手軽にはじめたい初心者に最適!シーバスフィッシングって?

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2016年の国の調査では、なんとゴルフやテニス人口を上回る981万人に達している釣り人口

しかし、ひとくちに釣りといっても、釣りジャンルは多種多様。初心者にとっては、どんな釣りを始めればいいのか迷いどころです……。

そこで「手軽に釣りを始めたい!」という人に今回おすすめしたいのが、シーバスフィッシングなんです。

「ブラックバスは聞いたことあるけど、シーバスは聞いたことない」という人のために、まずはシーバスという魚のご説明からはじめましょう。

そもそもの話「シーバス」ってなに?

シーバスとはスズキ(鱸)という魚のことを指します。日本全国各地に生息し、都市近郊でも釣ることができる魚。スタイリッシュなルックス、強烈かつアクロバティックな捕食行動が釣り人に人気です。

マルスズキ、ヒラスズキなどの種類があり、それらをまとめてシーバスの愛称で呼んでいます。ちなみにシーバスは出世魚で、小さいサイズはフッコやセイゴと呼ばれます。

タックルは何が必要? どこで釣れるの?

シーバスはロッド(釣り竿)とリール、ライン、そしてルアーがあれば、堤防や砂浜など、どこでも釣ることが可能。じつにコンパクトで手軽な釣りです。

タックル(釣り道具全般の意)は何から揃えてもよいですが、まずはシーバスロッドからの購入が無難です。でも「最初から高額なシーバスロッドを買うのは不安…」と、購入を躊躇する人も多いと思います。

そこで今回は「1万5000円以内で買える高性能シーバスロッド」をランキングします。

ランキング監修は、釣り歴30年で釣りメーカーのテスターも務める山口剛氏に依頼。

真剣な眼差しでシーバスロッドを検証する山口氏。

実際に商品を使用していただき、詳細なヒアリングを実施。そのヒアリングを元にランキングをまとめました。

さっそくですが結果発表!第1位はダイワ(Daiwa)でした!

「とりあえず、結果から知りたい!」というせっかちさんのために、シーバスロッドおすすめランキング第1位をご紹介!

「1万5000円以下の初心者向けシーバスロッド」として山口氏がベストバイに選んだのは、こちらの商品でした!

グローブライド
ダイワ(DAIWA)
ルアーニスト 90ML
実勢価格:7055円

長さ:全長2.74m /仕舞142cm
継数:2本
標準自重:160g
対応ルアー:5~25g
対応ライン:0.6~1.2号(PE)、6~12lb(ナイロン)

値段も手頃で汎用性の高いモデルで初心者の最初の1本として最適です(詳しいレビューはランキングにてご紹介)。

とはいえ、シーバスロッドに何を求めるかはユーザーによって違いますので、2位以下の製品が購入候補に上がる可能性もありますよね。

ということでランキングの前に、シーバスロッドの基本知識から見ていきましょう!

購入前に覚えておきたいシーバスロッドの“基本のき”

いざ、シーバスロッドを買おうと通販サイトを見ると、長さが商品によってまちまち、おまけにMLやらHLやらと見慣れない文字が並び、頭が混乱してしまいますよね…。

ということで、まずはシーバスロッドの基本についてご説明していきましょう。

【基本1:硬さ】投げられるルアーの重さが変わる

シーバスロッドには、下記のように7種類の硬さがあります。基本的に硬ければ硬いほど、より重いルアーを投げられるようになっています。

これを読めば、MLやHLの謎が解けるはずですよ。

シーバスロッドの硬さの図表

シーバスロッドの硬さには、7段階があることをこれでおわかりいただけたかと思います。しかし、「初心者はこの中から何を買えばよいのか?」という疑問が残りますよね



そこで山口氏に聞いてみると、「ML(ミディアムライト)を選ぶのがおすすめです」とのことです。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

MLは柔らかすぎず、硬すぎずで扱いやすいのが特徴です。またMLなら若干柔らかめでエギング(イカを釣る釣法の一種)やサビキ釣り(アジ、サバ、イワシなどをターゲットにした釣法。ファミリーの釣りにおすすめ)など、さまざまな釣りができるのでおすすめです。ただし重いルアーは飛ばせません。

