そもそもミノーとは?
ルアーと呼ばれる疑似餌を使う「ルアー釣り」。ルアーにはさまざまな種類がありますが、その一つが今回紹介する「ミノー(Minnow)」です。
ルアーには柔らかい素材で作られた「ソフトルアー」と硬い素材で作られた「ハードルアー」がありますが、ミノーは後者に属します。
ミノーの見た目は小さな魚そっくり。そもそもミノーという言葉は英語で「小魚」を意味しているのです。
ミノーはハードルアーのひとつ
ソフトルアー
こちらはソフトルアーのワーム。合成樹脂やラバーを素材として作られている柔らかいルアーです。
ハードルアー
こちらがハードルアーのミノーです。
ミノーは、ブラックバス用ならハヤやワカサギ、シーバス釣り用ならイワシやボラといった小魚に似せて作られており、サイズは60〜130mm中心に幅広く、豊富なカラーバリエーションで作られています。
ミノーにはどんな種類がある?
ミノーは大きくフローティングタイプ、サスペンドタイプ、シンキングタイプの3種類に分かれます。その基準は「浮力」です。ルアーを動かす前の状態によって水の中のどこに位置するかで、種類が分かれています。
フローティングタイプは水に浮かぶタイプ。サスペンドモデルは着水後、ある程度沈んでいって一定層で静止するタイプ。シンキングモデルは着水後、水底に向かって沈んでいくタイプです。
1:フローティングタイプ
※画像はAmazonより
ダイワ(DAIWA)
ショアラインシャイナーZ バーティス R125F
実勢価格:2091円
フローティングタイプは、水に浮かぶタイプです。
リールでラインを巻くと、水面から1m程度の深さまで潜り、ラインをまくのを止めると水面近くまで浮上します。どんなに巻いてもそのルアーの潜行能力までしか潜らないので、根がかりの心配がないので安心です。
2:サスペンドタイプ
※画像はAmazonより
スミス(SMITH LTD)
パニッシュ SP 85mm
実勢価格:1729円
サスペンドタイプは、着水後、ある程度沈んでいって、一定層で静止するルアーです。リトリーブ(=糸を巻く)をしない限り、その位置から浮きも沈みもしません。
3:シンキングタイプ
※画像はAmazonより
DUEL(デュエル)
HARDCORE(ハードコア)
ヘビーミノー(S)
実勢価格:1328円
シンキングタイプは、着水後、水底に向かって沈んでいくタイプです。ほとんどのシンキングミノーは、リーリングしても浮き沈みすることなく、一定のレンジ(=層)を泳ぎ続けます。
初心者におすすめなのはフローティングタイプ
さまざまなタイプがあるミノーですが、初心者にもっともおすすめなのがフローティングタイプです。
細かいテクニックを使わず、ただ巻くだけでも釣果バツグン。ルアーに不慣れな初心者でも釣りを楽しむことができるのが最大のメリットです。
フローティングタイプはルアーの先端に「リップ」と呼ばれる、いわゆる「水受け」を搭載しているものが多く、ラインを巻くのに不慣れな初心者でも一定の層をうまく泳がせて魚にアピールすることできます。水に浮くので扱いやすく、底に沈むシンキングタイプと違って、根がかり(=水底の障害物や岩にルアーが引っかかること)の心配も少ないルアーです。
なおフローティングタイプにはボディの一部がリップのような形になっているリップレス(リップがない)タイプがありますが、リップレスはリップ付きに比べて風の抵抗が少なく、飛距離が出やすい傾向があります。
フローティングタイプのミノーでどんな魚が狙えるの?
