エリアトラウトとネイティブトラウトでは使うルアーが違う

エリアトラウトとネイティブトラウトでは使うルアーが違う トラウトルアーおすすめ イメージ

トラウトフィッシングには「エリアトラウト」と「ネイティブトラウト」の2つのスタイルがあります。

エリアトラウトは、管理釣り場で行うルアー釣りのことで、ネイティブトラウトは、自然の渓流、本流、湖などでトラウトゲームを楽しむスタイルのことです。

ここで重要なのが、エリアトラウトとネイティブトラウトでは使うルアーが違うという点です。

エリアトラウトで使うルアーは?

エリアトラウトは小ぶりで軽いルアーを使います。

管理釣り場の魚は十分なエサを与えられているため、闘争本能はネイティブほど強くありません。そのため魚にゆっくりとルアーを見せて興味を持たせることが重要になります。

エリアトラウトで使うルアーは? トラウトルアーおすすめ イメージ
山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

エリアトラウトとネイティブトラウトは真逆のスタイルになります。

ネイティブトラウトで使うルアーは?

ネイティブトラウトで使うのは「素早く動かすルアー」です。基本的に流れの速いところで使うので、ルアーは小ぶりですが若干重たいのが特徴です。また見せるルアーというよりはアピールするルアーになります。

ネイティブトラウトで使うルアーは? トラウトルアーおすすめ イメージ
山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

トラウトもエサとして捕食に来るというよりは本能でルアーにアタックしに来ていると考えた方が良いでしょう。

ちなみにスプーンというタイプのルアーを、エリアトラウトとネイティブトラウトで比較してみましょう。

エリアトラウト用のスプーン
エリアトラウト用のスプーン トラウトルアーおすすめ イメージ

エリアトラウト用のスプーンです。重さは2.5gでネイティブ用より1gほど軽く、フックには返しがついていません。

ネイティブトラウト用のスプーン
ネイティブトラウト用のスプーン トラウトルアーおすすめ イメージ

こちらはネイティブトラウト用のスプーンで、全長3cm(編集部計測)、重さは3.5gになります。フック(針)には返しがついています。

さまざまなタイプのトラウトルアーをプロとテスト

さまざまなタイプのトラウトルアーをプロとテスト トラウトルアーおすすめ イメージ

ひとくちに「トラウトルアー」と言ってもいろいろなタイプがあって、初心者には選びづらいですよね。

そこで、エリアトラウト用とネイティブトラウト用のトラウトルアーをピックアップ。釣り歴30年のベテランテスターである山口剛さんに実際に使ってもらい、トラウトルアーを選ぶ際に重視すべき「使いやすさ」「作り」「価格」という3つのポイントを評価してもらいました。

エリアトラウト用では「特殊ルアー」「スプーン」「その他のルアー」の3ジャンルを、ネイティブトラウト用では、渓流実績の高い「ミノー」「スプーン」「スピナー」の3ジャンルをそれぞれ比較しました。

テスト1:使いやすさ・釣りやすさ(35点満点)

テスト1:使いやすさ・釣りやすさ(35点満点) トラウトルアーおすすめ イメージ

初心者でも扱いやすいか、キャストしやすいか、泳がせやすいかなど、「使いやすさ・釣りやすさ」をチェックしました。「クランクベイト」などは引くとブリブリと抵抗が分かりやすいので、扱いやすいといえるでしょう。

テスト2:作り(35点満点)

テスト2:作り(35点満点) トラウトルアーおすすめ イメージ

ちゃんとした作りになっているか、耐久性があるかをチェックしました。

値段の安い「スプーン」などは、糸を結ぶスプリットリングやフックが値段なりの作りで、頻繁に交換しなければいけない場合も……。そこで、検証ではルアーの細かい作りまでチェックしました。

テスト3:コスパ(30点満点)

テスト3:コスパ(30点満点) トラウトルアーおすすめ イメージ

トラウトルアーはできるだけ多くの種類を準備しておきたいもの。でも限りある予算の中で、何種類ものトラウトルアーを購入するのはちょっと大変ですよね。できるだけ安いものを選びたいところですが、「安かろう悪かろう」では何度も買い替えが必要になるので本末転倒……。

という訳で、トラウトルアーを選ぶ際はコスパ面もしっかりチェックする必要があります。検証では「安くて高性能なもの」ほど高評価となっています。

エリアトラウト用特殊ルアーのおすすめランキング

雑誌「MONOQLO」がトラウトルアーの検証を行ったところ、特殊ルアー1位はザクトクラフト「セニョールトルネード 100mm 1.7g」。スプーン1位はフォレスト「ミュー 第16弾 2.2g No.08」。その他ルアー1位はACKALL「クランクベイト ティモン パニクラDR タッキーグローヤマメ」。ミノー1位はデュオ「ルアー スピアヘッドリュウキ45S ヤマメ ANA4034」。スプーン1位はスミス「D-Sライン(ヤマメ)」。スピナー1位はスミス「ARスピナー トラウトモデル #04 RSBK」でした。

以下はエリアトラウト用特殊ルアーのランキング表です。

ランキングは項目名で並び替えられます
商品
第1位
ザクトクラフトセニョールトルネード 100mm 1.7g
トラウトルアーおすすめ ザクトクラフト セニョールトルネード 100mm 1.7g イメージ
4.75
4.86 4.71 4.67
100mm
1.7g
全16色
第2位
リセントグルグルX
トラウトルアーおすすめ リセント グルグルX イメージ
4.65
4.57 4.57 4.83
60mm
1.2g
全16色
第3位
ダイワエリア トラウト 鱒ノ種
トラウトルアーおすすめ ダイワ エリア トラウト 鱒ノ種 イメージ
4.35
4.29 4.29 4.50
2.1g(中)、1.5g(小)
全12色

第1位【1位】ザクトクラフト「セニョールトルネード 100mm 1.7g」

  • ザクトクラフトセニョールトルネード 100mm 1.7g
  • 最安価格: ¥483

総合評価: 4.75

 
使いやすさ
 4.86
作り
 4.71
コスパ
 4.67

エリアトラウト用特殊ルアーのおすすめランキング1位でベストバイを獲得したのは、ザクトクラフト「セニョールトルネード 100mm 1.7g」です。

長さ
100mm
重量
1.7g
カラー
全16色
型番
555

初心者でも扱いやすい

初心者でも扱いやすい トラウトルアーおすすめ イメージ

線虫やミミズ、そして細身の小魚に見えるシルエットを持つルアーで、螺旋状にクルクル回る波動が強烈に魚にアピールします。

非ワーム系素材なので多くの管理釣り場で使用可能。ただし一部禁止となっているエリアもあるので要注意です!