【基本2:長さ】釣り場によって適した長さが変わる

シーバスロッドには7.6や9.6フィートなど、さまざまな長さがあります。長さは「フィート(ft)」で表し、1フィート=12インチ=30.48cm 。つまり9フィートなら約2m74cmの長さになります。

山口氏は「シーバスロッドの長さは、どこで釣るかによって選択肢が変わってくる」と指摘します。

具体的にどこで釣る場合、どんな長さを選べば良いのでしょうか? 以下をご覧ください。

▼サーフ(砂浜)や磯場(岩礁)で釣る場合は?

▼サーフ(砂浜)や磯場(岩礁)で釣る場合は?

長めのシーバスロッドが向いています。これはルアーを遠投したり、手前の岩など障害物を避けたりするためです。9~10フィート以上のシーバスロッドを選びましょう。

▼港湾・堤防で釣る場合は?

▼港湾・堤防で釣る場合は?

長くもなく短くもない中間的な長さのシーバスロッドを選びましょう。これは、人が大勢いる所では、他人にぶつかる危険も考えられるからです。長さとしては、7~8.6フィートが中間的な長さのシーバスロッドとなります。

▼船やボートから釣る場合は?

▼船やボートから釣る場合は?

短いシーバスロッドが向いています。船上ではスペースも限られているため、操作性に優れた短いシーバスロッドが有利です。また船でポイントまで近づくことができるので、遠投する必要がないことも理由のひとつです。

シーンごとの最適な長さをご紹介しましたが、初心者はどの長さのシーバスロッドを買えばよいのでしょうか? 山口氏によれば、8.6フィート前後がおすすめだといいます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

8.6フィート前後なら扱いやすく、初心者でもルアーの飛距離を稼ぐことができます。また汎用性も高くさまざまな釣りに使うことができます。遠くにルアーを飛ばしたい人は、9.6フィートなどやや長めのロッドを選ぶとよいでしょう

【基本3:テーパー】キャストの正確性や魚とのやりとりに影響

テーパーとは曲がり方のこと。下図のように、主にファーストテーパー、レギュラーテーパー、スローテーパーの3種類があります。

ロッドの3種類の曲がり方

▼ファーストテーパー
いわゆる先調子。7:3で先端のほうが曲がる設計になっています。正確なキャスト(ルアーを投げること)など操作性に優れています。ただし、魚とのやりとりが難しいロッドです。

▼レギュラーテーパー
6:4で曲がる設計になっています。汎用性が高くてさまざまな釣りに使えます。

▼スローテーパー
いわゆる胴調子。5:5でロッドの真ん中ぐらいから曲がります。キャストの正確性には欠けますが、魚の強い引きをロッドの曲がりがうまく吸収するため、魚とのやり取りがラクです。

この中で「初心者におすすめなのはレギュラーテーパー」と山口氏は指摘します。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

初心者ならレギュラーテーパーを選ぶのが無難。汎用性の高さという意味でもおすすめです。まずはレギュラーテーパーで慣れてから、他のテーパーを揃えるとよいでしょう。

さまざまな魚釣りへの汎用性がシーバスロッドの特徴でもある

シーバスロッドの特徴としては汎用性の高さが挙げられます。

たとえば、シーバスロッドを使って砂浜からヒラメを狙ったり、それ以外に以下のような魚を釣ることができます。

▼シーバスロッドでシーバス以外に釣れる魚は?
・エギング:アオリイカ
・サビキ釣り:アジ、イワシ
・ちょい投げ釣り:キス、ハゼ
・根魚釣り:カサゴ、アイナメ、メバル

つまり本格的なルアー釣り以外に、手軽な堤防釣りなどファミリーでも楽しめる釣りに汎用的に使えるのが、シーバスロッドの大きな魅力のひとつなのです。

優れたシーバスロッドを選ぶ4つの重要ポイントとは?

