釣果を上げやすいヒラメルアーが初心者におすすめ

釣果を上げやすいヒラメルアーが初心者におすすめ ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

「ヒラメルアー」はヒラメを釣るために開発されたルアーです。主にサーフや港の堤防で使用しますが、ヒラメをターゲットとしたルアー釣りには、船釣りがメインだった高級魚が陸地から手軽に狙える、ポイントを自ら探して攻略するなどゲーム性が高いなどの魅力があります。

道具はロッド、リール、ルアーと非常にシンプル。近場のサーフから手軽にキャストして狙えるのがヒラメのルアー釣りの特徴です。

ヒラメルアーでどんな魚が釣れる?

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ヒラメ
ヒラメルアーでどんな魚が釣れる? ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ2
マゴチ

「フラットフィッシュ」という言葉をご存じでしょうか? フラット=平らという意味で、主に海底に生息する高級魚のヒラメやマゴチのことを指します。

フラットフィッシュは海底に身を潜めながら、上層や底近くを泳ぐカタクチイワシやアジ、シロギス、ハゼといったベイトフィッシュ(小魚)を捕食します。今回紹介するルアーはそうしたフラットフィッシュをターゲットとしており、ベイトフィッシュに形や泳ぎを似せて作られています。

なおヒラメ釣りをしていると、青物やシーバスが食ってくるなど、意外な楽しみがあるのがこの釣りです。

初心者向けのヒラメルアーをプロとテスト

初心者向けのヒラメルアーをプロとテスト ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

今回は、初心者でも楽しめるヒラメ用ルアーをピックアップ。釣り歴30年で釣りメーカーのベテランテスターである山口剛氏と徹底検証し、「ミノー/シンキングペンシル」「メタルジグ」「ワーム」の3タイプ別におすすめランキングを作成しました。

採点基準は以下の3項目です。

項目1:作り(配点40点)

全体にしっかり作られているか。フックやラインアイなど、各パーツは質の高い物が使われているかどうか。山口氏に細かい部分をチェックしてもらい採点を行いました。

項目2:使いやすさ(配点40点)

遠投性能はどうか。ミノーの場合は引き抵抗がしっかりと感じられ引きやすいかどうか、など操作性全般に関して山口氏に実際に使ってもらい、採点を行いました。

項目3:コスパ(配点20点)

安いからといって釣果が見込めないものを買えば「安物買いの銭失い」になってしまいます。できれば低価格でコスパが良いものを選びたいもの。ここではルアーの作り、使いやすさと価格を比較し、コスパの良し悪しを判定しました。

ヒラメルアー(ミノー/シンキングペンシル)のおすすめランキング

雑誌「MONOQLO」がヒラメルアーの検証を行ったところ、ミノー/シンキングペンシル1位はシマノ「熱砂 ヒラメミノーIII 125F/125S AR-C」でした。メタルジグのおすすめランキング1位はJackson「メタルジグ 飛び過ぎダニエル」でした。また、ワームのおすすめランキング1位はデュオ「ワーム ビーチウォーカー ハウル 27g」でした。

以下はヒラメルアー(ミノー/シンキングペンシル)のおすすめランキング表です。

ランキングは項目名で並び替えられます
商品
第1位
シマノ熱砂 ヒラメミノーIII 125F/125S AR-C
ヒラメ用ルアーおすすめ シマノ 熱砂 ヒラメミノーIII 125F/125S AR-C イメージ
4.75
4.75 4.88 4.50
125mm
23g
第2位
デュオビーチウォーカー ウェッジ 140S
ヒラメ用ルアーおすすめ デュオ ビーチウォーカー ウェッジ 140S イメージ
4.70
4.75 4.88 4.25
140mm
40g
第3位
ダイワフラットジャンキー ヒラメハンターZ 120S
ヒラメ用ルアーおすすめ ダイワ フラットジャンキー ヒラメハンターZ 120S イメージ
4.60
4.75 4.63 4.25
120mm
24.8g
ダイワショアラインシャイナーZ バーティスSD (スロードライブ) 140F
ヒラメ用ルアーおすすめ ダイワ ショアラインシャイナーZ バーティスSD (スロードライブ) 140F イメージ
4.55
4.75 4.50 4.25
140mm
29g
Jacksonアスリート Athlete 17SSV
ヒラメ用ルアーおすすめ Jackson アスリート Athlete 17SSV イメージ
4.55
4.63 4.63 4.25
170mm
30g
シマノフラットフィッシュ 熱砂 ウイングビーム 80HS XG-880S
ヒラメ用ルアーおすすめ シマノ フラットフィッシュ 熱砂 ウイングビーム 80HS XG-880S イメージ
4.50
4.50 4.50 4.50
80mm
35g

