一度ハマるとやめられないバスフィッシング
米国ではプロスポーツとしても人気が高いのが「バスフィッシング」。ブラックバスを対象魚とした年中楽しめる釣りですが、じつは一度ハマったら抜け出せないといいます。その魅力は何でしょうか?
バスフィッシングの魅力1:釣りの手軽さ
ブラックバスは日本中の湖やため池、河川などに生息しており、ちょっと郊外に足を伸ばせば、すぐに釣りができます。
服装もカジュアルでOK。タックル(道具)も軽量コンパクトで、ロッドとリール、ルアーさえあればどこでも釣りができるのが大きな魅力になっています。
バスフィッシングの魅力2:ゲーム性の高さ
バス釣りでは、季節やフィールド(釣り場)の状況からブラックバスの行動パターンを推理し、それに適したルアーやルアーアクションでポイントを探ります。
そのセオリーは何百通りもありますが、自分の「読み」が当たったときの喜びは言葉では言い尽くせません。この「ゲーム性の高さ」が人気の秘密になっています。
初心者でもすぐに始められるバスフィッシングですが、まず道具を揃えなければなりません。
中でも釣果を大きく左右するのが今回のテーマである「ロッド選び」です。ではどのようなものを購入すれば良いか、具体的に見ていきましょう。
バスロッドにはスピニングとベイトがある
バスロッドには「スピニングロッド」と「ベイトロッド」の2種類があります。
「スピニングロッド」はスピニングリールと組み合わせて使うロッドで軽量ルアーを扱うのに向いています。
一方「ベイトロッド」はベイトリールと組み合わせて使うロッドで、10g以上の比較的重めのルアーを扱うのに向いています。
バスフィッシングを始めるなら、この2つの違いを知っておくことは必須となります。
スピニングロッドとベイトロッドの見分け方は?
では2つのタイプは具体的にどこが違うのでしょうか?
1:使用時のリールの位置
スピニングタックルとベイトタックル最大の違いは使用時のリールの取り付け位置です。スピニングリールはロッドの下にリールを取り付けて使用します。重心が下にあるので、安定感があります。
こちらはベイトリール。使用時の取り付け位置はロッドの上で、スピニングタックルより実感安定感に欠けます。
2:トリガーの有無
※画像はAmazonより
ベイトロッドは持った時の安定性が低いため、指をひっかける場所が必要になります。そこでベイトタックル用のロッドには「トリガー」と呼ばれるものが付いています。トリガーはロッドを握りやすく、不安定な重心をカバーする目的を持っています。
一方スピニング用のロッドにはトリガーがついていません。このようにトリガーがあるかないかで、スピニングロッドとベイトロッドを見分けることができます。
3:ガイドの位置や大きさ
ライン(糸)を通す、ガイドの位置や大きさにも違いがあります。下の写真を見てください。一般的にスピニングロッドのガイドは、ベイトロッドに比べてブランクス(ロッドのガイドとグリップを除いた部分)から遠い位置に付いています。
これはスピニングリールではラインがらせん状に放出されるためで、ガイドとブランクスの位置が近いと、ラインがブランクスに触れやすくなり、糸の放出やルアーの飛び具合に影響が出てしまうためです。
※画像はAmazonより
一方ベイトロッド(上の写真)を見ると、ガイド径がスピニングより小さく、ブランクスに近い位置にあるのが分かります。ベイトリールの場合、糸が真っすぐ一直線に出ていくので、ガイドとブランクスが近くてもお互い干渉することがありません。
初心者ならスピニングタックルがおすすめ
さてロッド(サオ)やリール、ルアーなど魚釣りの道具一式のことをタックルと言います。バスフィッシングの場合、タックルにはスピニングリールを使う「スピニングタックル」と、ベイトリールを使う「ベイトタックル」の2種類があります。
下表では2つの違いをまとめておきました。
軽いルアー | 重いルアー | ライントラブル | 手返し | |
スピニングタックル | ○ 軽いルアーを遠くまで飛ばすことができる |
× キャストしにくく、アクションもつけ辛い |
○ トラブルが少なく、初心者でも扱いやすい |
△ 手返しが遅く、キャストのテンポもそれほど良くない |
ベイトタックル | × 軽いルアーは苦手で扱いにくい |
○ 高重量を背負うことができる |
× 慣れないとバックラッシュなどトラブルが多い |
○ 手返しが速く、テンポよくキャストできる |
上表のキャストとは「ルアーや仕掛けを投げること」。手返しは「ルアーや仕掛けをキャストし、回収するまでの一連の動作」のこと。これが速いと魚がヒットするチャンスも増えます。
この中でもっとも重要なのがライントラブル。ベイトリールの場合慣れないと、写真のように糸がリール内でぐしゃぐしゃになる「バックラッシュ」が起きやすいのです。その点、トラブルが起きにくいスピニングのほうが絶対的に初心者向けと言えます。
近年、釣り人の増加でバスの警戒心が高まり、軽量で小さなルアーの方が大きなルアーより反応がよい、といった場面が増えています。「とりあえず一尾」を考えるならスピニングタックルのほうがおすすめです。
せっかく釣りに行ったのに、ラインをほどくので大半の時間を使ってしまった……。そんなことにならないためにも、初心者はスピニングタックルをチョイスしましょう!
