初心者には釣りやすいクランクベイトがおすすめ

クランクベイトはルアー(疑似餌)の一種です。ルアーには大きくハードルアーとソフトルアーの2種類がありますが、クランクベイトはハードルアーに分類されます。

初心者には釣りやすいクランクベイトがおすすめ クランクベイトおすすめ イメージ

上の写真がクランクベイト。ぷっくりしたボディが特徴的です。じつはこのクランクベイト、水の中の中層から底層まで広くカバーすることができる、非常に便利なルアーです。

クランクベイトには、魚へのアピール力が高い、初心者でも扱いやすい、根がかりしにくいといった3つの長所があります。

クランクベイトでどんな魚が釣れるの?

クランクベイトが良く使われるのがバス釣りです。そのほか、ロックフィッシュ(カサゴ、メバル、アイナメ、ソイ、アコウなど)、ハゼ、フラットフィッシュ(ヒラメ、マゴチ)、クロダイ、シーバスなど。管理釣り場でのトラウトフィッシングでも人気ルアーになっています。

クランクベイトでどんな魚が釣れるの? クランクベイトおすすめ イメージ
ブラックバス
クランクベイトでどんな魚が釣れるの? クランクベイトおすすめ イメージ2
トラウト
クランクベイトでどんな魚が釣れるの? クランクベイトおすすめ イメージ3
ハゼ

さらに最近では「ハゼクランク」、つまりハゼ釣り用のルアーも続々と発売され、密かなブームになっています。

初心者向けのクランクベイトをプロとテスト

初心者向けのクランクベイトをプロとテスト クランクベイトおすすめ イメージ

初心者にとってはどれが、どんな魚に使えるのか、判断するのが大変だと思います。そこで今回は「エリアトラウト用」「ブラックバス用」「ハゼ用」の3つに分けてそれぞれランキングを行いました。

エリアトラウト用クランクベイトの特徴は?

エリアトラウト用クランクベイトの特徴は? クランクベイトおすすめ イメージ

今回の商品では、同じルアーでMRとDRの両方が発売されている場合、後者をチョイスしました。というのもDRの方が、広いレンジを探れるし、初心者でも使いやすいというメリットがあるためです。

なお商品写真でフックが付いていないものがあります。実際に発売されているものにはすべてフックが付いているので安心してください。

ブラックバス用クランクベイトの特徴は?

ブラックバス用クランクベイトの特徴は? クランクベイトおすすめ イメージ

ブラックバス用のクランクベイトは、商品によって深行深度が大きく異なること、またリップなど障害物回避のためのさまざまな工夫がなされているのが特徴的です。タックルは通常のバス用の物を使いましょう。

なおバス用のクランクベイトは自分が狙う水深よりも、若干深く潜る物を選んだほうが良い、と山口氏は指摘します。

ハゼ用クランクベイトの特徴は?

ハゼ用クランクベイトの特徴は? クランクベイトおすすめ イメージ

ハゼクランクに関してはどんなロッドを使えばよいか迷う人も多いかと思います。山口氏によれば、アジングロッドや上の写真のような管理釣り場用のルアーロッドを使うと良いということです。

なお、ハゼはルアー本体に食いつくのではなく、後ろから突く感じなので、本体をゆっくりと動かすのが、釣れるコツです。

検証1:作り(配点:35点)

検証1:作り(配点:35点) クランクベイトおすすめ イメージ

リップやボディなどはしっかりした作りになっているか。フックは品質の高い物を使っているか。重心移動で遠くに飛ばすことができるか、といった作り全般を実物をチェックしながら採点しました。

検証2:泳ぎ(配点:35点)

検証2:泳ぎ(配点:35点) クランクベイトおすすめ イメージ

魚に対するアピール力は強いか、初心者でも操作しやすく、しっかりと泳ぐかどうか、広いレンジを探れるかどうかなどを実釣も交え、細かくチェックしました。

検証3:コスパ(配点:30点)

検証3:コスパ(配点:30点) クランクベイトおすすめ イメージ

検証1~2を考慮した上で、性能に合った商品かどうか。価格が適正かどうかをチェックしました。

クランクベイトのおすすめランキング

雑誌「MONOQLO」がクランクベイトの検証を行ったところ、エリアトラウト用1位はJACKALL「クランクベイト ティモン パニクラDR タッキーグローヤマメ」でした。ブラックバス用1位はエバーグリーン「ワイルドハンチ 9.6g 5.2cm #125 クラウン」でした。また、ハゼ用1位はデュオ「テトラワークス クラクラ 赤イソメ GBA0291」でした。