初心者でも扱いやすい トラウトルアーおすすめ イメージ2

とにかく良く釣れるルアーですが、使用後に伸びたら、写真のように指に巻いて形を整えてください。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

「セニョールトルネード」は初心者でも釣れるルアーの代表です。色落ちもないので安心して使えます。

第2位【2位】リセント「グルグルX」

総合評価: 4.65

 
使いやすさ
 4.57
作り
 4.57
コスパ
 4.83

エリアトラウト用特殊ルアーのおすすめランキング2位は、リセント「グルグルX」

2~4秒でハンドル1回転のデッドスローリトリーブがおすすめ。ボディ全体が回転しながら左右にルアーがスウィングして魚にアピールします。

長さ
60mm
重量
1.2g
カラー
全16色

ボディが回転して魚に強烈アピール!

ボディが回転して魚に強烈アピール! トラウトルアーおすすめ イメージ

1位商品に比べ軽いのでややキャストしづらいですが、初心者でも爆釣できるルアーです。

ボディが回転して魚に強烈アピール! トラウトルアーおすすめ イメージ2

こちらも変則型ルアーですが、管理釣り場でハイプレッシャーの時にお客さんに勧めるのをよく見かけます。やや軽めで遠投は大変ですが、引き抵抗もしっかりあり初心者でも扱いやすいルアーだと思います。

第3位【3位】ダイワ「エリア トラウト 鱒ノ種」

総合評価: 4.35

 
使いやすさ
 4.29
作り
 4.29
コスパ
 4.50

エリアトラウト用特殊ルアーのおすすめランキング3位は、ダイワ「エリア トラウト 鱒ノ種」

浮力のある玉が水底でフワフワと浮いて誘う特殊ルアーです。

カラー
全12色
重量
2.1g(中)、1.5g(小)

フワフワ浮いて誘う

フワフワ浮いて誘う トラウトルアーおすすめ イメージ

※画像はAmazonより

使用方法は、【1】着水後底に落ちるまで待つ。【2】底に着いてしばらく待ち、アタリが無ければ竿先を少し上下させ、ルアーが水底をトントンと浮いたり沈んだりするように操作。

レビューではズル引きでも釣れるとのこと。スプーンやミノーの合間にアクセントとして使うのがおすすめです。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

貫通力の強いフックを採用しています。1、2位と同じく使用できないエリアもあるので要確認です。

エリアトラウト用スプーンのおすすめランキング

第1位【1位】フォレスト「ミュー 第16弾 2.2g No.08」

トラウトルアーおすすめ フォレスト ミュー 第16弾 2.2g No.08 イメージ1
  • フォレストミュー 第16弾 2.2g No.08
  • 検証時価格: ¥426

総合評価: 4.65

 
使いやすさ
 4.57
作り
 4.71
コスパ
 4.67

エリアトラウト用スプーンのおすすめランキング1位は、フォレスト「ミュー 第16弾 2.2g No.08」です。

重量
2.2g

エリアトラウトの定番!

エリアトラウトの定番! トラウトルアーおすすめ イメージ

スプーンの定番で、上の写真のように裏側が違った柄になっているのがユニーク。今回使用したのは第16弾ですが、すでに第19弾が発売されていて、そちらは全10色あります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

今回スプーンは初心者でも扱いやすいようにと2.5g前後のものを揃えましたが、このスプーンはその前後の重さがあり、しっかりと飛距離も出せ、アクションも安定しているので初心者におすすめです。

第2位【2位】シマノ「カーディフ エリアスプーン スリムスイマー 2.5g TR-0019」

  • シマノカーディフ エリアスプーン スリムスイマー 2.5g TR-0019
  • 最安価格: ¥372

総合評価: 4.60

 
使いやすさ
 4.43
作り
 4.57
コスパ
 4.83

エリアトラウト用スプーンのおすすめランキング2位は、シマノ「カーディフ エリアスプーン スリムスイマー 2.5g TR-0019」です。

重量
2.5g
カラー
全20色
型番
972446

長めのボディでラインブレイクを防止!

長めのボディでラインブレイクを防止! トラウトルアーおすすめ イメージ

比較的長いボディを持つスプーンで、魚が反転するとラインが口に入って歯でラインブレイクすることがありますが、このロングスイマーはラインが魚の口に入ること自体を防止してくれます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

こちらもしっかりした作りのスプーンです。長めボディなので、ルアーローテーションに入れて状況によって使い分けるとよいでしょう。

第3位【3位】ジャッカル「ティモン ティアロ 22mm 2.4g」

  • ジャッカルティモン ティアロ 22mm 2.4g
  • 検証時価格: ¥403

総合評価: 4.55

 
使いやすさ
 4.43
作り
 4.57
コスパ
 4.67

エリアトラウト用スプーンのおすすめランキング3位は、ジャッカル「ティモン ティアロ 22mm 2.4g」

スローからファーストまで幅の広いリトリーブに対応したスプーンです。

長さ
22mm
重量
2.4g
カラー
全6色

豊富なカラバリが魅力的!