ここで早速ですが、スピニングロッドの第1位をご紹介!
ダイワ(DAIWA)
21 ブレイゾン 2ピース スピニングモデル
S67ML-2(バーサタイルモデル)2.01m
実勢価格:1万3385円
今回、見事第1位に輝いたのはダイワ「21 ブレイゾン 2ピース スピニングモデル S67ML-2(バーサタイルモデル)2」でした。
扱えるルアーの範囲が1.8~11gで、使用頻度の高いウエイトをカバーしている上、範囲も下限が1.8と軽量ルアーもキャスト可能なのが1位の決め手になりました。作りもしっかりしており、エントリーモデルとしてはベストと言えるロッドです。
初心者が選ぶべきロッドの「長さ」と「硬さ」
長さ
初心者の最初の1本としては6ft(182.88cm)~6.5ft(198.12cm)の間か、その前後の長さがおすすめです。
バスフィッシングではランガンスタイルと言って、移動とキャストを繰り返す釣りが主流になっていますが、この釣りの場合、写真のような草むらの中に入ったり、岩場を移動したりといったことも多いので、長いロッドはあまり適していません。
また短すぎるロッドは遠投性に欠けるため、ポイントを広く探ることができなくなります。
そうした意味で、6ft(182.88cm)~6.5ft(198.12cm)の長さは携帯性と遠投性のバランスが取れていて、初心者にもっとも適しているのです。(1ft=34.8cm)
硬さ
ロッドの硬さは「ロッドパワー」とも呼ばれ、扱えるルアーの重量と関係しています。硬さはアルファベットで表記され、主に下の7つがあります。
- UL(ウルトラライト)
- L(ライト)
- ML(ミディアムライト)
- M(ミディアム)
- MH(ミディアムヘビー)
- H(ヘビー)
- XH(エクストラヘビー)
※上から柔らかい順で羅列
この中で、初心者にもっともおすすめなのがML。バス釣りで中心となる重量のルアーをカバーできる汎用性の高いタイプとなります。
なおロッドの硬さは商品名の中に「632ML」といった具合に表示されています。
曲がり方
ロッドの曲がり方を「テーパー(調子)」と呼びます。先の方が曲がるのが先調子、ロッドの半分ぐらいの位置で曲がるのは胴調子と呼ばれますが、さらにルアー竿の場合は……
- 8:2の位置で曲がる「エクストラファースト」
- 7:3の位置で曲がる「ファースト」
- ファーストとレギュラーの中間の「レギュラーファースト」
- 5:5の位置で曲がる「レギュラー」
- ロッド全体が曲がる「スロー」
- ロッド全体が平均的に曲がる「パラボリックス」
など細かく分かれます。
どんなテーパーを選ぶのかは戦略や好みにもよりますが、初心者の場合は操作性に優れた「ファーストテーパー」を最初の1本に選ぶとよいでしょう。ルアーをキャストする時のコントロールも良いので、狙ったポイントを効果的に攻めることができます。
初心者とって理想的なロッドとは?