フローティングタイプのミノーでは、淡水ならブラックバスやナマズ、トラウトといった魚が狙えます。海ならばシーバス(スズキ)や、フラットフィッシュ(=ヒラメやマゴチ)、タチウオ、青物などさまざまな魚に対応します。まさにフローティングタイプは万能ルアーと言えるのです。
ルアーに不慣れな初心者でも釣りを楽しむことができます。
フローティングミノーをプロとテスト
今回は大きくブラックバスなど主に川や湖で使うタイプと、シーバスやフラットフィッシュ、青物など海で使うタイプの2種類に分けてランキングを行いました。
それぞれ分けてのランキングですが、状況やベイトの種類によって「海用を川で」、反対に「川用を海で」……といった使い方も可能です。
採点項目1:扱いやすさ[配点40点]
第1のポイントは扱いやすさ。初心者でも飛ばしやすいかどうか、うまく泳がせることができるか。またさまざまな状況に対応する汎用性などを、実際に山口氏に使ってもらい採点しました。
採点項目2:作り[配点30点]
ルアーの作りはしっかりしているか。細部はどうかなど、細かい部分を山口氏にチェックしてもらいました。
採点項目3:コスパ[配点30点]
1と2を踏まえた上で、価格が高すぎないかどうか、価格に見合った性能になっているかどうかを山口氏とスタッフの合議制で採点しました。
河川・湖で使うフローティングミノーのおすすめランキング
雑誌「MONOQLO」がミノーの検証を行ったところ、河川・湖で使うフローティングミノー1位はダイワの「TDミノー 95SP」でした。また、海で使うフローティングミノー1位はアムズデザインの「sasuke 120 裂波」でした。
商品 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]()
ダイワバス ルアー TDミノー 95SP
![]() |
|
95mm |
8g |
1m(約) |
フローティング |
|||||
![]()
シマノハイアピールジャークミノー バンタム リップフラッシュ 115FMD
![]() |
|
115mm |
14g |
フローティングミディアムダイビング |
||||||
![]()
バークレイ フローティング ミノー デックス JBHBDEXMN90F スプーキーレッド
![]() |
|
90mm |
9g |
フローティング |
||||||
エバーグリーンジャークベイト モードジャーク フェイス クラウン
![]() |
|
11.5cm |
18.6g |
スローフローティング |
||||||
シマノバンタム ジジル 85 AR-C ZR-J85S
![]() |
|
85mm |
6g |
フローティング |
||||||
ラパラBXM ルアー
![]() |
|
100mm |
12g |
フローティング |
【1位】ダイワ「バス ルアー TDミノー 95SP」
- ダイワバス ルアー TDミノー 95SP
- 検証時価格: ¥1,551〜
- 扱いやすさ
- 作り
- コスパ
- おすすめポイント
-
- 重心移動機構を内蔵
- バスの反応がないときでも広範囲を効率よく探れる
- 貫通力が抜群で防錆効果に優れている
- 全長
- 95mm
- 自重
- 8g
- 潜行深度
- 1m(約)
- タイプ
- フローティング
貫通力が抜群
またフックにはダイワ独自の「SaqSas(サクサス)」を使用。貫通力が抜群で、ショートバイトでも確実に針がかりさせることができます。防錆効果に優れているのも嬉しいポイント。
カラーバリエーションは写真の「ゴーストアユ」以外に全10種のラインナップになっています。
一番オーソドックスなタイプのフローティングミノーです。潜行深度は1mで、浅いところを狙うタイプですが、サイズ的にもそれほど大きくなく、重さも適当なので誰でも扱いやすいミノーだと言えます。最初の1個目としておすすめするならこのタイプですね。
【2位】シマノ「ハイアピールジャークミノー バンタム リップフラッシュ 115FMD」
- シマノハイアピールジャークミノー バンタム リップフラッシュ 115FMD
- 検証時価格: ¥1,980〜
- 扱いやすさ
- 作り
- コスパ
- おすすめポイント
-
- 重心移動構造を備えている
- 重心移動式なので遠投しやすい
- 全長
- 115mm
- 自重
- 14g
- タイプ
- フローティングミディアムダイビング
ウェイトバランスを崩して不規則な動きを演出
とくにジャーキングで、意図的にウェイトバランスを崩して不規則な動きを演出することが可能。もちろんタダ巻きでも独特の動き、揺れでバスを誘います。重心移動式なので遠投しやすいというメリットも。
1位商品と同じく「重心移動式」のタイプです。リップがやや長い分、1位商品と比べて底に当たった時の根がかり回避率はコチラの方が上。さらに1位商品の潜行深度が1mなのに対して、こちらは1.5mぐらいまで潜ります。若干こちらのほうが大きくて重たいのですが、使いやすいミノーだと思います。効果的なジャーキングができるのも◎。もちろんタダ巻きでもOKです。またラトル音を発するので、バスへのアピール力も抜群です。ただし移動重心式は着水後、移動したウェイトが元の位置に戻ってからアピールを始めるので、動き出しに若干遅さがあります。