豊富なカラバリが魅力的! トラウトルアーおすすめ イメージ

オーソドックスなティアドロップ型の形状ですが、微妙なノーズやカップのベンド角度によりイレギュラーアクションを生み出し、バイトのきっかけを作ってくれます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

最大の特徴はカラーバリエーションの豊富さですね。またきっちり泳ぎ続けさせることができるので、初心者でも安定したリトリーブを行うことができます。

【4位】ダイワ「プレッソ アダム」

総合評価: 4.50

 
使いやすさ
 4.29
作り
 4.57
コスパ
 4.67

エリアトラウト用スプーンのおすすめランキング4位は、ダイワの「プレッソ アダム」

名作「レイブ」の遺伝子を受け継ぐスプーンです。

長さ
26mm
重量
2.2g
カラー
全24色

飛距離が出る遠投向き

飛距離が出る遠投向き トラウトルアーおすすめ イメージ

同一サイズで4ウェイト展開なので、さまざまな状況に合わせ使い分けることが可能です。ちなみに2.2gは大規模ポンドや放流直後の定番です。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

性能は1~3位とほぼ互角だと考えてよいでしょう。こちらのアイテムは比較的飛距離を考えたモデルなので遠投したい人におすすめです。

【5位】デュオ「ヴァルケイン ハイバースト 2.4g No.20」

  • デュオヴァルケイン ハイバースト 2.4g No.20
  • 最安価格: ¥457

総合評価: 4.45

 
使いやすさ
 4.14
作り
 4.57
コスパ
 4.67

エリアトラウト用スプーンのおすすめランキング5位は、デュオ「ヴァルケイン ハイバースト 2.4g No.20」

広範囲からトラウトを呼び寄せることができるスプーンとして定評があります。

重量
2.4g
カラー
全34色

中級以上向けのスプーン

中級以上向けのスプーン トラウトルアーおすすめ イメージ

各ウェイトやシルエットごとにアクションや適性スピードが異なるため、魚にさまざまなアピールができます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

こちらも有名なスプーンで、巻き始めから安定したアクションをする優れた製品です。ただ初心者でも使えますが、多少の慣れは必要でしょう。

エリアトラウト用その他ルアーのおすすめランキング

第1位【1位】JACKALL「クランクベイト ティモン パニクラDR タッキーグローヤマメ」

トラウトルアーおすすめ JACKALL クランクベイト ティモン パニクラDR タッキーグローヤマメ イメージ1
  • JACKALLクランクベイト ティモン パニクラDR タッキーグローヤマメ
  • 検証時価格: ¥1,300

総合評価: 4.75

 
使いやすさ
 4.71
作り
 5.00
コスパ
 4.50

エリアトラウト用その他ルアーのおすすめランキング1位は、ACKALL「クランクベイト ティモン パニクラDR タッキーグローヤマメ」

名前の由来はボトムノックの際の激しい「パニックアクション」から来ています。

底に当てることで魚のリアクションバイト(魚が反射的にルアーに食いついてしまうこと)を引き出すことができるルアーだと言えます。

長さ
32mm
重量
3.6g
潜行深度
MR/1m前後、DR/2m前後
型番
4582418098894

安定した泳ぎで魚の食い気を高める

安定した泳ぎで魚の食い気を高める トラウトルアーおすすめ イメージ

一方、背側より腹側の断面積が大きく、低重心化されているため泳ぎ自体はブレがなく安定性抜群。魚にルアーだと見切られる可能性が低いクランクです。

今回は潜行深度2m前後のDRを選びましたが、1m前後のMRもおすすめです。内部にプリズムスケールを搭載しており、カラーは全26色と豊富なバリエーションになっています。

こちらもおすすめ

  • JACKALLティモン パニクラ MR 32mm 3.3g 神グリーングロー
  • 最安価格: ¥1,287
山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

安定して釣れることで有名なクランクベイトです。DRは多少水深のあるところでも潜って行ってくれます。泳ぎが安定しているので、管理釣り場なら止水池でも、川のような流れのあるところでも使いやすいと思います。サイズ感もそこそこあるので、大きな魚にもアピールすると思います。

第2位【2位】シマノ「カーディフ ふわとろ 35F 2.5g 35mm」

  • シマノカーディフ ふわとろ 35F 2.5g 35mm
  • 最安価格: ¥958

総合評価: 4.60

 
使いやすさ
 4.43
作り
 4.71
コスパ
 4.67

エリアトラウト用その他ルアーのおすすめランキング2位は、シマノ「カーディフ ふわとろ 35F 2.5g 35mm」

デッドスローで思いっきり、ゆっくり巻くタイプのクランクです。

長さ
35mm
重量
2.5g
カラー
全23色
潜行深度
1m前後
型番
714893

低活性時に役立つクランク

低活性時に役立つクランク トラウトルアーおすすめ イメージ

ルアーはゆっくりの引きでも止まらず、ユラユラと動き、まるでフライの様に誘い続けます。非常に遅い引きで最大の能力を発揮する、個性豊かなルアーです。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

こちらもプラグということで価格が高くランクを下げました。超スローな引きで威力を発揮するタイプで、とくに低活性時に効果的です。放流からしばらく時間が経った状況で試してみたいアイテムですね。

第3位【3位】ジャクソン「ダートマジックエリア 43mm 3g」

  • ジャクソンダートマジックエリア 43mm 3g
  • 最安価格: ¥1,040

総合評価: 4.35

 
使いやすさ
 4.00
作り
 4.71
コスパ
 4.33

エリアトラウト用その他ルアーのおすすめランキング3位は、ジャクソン「ダートマジックエリア 43mm 3g」

ダートマジック 3gのエリアバージョンで、ヘッド部が鉛のソリッド、ボディ部が樹脂のソリッドという作りになっています。

長さ
43㎜
重量
3g
カラー
全16色
型番
4511729648955

ボトムで強力な威力を発揮する

ボトムで強力な威力を発揮する トラウトルアーおすすめ イメージ

使い方はボトムまで沈めてやや大きめの連続トゥイッチで誘います。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

