメージ

ライフログは睡眠時間・運動時の心拍・運動時の酸素飽和度など、比較的少なめです。

上の睡眠グラフもシンプルな表示ですが、しっかり色分けされており内容の把握はしやすくなっています。

島村麗乃 氏
ウェルネステックトレーナー
島村麗乃 氏 のコメント

表示される項目がシンプルな分、わかりやすいです。

睡眠ログはちょっとカクカク スマートウォッチおすすめ イメージ2

ランニングのログも項目数は多くありませんが、時間と運動時の心拍数、GPSログで運動の成果は確認できます。

GPSはルートのズレは気になるものの、距離の精度は高めです。

強度はグラフで確認
強度はグラフで確認 スマートウォッチおすすめ イメージ

心拍数に対する運動強度は棒グラフで表示します。

わかりにくいぞ、ワークアウト GPSの捕捉も遅め

ワークアウト開始に時間がかかった
ワークアウト開始に時間がかかった スマートウォッチおすすめ イメージ

ワークアウトメニューが「TicExercise」と英語表示されており、探すのに手間取ります。

GPSの捕捉にかかる時間も2〜3分とかなり長めでした。

格安ウォッチの星もiOS未対応が惜しい

格安ウォッチの星もiOS未対応が惜しい スマートウォッチおすすめ イメージ

5万円以下で高評価のAmazfitとファーウェイとの大きな差が、タッチ決済と緊急SOSへの対応。同価格帯でこれを待っていた人は多いのでは。

Wear OSなのでしかたありませんが、iOSに対応していないのは残念です。

総評

5万円以下で決済と緊急通報、アプリ追加に対応。特にコスパ面で今後も注目したいブランドです。

B評価【10位】Zepp Health「Amazfit T-Rex 3」

  • Zepp HealthAmazfit T-Rex 3
  • 実勢価格: ¥39,900

総合評価: 3.00

 
ライフログ
 4.25
ワークアウト
 4.25
通知・連携
 1.00
決済
 0.00
操作性
 2.50
スマホアプリ
 4.00
バッテリー
 5.00

高コスパのAmazfitにMIL規格のタフさが加わる

スマートウォッチのおすすめランキング10位は、Zepp Health(ゼップ ヘルス)「Amazfit T-Rex 3」

Amazfitらしくライフログやワークアウトログは安定しています。

耐水性が強化されており、タフな環境でも使用できます。Zepp Flowで音声操作にも対応します。

おすすめポイント
  1. ログが安定していて項目も充実
がっかりポイント
  1. タッチ決済や緊急SOSに未対応
  2. タフな分ゴツくて存在感がある
48.5mm(約)
奥行
48.5mm(約)
高さ
13.75mm(約)(心拍ベース除く)
重量
49g(約)(ベルト含まず)
ディスプレイ
1.5インチ(480×480px)
心拍
血中酸素
消費カロリー
ストレス
体組成
GPS
睡眠
活動量
皮膚温度
型番
AMAZFIT T-REX 3 ONYX
高コスパのAmazfitにMIL規格のタフさが加わる スマートウォッチおすすめ イメージ

ChatGPTで操作可能です。

高コスパのAmazfitにMIL規格のタフさが加わる スマートウォッチおすすめ イメージ2

Zepp FlowでChatGPTと対話しながらログの取得や内容の確認などが行えます。

高コスパのAmazfitにMIL規格のタフさが加わる スマートウォッチおすすめ イメージ3

夜間だけでなく、昼寝も記録してくれます。何時間休んだか正確にわかります。

センサー

センサー スマートウォッチおすすめ イメージ

総評

ChatGPTによる音声操作とMIL規格対応に注目。アウトドアで音声操作が活躍しそうです。

B評価【10位】ファーウェイ「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」

  • ファーウェイHUAWEI WATCH GT 5 Pro
  • 実勢価格: ¥43,280

総合評価: 3.00

 
ライフログ
 4.00
ワークアウト
 4.50
通知・連携
 2.00
決済
 0.00
操作性
 1.50
スマホアプリ
 4.00
バッテリー
 5.00

ログデータの内容充実 さらにゴルファー向け機能を追加

スマートウォッチのおすすめランキング同率10位は、ファーウェイ「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」

