お財布に優しくて高性能のロボット掃除機は?
自動で家中の床掃除をしてくれるロボット掃除機。いろいろなメーカーから販売されていますが、テストする女性誌『LDK』がロボット掃除機についてアンケート調査したところ、使用者の7割以上がロボット掃除機の代名詞メーカー「アイロボット」を使っていることがわかりました。
しかし、掃除機に4万円はかけられないというのが本音。
▼ロボット掃除機購入予算のアンケート結果
※LDK公式Twitterアンケートより
アンケート結果から、「予算をかけず、しっかり吸引して水拭きまでしてくれるロボット掃除機が欲しい」 という人が多いこと判明!
そこで、雑誌『LDK』が水拭きもできるタイプも含め人気のルンバから2〜3万円台の価格帯から1万円以下の格安まで8製品を徹底検証してみました。
最新のロボット掃除機8製品を徹底比較!
検証では、最新機種の“進化する”4つのポイントをチェックしました。
検証1:ちゃんとゴミを吸い込む?
自分で掃除機をかけないからこそ、しっかりゴミを吸うことがわかれば安心して任せられます。今回はゴミ3種・床3種を用意。一定面積のフロアを5分走行させ、隅まで掃除するか、ゴミを散らさないかまで大検証しました。
検証2:障害物に賢く対応できる?
目を離しているうちにエラーで止まるなんてストレスは嫌ですよね。お部屋を想定して家具を置いたり、段差や落下、じゅうたんを乗り越えるかなど細くチェックしました。
検証3:誰でも簡単に使える?
アプリで操作することがたくさんありますが、操作画面はメーカーごとそれぞれ。初心者でも動かしやすいかモニターさんと確認! また夜に使ってもうるさくないもの探しました。
検証4:2in1の水拭き機能って正直どう?
付いているならよりうれしい水拭き機能を、水拭き専用ロボットと比較して性能が違うか検証してみました。水拭き性能だけでなく水拭き部品の付け替えや給水の手間もあわせてチェックしています。
▼テストしたロボット掃除機8製品
・DOMO「オートクリーナー」(水拭き)
・Lefant「T800」
・アイライフ「V3s Max」(水拭き)
・Kyvol「Cybovac E31」(水拭き)
・アンカー・ジャパン「Eufy RoboVac G30」
・アイリスオーヤマ「ロボット掃除機」(水拭き)
・エコバックスジャパン「DEEBOT U3」(水拭き)
・アイロボット「ルンバ e5」
今回は、テストで総合評価が上位だったおすすめ3製品のロボット掃除機を紹介します。
安いロボット掃除機のおすすめは?
商品 | おすすめポイント | ||||||
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キーボルCybovac E31
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溝のゴミもしっかり吸い取れる/お手入れもノンストレス/進入禁止場所を判断できる |
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LefantT800
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吸い残しが少ない/敷物もスムーズに通過 |
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アンカーEufy RoboVac G30
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家具が傷つきにくい/フィルターが丸洗いできる |
文句なしのNo.1!キーボル「Cybovac E31」
- キーボルCybovac E31
- 検証時価格: ¥23,999〜
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- 吸引力
- 障害物
- 使用感
- 水拭き
ロボット掃除機8製品中、見事1位に輝いたのは、キーボル(Kyvol)「Cybovac E31」。
どのテスト結果も優秀ななか、障害物に対しての“脱出力”が特に目立ちました。水拭き機能付きの中で唯一侵入禁止エリアを作れる磁石テープも付属。留守のお掃除は安心してまかせられます!
- おすすめポイント
-
- 溝のゴミもしっかり吸い取れる
- お手入れもノンストレス
- 進入禁止場所を判断できる
- 型番
- E31
テスト結果1:吸引力
▼吸引力のテスト結果詳細
フローリング :◎+
クッションフロア:△
カーペット :○
部屋の隅 :◎
Kyvolは、なんといってもフローリングで使った際の吸い込み能力が最高! 溝のゴミもしっかり吸い取れます。水拭きもできるので、自宅でカーペットなどをあまり敷いていないという人に特にオススメです。
テスト結果2:障害物
▼障害物のテスト結果詳細
段差対応力 :◎
落下しづらさ :◎
じゅうたん対応力:◎
障害物対応力 :○
高い段差は無理に越えず引き返すなど、全体的に優秀な性能。じゅうたんも、多少めくれますが、なんなく通過。つまずかず部屋中を回ってくれそうです。
テスト結果3:使用感
▼使用感のテスト結果詳細
ゴミ捨て手入れ:◎
操作感 :◎+
静音性 :◎+
ダストボックスからタンクも裏返すことなくワンタッチで交換できます。ダストボックスは水洗いも可能。静音性も60dBを切る静かさであらゆる面でノンストレス!