ここまでで、初心者がシーバスロッドを選ぶなら、長さが8.6フィート前後、硬さはML(ミディアムライト)が向いていることがわかりました。でも、どんなロッドでも良いというわけではありません。

山口氏にシーバスロッド選びの重要ポイントを4つ挙げていただきました。

また、この後に公開する1万5000円以内で買える高性能シーバスロッドのランキングは、以下のシーバスロッド選びの重要ポイントに評価項目として配点を割り振り、各商品を採点評価することでランキングにまとめています。

シーバスロッド選びのポイント1:感度

シーバスロッドの感度とは、魚がヒットしたり、ルアーが障害物に当たったりしたときにロッドに伝わる衝撃の度合いです。

感度が悪いシーバスロッドでは魚がかかったことが分からず、うまく合わせる(魚の口へ針をしっかりと掛ける動作)ことができません。またルアーの根がかり(障害物に引っかかる)頻度も増えてしまいます。初心者でもシーバスロッドは感度のよいものを選びましょう。
[配点25点]

シーバスロッド選びのポイント2:重さ

同じ長さのシーバスロッドでも、素材によって重さが変わってきます。軽いシーバスロッドは扱いやすく、長く釣りをしていても疲れません。また単純な重量比較ではなく、グリップ部が重くないかなど、全体のバランスも考慮しましょう。
[配点25点]

シーバスロッド選びのポイント3:耐久性

安い粗悪なシーバスロッドの場合、何度か使うと糸を通すガイドがラインで削れたり、リールをはめ込む部分がガタガタになったりします。またガイドが安っぽいと、ラインがこすれてうまく飛距離を出すことができません。良いロッドは細かいパーツにもこだわって作られています


[配点25点]

シーバスロッド選びのポイント4:コスパ

今回は初心者向け、1万5000円以下ということで、コスパも考慮に入れて採点しました。値段、SPEC、実釣結果なども踏まえ、どのぐらいお得なのかを総合的に判断しました。
[配点25点]

通販サイトで買う場合に気をつけたいポイントは?

Amazonや楽天などの通販サイトでシーバスロッドを購入する場合、実際に手に取ることができないので、安かろうと粗悪品に手を出してしまうことがあります。

そこで山口氏は、以下のポイントに気をつけるようにアドバイスします。

注意1:あまり馴染みのないメーカーには注意

ロッドは一般的なメーカーのほうが間違いなく、失敗もありません。海外のあまり聞いたことのないメーカーやノーブランドの商品はパーツが安っぽかったり、耐久性に欠けていたりする場合があるので十分に気を付けましょう。

注意2:レビューを必ず参考に

レビューには“60cmのシーバスが余裕であげられた”とか“エギングやサビキにも使える”など、ロッドのさまざまな情報が寄せられています。実際ユーザーが使った貴重な意見なので必ず参考にしましょう。

注意3:重さはスペックでチェック

ロッドの重さは基本的にメーカーのスペック表で確認することができます。一部記載がない場合もありますが、欲しい商品がいくつかある場合には必ず重さを比較しておきましょう。

なお、今回、初心者用には長さが8.6フィート前後、硬さはML(ミディアムライト)がおすすめと解説してきましたが、時期によって、そのタイプが品切れなどで入手困難な場合があります。

その場合、同じ商品の中でもより入手しやすいやや長めのタイプやMLに近い硬さの商品を紹介していますのでご了承ください。

それでは、いよいよランキングの発表です!

初心者の入門用として超オススメのダイワ「ルアーニスト」

グローブライド
ダイワ(DAIWA)
ルアーニスト 90ML
実勢価格:7055円

長さ:全長2.74m /仕舞142cm
継数:2本
標準自重:160g
対応ルアー:5~25g
対応ライン:0.6~1.2号(PE)、6~12lb(ナイロン)