第1位【1位】シマノ「熱砂 ヒラメミノーIII 125F/125S AR-C」

  • シマノ熱砂 ヒラメミノーIII 125F/125S AR-C
  • 最安価格: ¥1,663

総合評価: 4.75

 
作り
 4.75
使いやすさ
 4.88
コスパ
 4.50

ヒラメルアー(ミノー/シンキングペンシル)のおすすめランキング第1位は、シマノ(SHIMANO)「熱砂 ヒラメミノーIII 125F/125S AR-C」

2011年に発売されて以来、高い釣果を誇り、さらに改良を重ねられてきたルアーです。

サイズ
125mm
重量
23g
型番
OM-225M

広範囲を効果的に探れる

広範囲を効果的に探れる ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

フローティング(125F)とシンキング(125S)の2種類があるヒラメルアーです。サイズは他に225mmが用意されており、カラーバリエーションも豊富です。

広範囲を効果的に探れる ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ2

フックやリップなど各パーツも高品質で安心して使えます。特筆すべきは「AR-Cシステム」と呼ばれるバネ式重心制御システム。キャスト時にはウエイトが後方に移動し、着水時にはバネでウエイトが戻り、抜群の安定姿勢で立ち上がります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

一番標準的なルアーです。若干軽いですが、引き抵抗も分かりやすく、初心者でも扱いやすいと言えます。遠投性と安定性に優れ広範囲を効果的に探れるルアーなので汎用性も高いですね。

第2位【2位】デュオ「ビーチウォーカー ウェッジ 140S」

  • デュオビーチウォーカー ウェッジ 140S
  • 最安価格: ¥2,079

総合評価: 4.70

 
作り
 4.75
使いやすさ
 4.88
コスパ
 4.25

ヒラメルアー(ミノー/シンキングペンシル)のおすすめランキング第2位は、デュオ(DUO)「ビーチウォーカー ウェッジ 140S」

デュオのビーチウォーカーにはさまざまな種類がありますが(全14種)、今回は本製品が第2位にランクインしました。

サイズ
140mm
重量
40g

高重量で遠投性に優れている

高重量で遠投性に優れている ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

ウェッジには他に短いサイズの125S や95Sがあります。カラーバイブレーションは全16種。

高重量で遠投性に優れている ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ2

重心固定型のシンキングペンシルですが、ボリュームのあるボディ形状で、ヒラメへのアピール度は抜群と言えます。

アクションは左右への大きなスイングが特徴的。泳ぎに浮遊感があり、水平に近い姿勢を保ち、大型ベイトを捕食する魚に大きな効果を発揮します。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

40gと重く飛距離もかなり出るので、沖のブレイクラインなども攻略できるルアーですね。サイズも140mmと大きめで、アピール力も高くおすすめです。

第3位【3位】ダイワ「フラットジャンキー ヒラメハンターZ 120S」

  • ダイワフラットジャンキー ヒラメハンターZ 120S
  • 検証時価格: ¥2,068

総合評価: 4.60

 
作り
 4.75
使いやすさ
 4.63
コスパ
 4.25

ヒラメルアー(ミノー/シンキングペンシル)のおすすめランキング第3位は、ダイワ(DAIWA)「フラットジャンキー ヒラメハンターZ 120S」

ヒラメゲームの定番と呼ばれるミノーです。

サイズ
120mm
重量
24.8g
型番
07400016

汎用性が高く初心者向け

汎用性が高く初心者向け ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

汎用性が高く、さまざまなポイントや状況下で使うことができて非常に便利。120mmのワンサイズでカラーは全7色です。

汎用性が高く初心者向け ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ2

潜行レンジは約50~200cm。ローリングアクション時、腹部がキラキラとフラッシングしてボトムの大型ヒラメにアピールします。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

これも1位商品と同じく標準的なルアーで、初心者におすすめです。比較的軽量ながら遠投性もまあまああり、広範囲のエリアをスピーディに探れるルアーだと言えます。

【4位】ダイワ「ショアラインシャイナーZ バーティスSD (スロードライブ) 140F」

  • ダイワショアラインシャイナーZ バーティスSD (スロードライブ) 140F
  • 検証時価格: ¥2,365

総合評価: 4.55

 
作り
 4.75
使いやすさ
 4.50
コスパ
 4.25

ヒラメルアー(ミノー/シンキングペンシル)のおすすめランキング第4位は、ダイワ(DAIWA)「ショアラインシャイナーZ バーティスSD (スロードライブ) 140F」

