コロナ禍で人気の「セカンド冷凍庫」に注目
コロナ禍以降、「セカンド冷凍庫」の需要が伸びているそうです。まとめ買いした冷凍食品をたっぷりストックでき、買い物の頻度も減らせるのはたしかに便利ですよね。
とはいえ、部屋のスペースは限られていますし、 2台目にはそんなに高いお金はかけられません。そこで注目したのが、格安テレビで人気のハイセンスから登場した新製品、「HF-A61W」。2万円台のコンパクトな冷凍庫です。
▼ハイセンス ジャパン「HF-A61W」
ハイセンス ジャパン
HF-A61W
実勢価格:2万3800円
右開き
重量:26kg
定格内容積:61ℓ
ハイセンス ジャパン「HF-A61W」の定格内容積は61ℓ。100ℓ以上のものが多い冷凍庫市場においてはコンパクトです。
使い勝手を追求した絶妙なサイズ感
扉を開けると、中の構成は3段になっています。なんでも放り込める1段目、整理して入れる2段目、小さいものを入れる3段目と役割分担が明確。冷凍食品のサイズを研究しつくした、使い勝手のいいサイズ感です。
1段目は扉付きの冷凍棚。スーパーカップを4つ重ねて入れられるほど高さがあり、何でも気軽に放り込めます。
引き出し式で、市販の冷凍食品にピッタリの奥行き。何が入っているかすぐわかる視認性の良さがいいです。
3段目は2段目同様に引き出し式ですが、裏にコンプレッサーがあるため奥行きは狭め。それでもこんなに入りました。
定格内容積61ℓってどれくらい入る?
コンパクトな「HF-A61W」ですが、実際にどれくらい入るのでしょうか。
▼入ったもの一覧
1段目
●純氷2kg×1袋
●豚切り落とし大516g×1個
●業務用鶏肉2kg×1袋
●業務用肉餃子850g×1袋
●奏 マルゲリータ スペシャリ テ×1個
●エッセル スーパーカップ200ml 超バニラ×8個 チョコクッキー×2個
●レディボーデン パイント チョコレート470ml×1個
2段目
●オレアイダ細切りフライドポテト450g×1袋
●プロ仕様ブロッコリー500g×1袋
●フライドポテト1kg×1袋
●えびピラフ500g×1袋
●プロ仕様チキンライス1kg×1 袋
●豚切り落とし中433g×1個
●8枚切り食パン1枚
3段目
●8枚切り食パン6枚
●さぬきうどん5食入り1kg×1袋
●豚切り落とし小232g×1個、238g×1個
まだ入るの?というくらいの驚きの量です。
いちばん驚いたのは、縦36cmで厚みが8cmもある業務用2kgの氷が1段目にすっぽり入ったこと! 業務用2kgの鶏肉も入るので、業務スーパーなどで買い込んできても問題なく入ります。3人家族なら1週間もつくらいの食料が入りました。
電気代や庫内の温度は?
コンパクトなのに容量たっぷりなのはわかりましたが、庫内の温度変化や電気代といった性能面も気になります。そこで『家電批評』2021年10月号で高評価だった三菱電機「MF-U12F」(内容積121ℓ) と比較してみました。
▼三菱電機「MF-U12F」
三菱電機
MF-U12F
実勢価格:43560円
・重量:33kg
・定格消費電力/電動機(50Hz/60Hz):57/61W、電熱装置(50Hz/60Hz):115/115W
庫内の温度推移
三菱電機、ハイセンスともに前開きです。庫内の温度を計測機器を使って検証したところ、大型の三菱電機の冷凍庫は温度の上下幅があるのに対し、ハイセンスの冷凍庫は温度変化がとても小さいです。
電気代が安い!
消費電力を比較するとハイセンスの冷凍庫は61ℓと小型なこともあり、三菱電機の冷凍庫に比べて電気代はメチャ安。年間3094円のランニングコストでセカンド冷凍庫が導入できます。
コンプレッサーにカバーが欲しかった
ハイセンスの冷凍庫の背面最下部には熱を発するコンプレッサーがありますが、カバーなどがなくて露出しています。ここにはカバーが欲しいところ。表面温度は40℃ほどになるので、真夏の狭い部屋に置くとやや暑く感じるかもしれません。
まとめ:想像以上の収納力でセカンド冷凍庫にぴったり!
内容積61ℓと冷凍庫としてはコンパクトなので、正直、収納力に期待していませんでした。しかし、業務用の氷やチキンライス、餃子など入れてみたら、想像以上の量をどんどん飲み込んでくれる懐の広さに驚きました。
庫内の温度変化も非常に少なくて、電気代もリーズナブル。「初めてのセカンド冷凍庫」として理想的な一台。冷凍庫難民のみなさんに、自信を持っておすすめします!
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このサイズでこんなに入るの!?とびっくりした冷凍庫でした!