底に沈めてトゥイッチ……というやや中級者以上のテクニックのためランクを下げましたが、ボトム攻略ではかなり有効なルアーです。底を狙う練習にもうってつけでしょう。

惜しい!ランク外の「ルアーセット」

  • ナイトアーミー爆釣シリーズ 2.5g ルアーセット
  • 最安価格: ¥890

残念ながらエリアトラウト用ルアーのおすすめランキングではランク外となってしまった、ナイトアーミー「爆釣シリーズ 2.5g ルアーセット」

スプーン6種類+ラインカッターという超お得なセットで、コスパに優れ、ロストを気にせずどんどん攻めることができます。

しかし、フックがバーブレスではないので、管理釣り場で使用する際は針を変えるか、返しを潰す必要があります。

長さ
33㎜
15mm
重量
2.5g
セット内容
スプーン6種、ラインカッター
型番
NA-SP6+4
山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

お得なセットですが、リングが大きすぎて全交換の必要あり、フックもバーブレスに替えなければ使用できないなど値段が安いなりの作りといった感じです。でも、コスパに優れているので、ルアーロストしやすい初心者は1セットぐらい持っておいてもいいでしょう。

ちなみにリングやフックの交換をする場合は、下記の商品などがあると非常に便利です。

  • オーナースプリットリングオープナー No.9727 GP-01-01
  • 最安価格: ¥2,640
型番
No.9727

ネイティブトラウト用ミノーのおすすめランキング

第1位【1位】デュオ「ルアー スピアヘッドリュウキ45S ヤマメ ANA4034」

  • デュオルアー スピアヘッドリュウキ45S ヤマメ ANA4034
  • 最安価格: ¥1,010

総合評価: 4.65

 
使いやすさ
 4.71
作り
 4.86
コスパ
 4.33

ネイティブトラウト用ミノーのおすすめランキング1位は、デュオ(DUO)「ルアー スピアヘッドリュウキ45S ヤマメ ANA4034」

水量の乏しい上流域や水深の無い里川の攻略に最適な一方、比重が高く、キャスト性能に優れるので本流や湖にも対応可能な万能ルアーです。

長さ
45mm
重量
4g
タイプ
重心固定・シンキング
型番
4525918030759

渓流でも本流でも使える

渓流でも本流でも使える トラウトルアーおすすめ イメージ

最大の特徴はアクションの立ち上がりの早さ。ロッド先端の動きに素早く反応し、短い移動距離でも連続してトゥイッチを加えることが可能です。本流などの強く複雑な流れにも対応し、抜群の動きを演出します。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

定番でコストパフォーマンスが良いルアーになります。DUOは国内生産で品質が高く、製品供給の安定性もあって、どこでも使いやすいルアーだと思います。初心者が最初に使うのであれば、この手のルアーを準備しておくのがおすすめです。

第2位【2位】スミス「Dコンタクト50 #08 ヤマメレーザー」

総合評価: 4.60

 
使いやすさ
 4.57
作り
 4.86
コスパ
 4.33

ネイティブトラウト用ミノーのおすすめランキング2位は、スミス「Dコンタクト50 #08 ヤマメレーザー」

他に63mm・7g、72mm・9.5gの計3種類のラインナップを持つヘビーシンキングミノーです。

長さ
50mm
重量
4.5g
タイプ
ヘビーシンキング

フォーリングが速く深場でも大活躍

フォーリングが速く深場でも大活躍 トラウトルアーおすすめ イメージ

従来のフローティング、シンキングミノーとは異なり、トゥイッチなどのアクションを加えた後でも浮力で止まることなく、慣性でねじれ進みます。この独特の動きは魚にとってはバイトチャンスとして認識されるのです。

また自重があるため、飛距離を稼げ、着水後もフォーリング速度が速いのが大きな特徴。深場でも狙えるレンジの広いルアーです。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

こちらも定番中の定番。とくに渓流で実績のあるルアーですね。「Dコンタクトを持って行けば間違いなし」と言われるくらい、良く釣れます。細かい部分の作りもよくできていて抜群の釣果の理由がよく分かります。ただ人気があるので在庫がなくなり、手に入りにくくなる場合があるので、注意が必要です。

第3位【3位】JACKALL「ティモン トリコロール 55HW(越中雪代ブルーバック)」

  • JACKALLティモン トリコロール 55HW(越中雪代ブルーバック)
  • 最安価格: ¥1,314

総合評価: 4.55

 
使いやすさ
 4.43
作り
 4.86
コスパ
 4.33

ネイティブトラウト用ミノーのおすすめランキング3位は、JACKALL「ティモン トリコロール 55HW(越中雪代ブルーバック)」

全8色のラインナップで、他に47mm、3.2gのトリコロール47HWがあります。

長さ
55mm
重量
4.4g

トゥイッチングのキレが抜群

トゥイッチングのキレが抜群 トラウトルアーおすすめ イメージ

渓流エリアでの実績から支持されていたHW(ヘビーウェイト)の復刻版。流れに負けないヘビーウェイト設計で、動き出しの良さやトゥイッチングのキレを重視したバランスも備えています。

またフラッシング効果を高めるためウロコ模様を削除するなど、細部まで丁寧なこだわりで作られたミノーです。若干キャスティング性能は1、2位商品に劣りますが、トゥイッチングを多用する人にはおすすめです。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

今回紹介する中では一番大きいルアーですが、重さも結構あり、飛距離が稼げて、着水後もしっかりと沈みます。動きも凄く良いですし、最近出たルアーの中では一押しです。ただ他の物に比べて若干値段が高いので、順位を下げさせて頂きました。