ここまでスピニングロッドのイロハを解説してきましたが、では初心者にとって理想的なロッドとはどういうものなのでしょうか? 監修の山口氏に聞きました。
バスフィッシングの場合、ベテランは何本もロッドを持ってフィールドに入り、状況に応じて使い分けますが、初心者はそうは行きません。そのため「1本でできることが多い」ものを準備する必要があります。具体的には適合ルアーの範囲。これが広いほど汎用性が高く、軽いルアーからものから重たいもルアーまで扱えということになります。またロッドのパワーに関しては、強すぎるとなかなか扱いづらかったりするので、強すぎず、弱すぎず、平均的なロッドをチョイスするとよいでしょう。最初の1本は遠投性や操作性など何か1つに特化するのではなく、全体のバランスが取れているロッドを選ぶのがよいと思います。
バーサタイルモデルって何?
最近目にするのが「バーサタイル」という言葉です。
バーサタイル(versatile)とは「用途が広い」という意味。バーサタイルモデルは、ミノーやクランクベイトなどのハードルアーと、ワームなどのソフトルアーの両方に対応できるよう作られた、汎用性の高いロッドのことです。
バーサタイルモデルには対応ウエイトに合わせて「バーサタイルモデル」「ライトバーサタイルモデル」「ヘビーバーサタイルモデル」の3種類があります。
1本でさまざまなルアーが使用できるので、まさに初心者向けのロッドだと言えます。
今回の採点基準は?
今回は編集部がピックアップした8製品を釣り歴30年のベテランテスターである山口氏に使ってもらい検証を行いました。採点ポイントはどんなものでしょうか?
今回はスピニングモデルなので、クランクベイトやスピナーベイトといったルアーを使うタイプではありません。どちらかというと軽めのミノーとかワーム、それと簡単なトップウオーターなどを中心に使うロッドになります。その中で、扱えるルアーの幅は広いか、ある程度の距離が投げられるか、自重はどうか、使いやすいかなどをポイントとして順位を付けました。なお感度に関しては、バスフィッシングの場合は「ラインを見てアタリを取る」など、別次元の話になるので、今回の基準には入れていません。
さらに山口氏は「今回は長く使えるものを高評価にした」といいます。
バスフィッシングも他の釣りと同じように、経験を積むにつれロッドの数が増えていきます。そんな中でも長く使い続けられるようなロッドかどうかも検証しました。
各採点項目は以下の通りです。
採点項目1:汎用性(配点25点)
スピニングロッドは使えるルアーの幅が広いほどメリットがあります。このポイントでは、適合ルアー重量から汎用性をチェックしました。またとくに初心者向けということでどのウエイト帯をカバーしているかで、評価を変えました。
採点項目2:作り(配点25点)
自重は軽いか。ガイドや穂先、グリップ、リールシートなど、各部の作りはしっかりしているかなど、製品の作り全般をチェックしました。
採点項目3:遠投性・操作性(配点25点)
ルアーを遠くまで飛ばせるかどうか。キャストはしやすいかなど、遠投性や操作性全般をチェックしました。
採点項目4:コスパ(配点25点)
1~3の項目を踏まえた上で、価格と性能を比較。お買い得商品かどうかをチェックしました。
それではランキングスタートです!
