電気毛布とは?
電気毛布とは、電熱線が入った毛布・ブランケットのこと。体への密着度が高いので、コンセントを差してスイッチを入れるだけで簡単につま先までしっかりあたたまることができます。
敷くタイプ・掛けタイプ・掛け敷き両用タイプがあって、大きさもさまざま。ひざ掛けにしたり、就寝時に掛けたり、敷きパッドとして使ったりと色々な使い方ができ、冷え込む日に1枚あると重宝するアイテムです。
ネット通販で売れ筋の電気毛布をテスト
同じような製品に見えても、実は肌ざわりや使い勝手に違いがある電気毛布。
そこで今回は雑誌「 MONOQLO」が、「あたたかさ」はもちろん、リモコンの使いやすさや自宅で洗えるかどうかなどの「使い勝手」もチェック。一枚あると重宝する電気毛布のおすすめを探しました!
電気毛布の選び方は?
最近ではUSB給電に対応していたり、モバイルバッテリーからも給電できる電気毛布を見かけます。
しかし、いざ購入しようと思っても、どの製品がいいか、口コミやレビューを見てもよくわからないという人も多いのではないでしょうか。
ここでは、電気毛布の選び方のポイントについて解説します。
選び方1:タイプで選ぶ
敷きタイプ
敷布団やマットレスの上、床へ敷いて使うタイプの電気敷毛布。
あらかじめ電源を入れておくことで、冷たい布団をあたたかくできるのがメリットです。フローリングの上に敷いて、ホットカーペットのように使うこともできます。
掛けタイプ
膝や肩、足などに直接毛布を掛けるタイプの電気毛布は、冷えやすい部分を重点的にあたためられるのが特徴です。
デスクワークで足元の冷えが気になる人や、キャンプなどのアウトドアで使用したい人におすすめです。
掛け敷き兼用タイプ
掛け敷き両用タイプの電気毛布は、さまざまなシーンに合わせて使えるのが魅力。
就寝時はもちろん、ソファや椅子に座っている時にも活躍します。商品選びに迷った場合は、兼用タイプを選べば間違いないはずです。
選び方2:サイズで選ぶ
電気毛布のサイズは製品によって異なります。
掛け敷き両用タイプだと縦幅180cm~190cm前後、横幅130cm~140cm前後のものが多いです。縦幅も横幅も長いので全身を覆うことができ、寝具が大きくても安心して使えます。
敷くタイプは、布団などに収まりやすい横幅80cm程度のものが多いです。
対して、掛けタイプはコンパクトなサイズのものがほとんど。冷えが気になる足元や膝をピンポイントであたためたり、オフィスで使うなど持ち運びしやすいのがメリットです。
選び方3:丸洗いできるかどうかで選ぶ
肌に直接触れる電気毛布は、ニオイや汚れが気になった時に洗濯可能なものの方が清潔に使えます。
コントローラーやバッテリーを取り外せば、自宅の洗濯機で丸洗い可能な製品が多いですが、洗濯用ネットの使用や手洗いを推奨しているものもあるので、洗う前に洗濯表示を確認しましょう。
選び方4:機能性で選ぶ
充電式かどうか、ダニ退治モードはあるかなど、あれば便利な機能性もチェックしましょう。ここでは基本的な機能について紹介します。
温度調節機能
温度調節機能が搭載された電気毛布は、自分の体温や室温に合わせて温度調節ができます。暑がりの人や寒がりの人でも気軽に使えて、低温やけどの心配もありません。
コントローラーやリモコンで好みの温度に無段階で変えられる製品や自動で温度を調節する高機能な製品があります。
タイマー機能
タイマー機能搭載の電気毛布は、タイマー設定しておくと自動で電源OFFになるので、就寝中も快適に使用することができます。また、長時間のつけっぱなしによる肌の乾燥も防げます。
ダニ退治機能
通常の温度より高い温度に設定し、ダニを死滅、駆除するために使用するモードです。衛生面が気になる人や省エネを気にする人におすすめの機能です。
死滅をさせた後は掃除機を使用し、しっかりとダニの死骸を毛布から取り除くことが大切です。
電磁波カット機能
家電製品から出る電磁波は、電気毛布を使う時にも発生します。電気毛布は体への密着度が高いので、体によくないと思われがちですが、体に悪影響を及ぼすほどの電磁波は発生しないとされています。
電磁波が気になるという人は、電磁波カットができるモデルを選ぶのがおすすめです。
選び方5:肌触りのよさで選ぶ
電気毛布は直接体に触れるものなので、ストレスを感じない滑らかな肌あたりのものを選びたいところです。
ポリエステルなどの化学繊維を使った製品は肌あたりがよく、比較的に安く入手することができます。さらに肌触りを重視するなら、フランネル生地の製品がおすすめ。フェイクファー素材なら、電源を切った後も毛布として使えるので便利です。
電気毛布の比較方法は?