【4位】イトウクラフト「蝦夷ミノー50S(YTS)」

  • イトウクラフト蝦夷ミノー50S(YTS)
  • 最安価格: ¥1,848

総合評価: 4.50

 
使いやすさ
 4.29
作り
 4.86
コスパ
 4.33

ネイティブトラウト用ミノーのおすすめランキング4位は、イトウクラフト「蝦夷ミノー50S(YTS)」

全13色のラインアップになっています。操縦性に優れ、瀬や淵、落ち込みなどさまざまな状況で使いこなせるルアーです。

長さ
50mm
重量
3.8g
タイプ
シンキング

汎用性に優れている

汎用性に優れている トラウトルアーおすすめ イメージ

ボディには新構造のM.W.S.システムを採用。ウエイトをボディ支点に配置することで安定性を大幅に高めています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

今回のラインナップでは一番軽いミノーです。非常に良く釣れるルアーで、動き出しやレスポンスがいいのが特徴です。引くとグイグイと動いてくれて、アピール力も抜群。ただ初心者が最初に使うには、アクションがちょっと強すぎて、使いこなすのが若干難しいという難点もあります。

【5位】タックルハウス「バフェット ドラス ドライブディープ (moss)」

  • タックルハウスバフェット ドラス ドライブディープ (moss)
  • 最安価格: ¥1,528

総合評価: 4.40

 
使いやすさ
 4.14
作り
 4.86
コスパ
 4.17

ネイティブトラウト用ミノーのおすすめランキング5位は、タックルハウス「バフェット ドラス ドライブディープ (moss)」です。

長さ
43mm
重量
5.6g
タイプ
シンキング

ディープ攻略に威力を発揮する

ディープ攻略に威力を発揮する トラウトルアーおすすめ イメージ

落ち込みの下や陰への送り込みなど、渓流において攻めきれなかったシチュエーションを攻略可能にした「バフェット ドラス」。ドライブディープはそのディープ版で、専用リップを搭載し、さらなる深場攻略を可能にしています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

今回の中ではもっとも値段が高い商品です。5.6gと比較的重いルアーで、結構深いところでも狙えるようになっています。ただし渓流でも使える場所は、水深があるところなど限定的。その分順位を下げさせて頂きました。

ネイティブトラウト用スプーンのおすすめランキング

第1位【1位】スミス「D-Sライン(ヤマメ)」

総合評価: 4.80

 
使いやすさ
 4.71
作り
 4.86
コスパ
 4.83

ネイティブトラウト用スプーンのおすすめランキング1位は、スミス「D-Sライン(ヤマメ)」

盛り上がったフロント、高低差のあるテール、湾曲させたS字ベンドフォルムなど独特の形状を持ったスプーンです。

長さ
36mm
重量
4g

独特の形で高い性能を備えている

独特の形で高い性能を備えている トラウトルアーおすすめ イメージ

タイプは全5種で、今回選んだのは水深の浅い渓流でも使える使用頻度の高い定番。それ以外のタイプもここで紹介しておきます。

  • 30mm、3.0g……源流域の小渓流やスレた魚へ対応のスモールサイズ
  • 40mm、5.0g……スイム、フォールのバランスに優れたモデル
  • 45mm、5.0g……穏やかな流れでスローにヒラヒラと動くモデル
  • 45mm、6.5g……深い場所、強い流れでもしっかり沈むモデル時。遠投性にも優れている

いずれも泳ぎ出しに優れ、スリムボディーによるフォールの速さも備えた万能スプーンだと言えます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

比較的泳ぎ出しも早く、安定して釣れるルアーだと思います。今回の中では比較的価格が高めの商品ですが、泳ぎも良く、キャストも問題なくできるタイプなので、初心者におすすめです。

第2位【2位】フォレスト「MIU ネイティブシリーズ 3.5g No.01」

  • フォレストMIU ネイティブシリーズ 3.5g No.01
  • 最安価格: ¥429

総合評価: 4.75

 
使いやすさ
 4.71
作り
 4.71
コスパ
 4.83

ネイティブトラウト用スプーンのおすすめランキング2位は、フォレスト「MIU ネイティブシリーズ 3.5g No.01」

エリアトラウト用スプーン1位製品のネイティブトラウト版です。

定番のヤマメカラーやアユカラーなどネイティブフィールドに最適なカラーを揃えています。カラーは全15色。ウエイトは2.8g、3.5g、4.2gの3種類です。

長さ
30mm(実測)
重量
3.5g
型番
FM-147313

安定した人気を誇る定番アイテム

安定した人気を誇る定番アイテム トラウトルアーおすすめ イメージ

定番スプーンとして、安定した泳ぎや、しっかりフォールする基本性能を備えており、釣行では最低1個は持参したいルアーだと言えます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

フォレストは管理釣り場でもコンスタントに釣果を出せるルアーを発売するメーカーですが、このネイティブ仕様も安定感があり、良く釣れるスプーンだと思います。しかも価格も安くコスパに優れています。

第3位【3位】スミス「スプーン ドロップダイヤ 29mm アカキン #03」

  • スミススプーン ドロップダイヤ 29mm アカキン #03
  • 最安価格: ¥566

総合評価: 4.65

 
使いやすさ
 4.57
作り
 4.57
コスパ
 4.83

ネイティブトラウト用スプーンのおすすめランキング3位は、スミス「スプーン ドロップダイヤ 29mm アカキン #03」

1位と同じメーカーのスプーンです。本体表面にダイヤカットを施し、ホログラムとは異なる独特の輝きを放つ工夫がなされています。

長さ
29mm
重量
3g

独特の輝きでトラウトを誘う

独特の輝きでトラウトを誘う トラウトルアーおすすめ イメージ

アクションはやや小ぶりですが、その動きに追従してダイヤカットの多面がリフレクト。乱反射でトラウトを誘います。

ウエイトは3g、4g、5.5gの3種類。カラーは14種類のラインナップになっています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