▼検証結果

  • 感度: 23/25点
  • 重さ: 23/25点
  • 耐久性: 23/25点
  • コスパ: 24/25点
  • 総合評価: 93/100点

第1位はダイワ「ルアー二スト」。操作性&感度に優れた穂先を持つロッドで、ルアーをしっかりとアクションさせられ、水中の動きをはっきりと手元で知ることができます。

扱いやすいので、ルアーの操作に慣れない初心者にオススメです。

ガイドは富士のステンレスフレームOリングを使用。糸の出も良く、気持ちよくキャストできます。

ホールド性の良いオリジナルリールシートを採用しています。今回はシーバス用として90MLを検証しましたが、シーバス用としては他に港湾部の86ML、河口部の90M、96MLが用意されています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

標準的で誰でも使いやすいロッドです。値段も手頃で感度や操作性も文句なし。初心者の入門用としておすすめのモデルです。

軽量で感度も申し分なし!ダイワ「リバティクラブ シーバス」

グローブライド:ダイワ(Daiwa)  シーバスロッド スピニング リバティクラブ シーバス 86ML:釣具

グローブライド
ダイワ(Daiwa)
シーバスロッド スピニング リバティクラブ シーバス 86ML
実勢価格:9002円

長さ:全長2.59m /仕舞134cm
継数:2本
標準自重:155g
対応ルアー:7~35g
対応ライン:8~16lb

▼検証結果

  • 感度: 23/25点
  • 重さ: 23/25点
  • 耐久性: 23/25点
  • コスパ: 23/25点
  • 総合評価: 92/100点

第2位もダイワのロッド、「シーバスロッド スピニング リバティクラブ シーバス 86ML」がランクイン。

ロッドのエンド部が上の写真のようにセパレートグリップになっていて、自重が155gと非常に軽いシーバスロッドです。軽量化によって感度も向上。さらにロッドの振り抜きが良く、操作性も向上しています。

山口氏に実釣していただいたところ、感度も合格点で、操作性も抜群。ルアーをうまく泳がせることができると高評価でした。

ティップ(ロッドの穂先)はレギュラーテーパー。先端がやわらかく、しなやか。しかもバット(ロッドの根本)にパワーがあるモデルです。レビューでは60cmのシーバスや80cmの鯉を釣り上げたといったものがありました。

汎用性にも優れており、エギング、サビキやキスの投げ釣りなどオールラウンドで使うことができるモデルです。今回は86MLで検証しましたが、他に80Lから96Mまで合計7種類のラインナップになっています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

全体の作りもきれいで、ガイドなど細かい部分もしっかりと作られているロッドです。感度もこのクラスとしてはかなり良いと思います。コスパに優れており、操作性も抜群なので最初の1本におすすめです。

バットパワーに優れた シマノ「ソルティーアドバンス」

シマノ(SHIMANO):19 ソルティーアドバンス シーバス S96ML:釣具

シマノ(SHIMANO)
19 ソルティーアドバンス シーバス S96ML
実勢価格:1万4080円

長さ:全長290cm/仕舞148.6cm
継数: 2本
自重:140g
適合ルアー:6~32g
適合ラインPE:0.6~1.5号

▼検証結果

  • 感度: 23/25点
  • 重さ: 23/25点
  • 耐久性: 23/25点
  • コスパ: 22/25点
  • 総合評価: 91/100点

3位はシマノの2019年のモデル「19 ソルティーアドバンス シーバス S96ML」です。

リールシード(ロッドにリールを固定する部品)がしっかり作られているスグレモノ。長めのロッドなので、とくに初心者で遠投したい人におすすめです。

こちらもセパレートグリップになっていて、自重は1位商品より軽量。感度や操作性はほぼ1位商品と同じでしたが、価格の差、コスパで2位となりました。

ティップはレギュラーで、汎用性も高い商品です。さまざまな釣りに使うことができるので、初心者におすすめのアイテムだと言えます。ラインアップはS90M、S96M、S106Mがあります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

初心者でも遠投したいという人がいるので、あえて9.6フィートという長めのロッドを選んでみました。長さがある分バッドパワーにも優れています。感度に関してはほぼ1位商品と同じでした。