スロー巻き専用のアクションで、瀕死のベイトフィッシュの動きを再現したルアーです。

対象魚はシーバス、ヒラメ、マゴチ。今回はフローティングタイプを取り上げましたが、他にスローシンキングタイプの「140S」があり、そちらもおすすめです。

サイズ
140mm
重量
29g
型番
07401595

シャロー攻略におすすめ

シャロー攻略におすすめ ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

フローティングタイプの潜行レンジは約50~100cmと3位商品より若干浅め。アクションはタイトウォブンロールとなります。

シャロー攻略におすすめ ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ2

Zシリーズはボディ後部に大型ウエイトを搭載しており、飛距離を大幅にUPさせています(最大80.5m)。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

潜行レンジが浅いので、手前のシャロー(※)を攻めるのに向いているルアーです。比較的向かい風に強く、泳ぎの安定性もあるので、汎用性の高いモデルだと言えます。 ※シャロー……水深が浅い場所のこと。

【4位】Jackson「アスリート Athlete 17SSV」

総合評価: 4.55

 
作り
 4.63
使いやすさ
 4.63
コスパ
 4.25

ヒラメルアー(ミノー/シンキングペンシル)のおすすめランキング同率で第4位は、Jackson(ジャクソン)「アスリート Athlete 17SSV」

シンキングタイプのミノーです。他にフローティングタイプの「17FSV」もあります。

カラーは全11色。通販サイトではシーバス用と記されていますが、フラットフィッシュにも十分使えるルアーです。

サイズ
170mm
重量
30g
型番
4511729662548

初心者でもきれいにキャストが決まる

初心者でもきれいにキャストが決まる ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

リップにはボルテックスジェネレーターが搭載されていて、キャスト時のボディのブレを軽減。飛距離アップと安定した姿勢を実現しています。

初心者でもきれいにキャストが決まる ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ2

切れのよいダートを維持しながら泳ぎ、魚に強くアピールします。フックやリングなど細かい部分も丁寧に作られているおすすめのルアーです。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

サイズが若干大きいので、順位を下げさせていただきましたが、飛距離と姿勢の良さを備えたルアーだと言えます。フローティングタイプと併せて用意しておくと、さまざまな状況に対応できて良いかもしれません。

【6位】シマノ「フラットフィッシュ 熱砂 ウイングビーム 80HS XG-880S」

  • シマノフラットフィッシュ 熱砂 ウイングビーム 80HS XG-880S
  • 最安価格: ¥1,271

総合評価: 4.50

 
作り
 4.50
使いやすさ
 4.50
コスパ
 4.50

ヒラメルアー(ミノー/シンキングペンシル)のおすすめランキング第6位は、シマノ(SHIMANO)「フラットフィッシュ 熱砂 ウイングビーム 80HS XG-880S」

ヘビーシンキングタイプのシンキングペンシルです。平均飛距離が90mオーバーと抜群の遠投性を誇ります。

サイズ
80mm
重量
35g
型番
XG-880S

浮き上がりやすさが解消された

浮き上がりやすさが解消された ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

特徴的なのがトサカのような「ウィングヘッド」これにより浮き上がりやすさを解消し、レンジキープ力をアップ。シンキングペンシルのデメリットを解消しています。

浮き上がりやすさが解消された ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ2

シンキングペンシルながら大ぶりなウォブリングアクションで泳ぎます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

特殊なルアーで、シンキングペンシルとミノーを足して2で割ったようなルアーです。80mmとサイズは短めながら、アピール力は合格点だと言えます。

ヒラメルアー(メタルジグ)のおすすめランキング

第1位【1位】Jackson「メタルジグ 飛び過ぎダニエル」

総合評価: 4.80

 
作り
 4.88
使いやすさ
 4.75
コスパ
 4.75

ヒラメルアー(メタルジグ)のおすすめランキング第1位は、Jackson(ジャクソン)「メタルジグ 飛び過ぎダニエル」

その名の通り優れた遠投性を持つジグです。

サイズ
61mm、67mm、80mm、83mm
重量
14g、20g、30g、40g
型番
43206-17903

とにかくよく飛ぶ

とにかくよく飛ぶ ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

対象魚はヒラメやコチ、シーバス、青物など、幅広く、広いエリアを攻略できます。カラーは全19色ですが、重量によって有無があります。

とにかくよく飛ぶ ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ2

かなり激しいワイドウォブリングアクションで泳ぐのでアピール力は抜群。フリーフォールで素早い底取りができるため、手返しが早いルアーだと言えます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