比較的小ぶりなボディですが。表面が特徴的で、フラッシング効果により魚に強くアピールします。今回はその点がとくに評価され3位にランクインしました。

第3位【3位】アングラーズシステム「バックス 3.8g PK-G.」

  • アングラーズシステムバックス 3.8g PK-G.
  • 最安価格: ¥765

総合評価: 4.65

 
使いやすさ
 4.71
作り
 4.43
コスパ
 4.83

ネイティブトラウト用スプーンのおすすめランキング同点3位は、アングラーズシステム(Angler'z System)「バックス 3.8g PK-G.」」

「フロントワイド」と呼ばれる形状のスプーンで、急流の流れでもUターン時に浮き上がることなく、足元まで引ききることが可能です。

長さ
36mm
重量
3.8g

急流にめっぽう強い

急流にめっぽう強い トラウトルアーおすすめ イメージ

他に重量が5.1や9.3gなどがあります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

特徴のひとつが泳ぎ出しの良さ。またフロントの形状がワイドになっており、速い流れでもしっかりと水を受けてくれるので、初心者でも使いやすいルアーとなっています。その分巻き抵抗が大きいというデメリットもありますが、動かしているときの手ごたえがなくなるよりはずっと良いと思います。

【5位】ダイワ「クルセイダー激アツ イクラ」

トラウトルアーおすすめ ダイワ クルセイダー激アツ イクラ イメージ1
  • ダイワクルセイダー激アツ イクラ
  • 検証時価格: ¥495

総合評価: 4.60

 
使いやすさ
 4.57
作り
 4.43
コスパ
 4.83

ネイティブトラウト用スプーンのおすすめランキング5位は、ダイワ「クルセイダー激アツ イクラ」

サイズは4、7、10gの3種類。カラーは16種類となっています。

長さ
28mm
重量
4g

さまざまな攻略法を試せる

さまざまな攻略法を試せる トラウトルアーおすすめ イメージ

特徴的なのが肉厚で小型のボディ。流れが速い河川においても確実な底取りを可能にしています。

アップで流すもピンポイントに素早く沈めるのも自由自在。さまざまな攻略法を試すことができる使い勝手の良いスプーンです。またシルエットが小さいので飛距離も稼げます

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

今回の中では比較的価格が安いスプーンです。小さいわりに良く沈み、流れの速いところでも使いやすいとは思いますが、小ぶりな分、アピール力が若干足りないのかな、という感じもします。

ネイティブトラウト用スピナーのおすすめランキング

第1位【1位】スミス「ARスピナー トラウトモデル #04 RSBK」

総合評価: 4.85

 
使いやすさ
 4.86
作り
 4.86
コスパ
 4.83

ネイティブトラウト用スピナーのおすすめランキング1位は、スミス(SMITH LTD)「ARスピナー トラウトモデル #04 RSBK」

着水したその場から回り出す、驚異のブレード回転性能を持つスピナーです。

長さ
18mm
重量
6g

驚異のブレード回転性能!

驚異のブレード回転性能! トラウトルアーおすすめ イメージ

回転は強いバイブレーションを発生させトラウトに強烈にアピール。ブレードはそのエッジ部分に若干の立ち上がり部分を設けており、素早い立ち上がりをアシストしています。

また細かいロッドワークにも対応し、トゥイッチによる左右のスライドが演出できます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

昔からある実績の高い製品です。本当に投げて巻くだけで釣れるので一度試して欲しいですね。値段はスプーンなどより高いですが、他のルアーよりも扱いやすく、水深があるところでも使えるのが◎ですね。

第2位【2位】ダイワ「トラウト ブレットン C#3 2個入り」

トラウトルアーおすすめ ダイワ トラウト ブレットン  C#3 2個入り イメージ1
  • ダイワトラウト ブレットン C#3 2個入り
  • 検証時価格: ¥814

総合評価: 4.60

 
使いやすさ
 4.71
作り
 4.14
コスパ
 5.00

ネイティブトラウト用スピナーのおすすめランキング2位は、ダイワ「トラウト ブレットン C#3 2個入り」

2個入りのお得なスピナーです。重さは3から11gまで5種類。うち3、5、7gが2個入り。カラーは10種類です。

重量
7g

初心者でも比較的扱いやすい

初心者でも比較的扱いやすい トラウトルアーおすすめ イメージ

しっかりと水を掴むオーソドックスなティアドロップ型のブレードを装備。スローリトリーブでもしっかり回転するため、初心者でも比較的扱いやすいスピナーだと言えます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

フランスで作られたものを輸入して販売しているスピナーです。性能的には問題がないのですが、若干フックの質が良くないので、使うならフックを交換すると良いかもしれません。

そもそもトラウトとは?

そもそもトラウトとは? トラウトルアーおすすめ イメージ

トラウトとは淡水に生息するサケ科の魚のことを指します。代表的なのがニジマスと呼ばれるレインボートラウトですが、他にイワナやアマゴ、ヤマメなどもトラウトの仲間になります。

そもそもトラウトとは? トラウトルアーおすすめ イメージ2
イワナ
そもそもトラウトとは? トラウトルアーおすすめ イメージ3
アマゴ
そもそもトラウトとは? トラウトルアーおすすめ イメージ4
ヤマメ

他にトラウトとしては北海道にだけ生息するイトウやオショロコマ、外来種のブラウントラウトやブルックトラウトなどが日本で見られます。

トラウトは川や湖などの淡水に生息しており、エサ釣り、ルアーフィッシング、フライフィッシングなどで釣ることができます。

中でも手軽なタックル(道具)でできるルアーフィッシングは大人気。トラウトを放流している管理釣り場も都市近郊にいくつもあるので、「釣りがしたい!」と思ったらすぐにチャレンジできるでしょう。

大型のものは全長60~70cmまで成長する個体もいて、大物釣りにも挑戦できるのがトラウトルアーの醍醐味です。

トラウトルアーの種類は?