4位: 入門用に買いやすい高コスパモデル シマノ「ルアーマチック S86ML」

シマノ(SHIMANO):スピニングロッド ルアーマチック S86ML 8.6フィート:釣具

シマノ(SHIMANO)
スピニングロッド ルアーマチック S86ML 8.6フィート
実勢価格:7902円

長さ:全長259cm/仕舞133.3cm
継数:2本
自重:145g
適合ルアー:6-28g
適合ライン:PE0.6-1.5号

▼検証結果

  • 感度: 23/25点
  • 重さ: 22/25点
  • 耐久性: 23/25点
  • コスパ: 22/25点
  • 総合評価: 90/100点

第4位は通販サイトでベストセラー1位を獲得したこともあるシマノ「スピニングロッド ルアーマチック S86ML 8.6フィート」

価格では1~4位の中で最も安価です。今回検証に参加したライター・田代氏は同アイテムのS90MLを使用しているとのこと。

感度は1、2位商品とほぼ同じでした。ただ山口氏によれば、セパレートグリップタイプではないので、ややグリップ周りが重たい作りになっていたとのこと。そのため重さで1点減点となりました。

レギュラーテーパーで、1、2位商品と同じく汎用性が高いロッドです。レビューではエギングやちょい投げやサビキなどに使用しているというものも多数見られました。

中には60cmのシーバスも余裕であげたという声も。大物とのやりとりも難なくできるアイテムだと言えます。シーバス用は他にS80L、S90MLがあります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

入門用としては価格も安く、手軽に購入できるのでおすすめです。グリップ周りがもう少し軽めになると評価がアップすると思います。汎用性にも優れさまざまな釣りに使うことができます。

5位: 操作性と遠投性のバランスに優れた シマノ「ムーンショット」

シマノ(SHIMANO):ソルトウォーターロッド シーバス ムーンショット 2021年モデルS96ML:釣具

シマノ(SHIMANO)
ソルトウォーターロッド シーバス ムーンショット
2021年モデルS96ML
実勢価格:1万3956円

サイズ:全長290cm/仕舞148.7cm
継数:2本
自重:151g
適合ルアー:プラグ6-32g、ジグMAX38g
適合ライン:PE0.6-1.5号

▼検証結果

  • 感度: 23/25点
  • 重さ: 23/25点
  • 耐久性: 23/25点
  • コスパ: 19/25点
  • 総合評価: 88/100点

5位はシマノ「ムーンショット」の2021年モデル。シーバス用はS86MLからS106MHまで全12種類がありますが、S96MLは操作性と遠投性のバランスに優れたロッドです。

シーバスゲームで多用する7~12cmのミノーやシンキングペンシル、30gクラスまでのバイブレーションやブレードベイト、ライトなメタルジグなどさまざまなルアーに対応。港湾や河川などフィールドで使えます。

レビューでは「軽量で感度が良い」「エントリーモデルとして文句なし」と軒並み高評価でした。ただ他と比べて若干価格が高めなので、今回は順位を落としました。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

ブランクスやガイドなど、全体的に作りが非常に良い軽量ロッドですね。若干長めの10フィートのS100MLも試しましたが、こちらも軽量で扱いやすかったです。

5位: 遠くに飛ばしたい初心者には メジャークラフト「ファーストキャスト シーバス」

メジャークラフト(Major Craft):シーバスロッド スピニング ファーストキャスト シーバス FCS-962ML:釣具

メジャークラフト(Major Craft)
シーバスロッド スピニング ファーストキャスト シーバス FCS-962ML
実勢価格:6732円

サイズ:全長292.6cm
継数:2本
自重:メーカー非表示
適合ルアー:10-30g
適合ライン:PE0.8-2号

▼検証結果

  • 感度: 22/25点
  • 重さ: 22/25点
  • 耐久性: 23/25点
  • コスパ: 21/25点
  • 総合評価: 88/100点

初心者の人にはシマノやダイワほどは馴染みがありませんが、バスやシーバス、エギング、ショアジギング(岸からメタルジグなどのルアーを使って釣る釣法)、トラウト(ニジマスをはじめ、イワナ・ヤマメ・ブラウントラウト・ドナルドソンなどの魚を指します)などのロッドやルアーで有名なのがメジャークラフト(Major Craft)。