以下はエリアトラウト用クランクベイトのおすすめランキング表です。

ランキングは項目名で並び替えられます
商品
第1位
JACKALLクランクベイト ティモン パニクラDR タッキーグローヤマメ
クランクベイトおすすめ JACKALL クランクベイト ティモン パニクラDR タッキーグローヤマメ イメージ
4.95
5.00 5.00 4.83
32mm
3.6g
MR/1m前後、DR/2m前後
第2位
シマノカーディフ ふわとろ 35F 2.5g 35mm
クランクベイトおすすめ シマノ カーディフ ふわとろ 35F 2.5g 35mm イメージ
4.85
4.86 4.71 5.00
35mm
2.5g
1m前後
全23色
第3位
ダイワエリア トラウト プレッソ ワブクラ30DR トッピングフード
クランクベイトおすすめ ダイワ エリア トラウト プレッソ ワブクラ30DR トッピングフード イメージ
4.80
4.71 4.71 5.00
30mm
2.9g
MR/約0.7m、DR/約1.2m
JACKALLクランクベイト ティモン ちびパニクラ DR 25mm 神ダークアース
クランクベイトおすすめ JACKALL クランクベイト ティモン ちびパニクラ DR 25mm 神ダークアース イメージ
4.75
4.71 4.57 5.00
25mm
1.4g
タックルハウスクランクベイト エルフィン・シケイダー S
クランクベイトおすすめ タックルハウス クランクベイト エルフィン・シケイダー S イメージ
4.70
4.71 4.57 4.83
38mm
3.6g
2m

第1位【1位】JACKALL「クランクベイト ティモン パニクラDR タッキーグローヤマメ」

  • JACKALLクランクベイト ティモン パニクラDR タッキーグローヤマメ
  • 最安価格: ¥1,287

総合評価: 4.95

 
作り
 5.00
泳ぎ
 5.00
コスパ
 4.83

エリアトラウト用クランクベイトのおすすめランキング第1位は、JACKALL「クランクベイト ティモン パニクラDR タッキーグローヤマメ」

名前の由来はボトムノックの際の激しい「パニックアクション」から来ています。

底に当てることで魚のリアクションバイト(魚が反射的にルアーに食いついてしまうこと)を引き出すことができるルアーだと言えます。

長さ
32mm
重量
3.6g
潜行深度
MR/1m前後、DR/2m前後
型番
4582418098894

安定した泳ぎで魚の食い気を高める

安定した泳ぎで魚の食い気を高める クランクベイトおすすめ イメージ

一方、背側より腹側の断面積が大きく、低重心化されているため泳ぎ自体はブレがなく安定性抜群。魚にルアーだと見切られる可能性が低いクランクです。

今回は潜行深度2m前後のDRを選びましたが、1m前後のMRもおすすめです。内部にプリズムスケールを搭載しており、カラーは全26色と豊富なバリエーションになっています。

こちらもおすすめ!

  • JACKALLティモン パニクラ MR 32mm 3.3g 神グリーングロー
  • 最安価格: ¥1,287

こちらに評価内容を記載して下さい。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

安定して釣れることで有名なクランクベイトです。DRは多少水深のあるところでも潜って行ってくれます。泳ぎが安定しているので、管理釣り場なら止水池でも、川のような流れのあるところでも使いやすいと思います。サイズ感もそこそこあるので、大きな魚にもアピールすると思います。

第2位【2位】シマノ「カーディフ ふわとろ 35F 2.5g 35mm」

  • シマノカーディフ ふわとろ 35F 2.5g 35mm
  • 最安価格: ¥958

総合評価: 4.85

 
作り
 4.86
泳ぎ
 4.71
コスパ
 5.00

エリアトラウト用クランクベイトのおすすめランキング第2位は、シマノ「カーディフ ふわとろ 35F 2.5g 35mm」

管理釣り場で「スプーンより釣れる」と評判の高いクランクベイトです。

できるだけゆっくり巻く(デッドスロースピード)ことでブリブリと震え、最大限のアピール力を発揮します。潜行深度はメーカー表示がありませんがだいたい1m前後だと考えてください。