リモコンでもアプリでも操作することができ、操作性もバッチリです。
テスト結果4:水拭き
▼水拭きのテスト結果詳細
固着汚れ落とし力:◎
拭き残しの少なさ:◎+
使い勝手 :◎+
Kyvolは、トップ3の製品の中で唯一水拭きができるロボット掃除機です。コーヒーを乾燥させた固着汚れを用意し汚れ落とし能力をチェックしたところ、ちゃんと染みを落とすことができました。
ムラなくキレイに拭けるうえ、拭いた後の濡れも気になりません。アプリで3段階の水量調節が可能です。また、タンクの取り替えがしやすく、容量もたっぷり。ブラシがゴムでも固定できるのが便利でした。
吸引力と静音性で選ぶなら Lefant「T800」
- 吸引力
- 障害物
- 使用感
- 水拭き
2位のLefant「T800」は、隅やイスの足元でこまめに動くことで丁寧にお掃除してくれます。
アプリは少しわかりづらいですが、お掃除エリアをマップで示すので掃除ムラがあっても確認できます。
- おすすめポイント
-
- 吸い残しが少ない
- 敷物もスムーズに通過
- がっかりポイント
-
- 水拭き機能はない
- 型番
- T800
テスト結果1:吸引力
▼吸引力のテスト結果詳細
フローリング :◎+
クッションフロア:◎+
カーペット :○
部屋の隅 :○+
ゴミを吸い込む能力ベストはLefant。フローリング、クッションフロア、カーペットなど、床のタイプが変わっても吸い残しが少なく、優秀でした。
さらに、「吸い込み力はあっても角までは……」そんな掃除機が多かったなか、Lefantは長いブラシで隅っこのゴミもしっかりキャッチし吸引しました。かゆいところに手が届く、のがうれしいところ。2万円以下と思えないお掃除能力を持った、コスパ最高の一台です!
テスト結果2:障害物
▼障害物のテスト結果詳細
段差対応力 :◎
落下しづらさ :○
じゅうたん対応力:◎+
障害物対応力 :○
特に優秀だったのがじゅうたんを通るときの動き。めくれやヨリをつくらず、スッと通過できていました。敷物をしている部屋も、止まることなく掃除してくれます。
フィルターまで水洗いできる アンカー「Eufy RoboVac G30」
- アンカーEufy RoboVac G30
- 実勢価格: ¥29,490〜
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- 吸引力
- 障害物
- 使用感
- 水拭き
3位はアンカー・ジャパン「Eufy RoboVac G30」。壁際や家具にがつがつぶつからず手前でスピードを落とすので衝突音や家具の傷が気になるひとにオススメです。
- おすすめポイント
-
- 家具が傷つきにくい
- フィルターが丸洗いできる
- がっかりポイント
-
- 水拭き機能はない
- 型番
- T2250
※こちらの製品の一部ロットにはリコールがあります。詳しくはこちら
テスト結果1:吸引力
▼吸引力のテスト結果詳細
フローリング :◎
クッションフロア:○
カーペット :○
部屋の隅 :○
角は少し吸い残しましたが、ある程度の大きさのゴミならちゃんと吸い取れる一台です。ちっちゃなホコリなどは排気で飛ばしてしまう可能性があります。
テスト結果2:使用感
▼使用感のテスト結果詳細
ゴミ捨て手入れ:◎+
操作感 :◎
静音性 :△
裏返さず、ワンタッチで外してゴミを捨てられます。パカッと開くので大きなゴミ箱向け。また、ダストボックスだけじゃなくフィルターまで水洗いできるのがかなりうれしいポイントです。
ロボット掃除機の売れ筋ランキングもチェック!
ロボット掃除機のAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
以上、ロボット掃除機8製品のテストでベスト3になったおすすめ製品の紹介でした。ちなみに、ルンバ「e5」(検証時価格4万9800円)は、弱みはないものの、大きな強みがなく4位でした。
今回最新のロボット掃除機を8台集めて検証しましたが、価格が高い=いいものというわけでもなく、メジャーなメーカーの製品がよい結果というわけでもありませんでした。
また、水拭き機能が付いたものは価格が高いか、吸引機能が落ちるかと思われましたが、価格も高すぎず、機能・使い勝手・水拭き、全てにおいてA評価以上のキーボル(Kyvol)が堂々の1位となりました。
ロボット掃除機を購入しようか迷っている方は今回のテスト結果を参考にしてみてください!
角もしっかりキレイにできたのはコレだけ!