常識が一変する!新時代のスポーツバイク
いま、世界中のサイクリストが注目しているのがスマートトレーナー。仮想空間を走れる専用のウェブサービスと連携して、自宅にいながら自転車に乗れるのが特徴で、短時間で効果的なトレーニングを行えます。
そんなスマートトレーナーの最新型が、バイクタイプのWahoo「KICKR BIKE」です。仮想世界とリンクして、設置したその場所がサイクリングロードに早変わりします。
ということで、今回はWahoo「KICKR BIKE」を検証したレビューをお届け! 雑誌『家電批評』がおすすめするプラスアイテムとともにご紹介します。
自宅がサイクリングロードに!Wahoo「KICKR BIKE」
Wahoo
KICKR BIKE
実勢価格:48万9500円
サイズ:1350×340×880mm(荷姿)
重量:42kg
ドライブトレイン:ベルトドライブ
抵抗の種類:電磁モーターおよび拡張モーター
接続:Bluetooth、ANT+、ANT+ FE-C
対応OS/iOS、Android、Windows、Mac
精度:+/-1%
最大パワー:2200W
最大斜度:上り20%、下り-15%
▼おすすめのプラスアイテム1
Wahoo
KICKR HEADWIND BLUETOOTHファン
実勢価格 3万2000円
サイズ:W305×H483×D457mm(レッグを伸ばした状態)
重量:5.4kg
最大ファンスピード:48kph/30mph
モーター仕様:120v 60hz
▼おすすめのプラスアイテム2
※画像はAmazonより
Wahoo
KICKRトレーナーフロアマット
実勢価格:1万550円
サイズ:W914.4H1981.2×D6mm
素材:6Pフリー PVC
▼おすすめのプラスアイテム3
ビューソニック
X10-4K
実勢価格:15万9800円
サイズ:W261×H166×D271mm
重量:約4.1kg
最大輝度:2400ルーメン
画面サイズ:30~200インチ
投写距離:約1.06m(60インチ)、約2.12m(120インチ)
解像度:4K UHD
このプラスアイテムを組み合わせた仮想空間で、サイクリングするもよし、トレーニングで汗を流すもよし、世界中のライバルとレースでしのぎを削るもよし。
Wahoo「KICKR BIKE」は、勾配に応じてペダルの負荷とバイクの傾きが変わるので、実走感がハンパありません。この一台で、サイクルトレーニングの常識が一変します!
それでは、Wahoo「KICKR BIKE」の使用感や性能などをもっと詳しく見ていきましょう。
負荷が変わってバイクが前後に傾く!
KICKR BIKEの特徴がリアルな実走感です。ペダルを踏み込んだ感触がリアルで、上り坂では負荷が高くなりました。
また、勾配に合わせてバイクが傾くのも驚きです。対応サービス内のルートに設定されている斜度を負荷と角度で再現してくれます。
勾配に合わせて負荷が高くなり、ハンドル側が持ち上がるので、実際の上り坂のようにギアを軽くし、乗車姿勢を変える練習ができます。
ペダルをこがなくてもいい下り坂はラクだと思われがちですが、ハンドル荷重になるため慣れないと意外に腕が疲れます。
自分にピッタリのバイクになります!
スポーツバイクでラクに速く走るためには、自分の身長や股下、柔軟性などに応じて最適なポジションに設定することが重要。
KICKR BIKEは身長152~193cmまで対応していて、各部の長さが調整できるようになっています。思いどおりにカスタマイズすることが可能です。
体に合わせてポジションを調整できるのは1~6の各部。ほかにA、Bのギア枚数とサイズを変更できます。
オンラインで世界中のライバルと競いあえます
スマートトレーナーに欠かせないのが、対応するトレーニングサービスです。KICKR BIKEは「Rouvy」「Zwift」といったサービスに対応しています。
それぞれ世界中のユーザーと仮想空間で走ることができるため、トレーニングにも張り合いが出ました。毎日のようにレースも開催されており、手軽に実力が試せます。
Rouvy
Rouvy
月額利用料:$12~
サイクリスト・アイアンマンが憧れる世界のルートを実写で再現している「Rouvy」。目的別トレーニングやクラス別レースなど、実力に合わせて楽しめます。
Zwift
Zwift
月額利用料:1650円
ユーザー数No.1の「Zwift」は、毎日開催されるイベントが充実。収録コースはすべて実在していて、実写映像なので現地の雰囲気を味わえます。
ギア比の変更もアプリで完了
体に合わせたポジションは、「Wahoo」アプリに身長や股下を入力すると確認できます。
身長などを入力すると各部の最適なサイズを教えてくれます。
また、チェーンリング、スプロケットのギアの枚数や組み合わせを変更することもできます。
マイバイクのポジションを写真で読み取り
フィットウィザードでは、自分のバイクを撮影して、それに近いポジションを再現することもできます。
連携デバイスで風を切って走る楽しみも実現!
Wahoo
KICKR HEADWIND BLUETOOTHファン
実勢価格 3万2000円
サイズ:W305×H483×D457mm(レッグを伸ばした状態)
重量:5.4kg
最大ファンスピード:48kph/30mph
モーター仕様:120v 60hz
屋外を自転車で走ると、流れる風が気持ちいいですよね。「KICKR HEADWIND BLUETOOTHファン」を連携すれば屋外のように風が吹き、さらに実走感を高めてくれます。
走行速度や心拍数に応じて風の強弱が調整されるため、屋外を走っているような感覚が得られます。風量は固定することもできます。
オンホイール型スマートトレーナーもおすすめ
すでにスポーツバイクを所持しているなら、後輪に取り付ける「KICKR SNAP」もおすすめ。手ごろな価格でスマートトレーナーでのトレーニングを体験できます。
Wahoo
KICKR SNAP
サイクルトレーナー
実勢価格:6万3250円
サイズ:W740×H660mm(レッグを開いた状態)
重量:17.24kg
接続:Bluetooth Smart、ANT+、ANT+ FE-C
対応OS:iOS、Android、Windows、Mac
最大斜度:上り 12%
最大パワー:1500W
精度:+/-3%
Wahoo「KICKR SNAP サイクルトレーナー」は、130mmおよび135mmのクイックリリース、12×142アダプター付スルーアクスルに対応するロードバイク、MTBなどで利用できます。
以上、Wahoo「KICKR BIKE」のご紹介でした。
価格は高いですが、ガチ勢も初心者もハマること必至! 気になった人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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