今回は雑誌「MONOQLO」編集部が、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったネット通販で人気・売れ筋の「掛け」「敷き」「掛け敷き兼用」さまざまなタイプの電気毛布を集めて、「あたたかさ」「使い勝手」「肌ざわり」でチェックしました。
「あたたかさ」のテスト方法
サーモカメラによる熱画像分析であたたまりの速さや最高温度をチェック。電熱線が隙間なく配置されているかを確認し、まんべんなくしっかりあたたまる製品を高評価としました。
それでは、総合評価が高かった順に、電気毛布のおすすめ商品を紹介します!
電気毛布のおすすめは?
実際に使って比べてみた、電気毛布のおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | |||||||||
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ゼピール電気掛敷毛布 DM-Y421KSL-BR
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188cm(約) |
130cm(約) |
80W |
1.8kg(約) |
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コイズミ電気毛布(敷き) KDS-50227M
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140cm(約) |
80cm(約) |
50W |
1.1kg |
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椙山紡織Premium Boa SSW20SL09(AS) アートストライプ
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180cm |
85cm |
55W |
1.5kg |
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広電VWA402H-HK [電気毛布 敷き]
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130 cm |
80cm |
40W |
1.1kg |
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テクノス洗える敷毛布 EM-510M
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140cm |
80cm |
50W |
1.1kg |
【1位】ゼビール「電気掛敷毛布 DM-Y421KSL-BR」
- ゼピール電気掛敷毛布 DM-Y421KSL-BR
- 実勢価格: ¥8,700〜
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- あたたかさ
- 使い勝手
- 肌ざわり
足元までしっかりあたたかい
電気毛布のおすすめランキングでベストバイ・1位を獲得したのは、A+評価のゼピール(Zepeal)「電気掛敷毛布 DM-Y421KSL-BR」でした!
電熱線が端までしっかり詰まっていて、どの位置でも暖かいのが高評価。やや厚手の生地で触ったときにワイヤーの違和感も少ないです。
リモコンはストッパ-でモードごとに適切に止められるのが便利でした。ダニ退治モードや室温センサーを搭載しています。
- おすすめポイント
-
- どの位置でもあたたかい
- 温度設定ストッパーでリモコン操作がラクチン
- 幅
- 188cm(約)
- 奥行
- 130cm(約)
- 消費電力
- 80W
- 重量
- 1.8kg(約)
- 機能
- 抗ウイルス・消臭(中綿)
- 型番
- DM-Y421KSL-BR
電熱線が詰まっていて全身があったか設計
サーモ画像を見ると、上下左右の端まで電熱線が配置されていました。また、電熱線の隙間も狭いため、どの位置で寝ても暖かさを感じます。
リモコン以外は自宅で丸洗いできる
リモコン以外は丸洗いできます。
【2位】コイズミ「電気毛布(敷き) KDS-50227M」
- コイズミ電気毛布(敷き) KDS-50227M
- 実勢価格: ¥6,300〜
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- あたたかさ
- 使い勝手
- 肌ざわり
手ざわりがなめらか!
コイズミ(Koizumi)「電気毛布(敷き) KDS-50227M」は、電気毛布のおすすめランキングでA評価を獲得しました!
電熱線の詰まり具合は少し隙間がありましたが許容範囲でした。
手ざわりがなめらかで快適です。なめらかな手ざわりが好みの人におすすめです。
- おすすめポイント
-
- 手ざわりなめらか
- 幅
- 140cm(約)
- 奥行
- 80cm(約)
- 重量
- 1.1kg
- 消費電力
- 50W
- 型番
- KDS-50227M
電熱線の位置
電熱線は少し隙間があるものの、「あたたかさ」評価は合格点。
【2位】椙山紡織「Premium Boa SSW20SL09(AS)」
- 椙山紡織Premium Boa SSW20SL09(AS) アートストライプ
- 実勢価格: ¥5,508〜
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- あたたかさ
- 使い勝手
- 肌ざわり
やわらかな肌ざわり
椙山紡織(Sugiyama)「プレミアムボア(Premium Boa) SSW20SL09(AS)アートストライプ」は電気毛布のおすすめランキングでA評価を獲得しました!