高比重で凄く良く飛ぶルアーです。ボトムを取ったら、あとはただ巻くだけでOKなので、初心者でも使いやすいと思います。

第2位【2位】シマノ「熱砂 スピンビームTG 42g OO-242P メタルジグ」

ヒラメ用ルアーおすすめ シマノ 熱砂 スピンビームTG 42g OO-242P メタルジグ イメージ1
  • シマノ熱砂 スピンビームTG 42g OO-242P メタルジグ
  • 検証時価格: ¥1,584

総合評価: 4.70

 
作り
 4.88
使いやすさ
 4.63
コスパ
 4.50

ヒラメルアー(メタルジグ)のおすすめランキング第2位は、シマノ(SHIMANO)「熱砂 スピンビームTG 42g OO-242P メタルジグ」

ボディの最後端まで高比重のタングステンを配している飛距離に特化したジグです。

サイズ
68mm
重量
42g
型番
OO-242P

安定した飛距離が稼げる

安定した飛距離が稼げる ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

しっかりと後方に重心を確保しているため、初心者でも十分かつ安定した飛距離を稼ぐことができます。カラーラインナップは4色。重量は他に32gがあります。

安定した飛距離が稼げる ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ2

アクションはバタバタと泳ぐ設計で、底取りをしてからタダ巻きするだけでOKです。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

素材がタングステンなので若干価格が高めですが、小ぶりでも結構飛びますし、タングステンの特徴でもある感度の良さを備えていると思います。

第3位【3位】ダイワ「フラットジャンキー ヒラメタルZ」

  • ダイワフラットジャンキー ヒラメタルZ
  • 最安価格: ¥1,168

総合評価: 4.65

 
作り
 4.75
使いやすさ
 4.63
コスパ
 4.50

ヒラメルアー(メタルジグ)のおすすめランキング第3位は、ダイワ(DAIWA)「フラットジャンキー ヒラメタルZ」

高い遠投性を誇るメタルジグです。

サイズ
62mm、68mm
重量
32g、40g

1個目のヒラメルアーにおすすめ

1個目のヒラメルアーにおすすめ ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

沖合のブレイクラインに潜むヒラメやマゴチ攻略を想定して作られています。カラーは全13色あります。

1個目のヒラメルアーにおすすめ ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ2

フックポジションリミッターを備えていて、前後のフック絡みのトラブルを解消してくれます。また着脱可能バイトマーカーティンセル付きでアピール力を高めています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

一番一般的なジグで、初心者でも扱いやすいと思います。遠投性もありますし、初めてジグを使うという方におすすめです。

ヒラメルアー(ワーム)のおすすめランキング

第1位【1位】デュオ「ワーム ビーチウォーカー ハウル 27g」

  • デュオワーム ビーチウォーカー ハウル 27g
  • 最安価格: ¥1,008

総合評価: 4.75

 
作り
 4.75
使いやすさ
 4.75
コスパ
 4.75

ヒラメルアー(ワーム)のおすすめランキング第1位は、デュオ(DUO)「ワーム ビーチウォーカー ハウル 27g」

トリプルフックを前後に2本搭載のヒラメ用ジグヘッド「ハウル」とシャッドワームの便利なセットです。

重量
14g、21g、27g、31g
型番
/

セッティング済みですぐに釣りができる

セッティング済みですぐに釣りができる ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

ジグヘッドとワームはセッティング済みで、パッケージから取り出してすぐに使えるのがうれしいポイント。

セッティング済みですぐに釣りができる ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ2

「フックのセットが苦手」というビギナーにおすすめです。今回検証したのは27g。カラーバリエーションは全10色となります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

ヒラメルアーでは定番とされているワームです。値段的にも安いし扱いやすく出来ています。2、3位商品も同じですが、セッティング済みなので、現地ですぐに使えるのが便利ですね。

第2位【2位】メジャークラフト「ワーム 浜王ヒラメセット HMO SET」

ヒラメ用ルアーおすすめ メジャークラフト ワーム 浜王ヒラメセット HMO SET イメージ1
  • メジャークラフトワーム 浜王ヒラメセット HMO SET
  • 最安価格: ¥1,143