【3位】バークレイ「フローティング ミノー デックス JBHBDEXMN90F スプーキーレッド」
- バークレイ フローティング ミノー デックス JBHBDEXMN90F スプーキーレッド
- 検証時価格: ¥1,400〜
- 扱いやすさ
- 作り
- コスパ
- おすすめポイント
-
- 根がかりが少なく操作性も向上
- 全長
- 90mm
- 自重
- 9g
- タイプ
- フローティング
フィールドやバスの活性に合わせたアプローチが可能
ショートトゥイッチ&ストップでフラフラっと揺れながら浮き上がり、バスに強くアピールすることができます。カラーバリエーションも豊富で、フィールドやバスの活性に合わせたアプローチが可能です。
1位と比べて気持ち小さいですが、ファットでミノーらしい形をしています。リップが大きくしっかり水を噛んでくれるので、巻いているときでも手ごたえを感じやすいと思います。固定重心で軽いタイプですが、固定重心は落ちたところからの動き出しの早さが良いので、そういった意味では初心者には重心移動式より使いやすいかもしれません。
【4位】エバーグリーン「ジャークベイト モードジャーク フェイス クラウン」
- エバーグリーンジャークベイト モードジャーク フェイス クラウン
- 最安価格: ¥2,035〜
- 扱いやすさ
- 作り
- コスパ
- 全長
- 11.5cm
- 自重
- 18.6g
- タイプ
- スローフローティング
広範囲を立体的に探りたい人におすすめ
広範囲を立体的に探りたい人におすすめ。カラーバリエーションも豊富で全18色となります。
基本的にジャークベイト、つまりジャーキングに特化したルアーとなります。?リップが大きくて重たいルアーになるので、キャストするのにロッドを選んじゃうかもしれません。音も出るし動きも大きいので、広い範囲から魚を寄せるアピール力は高いと思います。
【5位】ジジル「バンタム ジジル 85 AR-C ZR-J85S」
- シマノバンタム ジジル 85 AR-C ZR-J85S
- 最安価格: ¥1,312〜
- 扱いやすさ
- 作り
- コスパ
- 全長
- 85mm
- 自重
- 6g
- タイプ
- フローティング
飛びと泳ぎを両立する独自のAR-C重心移動システム
最大の特徴は飛びと泳ぎを両立する独自のAR-C重心移動システムです。
今回はフローティングミノーというくくりですが、ほぼトップウォーター(水面や浅い水中で使用されるルアー)と言った方が正しいでしょう。他との比較の意味も込めてあえて入れてみました。リップがないので水面下15cmぐらいまでしか潜りません。飛距離が伸びる重心移動構造になっていますが、自重が6gと軽いので、初心者には若干キャストがしにくいのかな、と思います。リップがなく、水面で動かすだけなのでアピール力は今一つ。水温が低く、バスが深場へ移動する季節などには適さないでしょう。ただ根がかりはほぼないというメリットはあります。
【6位】ラパラ「BXM ルアー」
- ラパラBXM ルアー
- 最安価格: ¥1,771〜
- 扱いやすさ
- 作り
- コスパ
- 全長
- 100mm
- 自重
- 12g
- タイプ
- フローティング
自重があってキャストしやすい
自重があってキャストしやすく、カラーも豊富で状況に合わせて選ぶことができます
比較的体高があるミノーです。サイズも適当で扱いやすいのですが、若干フックが大きいので、刺さり辛いというデメリットがあると思います。逆に大きい分か掛かりやすいときもありますが……。そこら辺は難しいところです。じつは木製のルアーにもっとも近い動きをするミノーで、そう言った意味では一個持っていても面白いかもしれません。
海で使うフローティングミノーのおすすめランキング
【1位】アムズデザイン「sasuke 120 裂波」
- アムズデザインsasuke 120 裂波
- 最安価格: ¥2,277〜
- 扱いやすさ
- 作り
- コスパ
- おすすめポイント
-
- 扱いやすさが抜群
- さまざまな魚種に対応
- 淡水でも使える
- 全長
- 120mm
- 自重
- 17g
- タイプ
- 海水フローティング
1個持っておきたいフローティングミノー
また、海水のみならず、淡水でも使えるので、ぜひ1個持っておきたいフローティングミノーです。
なおボディの一部がリップのような形になっているリップレスタイプで、遠投性に優れています。
定番のシーバスルアーです。飛距離もある程度出るし、操作性にも優れた、川でも海でも使えるルアーです。本当に巻くだけで釣れちゃうミノーで、非常によく出来ています。ところでどんなルアーでも色は剥げてくるもので、とくにメッキ系のルアーは剥げやすかったりしますが、このルアーは比較的剥げにくいと言えます。なお剥げた場合にはマニキュアなどで塗るのがおすすめです。