※ランキングの製品画像はAmazonより
バス釣り用スピニングロッドのおすすめ8選
ダイワ「21 ブレイゾン 2ピース スピニングモデル S67ML-2」
ダイワ(DAIWA)
21 ブレイゾン 2ピース スピニングモデル
S67ML-2(バーサタイルモデル)
実勢価格:1万3249円
全長:2.01m
仕舞寸法:106cm
自重:96g
ルアーウエイト:1.8~11g
▼採点結果
合計 | 汎用性 | 作り | 操作性 | コスパ |
96/100点 | 24/25点 | 24/25点 | 24/25点 | 24/25点 |
第1位はダイワ「21 ブレイゾン 2ピース スピニングモデル S67ML-2」。ウエイト下限が1.8gで、ノーシンカー、ダウンショット、ライトテキサスリグを始め、タイニークランクやミノーもこなす汎用性に優れたバーサタイルモデルです。
自重は96gと今回のラインナップの中でも比較的軽め。1本でさまざまな釣りができるため、釣行時のロッド数を減らすことができ、身軽な感じでランガンができます。
強度に優れたブランクスや持ちやすいグリップなど、エントリーモデルとしては上々の作りになっています。
昨今のフィールド状況に見られる「魚がタフなコンディション」のときに、軽いルアーを扱えるロッドです。たとえばノーシンカーのワームやジグヘッドワッキー、ネコリグといったものを使いたいときには大きな武器になります。かといってパワーもちゃんとある。硬さはMLで最初の1本としてはちょうど良い硬さです。
JACKALL「2022 BPM 2pcs シリーズ B2-S68ML」
JACKALL(ジャッカル)
2022 BPM 2pcs シリーズ
B2-S68ML (パワーバーサタイルスピン)
実勢価格:1万6390円
全長:2.03m
自重:104g
ルアーウエイト:1.8-10g
▼採点結果
合計 | 汎用性 | 作り | 操作性 | コスパ |
95/100点 | 24/25点 | 24/25点 | 24/25点 | 23/25点 |
第2位はJACKALL「2022 BPM 2pcs シリーズ B2-S68ML」。硬さはML、こちらもバーサタイルモデルとなります。
ルアーウエイトは1.8~10gで、1位商品と同じようなスペック。ルアーはライトリグ、高比重ノーシンカーワーム、キャロライナリグ、トップウオーターなどが推奨されています。
なおショルダーストラップ付の専用ロッドバックが付属していて携帯に便利です。
1位とほぼ同じようなコンセプト、スペックを持つロッドです。ただし若干値段が高いので、今回は2位となりました。
アブガルシア「バスビートIII BBS-642ML III」
アブガルシア(Abu Garcia)
バスビートIII BBS-642ML III
実勢価格:8739円
全長:1.93m
仕舞寸法:100cm
自重:107g
ルアーウエイト:3.5~10.5g
▼採点結果
合計 | 汎用性 | 作り | 操作性 | コスパ |
94/100点 | 23/25点 | 24/25点 | 23/25点 | 24/25点 |
第3位はアブガルシア「バスビートIII BBS-642ML III」。キャストがしやすいと評価が高く、パワーも申し分ないので、初めの1本としては超おすすめです。
全体のデザインやグリップ、リールシートなどの作りもしっかりしていて、エントリーモデルとしては十分過ぎるスペックを持ったロッドと言えます。
1位、2位商品と比べて下が3.5gと若干汎用性に劣りますが、価格が1万円以下とコスパに優れており。とりあえずバスフィッシングを試したい、という人におすすめです。
第4位:シマノ「21 スコーピオン XV 2602R-2 スピニング・パワー」
シマノ(SHIMANO)
21 スコーピオン XV
2602R-2 スピニング・パワー
実勢価格:1万3450円
全長:1.83m
仕舞寸法:94cm
自重:107g
ルアーウエイト:5~21g
▼採点結果
合計 | 汎用性 | 作り | 操作性 | コスパ |
92/100点 | 22/25点 | 24/25点 | 23/25点 | 23/25点 |
遠投性に優れ、エントリーモデルとしてはかなりの高品質と評判なのが、第4位のシマノ「21 スコーピオン XV 2602R-2 スピニング・パワー」。カーボン繊維によって強化したシマノ独自の素材CI4+を採用し、軽量で高強度を実現したロッドです。
ただしルアーウエイトが5~21gなので、1~2位商品に比べ、軽いルアーは扱い辛いと言えます。
下は5g、上は21gとちょっと硬めで、初心者には扱い辛い面もあるのでこの順位になりました。重いルアーを扱ってみたいという人にはおすすめです。