毛の密度が高くて肌ざわりはやわらか。電熱線は一部、隙間が大きい部分がありました。
- おすすめポイント
-
- 毛の密度が高い
- がっかりポイント
-
- 電熱線の一部に隙間がる
- 幅
- 180cm
- 奥行
- 85cm
- 重量
- 1.5kg
- 消費電力
- 55W
- 型番
- SSW20SL09(AS)
電熱線の位置
電熱線は一部隙間があり、「あたたかさ」評価は普通でした。
【4位】広電「VWA402H-HK[電気毛布 敷き]」
- 広電VWA402H-HK [電気毛布 敷き]
- 実勢価格: ¥3,427〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥3,800〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥3,980〜
- あたたかさ
- 使い勝手
- 肌ざわり
電熱線はほどほどの詰まり具合
広電(KODEN)「VWA402H-HK[電気毛布 敷き]」は電気毛布のおすすめランキングでA評価を獲得しました!
電熱線の詰まり具合はほどほど。リモコンはストッパーなしで、モードが若干合わせにくい印象でした。
- 幅
- 130 cm
- 奥行
- 80cm
- 重量
- 1.1kg
- 消費電力
- 40W
- 型番
- VWA402H-HK
電熱線の位置
電熱線はほどほどに詰まっており、「あたたかさ」評価は合格点でした。
【5位】テクノス「洗える敷毛布 EM-510M」
- テクノス洗える敷毛布 EM-510M
- 実勢価格: ¥2,475〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで探す
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥2,475〜
- あたたかさ
- 使い勝手
- 肌ざわり
テクノス(TEKNOS)「洗える敷毛布 EM-510M」は電気毛布のおすすめランキングでB評価となりました。
電熱線は頭部を除く全面に配置されていて高評価。ただ、生地が薄くて手ざわりは微妙でした。
- 幅
- 140cm
- 奥行
- 80cm
- 重量
- 1.1kg
- 消費電力
- 50W
- 型番
- EM-510M
電熱線の位置
電熱線は全面に配置されており、「あたたかさ」は高評価でした。
電気毛布の人気メーカーは?
ここでは、電気毛布の人気メーカーの特徴についてご紹介します。
山善
扇風機やヒーターなど小型家電のメーカーとして有名な山善。敷電気毛布や掛け電気毛布に加え、着る電気毛布などのラインナップがあります。
ダニ対策や消臭などの機能も豊富となっています。ほぼ全てのモデルで丸洗い対応なので清潔性も保てます。
コイズミ
ドライヤーや季節小型家電で多くの製品を販売しているコイズミ(KOIZUMI)。コンセント給電だけでなく、USB給電に対応したモデルや、英国のMOON社の生地を使用したモデルなど様々なラインナップの電気毛布が販売されています。
広電
電気マットや電気あんかなどの家庭用糸偏暖房器具の販売数における市場シェアはNo.1の広電(KODEN)。
保湿性に優れ、弱酸性で肌に優しいフランネル素材を使ったものや就寝後、起床時の電源オン/オフ時間が選べるモデルなど様々なラインナップを展開しています。
アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマは家電製品を中心にインテリアや日用品など幅広く展開している宮城県のメーカーです。
丸洗いやダニ退治機能を搭載し、シンプルなデザインで幅広い層に親しまれています。膝掛け用やクッションタイプなどちょっと使い専用のラインナップがあるのも特徴です。
電気毛布のおすすめ まとめ
以上、電気毛布のおすすめランキングでした!
今回、電気毛布の人気5製品を比較テストしましたが、電熱線の密度はもちろん、触り心地や使い勝手も製品ごとに違いました。そんななか、ゼピールの「電気掛敷毛布 DM-Y421KSL-BR」がベストバイを獲得しました!
ゼピールは毛布の端まで電熱線が通っており、どの位置でも温かさを堪能できます。リモコン以外は水洗い可能とお手入れもラクちんでした。
ご紹介したおすすめ商品を参考に、お気に入りの1枚を選んでくださいね。
足元までホカホカのゼピール
ゼピール
電気掛敷毛布DM-Y421KSL-BR
電気毛布の売れ筋ランキングもチェック!
電気毛布のAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。