【2位】シマノ「ルアー エクスセンス サイレントアサシン 120F フラッシュブースト」
- シマノルアー エクスセンス サイレントアサシン 120F フラッシュブースト
- 最安価格: ¥880〜
- 扱いやすさ
- 作り
- コスパ
- おすすめポイント
-
- シマノオリジナルホログラムが施されている
- 着水時の安定性と早い立ち上がりを実現
- 全長
- 99mm
- 自重
- 19g
- タイプ
- フローティング
- 型番
- XU-112T
着水時の安定性と早い立ち上がりを実現
表面には独自に開発されたシマノオリジナルホログラムが施されているなど、圧倒的なアピール力を備えたフローティングミノーです。サラシの中や足場の高い港湾など幅広い場所で使えます。
またバネ式重心制御を採用しているので遠投性にも優れ、着水時の安定性と早い立ち上がりを実現しています。
内部に発光体が入っていて光でアピールします。止めていても動かしてもしっかり魚を誘うという優れたミノーです。サイレントアサシンという名の通り音がしないので、魚がスレているときなどに効果的です。定番中の定番に新機能搭載のルアーなので、ぜひ一度使ってみて欲しいと思います。
【3位】ダイワ「ショアラインシャイナーZ バーティス R125F」
- ダイワショアラインシャイナーZ バーティス R125F
- 最安価格: ¥2,178〜
- 扱いやすさ
- 作り
- コスパ
- おすすめポイント
-
- 作りが良くてコスパ的にも優れている
- 全長
- 125mm
- 自重
- 20.5g
- タイプ
- フローティング
- 型番
- 07402163
初心者ならぜひ1個は持っておきたいルアー
ショアラインシャイナー自体は昔からある定番ですが、こちらは新しい機能を搭載したモデル。作りが良くてコストパフォーマンス的にも優れており、飛距離も出るし、アピール力も高いミノーです。初心者ならぜひ1個は持っておきたいルアーと言えますね。
【4位】メガバス「ミノー KAGELOU 124 GG イワシ 38360」
- メガバスミノー KAGELOU 124 GG イワシ 38360
- 最安価格: ¥2,532〜
- 扱いやすさ
- 作り
- コスパ
- 全長
- 124mm
- 自重
- 22g
- 型番
- 38360
驚異的な飛距離と泳ぎ出しの良さを実現
シャローエリアに差す大型シーバスを狙うのに最適なミノーで、潜行深度は0〜20cmと浅め。新開発のウエイトシステムにより、驚異的な飛距離と泳ぎ出しの良さを実現しています。
人気がある商品で品薄なので、実勢価格がメーカー希望小売価格の2300円を越えてしまっているルアーです。トップウォーターに近いルアーで、比較的浅いところで大きなシーバスを探すときに威力を発揮します。ドリフトなど、さまざまな使い方ができ、抜群の釣果を誇るルアーなのですが、価格が高めになっているので、今回はランキングを下げさせて頂きました。
【5位】デュエル「リップレスミノー ハードコア シャローランナー(F) HRH」
- デュエルリップレスミノー ハードコア シャローランナー(F) HRH
- 最安価格: ¥1,694〜
- 扱いやすさ
- 作り
- コスパ
- 全長
- 120mm(2フック)
- 自重
- 21g
- タイプ
- フローティング
- 対象魚
- シーバス他
- 型番
- F1194-HRH
ウェイトを固定し安定したスイミングを実現
キャスト時はボディ内部の最後尾までウェイトが移動し、爆発的な飛距離を生み出します。一方、スイミング時は腹部のマグネットとウェイトホールドカップにより、ウェイトを固定し安定したスイミングを実現しています。
今回の中では比較的安価でコスパに優れたルアーですね。120mmと比較的使いやすいサイズで、60cm程度までのシャローレンジを釣るのに適したルアーになっています。強くて大きめの2フックで、大物向きなので、小さいサイズは掛け辛いといったことが若干起こりうる可能性があります。
【6位】ワイルドシーン「フローティングミノー Wild SURF 115F イワシブルー」
- ワイルドシーンフローティングミノー Wild SURF 115F イワシブルー
- 検証時価格: ¥990〜
- 扱いやすさ
- 作り
- コスパ
- 全長
- 11.5cm
- 自重
- 23g
- タイプ
- フローティング
- 対象魚
- シーバス/バス/フラットフィッシュ他
お求めやすい商品
何より今回のラインナップの中ではもっとも安く、お求めやすい商品です。
今回の中で一番安いのですが、海外から入ってきているルアーで、フックもそれほど良いものじゃなく、作りも価格なりなので、今回は評価を落としました。興味ある人は国内メーカーとの比較で使ってみてもおもしろいかもしれません。
フローティングミノーの使い方Q&A
ローティングミノーを使うのに最適なエリアは?