長さ
35mm
重量
2.5g
カラー
全23色
潜行深度
1m前後
型番
714893

管釣りで一人だけ爆釣!もある

管釣りで一人だけ爆釣!もある クランクベイトおすすめ イメージ

カラーバリエーションは15種類以上あり、何個か色を変えて持っていきたいルアーです。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

潜行深度はそれほど深くありません。そのため使えるレンジ(層)が浅いところ限られてきます。その名の通り「ふわふわ、とろとろ」と動くルアーで、ゆっくり引くことで最大限のアピール力を引き出せます。

第3位【3位】ダイワ「エリア トラウト プレッソ ワブクラ30DR トッピングフード」

  • ダイワエリア トラウト プレッソ ワブクラ30DR トッピングフード
  • 最安価格: ¥956

総合評価: 4.80

 
作り
 4.71
泳ぎ
 4.71
コスパ
 5.00

エリアトラウト用クランクベイトのおすすめランキング第3位は、ダイワ「エリア トラウト プレッソ ワブクラ30DR トッピングフード」

超デッドスローリトリーブでもしっかりと水を噛んで大きく泳ぎ、活性が低いトラウトにもしっかりアピールしてくれます。

長さ
30mm
重量
2.9g
潜行深度
MR/約0.7m、DR/約1.2m
型番
07411121

低活性時におすすめ

低活性時におすすめ クランクベイトおすすめ イメージ

またテールのフックアイは、ウォブリングしたときのテールアクションのキレを少しでも良くなるように横アイを採用。全14色で、他にMRタイプがあります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

こちらもMRとDRの両方が発売されているクランクベイトですね。今回はDRをチョイスしましたが、リップが長くしっかりと水受けしてくれるので、初心者でもしっかりと魚にアピールすることができると思います。またラインナップの中では比較的価格が安いのも◎です。

【4位】JACKALL「クランクベイト ティモン ちびパニクラ DR 25mm 神ダークアース」

  • JACKALLクランクベイト ティモン ちびパニクラ DR 25mm 神ダークアース
  • 最安価格: ¥1,138

総合評価: 4.75

 
作り
 4.71
泳ぎ
 4.57
コスパ
 5.00

エリアトラウト用クランクベイトのおすすめランキング第4位は、1位商品をワンサイズ小さくしたJACKALL「クランクベイト ティモン ちびパニクラ DR 25mm 神ダークアース」

「より渋い状況に対応するクランク」のコンセプトの下作られ、トラウトにプレッシャーを与えず、しっかりとアピールしてヒットに持ち込みます。

長さ
25mm
重量
1.4g

1位商品の“ちび"タイプ

1位商品の“ちび"タイプ クランクベイトおすすめ イメージ

カラーは29色、DR以外にSRがあります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

基本的には1位と使い方は変わりません。ただ若干軽いので、慣れない人にはキャストがし辛いかなと思います。一方、魚の食いが悪かったり、魚がスレているときには、小さいルアーの方が釣果は出やすいのでおすすめです。

【5位】タックルハウス「クランクベイト エルフィン・シケイダー S」

  • タックルハウスクランクベイト エルフィン・シケイダー S
  • 最安価格: ¥1,221

総合評価: 4.70

 
作り
 4.71
泳ぎ
 4.57
コスパ
 4.83

エリアトラウト用クランクベイトのおすすめランキング第5位は、タックルハウス「クランクベイト エルフィン・シケイダー S」

比較的大きく、重めのクランクベイトです。ストップ&ゴーやトゥイッチングはもちろん、ただ巻きでも優れたウォブリングアクションを演出します。

フローティングタイプとシンキングタイプがあり、こちらは後者となります。

長さ
38mm
重量
3.6g
潜行深度
2m

アピール力抜群のクランクベイト

アピール力抜群のクランクベイト クランクベイトおすすめ イメージ

全12色のラインナップ。エルフィンシリーズは他にもさまざまなタイプが発売されているので、自分の目的に合ったものを探すのも良いでしょう。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

リップの角度が他とは違っていて、動きの振れ幅が大きくなっています。潜行深度2mでかなり深くまで探れます。今回の中ではやや値段がお高めなので、順位を下げさせて頂きました。