第5位:メジャークラフト「弁慶BIS-664ML」
メジャークラフト
弁慶BIS-664ML(4ピース/6.6フィート)
実勢価格:1万2121円
全長:2.01m
ルアーウエイト:3.5~10.5g
▼採点結果
合計 | 汎用性 | 作り | 操作性 | コスパ |
91/100点 | 23/25点 | 24/25点 | 21/25点 | 23/25点 |
第5位はメジャークラフト「弁慶BIS-664ML」。4ピースロッドでコンパクトに携行できるため、電車で移動するアングラーにおすすめです。
またセミハードのロッドケースが付いているのもうれしいポイント。
4ピースなので、若干性能的に1,2位商品に劣りますが、グリップも握りやすく、硬さもちょうど良く、キャストしやすい感じなので、ランガンで使うにはかなりおすすめと言えます。
いわゆるパックロッドですが、メジャークラフトのエントリーモデルの中では上位機種ですね。作りもしっかりしており、携帯性にも優れています。ただ上位商品より、軽いルアーが使いづらいので、この順位になりました。
第6位:ダイワ「BASS X 632MLB」
ダイワ(DAIWA)
BASS X 632MLB(スピニング)
実勢価格:7203円
全長:1.91m
仕舞寸法:100cm
自重:103g
ルアーウエイト:3.5~14g
▼採点結果
合計 | 汎用性 | 作り | 操作性 | コスパ |
89/100点 | 23/25点 | 23/25点 | 21/25点 | 22/25点 |
第6位はダイワ「BASS X 632MLB」。実勢価格で8千円を切るお買い得なロッドです。こちらはライトバーサタイルモデルで、喰わせ重視のワーミングから小~中型のハードベイトまで幅広くこなします。
なお長さが1.91mと短めなので、狭い場所で使うのに便利。中級以上のサブロッドとしてもおすすめできます。
廉価版のモデルで価格が安いのはよいのですが、ルアーウエイトが3.5~14gと上位商品より軽いものが扱えない、という点で順位を下げさせて頂きました。
第6位:シマノ「バスロッド ゾディアス 2021」
シマノ(SHIMANO)
バスロッド ゾディアス 2021
266ML-G
実勢価格:1万5014円
全長:1.98m
仕舞寸法:171cm(グリップジョイント)
自重:117g
ルアーウエイト:4~15g
▼採点結果
合計 | 汎用性 | 作り | 操作性 | コスパ |
89/100点 | 22/25点 | 23/25点 | 22/25点 | 22/25点 |
同点6位はシマノ「ゾディアス 2021 266ML-G」。グラスロッドなので、今回のラインナップの中では、若干スペックや使い方が異なるロッドとなります。
リアグリップをカーボン一体成型で中空構造化、ブランクスのネジレを抑え込むハイパワーXを採用するなど、考えられた作りになっているのも大きな特長です。
なおグリップジョイントなので仕舞寸法が大きく、携帯性には若干欠けます。
今回のラインナップはほとんどがカーボン製のロッドですが、こちらは唯一のグラスロッドとなります。グラスロッドは粘りがある、魚を掛け後でバラシにくいなどのメリットがあります。またグラスならPEラインが使えますね。ルアーはクランクベイトやバイブレーション、スピナーベイト、ミノーなど巻物系に適しています。ただ自重が重いというのがデメリットですね。なおスピニングロッドは、上は10g~15gまで背負えればOKで、21gはそれほど必要ないかなという感じはします。
第8位:メジャークラフト「ファーストキャストバス FCS-632ML」
メジャークラフト
ファーストキャストバス
FCS-632ML
実勢価格:6138円
全長:1.92m
ルアーウエイト:1/4~3/4oz(7~21g)
▼採点結果
合計 | 汎用性 | 作り | 操作性 | コスパ |
88/100点 | 20/25点 | 21/25点 | 22/25点 | 25/25点 |
第8位はメジャークラフトの「ファーストキャストバス FCS-632ML」。価格が6千円台と安く、「とにかく1度バスフィッシングがしてみたい」という人におすすめです。低価格ながらブランクスやガイド、グリップなどは意外にしっかりと作られています。
廉価版モデルで作りが若干他のロッドに比べて劣る感じです。ただ価格が安いので、1本持っておくのもアリですね。
以上、バス用スピニングロッドのランキングでした。
今回の記事を参考に、ぜひお気に入りの1本を見つけてくださいね。
バスフィッシングは、リグ(ソフトルアーを用いた仕掛け)や攻め方・戦略がいろいろあって、しかも今も進化しているので飽きることがありません。またそこら辺で釣れる手軽さがあるわりに、釣るのは難しいというのが逆に大きな魅力になっていますね。