同率で第5位にラインクインした「ファーストキャスト シーバス FCS-962ML」は、15~30gのやや重めのルアーを使ったフィッシングに最適なモデル。

最大の特徴は遠投性。サーフ(砂浜)や河川でも遠くにルアーをキャストできるので、シーバス釣りだけでなく、ヒラメ、マゴチといった魚を狙うことができます。シーバス用は他に862Lから1002Mまで全6種類があります。

またルアーの他にチョイ投げでのキス釣り、サビキ釣りなどにも対応します。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

メジャークラフトは初心者向けの手頃なロッドを作るのが得意なメーカーです。このロッドはサーフでルアーを遠投してみたいという人におすすめです。比較的軽めのグリップまわりなのも好感が持てます。

7位: 堤防での手軽なルアー釣りに最適 メジャークラフト「ソルパラ X シーバス」

メジャークラフト(Major Craft):2代目ソルパラ X シーバス SPX 902ML:釣具

メジャークラフト(Major Craft)
2代目ソルパラ X シーバス SPX 902ML
実勢価格:8514円

長さ:全長274.3cm
継数:2本
自重:メーカー非表示
適合ルアー:10-30g
適合ライン:PE0.6-1.5号

▼検証結果

  • 感度: 22/25点
  • 重さ: 21/25点
  • 耐久性: 23/25点
  • コスパ: 21/25点
  • 総合評価: 87/100点

7位は同じくメジャークラフトのシーバスロッド、「2代目ソルパラ X シーバス SPX 902ML」。5位と性能にほとんど差がありませんが、コスパの点で順位を落としました。

持ちやすいグリップ形状や糸絡みがしにくいガイドが特徴です。初心者や力の弱い女性、子どもでも使いやすく投げやすいシーバスロッドと言えるでしょう。ただしグリップ周りはもう少し軽めでもよいかもしれません。

レビューでは「思ったよりも柔らかかった」というものがありました。しなるので軽いルアーでもよく飛ぶとのこと。堤防での手軽な釣りなどが向いています。なおタイプは他に902L~1062Mまで全7種類があります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

同じくメジャークラフトのシーバスロッド。5位に比べるとやや柔らかく、長さも短いので初心者でも扱いやすいと言えます。ただし長い分5位のほうが遠投に向いています。

8位: アタリを取りやすい!高感度な アブガルシア「クロスフィールド」

アブガルシア(Abu Garcia):スピニング ロッド クロスフィールド XRFS-962M:釣具

アブガルシア(Abu Garcia)
スピニング ロッド クロスフィールド XRFS-962M
実勢価格:9829円

長さ:全長290cm/仕舞148cm
継数:2本
自重:154g
適合ルアー:7-35g
適合ライン:PE0.8~1.5号

▼検証結果

  • 感度: 22/25点
  • 重さ: 22/25点
  • 耐久性: 23/25点
  • コスパ: 19/25点
  • 総合評価: 86/100点

第8位のアブガルシア「スピニング ロッド クロスフィールド XRFS-962M」は、さまざまな魚種を狙えるルアー釣り用のオールラウンドロッドとして開発されたアイテムです

軽くて強いブランクス(ガイドやグリップ、装飾を含まないロッド全体を指す)を持ち、アタリを取りやすい表面仕上げやライントラブルを抑止するガイドなど細かい部分が丁寧に作られています。

レビューでは「クオリティが高い」「全体のバランスが良い」とおおむね高評価でした。ルアーの適合範囲が広く汎用性が高いロッドです。

なお同、商品には764Lから902MLまで全6種のタイプがあります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

やや古めのモデルということでランクを下げさせてもらいましたが、商品としては非常に素晴らしい性能を備えています。硬さはM(ミディアム)でやや硬めなので、初心者というよりは中級者向けだと言えます。