世界中のゴルフコースの詳細なデータが保存されており、ゴルファーは必見です。

ライフログやワークアウトログは安定していて、アプリのログも見やすく、充実しています。

チタニウムを使用するなど、ボディの高級感も高めです。

おすすめポイント
  1. 睡眠時間や運動時の心拍などのライフログが安定
  2. ワークアウト中の音声案内が実用的
がっかりポイント
  1. タッチ決済や緊急SOS、音声操作やジェスチャ操作などの最新機能は未対応
46.3mm(約)
奥行
46.3mm(約)
高さ
10.9mm(約)
重量
53g(約)(ベルト含まず)
ディスプレイ
1.43インチ(466×466px)
心拍
血中酸素
消費カロリー
ストレス
GPS
睡眠
活動量
皮膚温度
型番
WATCH GT 5 PRO 46MM ブラック
ログデータの内容充実 さらにゴルファー向け機能を追加 スマートウォッチおすすめ イメージ

ゴルファーのためのコースマップに注目です。

ログデータの内容充実 さらにゴルファー向け機能を追加 スマートウォッチおすすめ イメージ2

ログの「ダイナミック追跡」で、ワークアウトのルートを動画のように確認できます。

ログデータの内容充実 さらにゴルファー向け機能を追加 スマートウォッチおすすめ イメージ3

ワークアウト中の距離やペースを伝える音声がわかりやすく、参考になります。

センサー

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総評

世界中のゴルフコースの詳細なデータを利用できる、ゴルファー必見のウォッチです。

C評価【12位】ファーウェイ「HUAWEI WATCH GT 5」

  • ファーウェイHUAWEI WATCH GT 5
  • 実勢価格: ¥32,472

総合評価: 2.91

 
ライフログ
 4.00
ワークアウト
 4.00
通知・連携
 2.00
決済
 0.00
操作性
 1.50
スマホアプリ
 4.00
バッテリー
 5.00

「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」の廉価版も日常使用でわかる差はなし

スマートウォッチのおすすめランキング12位は、ファーウェイ「HUAWEI WATCH GT 5」

決済や緊急SOSは未対応ですが、両OSで使えて3万円台(検証時)とコスパは悪くありません。

バッテリー検証はトップで、スタミナは抜群。11位のファーウェイ「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」からゴルフ機能などが簡素化されていますが、日常生活では差を感じませんでした。

おすすめポイント
  1. バッテリーのもちが12製品中トップ
  2. 基本的なログはファーウェイ「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」と変わらない
がっかりポイント
  1. タッチ決済や緊急SOS、音声操作やジェスチャ操作などの最新機能は未対応
45.8mm(約)
奥行
45.8mm(約)
高さ
10.7mm(約)
重量
48g(約)(ベルト含まず)
ディスプレイ
1.43インチ(466×466px)
心拍
血中酸素
消費カロリー
ストレス
GPS
睡眠
活動量
皮膚温度
型番
WATCH GT 5 46MM ブルー
「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」の廉価版も日常使用でわかる差はなし スマートウォッチおすすめ イメージ

ビジネス・カジュアルどちらにも合います。

「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」の廉価版も日常使用でわかる差はなし スマートウォッチおすすめ イメージ2

24時間で2回のワークアウトなどを記録しても、バッテリーが98%も残りました。

「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」の廉価版も日常使用でわかる差はなし スマートウォッチおすすめ イメージ3

「ボディメイカー」を使えば、摂取と消費カロリーのバランスがひと目でわかります。

センサー

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総評

バッテリーもちのよさはトップ。スーツにも合わせやすそうなデザインも見逃せません。

スマートフォンまとめ:アップルの牙城崩壊まで秒読み状態です

以上、スマートウォッチのおすすめランキング12選でした。

全体的に機能は成熟 そろそろ個性で選びたい

終わってみれば機能もログも充実しているApple「Apple Watch Ultra 2」が貫禄の勝利。ただ、2位以下との差が小さくなってきたのも事実です。

上位製品は対応OSが限定されているため、OSに縛られないという意味でガーミンの存在感も大きくなってきました。

機能で大きな差になるのが、タッチ決済緊急通報。未対応の製品は価格がグッと下がるので、スマートウォッチ初心者におすすめです。

今回はウェルネステックトレーナーの島村麗乃さんにもログの内容をチェックしていただきましたが、睡眠はGalaxyAmazfitの表示がわかりやすく、ワークアウトはガーミンの充実度が高いと評価。アップルもうかうかできません。

どれも一長一短はありますが、もはや大きな不満は少なく、対応OSや重視したいログの内容、サイズやデザインなどで、選んでも不満が残ることはないでしょう。

山内薫平
家電批評編集部
山内薫平 のコメント

決済未対応だと、どうしても不利になりますが、使用目的によっては下位製品もOK!

記事を参考に、自分に合ったスマートウォッチをぜひ選んでみてください。

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