ブラックバス用クランクベイトのおすすめランキング

第1位【1位】エバーグリーン「ワイルドハンチ 9.6g 5.2cm #125 クラウン」

  • エバーグリーンワイルドハンチ 9.6g 5.2cm #125 クラウン
  • 最安価格: ¥1,583

総合評価: 4.80

 
作り
 4.86
泳ぎ
 4.86
コスパ
 4.67

ブラックバス用クランクベイトのおすすめランキング第1位は、エバーグリーン「ワイルドハンチ 9.6g 5.2cm #125 クラウン」

フローティングタイプで、「しっかり泳ぐこと」を最優先に作られたクランクベイトです。

長さ
52mm
重量
9.6g
潜行深度
1.2~1.6m
型番
4533625069009

しっかり泳いで安定性も抜群

しっかり泳いで安定性も抜群 クランクベイトおすすめ イメージ

確実に水を掴みウォブリングとローリングする3Dハイパーリップデザインを採用。ウエイトはすべてタングステンで低重心化を図っています。ワイルドハンチには他にシャロークランクのSRがあります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

定番のバスクランクです。10g前後で比較的投げやすく、水深も深く、誰が使ってもしっかり動くルアーになっています。安定性も抜群。コスパも平均的なので、1個目に良いかと。

第2位【2位】ダイワ「バス ピーナッツ2 ルアー SRセクシーシャッド」

  • ダイワバス ピーナッツ2 ルアー SRセクシーシャッド
  • 検証時価格: ¥792

総合評価: 4.75

 
作り
 4.57
泳ぎ
 4.71
コスパ
 5.00

ブラックバス用クランクベイトのおすすめランキング第2位は、ダイワ「バス ピーナッツ2 ルアー SRセクシーシャッド」

ピーナツ型のボディがユニークな製品。よく飛び・よく泳ぎ・よく釣れると評判で、バス・ルアーのロングセラーになっています。

長さ
50mm
重量
9g
潜行深度
DR/約1.5m、SR/約1m、SSR/約0.5m

ナマズ釣りや管理釣り場でのトラウトゲームにも使える

ナマズ釣りや管理釣り場でのトラウトゲームにも使える クランクベイトおすすめ イメージ

カラーは全26色。SR以外に、よりシャローで威力を発揮するSSR、より深行深度が深く、ブレイクライン(水深の変わり目)やカバー(水生植物や木などの障害物)周りの攻略で威力を発揮するDRがあります。

なおバス以外ではナマズ釣りや管理釣り場でのトラウトゲームにも使えます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

こちらも定番ですが、SRは浅い1m前後のレンジをカバーするクランクです。そのためディープは攻められませんが、初めて使う人で、根がかりが怖いとか、ブリブリした感覚を味わってみたいという人にはおすすめです。

第3位【3位】マットタイガー「オーエスピー ブリッツ OSP BLITZ マットタイガー」

  • マットタイガーオーエスピー ブリッツ OSP BLITZ マットタイガー
  • 最安価格: ¥1,760

総合評価: 4.70

 
作り
 4.86
泳ぎ
 4.71
コスパ
 4.50

ブラックバス用クランクベイトのおすすめランキング第3位は、マットタイガー「オーエスピー ブリッツ OSP BLITZ マットタイガー」

シャローエリアを広く探ることができるクランクです。

特徴的なのがリップ形状。広くスクエアな形状で、障害物に当たってもバランスを崩さす、安定して泳ぐことができます。

長さ
53mm
重量
9g

狙ったポイントにキッチリ落とせる

狙ったポイントにキッチリ落とせる クランクベイトおすすめ イメージ

重心移動はありませんが、低重心ウエイト設計と空気抵抗が少ないボディデザインにより、狙ったポイントにキッチリ落とせる性能となっています。

カラーは全43色と圧倒的なラインナップになっています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

こちらも底まで深く潜るルアーではないのですが、浮き上がりのスピードが速く、根がかり回避にも長けたルアーになります。

【4位】メガバス「ルアー DEEP-X 300 ITOワカサギ」

総合評価: 4.65

 
作り
 4.86
泳ぎ
 4.57
コスパ
 4.50

ブラックバス用クランクベイトのおすすめランキング第4位は、メガバス「ルアー DEEP-X 300 ITOワカサギ」

フローティングタイプで多目的重心移動(PAT.)を搭載。最大の特徴は5mの潜行深度。急角アングルで急潜行し、ボトム(底)に到達します。

長さ
75mm
重量
21g
潜行深度
最大5m
型番
4.51E+12

ボトムで本領発揮する

ボトムで本領発揮する クランクベイトおすすめ イメージ

また深い層でも「ジャーキング」や「トゥイッチ」が可能で、横方向にアクロバティックなスライドアクションを行い魚に強烈にアピールします。

ボトム(底)から水深1mほどのシャローエリアまで、幅広いレンジを攻略できるクランクベイトだと言えます。カラーは全22色となります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