9位: 電車や自転車で移動する人に シマノ「ルアーマチック」

シマノ(SHIMANO):モバイルロッド 20 ルアーマチック S90ML-4:釣具

シマノ(SHIMANO)
モバイルロッド 20 ルアーマチック S90ML-4
実勢価格:8921円

サイズ:全長274cm、仕舞73.7cm
継数:4本
自重:152g
適合ルアー:6~32g
適合ライン:PE0.6~1.5号 / ナイロン4~10lb

▼検証結果

  • 感度: 20/25点
  • 重さ: 22/25点
  • 耐久性: 23/25点
  • コスパ: 19/25点
  • 総合評価: 84/100点

第9位は4本継ぎで仕舞寸法がコンパクトなシマノ「モバイルロッド 20 ルアーマチック S90ML-4」

携帯性に優れ、電車や自転車での釣行にオススメです。

継数が多いですが、ティップの曲がりもスムーズで、2本継ぎに負けず劣らずの性能になっています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

4本継ぎのロッドです。2本継ぎに比べてセッティングや片付けが面倒というデメリットがありますが、仕舞寸法も短く持ち運びに便利。この商品はシーバス用のコンパクトロッドとしてはかなり作りが良く、感度、扱いやすさも合格点。ロッドにコンパクトさを求める人にオススメです。

10位: 繊細なティップを備えた メジャークラフト「クロスステージ」

メジャークラフト(Major Craft):スピニングロッド 3代目 クロステージ シーバス CRX-862ST 8.6フィート:釣具

メジャークラフト(Major Craft)
スピニングロッド 3代目 クロステージ シーバス
CRX-862ST 8.6フィート
実勢価格:1万198円

サイズ:全長8.6ft(約262cm)
適合ルアー:3-15g
適合ライン:PE0.4-1号

▼検証結果

  • 感度: 23/25点
  • 重さ: 20/25点
  • 耐久性: 22/25点
  • コスパ: 18/25点
  • 総合評価: 83/100点

第10位はメジャークラフト「クロスステージ CRX-862ST」

高感度で繊細なソリッドティップのロッドです。バチ抜け時(注1)のショートバイト対策として使われることが多いモデルです。

*注1
「バチ」とは砂の中に生息するイソメやゴカイ類を指し、「バチ抜け」はそれらが産卵のため砂の中から出てきて浮遊してい流れている状態のこと。シーバスはバチを捕食するのでバチ抜け時はイソメやゴカイに似せたソフトルアーを使うと釣果が上がるとされている。

テッィプの曲がりが独特なので、初心者の入門用というより、ベテラン向けのロッドとも言えます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

バチ抜けに特化したモデルのせいか若干ティップが柔らかめ。そのため初心者にはやや扱い辛いかもしれません。作りは標準的ですが、重量が若干重いので順位を落としました。

11位: 軽くて持ち運びやすい ゴチュール「Xceed」

ゴチュール(Goture):Xceed コンパクト エギングロッド スピニングロッド:釣具

ゴチュール(Goture)
Xceed コンパクト エギングロッド スピニングロッド
(1.98m/2.1m/2.4m/2.7m/3.0m)
実勢価格:5580円(1.98m)

サイズ:全長198cm/仕舞0.56m
継数:4本
自重:137g

▼検証結果

  • 感度: 19/25点
  • 重さ: 21/25点
  • 耐久性: 16/25点
  • コスパ: 22/25点
  • 総合評価: 78/100点

こちらはライターの田代氏も使用しているゴチュール「Xceed コンパクト エギングロッド スピニングロッド」です。通販サイトではベストセラー1位を獲得しました。

立派な専用ケースに収納されており、持ち運びにも便利。

短いということもありますが、自重も1.98mは137g、2.4mは148gと非常に軽いのが特徴です。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

硬さはM(ミディアム)/MH(ミディアムヘビー)ですが、それほど硬くなく初心者向けだと言えます。感度も思ったよりも良いですね。

12位: 振出タイプでコンパクトな シマノ「フリーゲーム」

シマノ(SHIMANO):振出 ロッド フリーゲームS86-ML:釣具

シマノ(SHIMANO)
振出 ロッド フリーゲームS86-ML
実勢価格:8776円

サイズ:全長259cm 仕舞74.1cm
継数:4本(振出)
自重:140g
適合キャストウェイト:5~35g
適合ライン:PE0.4~1.2号 / ナイロン 4~12lb