フローティングミノーは、浅い場所で使うのが最適です。とくに河川や河口、サーフ(=浜辺)などで大活躍します。水に浮くため、海底が岩やゴロタ石などでゴツゴツしていてもルアーロスト(ルアーをなくす)の心配が少ないので安心して投げられます。
よく初心者の方で、海底がゴツゴツした状態なのにシンキングタイプを投げて、根がかりして一発でロスト……という風景を見かけます。フローティングタイプなら、そうしたことは少なく、財布にも優しいと思います。
フローティングミノーの動かし方は?
フローティングタイプの動かし方は基本的に4つあります。
動かし方1:タダ巻き
着水後、リールを一定の速度で巻くだけでOK。水深の浅い場所でタダ巻きをする場合は、底にぶつかってしまう場合もありますが、その場合は一度止めて浮上するのを待ってから、またタダ巻きをすればOKです。
動かし方2:ストップ&ゴー
巻いて止める、巻いて止める、を繰り返します。巻くのを止めてルアーが浮き上がったときに魚が食いついてきます。
動かし方3:トゥイッチング
小刻みにロッドをしゃくりながらラインを巻き、ミノーに不規則なアクションを加える動かし方です。簡単に言えば、小魚が逃げ惑うような動きを演出します。
動かし方4:ジャーク
リールを巻きながらロッドを鋭くしゃくり、ルアーを激しく上下左右に動かすテクニックです。
ルアーの動かし方にはさまざまなテクニックがありますが、初心者ならとりあえずタダ巻きでOK。それだけでも釣果が期待できるので、難しいことは最初はしなくてよいと思います。
フローティングミノーの弱点は?
さて万能ルアーのフローティングミノーですが、もちろん弱点があります。飛距離が稼げない製品が多いこと、深場を攻めることができないことの2点です。知っておくことで、効果的にフローティングタイプを使いこなすことができるので、頭に入れておきましょう。
弱点1:飛距離が稼げない製品が多い
ルアーウェイトが比較的軽いので、飛距離が稼げないものが多いというデメリットがあります。また風が強い時はどうしても使いづらくなってしまいます。中には飛距離が出るように工夫されているものもあるので、探してみましょう。
弱点2:深場を攻めることができない
深い場所では、魚が底にいるケースもあり、深場攻略にはフローティングタイプでは対応できません。そうした場合はシンキングタイプを使う必要があります。
ルアーサイズの選び方は?
そのエリアで魚がどんな大きさの小魚を捕食しているのに合わせるのが一番ですが、一般的にブラックバスなら6〜12cm、シーバスやヒラメの場合は6〜15cmの間の大きさを使い分けます。
そのエリアで魚がどんな大きさの小魚を捕食しているのに合わせましょう。
こルアーカラーの選び方は?
カラーに関しては通販サイトのレビューなどを参考に、どんなカラーを使って、どんな釣果が出ているのか確認して購入すると良いでしょう。
ミノーの売れ筋ランキングもチェック!
以上、フローティングミノーのおすすめランキングでした。気になったアイテムは、ぜひチェックしてみてくださいね。
ミノーのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
ミノーのアクション(=動き)はまさに小魚そのもの。人間でも騙されてしまうぐらい、よく似た動きをします。