総合評価: 4.70

 
作り
 4.75
使いやすさ
 4.63
コスパ
 4.75

ヒラメルアー(ワーム)のおすすめランキング第2位は、メジャークラフト「ワーム 浜王ヒラメセット HMO SET」

本製品も取り出してすぐに使えるフラット専用ジグの便利なセットです。

重量
14g、18g、21g、28g

飛行姿勢と泳ぎが安定している

飛行姿勢と泳ぎが安定している ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

セット内容はヘッド1、ワーム1。カラーは全15色となります。

飛行姿勢と泳ぎが安定している ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ2

飛行姿勢と泳ぎを重視した作りになっていて、初心者でも使いやすいワームと言えます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

値段的には1位商品と大差ありませんが、若干フックなどの作りが1位商品の方が上なので2位とさせて頂きました。カラーも豊富なので数種類揃えておくと良いかもしれません。

第3位【3位】Jackson「クイックセット」

総合評価: 4.65

 
作り
 4.63
使いやすさ
 4.63
コスパ
 4.75

ヒラメルアー(ワーム)のおすすめランキング第3位は、Jackson(ジャクソン)「クイックセット」

クイックヘッドとクイックシャッドのお得なセット。パッケージから取り出してすぐに使えます。カラーバリエーションも豊富で、さまざまな状況に対応できます。

重量
14g、21g、28g

価格が高めだが高品質

価格が高めだが高品質 ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

幅広いレンジ攻略に対応する数種類のラインアイを持つクイックヘッド。クイックシャッドは肉厚で、テールで大きく水をかくのが特徴的です。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

価格がやや1番高いので順位を落とさせて頂きましたが、作りはメジャークラフト以上だと思います。テールのアピール力も高く、しっかりと魚にアピールできるワームですね。

ヒラメルアーの特徴は?

ヒラメルアーの特徴は? ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

シマノ(SHIMANO)
ルアー 熱砂 ヒラメミノーIII
実勢価格:¥2,000

シマノ「熱砂 ヒラメミノーIII 125F/125S AR-C」は、ヒラメルアー(ミノー/シンキングペンシル)のおすすめランキングで第1位を獲得したヒラメ用のミノーです。

ヒラメ釣り攻略のため開発されたルアーは商品名に「ヒラメ」と入っていることが多く、初心者でも探しやすいと思います。

なお「ヒラメ」という文字が入っていなくても、ヒラメ用のルアーの場合があるので、商品情報の「対象魚」の欄をチェックしてみましょう。

では、ヒラメ用ルアーはどんな特性を備えているのでしょうか。今回の監修・山口氏に解説してもらいました

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

ヒラメ狙いの場合、海底から1~2m上を引けるルアーが適しています。ヒラメは底から上をうかがい、小魚を見つけると飛び上がって捕食するので、ベタ底ではなくやや上を泳がせるようにするわけです。またヒラメがいそうなポイントを広く探る必要があるので、飛距離が出やすいことも必要条件となります。 

ヒラメルアーの種類は?

一口にヒラメ用ルアーと言ってもさまざまな種類があります。ここでは4つのタイプに分けてそれぞれ紹介していきましょう。

タイプ1:ミノー

タイプ1:ミノー ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

ダイワ(DAIWA)
フラットジャンキー ヒラメハンターZ 120S
実勢価格:¥2,068

ミノーとは小魚を模した形で、リップと呼ばれるものが付いたルアーのことです。リップが付いていることで一定の層まで沈めて引くことができます。

水面に浮くフローティングタイプや、中層を泳ぐサスペンドタイプ、自重で沈むシンキングミノーなどの種類がありますが、ヒラメ狙いの場合は底近くまで沈めなければならないので、シンキングミノーが主流となります。

またウォブリングアクション(尻尾を左右に振るアクション)と呼ばれる動きもミノーの大きな特徴です。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

主にプラスティックを素材としたルアーです。リップが付いていることで引き抵抗がしっかりと感じられ、動きを確かめながら引くことができるルアーです。さらに一定のレンジを引けるので、初心者でも扱いやすいと言えます。

タイプ2:シンキングペンシル

タイプ2:シンキングペンシル ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

DUO(デュオ)
ビーチウォーカー ウェッジ 140S
実勢価格:¥2,206

シンキングペンシルは、ミノーの形をしていますがリップがないのが特徴です。

リップがないのでミノーのようなウォブリングアクションを付けることはできません。シンキングと名のつく通り、自重で沈みますが、リールを巻くと浮上が早いので扱いはやや慣れが必要になります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