かなり深く潜ることができる、やや経験者向けのルアーですね。作りは非常に良く、アクションも抜群に良いのですが、今回は初心者向けというということでランクを落とさせて頂きました。

【5位】ラッキークラフト「ルアー LC MTO 1.5 セクシー利根シャッド ボーン」

クランクベイトおすすめ ラッキークラフト ルアー LC MTO 1.5 セクシー利根シャッド ボーン イメージ1
  • ラッキークラフトルアー LC MTO 1.5 セクシー利根シャッド ボーン
  • 検証時価格: ¥1,462

総合評価: 4.55

 
作り
 4.57
泳ぎ
 4.57
コスパ
 4.50

ブラックバス用クランクベイトのおすすめランキング第5位は、ラッキークラフト「ルアー LC MTO 1.5 セクシー利根シャッド ボーン」でした。

長さ
60mm
重量
12g
潜行深度
0.9~1.2m

ボディを揺さぶりながら浮き上がる

ボディを揺さぶりながら浮き上がる クランクベイトおすすめ イメージ

今回の1.5以外に、以下の3つの種類があります。

  • 7g/0.5~0.8m
  • 10g/0.7~1.0m
  • 20g/1.2~1.5m

このように重さに合わせて深度が深くなっています。浮力が強く、障害物の回避性能に優れています。さらにボディを揺さぶりながら、浮き上がるので、常時バスにアピールすることが可能です。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

物自体はわるくないのですが、若干針のクオリティーが他に比べて落ちるので、使用時は自分で代えても良いかもしれません。潜行深度も1m前後で初心者でも使いやすいと思います。

ハゼ用クランクベイトのおすすめランキング

第1位【1位】デュオ「テトラワークス クラクラ 赤イソメ GBA0291」

  • デュオテトラワークス クラクラ 赤イソメ GBA0291
  • 最安価格: ¥1,265

総合評価: 4.85

 
作り
 4.86
泳ぎ
 4.86
コスパ
 4.83

ハゼ用クランクベイトのおすすめランキング第1位は、デュオ(DUO)「テトラワークス クラクラ 赤イソメ GBA0291」

長く突き出たリップが特徴的でハゼのいる海底までしっかりと潜らせることができるマイクロクランクです。

長さ
30mm
重量
2.5g

安定した泳ぎでしっかり潜る

安定した泳ぎでしっかり潜る クランクベイトおすすめ イメージ

また浮力の調整がなされていて、ゆっくりと浮き上がったときにハゼが喰いつきやすいように工夫されています。カラーは写真のものも含め全8種類あります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

DUOは小さめのルアーを得意とするメーカーです。国内生産で作りも高品質。水深的にもしっかり潜れるので使いやすいと思います。またリップが長いので根がかり回避能力も高いのが特徴です。

第2位【2位】ダイワ「ハゼクランクDR ルアー アカキン」

クランクベイトおすすめ ダイワ ハゼクランクDR ルアー アカキン イメージ1
  • ダイワハゼクランクDR ルアー アカキン
  • 検証時価格: ¥1,320

総合評価: 4.80

 
作り
 4.86
泳ぎ
 4.86
コスパ
 4.67

ハゼ用クランクベイトのおすすめランキング第2位は、ダイワ「ハゼクランクDR ルアー アカキン」

ロングリップが特徴的なクランクで、急速潜行が可能です。また根がかり回避能力に持長けています。

長さ
32mm
重量
3.6g
潜行深度
2m
型番
07420542

深いところを攻略できる

深いところを攻略できる クランクベイトおすすめ イメージ

浮力を抑えたスローフローティング設計で、ゆっくりと浮き上がりハゼのバイト(食う)チャンスを大幅に増やしています。なお音が出るラトル入りなので深場でも広範囲にいるハゼにアピールが可能です。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

2mと結構深く潜るハゼクランクなので、さまざまな場所で使うことができます。急潜行でポイントにすぐに到達できるのも◎。ただ1位商品に比べるとちょっと高いので2位に下げさせて頂きました。