トラウトルアーにはいろいろなタイプがありますが、代表的なもの以下の4種類です。

トラウトルアーの種類1:スプーン

トラウトルアーの種類1:スプーン トラウトルアーおすすめ イメージ

フォレスト
ミュースタンダード 2.2g 新色 No.13(エリアトラウト用)

 古くからトラウト釣りに使われてきたルアーです。重さはエリアトラウトが1~2.5g、ネイティブトラウトでは3~4gがよく使われます。レンジ(魚がいる層)は、深い場所にいる場合は重め、表層近くにいる場合は軽めのスプーンを選びます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

状況によってヒットするカラーが変わってきますので、さまざまな色を準備しておくのがよいでしょう。またエリアトラウトではどんな色が好調なのか、スタッフに聞いてみるのも手です。

トラウトルアーの種類2:クランクベイト

トラウトルアーの種類2:クランクベイト トラウトルアーおすすめ イメージ

シマノ
カーディフ ちびとろ 35mm 2.7g イチゴ大福グロー 15T TR-135M(エリアトラウト用)

巻けば潜り、止めれば水面に浮きあがるルアーです。キャストしてただ巻きするだけでもアクションしてくれるので便利です。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

クランクは巻く速度を変えて魚にアピールします。種類によって潜る深さが異なるので確認してから購入しましょう。

トラウトルアーの種類3:ミノー

トラウトルアーの種類3:ミノー トラウトルアーおすすめ イメージ

デュオ
ルアー スピアヘッドリュウキ45S ヤマメ ANA4034

小型の魚などを模したルアーです。ただ巻きでボディを揺らしアピールしますが、細かいロッドの動きで泳ぎに変化を与えることで、さらにアピール力がアップします。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

鼻先のリップと呼ばれる部分が短いものは表層~中層、長いものは、中層~ボトムを攻めるのに適しています。

トラウトルアーの種類4:特殊ルアー

トラウトルアーの種類4:特殊ルアー トラウトルアーおすすめ イメージ

リセント
グルグルX No.14 蛍光オレンジ

特殊ルアーは主にエリアトラウトで使用されます。「これを使うと爆釣する!」と大人気の変則的な形のルアーです。

写真のグルグルXや今回エリアトラウト編で第1位に選ばれたセニョールトルネードなどが代表的。使い方もルアーによってまちまちで、他人との差別化ができます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

残念ながら変則ルアーは管理釣り場によっては使用禁止になっていることが多いので、使用前に必ず確認しておきましょう!

トラウトルアーの種類5:スピナー

トラウトルアーの種類5:スピナー トラウトルアーおすすめ イメージ

スミス
ARスピナー トラウトモデル #04 RSBK

スピナーは渓流で最強とも称されるルアーです。金属製でブレードと呼ばれるパーツを備えています。ルアーを引くとこのブレードが回転して魚に強くアピールします。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

スピナーは水面付近から底近くまでを攻略できる、汎用性の高いルアーです。着水後にルアーを引くとすぐにブレードが回転するのでアピール力も抜群。ネイティブトラウトではぜひ1個持っておきたいルアーです。

ルアーは頻繁に交換しましょう!

ルアーは頻繁に交換しましょう! トラウトルアーおすすめ イメージ

ルアーの主な種類は上記の通りなのですが、実際の釣りでは1種類をずっと使い続けるということはありません。数回キャストして反応がない場合はすぐさまルアーを変える!……これが釣れる第一の秘訣です。

でも、毎回糸を縛り直していたら時間がもったいないですよね。そこで下記のような「スナップ」と呼ばれるものを使用するのがおすすめです。

ルアーは頻繁に交換しましょう! トラウトルアーおすすめ イメージ2

ダイワ
D-スナップ ライト 徳用 SS

先に紹介した仕掛け図の「ライン」の先端にスナップを結びつけ、その先にルアーを取り付けて使います。これで、ルアーを変更するたびに糸を縛り直す手間から解放されます。

エリアトラウトとネイティブトラウトのQ&A

管理釣り場と渓流釣りの違いは?

管理釣り場と渓流釣りの違いは? トラウトルアーおすすめ イメージ

ルアー以外に管理釣り場と渓流・河川では使用するタックル(道具)も異なります。それぞれ以下のようになります。

管理釣り場用

管理釣り場用 トラウトルアーおすすめ イメージ

渓流用

渓流用 トラウトルアーおすすめ イメージ
山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

川幅の狭い渓流でルアー釣りをする場合は5ft前後の短めのロッドを使用します。また川幅のある本流や湖では7~8ftの長めのロッドを使うことも。リーダーは岩などに擦れることを想定して5~8lbを使用します。これに対して管理釣り場用はロッドがやや長めで、ラインも細めのものを使用します。

管理釣り場ってどんなところ?

管理釣り場ってどんなところ? トラウトルアーおすすめ イメージ

管理釣り場は人工的に作った川や池、自然の川を仕切って作った場所に定期的に魚が放流されています。

自然の河川だと禁漁期間があるため、1年の内だいたい3~9月ぐらいの間しか釣りができませんが、管理釣り場はそれ以外の期間でも釣りが楽しめます。

料金ですが、自然の川や湖で釣りをする場合は入漁券を買う必要があります。管理釣り場の場合は「時間券」「半日券」「1日券」などがあり、金額は施設によって異なります。 

なお、ほとんどの管理釣り場では返しのない針「バーブレスフック」を使わなければなりません。これは魚をリリースする場合もあるので、ダメージを抑えるためです。

他にも、施設ごとにさまざまなレギュレーション(規則)があるので、事前に確認しておきましょう。

管理釣り場の主なメリット

管理釣り場の主なメリット トラウトルアーおすすめ イメージ

自然の川や湖では魚自体がいない場合がありますが、管理釣り場では定期的に放流が行われているため確実に魚がいます。

ロッドやリールのレンタルが可能なので、手ぶらで出かけても大丈夫。道具を持っていない人でも気軽に釣りを楽しむことができ、休憩所やトイレなどが完備されているので快適に過ごせます。

また、ルアー釣り以外にフライフィッシングやテンカラ、エサ釣りなどさまざまな釣りを行うことができるなどのメリットがあります。

ネイティブトラウトはどんな場所で釣るの?