リップがない分飛距離が伸びるので広範囲を探ることができます。動きはミノーに比べてナチュラルな感じです。離岸流(※)周りを探るなら引き抵抗があまりない方が良いので、このタイプのルアーがおすすめです。 ※離岸流……沖に向かっていく流れのこと。砂を沖まで運んでいくので、離岸流が発生している場所は水深が深くなっている。地形の変化や潮の変化により小魚が集まってきやすく、ヒラメの絶好のポイントとなっている。

タイプ3:メタルジグ

タイプ3:メタルジグ ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

Jackson(ジャクソン)
メタルジグ 飛び過ぎダニエル
実勢価格:¥1,009

メタルジグはタングステンや鉛を素材として作られたルアーです。重いので遠投ができ、着水後に底まで沈む速度が速いのが特徴です。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

かなり遠投ができるので、広い範囲を探ることができます。また沈みやすいので底取りをしやすく、手返しも早いのが◎。基本はただ巻きでOKですが、ミノーのように「泳ぐ」ことはしないので、アクションは自分で加える必要があります。

タイプ4:ワーム

タイプ4:ワーム ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

Jackson(ジャクソン)
クイックセット
実勢価格:¥1,073

ワームは合成樹脂やラバーを素材としたルアーで、柔らかいため「ソフトルアー」とも呼ばれます。頭の部分にオモリとフックから成る「ジグヘッド」を装着して使います。ジグヘッドはさまざまな重さがあるので状況に応じて変えることができ便利です。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

低価格でコスパに優れているので、根がかりを恐れずキャストできるのがワームです。テール(尻尾)が小刻みに動き、魚にアピールします。最近では魚を惹き付ける臭いが付けられているものも多数発売されています。なおワームは、魚のアタリがあってフッキング(針がかり)できなかったときでも、ボディに付いた「歯形」や「齧り跡」で、ある程度魚種を推測することができます。たとえばヒラメの場合、バイトがあると鋭く引っかいたような跡が残ります。そこにヒラメがいるかどうか、つまりパイロットルアーとしても活用できるわけです。

ヒラメルアーの選び方は?

ヒラメルアーの選び方は? ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

ヒラメ用ルアーは同じ種類でもさまざまな重量やカラーが発売されています。どのように選べばよいのでしょうか?

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

重量は20g以上欲しいところです。20g以上ならある程度遠投も利き、広く探ることができます。一方カラーは釣る場所や時間帯によって選択肢が変わってくるので一概に「これがおすすめ」とは言えません。ナチュラルなイワシカラーや、赤やオレンジなど派手めのカラーなど一通りバリエーションを揃えておき、現地の釣具店などでヒットカラーを聞くとよいでしょう。

ヒラメ釣りに関する基本Q&A

ヒラメ釣りに関する基本Q&A ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

ヒラメルアー以外に必要なタックルは?

ヒラメ用ルアーの場合は下記のようなタックルがおすすめです。

  • ライン(PE):1.2~1.5号
  • リーダー(フロロ):15~20lbポンド前後
  • リール:4000番・ハイギア
  • ロッド:10ft前後でヒラメ専用竿がベスト。硬さはMかMH

それ以外にウエーダーとライフベストが必要になります。水をかぶるのでライフベストは膨張式ではないものを選びましょう。

ヒラメが釣れるポイントはどんな場所?

まず河川の河口域。次にサーフでは沖のブレイクライン(※)、地形が変化する場所、離岸流が発生している場所などがポイントになります。サーフでは釣りの前に高い所から辺りを見渡し、ポイントを探すことが大切になります。一方堤防の場合は船道の深くなった場所を狙うと良いでしょう。

ヒラメが釣れるポイントはどんな場所? ヒラメ用ルアーおすすめ イメージ

※ブレイクライン……かけあがり。深い場所と浅い場所をつなぐ地形のこと。

ヒラメがよく釣れる時間帯は?

夜明け~日の出までの前後1時間ほどの「朝マズメ」、日没前後の1時間ほどの「夕マズメ」が狙い目です。さらに潮が動く時間帯は魚の活性が上がるのでおすすめです。

ヒラメがよく釣れる時期は?

地域や場所によって変わりますが、とくに狙い目なのが4月から6月の産卵シーズンや9月から11月です。真冬は活性が下がるので、釣果は低いですが、場所によって大物が狙える場合があります。

ルアーの売れ筋ランキングもチェック!

以上、ヒラメルアーのおすすめランキングでした。ぜひ、本ランキングを製品選びの参考にしてみてくださいね。

ルアーのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。