第3位【3位】バスデイ「クランクベイト はぜむし 45SS オールチャートCB LH-57」

クランクベイトおすすめ バスデイ クランクベイト はぜむし 45SS オールチャートCB LH-57 イメージ1
  • バスデイクランクベイト はぜむし 45SS オールチャートCB LH-57
  • 検証時価格: ¥990

総合評価: 4.65

 
作り
 4.71
泳ぎ
 4.57
コスパ
 4.67

ハゼ用クランクベイトのおすすめランキング第3位は、シンキングタイプのバスデイ「クランクベイト はぜむし 45SS オールチャートCB LH-57」

細身のボディでよたよたアクションが特徴的。基本操作はただ巻きでOKです。テールに浮力があり、着底後はテールを上げステイすることが可能。ユラユラしながらハゼを誘います。

長さ
45mm
重量
3.1g

リアフックがユニーク

リアフックがユニーク クランクベイトおすすめ イメージ

なおフロントフックは購入時には付いていないので、なかなか針がかりしないときは自分で付けると良いでしょう。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

針(リアフック)が特殊なハゼクランクです。アユの掛け針に近い感じですね。トリプルフックでしっかりフッキングしようという意図だと思います。反応が渋い場合は、こういうタイプのクランクベイトを使うのも面白いかと思います。

【4位】ダイワ「ハゼイモラS35 ルアー クラウンラメ」

  • ダイワハゼイモラS35 ルアー クラウンラメ
  • 検証時価格: ¥1,375

総合評価: 4.60

 
作り
 4.71
泳ぎ
 4.57
コスパ
 4.50

ハゼ用クランクベイトのおすすめランキング第4位は、ダイワ(DAIWA)「ハゼイモラS35 ルアー クラウンラメ」

自動ハリス止め搭載のユニークなルアーです。

長さ
35mm
重量
2.5g(実測)

ハゼ糸を付けられる

ハゼ糸を付けられる クランクベイトおすすめ イメージ

ハリス止めには糸付き針や鮎用のイカリなど装着可能。なお4cmハリス付きの針が2本封入されています。カラーラインナップは10種類です。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

特徴的なのがリアフックとしてハゼ針を付けられるという。根がかりしても他の針を付けられるので便利。またリアフックにエサを付けることも可能です。バイトが少ない時には有効なルアーだと言えるでしょう。

【5位】アムズデザイン「アイマテトラ モノ ハゼクラチューン 夕彩 #X4691」

クランクベイトおすすめ アムズデザイン アイマテトラ モノ ハゼクラチューン 夕彩 #X4691 イメージ1
  • アムズデザインアイマテトラ モノ ハゼクラチューン 夕彩 #X4691
  • 検証時価格: ¥1,188

総合評価: 4.55

 
作り
 4.43
泳ぎ
 4.43
コスパ
 4.83

ハゼ用クランクベイトのおすすめランキング第5位は、アムズデザイン「アイマテトラ モノ ハゼクラチューン 夕彩 #X4691」

フローティングタイプのハゼクランクで、カラーは全8色。機敏なウォブリングでハゼを誘うことができます。

長さ
39mm
重量
3g
潜行深度
40~70cm
型番
#X4691

標準的な作りのクランクベイト

標準的な作りのクランクベイト クランクベイトおすすめ イメージ

なおリアフックにはさらにアシストフックが付いていて、フッキングしやすくなっています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

今回のラインナップの中でもっとも標準的なハゼクランクです。浅いところで使いますが、アシストフック以外これといって特徴的なものがないので、下の順位とさせて頂きました。ただ最初にハゼクランクを経験する上では良いと思いますね。

クランクベイトの選び方は?

選び方1:何を釣るか?

選び方1:何を釣るか? クランクベイトおすすめ イメージ

ブラックバスとハゼでは基本的に同じルアーは使いません。商品情報には対象魚が記載されていることが多いので、それを確認して、自分の釣りに合ったルアーを選びましょう。

選び方2:どこで釣るか?

選び方2:どこで釣るか? クランクベイトおすすめ イメージ

クランクベイトは潜行深度、つまり「どこまで潜れるか」が決まっています。水深の浅い場所と深い場所ではクランクベイトを使い分けないといけません。そのため購入前にまず潜行深度をチェックする必要があります。

ただしスペックに表示されている場合とそうでない場合がるので、表示されていない場合はレビューなどを参考にしましょう。

なおハゼクランクはポイントが浅い場所に限られているため、対象魚をハゼと明示しているものであればOK。あまり水深を気にする必要はありません。

選び方3:形にも注目!