▼検証結果

  • 感度: 20/25点
  • 重さ: 20/25点
  • 耐久性: 16/25点
  • コスパ: 21/25点
  • 総合評価: 77/100点

第12位は振出タイプのシマノ「フリーゲーム」。シーバスやバス、トラウト、タチウオ、アオリイカなど様々な魚種で使えるコンパクトロッドです。シーバス専用ではないので順位が低くなりましたが、作りはしっかりしたロッドです。

振出竿にありがちな不自然な曲がりを克服しているのがセールスポイント。

シマノ振出竿の技術を応用することで、2ピースロッドと遜色ないスムーズで美しい曲がりを実現しています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

いわゆる振出竿ですが、シーバスでも使うことができます。さすがに感度や扱いやすさでは2ピースロッドにかないませんが、コンパクトで旅行などに持って行くには最適です。

13位: シーバス以外でも使える ダイワ「CROSSBEAT」

グローブライド:ダイワ(DAIWA) CROSSBEAT SW 907TM:釣具

グローブライド
ダイワ(DAIWA)
CROSSBEAT SW 907TM
実勢価格:1万1845円

継数:7本
自重:173g
対応ルアー重量:7~35g
対応ライン:8~16lb/ PE0.6~1.5号

▼検証結果

  • 感度: 19/25点
  • 重さ: 19/25点
  • 耐久性: 16/25点
  • コスパ: 21/25点
  • 総合評価: 75/100点

13位も振出タイプのロッド、ダイワ「CROSSBEAT SW 907TM」。重いミノーやバイブレーションを遠投できる強いバットを採用したシーバスモデルです。

バッグの中にすっぽりと収まる、小継ぎ振り出しで携帯性に優れています。クセのないブランクや、ダイワオリジナルのオーバルリールシート、SiCトップガイドなど、しっかりした作りになっています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

こちらも振出竿です。12位に比べて若干重くて継数が多いので、セッティングがやや面倒でトラブルも多いと思います。ただし全体の作りはしっかりしていますね。

14位: ファミリーにもおすすめ!超格安の「ベイシックジャパン」

ベイシックジャパン(BASIC JAPAN):入門者オススメ シーバスロッド ビッグシルバーファイター 9.0f:釣具

ベイシックジャパン(BASIC JAPAN)
入門者オススメ シーバスロッド ビッグシルバーファイター 9.0f
実勢価格:3580円

サイズ:全長 約270cm/仕舞 約140cm
継数:2本
自重:約283g
適合ルアー:14~40g

▼検証結果

  • 感度: 17/25点
  • 重さ: 16/25点
  • 耐久性: 16/25点
  • コスパ: 20/25点
  • 総合評価: 69/100点

第14位は5千円以下というあまりの安さが目を引くベイシックジャパン「シーバスロッド ビッグシルバーファイター 9.0f 」です。

自重が283gで上位ロッドのほぼ2倍の重さ。かなり重いと感じる人も多いかと思われます。ルアーは上限が40gと重いルアーでもキャストできるのが特徴です。

レビューでは「6kgの青物でも平気」「遠投サビキや投げ釣りに使える」など性能や汎用性について意外に高評価でした。

ただし、中には「ガイドが柔らかく曲がってしまう」というものも。細部に関しては値段なりの作りだということが言えます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

値段が非常に安いのでランキングに入れてみました。試しにルアーをやってみたいという人には良いのではないでしょうか。サビキや投げ釣りにも使えるので、ファミリーフィッシングにも向いています。

以上、初心者にも使いやすいシーバスロッドおすすめランキング14選をお届けしました。すべて1万5000円以下で手に入るので、シーバスフィッシングを始めて見たいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

今回監修いただいた、山口氏が所属する横浜発のフィッシングアパレルブランドirie fishing club(アイリーフィッシングクラブ)」のInstagramのオフィシャルアカウントがコチラです。

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