まず、ネイティブトラウトの釣り場となるのが、川の上流部、支流、本流、そして湖といった場所になります。

ネイティブトラウトの釣り場1:川の上流部

ネイティブトラウトの釣り場1:川の上流部 トラウトルアーおすすめ イメージ

川の上流域では、主にヤマメやイワナなどを狙うことができます。下流域に比べて変化に富んだ地形が特徴です。

釣り人も比較的少ないので、魚の警戒心が低く、下流域に比べて釣りやすいと言えます。ただし岩場が多く足場が悪いので、十分注意をしながら釣りをする必要があります。

上流域のおすすめポイント
  • ……流れが速く水深が浅い場所。酸素量が多く、水温が低いので、気温が高い時などに狙ってみるのがおすすめです。
  • 流れ込み……トロ場(ある程度水深があり、流れが緩やかなところ)や淵(水の流れが緩む深場)に水が流れ込んでいるところ。底だけでなく、中層や上層にも魚がいるので、広くレンジを探るのがよいでしょう。
  • 落ち込み……岩や石によって流れが狭められところに水が流入し落ちて白泡ができるところ。白泡の中ではなく、その周辺を狙ってみましょう。
  • ……滝の下はえぐれて深くなっている場合が多く、トラウトの絶好のポイントと言えます。ただし激しい流れの中ではなく、その両サイドや水底が好ポイントとなります。

ネイティブトラウトの釣り場2:川の下流域

ネイティブトラウトの釣り場2:川の下流域 トラウトルアーおすすめ イメージ

下流域ではトラウト以外にコイ科のウグイやオイカワ、カワムツなどの魚が釣れます。下流域は上流域に比べて足場が良く、安全に釣りを行うことができます。

ただしポイントが分かりづらいのが難点。下記のようなポイントを探してルアーをキャストすると良いでしょう。

下流域のおすすめポイント

  • 本流と支流の合流地……ここには多くのエサが流れてきます。いわゆる魚のエサ場とも言えます。
  • 堰堤(えんてい)下……堰堤とは川を一時的にせき止めるための構造物。ただしダムとは違って貯水機能はありません。この堰堤下には多くの魚が集まるため好ポイントとなります。
  • 岩影……川の中に大きな岩があるときにはその周辺や底を狙ってみると良いでしょう。大型のヤマメなどが潜んでいる可能性があります。

ネイティブトラウトの釣り場3:湖

ネイティブトラウトの釣り場3:湖 トラウトルアーおすすめ イメージ

湖はレインボートラウトやブラウントラウト、イワナ、ヤマメなどさまざまな魚が生息し、大型のトラウトが狙える釣り場です。ただしフィールドが広大なので、メディアで実績やポイント、釣れる魚など情報を集めてから釣行することが必須です。

湖のおすすめポイント
  • ワンド……ワンドとは入り江のこと。遠浅のワンドには小魚が集まりやすく、トラウトの絶好のポイントとなります。
  • ブレイクライン(かけ上がり)……ディープ(深場)とシャロー(浅場)を結ぶ斜面のこと。こうした場所には小魚も多く、トラウトが回遊してきます。ただし、湖の場合、ブレイクラインが遠いと、ルアーを遠投しなければならないいので、できるだけ近いところにある場所を探すことが重要です。

ネイティブトラウトが釣れる時期は?

ネイティブトラウトが釣れる時期は? トラウトルアーおすすめ イメージ

ネイティブトラウトは年中狙えますが、渓流や本流の一部、湖での釣りには禁漁期間があります。

場所によって多少変わりますが、渓流の場合、だいたい10月から2月末までが禁漁期間となります。違反した場合は罰金などの厳しい罰則がありますので注意しましょう。

なお解禁の時期でも、渓流や本流、湖で釣る場合には入漁券(遊漁券)を購入しなければなりません。入漁券は現地の釣具店、個人商店、コンビニ、現場監視員などから購入することができます。

また最近ではオンラインで購入できるサービスも。料金は地域や漁協によって異なりますが、だいたい1日券で1000~2000円程度となります。

ネイティブトラウトのルアーの動かし方は?

ネイティブトラウトのルアーの動かし方は? トラウトルアーおすすめ イメージ

ネイティブトラウトのルアーの動かし方ですが、「上流にキャストして下流に流す・引く」が基本になります。また水深が浅いところが多いので、スプーンでもミノーでも、着水したらすぐにルアーを引き始めます。

狙ったポイントがある場合は、そこからやや上流に着水させてポイントを通すことが必要です。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

渓流では、エリアトラウトのように、何度もルアーを見せると釣れなくなってしまうので、できるだけ少ない回数で食わせたいというのがあります。そのためルアーのアピール力が非常に重要になります。基本的にヤマメなら3回以内、イワナでも5回以内で留めておくのが良いでしょう、そして釣れなかったら次に進んでいくのが基本です。

その上で、初心者でもできる3つのルアーの動かし方を簡単に説明しておきましょう。

ルアーの動かし方1:ただ巻き

ルアーを一定の速度で巻いていきます。速度はそのときどきの状況に応じて速くしたり、遅くしたりと調整しましょう。

ルアーの動かし方2:フォール

水深が深い場所で、ルアーをある程度沈めるのがフォールです。トラウトは落ちてくるエサに反応する習性があり、フォール中に食いついてくることがあります。

ルアーの動かし方3:トゥイッチ

着水後、ラインを巻きながら、竿先を小刻みに動かし、ルアーに不規則な動きを与えます。こちらはやや慣れが必要なテクニックです。

ルアーの売れ筋ランキングもチェック!

以上、トラウトルアーのおすすめランキングでした。

今回はスプーンや変形ルアー、プラグを種類別に紹介しましたが、それぞれのカテゴリーから各2~3種類ずつ購入して持参するのがベストです。ランキングを参考にしつつ、釣りを楽しんでくださいね!

ルアーのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。