クランクベイトにはボディに丸みがある「ラウンドタイプ」と、比較的平らな形をした「フラットサイドタイプ」の2種類があります。

ラウンドタイプ

ラウンドタイプは、浮力に優れ、比較的障害物を回避する能力が高いのが特徴。濁った水域や岩場などで使うのに適しています。

フラットサイドタイプ

フラットサイドタイプは、若干ラウンドタイプより浮力が落ち、アクションが弱め。魚の警戒心が高い場合に使うと効果的です。

クランクベイトってどんなルアー?

クランクベイトの特徴は?

特徴1:リップの形や大きさで潜る深さが変わる

特徴1:リップの形や大きさで潜る深さが変わる クランクベイトおすすめ イメージ

先端についているリップには先端が四角形の「スクエアリップ」、先端が丸い形の「ラウンドリップ」、スクエアリップの角が取れた形の「コフィンリップ」の3種類があり、クランクベイトがどのくらいの深さまで潜れるかは、リップの大きさや角度などの形状によって異なります。

浅い場合は1m前後、深い場合は3~5m以上潜るものもあります。大まかに言えば、リップが長いか大きいほど、深く潜れると言えます。

なお商品名に「ティモン パニクラDR 」のようにアルファベットが入っている場合がありますが、これは適した深さを表しています。

SR(=シャロー・ランナー)

水深が1m以下の浅瀬向きのクランクです。見た目はリップの長さが短いのが特徴です。

MR(=ミドル・ランナー)

水深が1~3mに適したクランクです。ミッドクランク、ミディアムクランクなどと呼ばれることもあります。SRとDRの中間的ルアーです。

DR(=ディープ・ランナー)

3m以上深く潜ることができるクランクです。ディープクランクと呼ばれることもあります。深場狙い意外に、水深が良く分からないときにも使われます。

特徴2:ブルブルと震えながら泳ぐ

特徴2:ブルブルと震えながら泳ぐ クランクベイトおすすめ イメージ

他のルアーとは異なり、リールを巻いて引くと、ブルブルと震えながら泳ぎます。これを「ウォブルアクション」といいますが、震えることで水に振動を与え、魚に強烈にアピールすることができるのです。

特徴3:ただ巻きで釣れる

特徴3:ただ巻きで釣れる クランクベイトおすすめ イメージ

リールを一定の速度で「ただ巻く」だけでも、魚を釣ることができます。そのため特にテクニックがいらず、初心者でも簡単に動かすことができるのです。

特徴4:根がかりしにくい

特徴4:根がかりしにくい クランクベイトおすすめ イメージ

クランクベイトはラインを巻くと、頭の方から底に潜っていきます。底には最初にリップがぶつかるので、巻くのを止めれば浮力で浮き上がり、根がかりを回避することができるのです。とくに障害物の多いバス釣りなどでは大きなアドバンテージがあります。

クランクベイトの使い方は?

クランクベイトの使い方は? クランクベイトおすすめ イメージ

では実際クランクベイトはどう使うのでしょうか? 実践での使用方法を解説していきます。

使い方1:ボトムノック

底をリップで小突きながら引く方法です。リールはタダ巻きでOK。一定の速度で巻くことで、下のイラストのように底に沿って移動します。

使い方1:ボトムノック クランクベイトおすすめ イメージ

とくにハゼクランクは底を這うように動かすのが基本。泥や砂を巻き上げることで、ハゼにアピールします。よっぽど大きな障害物にぶつかったときは止める必要がありますが、基本的には巻き続けるようにしてください。

使い方2:ストップ&ゴー

表層から中層を泳がせる方法です。リールを巻いて途中で止める。水面に浮いてきたら、また巻いて途中で止める、これを繰り返します。水中ではクランクベイトはイラストのように動きます。

使い方2:ストップ&ゴー クランクベイトおすすめ イメージ

他にも動かす速度を変えたり、細かいアクションを入れたり、といったテクニックもありますが、初心者なら上の1、2だけで十分です。

クランクベイトを深く沈めたいときのコツは?

クランクベイトを持って行ったら、思ったよりも水深が深く、底まで届かなかった! そんなときの裏技を山口氏が教えてくれました。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

クランクベイトの場合、潜行深度が1mなら、いくら巻いてもそれ以上は深く潜れません。そんなときは、竿先を下げ、水の中に入れ位置を下げることで、若干深く潜らせることは可能です。

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