そもそもアジングってなに?

「アジング」とはアジをルアーで釣る釣りを指します。ルアーは主に小さくて柔らかい「ワーム」や金属製の「メタルジグ」を使用します。タックルもシンプルでロッドとリール、ライン、フック(針)、ルアーがあれば、どこでも手軽に楽しめます。
アジングに必要なタックル(道具)は?

アジングのタックルはじつにシンプル。初心者におすすめの基本的なタックルは以下のようになります。

道糸はエステルラインの代わりにPE、ルアーはジグヘッド+ワームを使う人が多いですが、他にメタルジグやメタルバイブといったものを使う場合があります。
ロッドは「掛け調子(=自ら魚を掛けに行く)」のものが良いため、アジング専用のロッドがベストです。

なおアジは上の写真のようなサビキやウキ釣りなどでも釣ることもできますが、そうした生エサを使った釣り方は「アジング」とは呼びません。
メバリングとはどこが違うの?

アジングに似たルアー釣りにメバルをターゲットにしたメバリングがあります。メバリングとアジングはどこが違うのでしょうか?

ルアーに関しては基本的には変わりません。アジングとメバリング、どちらのルアーもどちらでも使えます。ただアジング用の方が若干ルアーは細身のシルエットになります。というのもアジの食性はメバルと違って「吸い込む系」なのが理由です。一方、ロッドなどはメバリングの方が柔らかいので、アジング専用のものを使った方が良いでしょう。両者の違いは、メバリングは「乗せて釣る釣り」、アジングが「掛けて釣る釣り」だということです。
アジングルアーの種類は?

アジングルアーにはさまざまな種類があります。その中で、今回紹介するのが「ワーム」と「メタルジグ」と呼ばれるルアーです。それぞれのルアーを、釣り歴30年のベテランテスター・山口剛氏に解説してもらいました。
ワーム

ワームとはイソメや小魚など魚が食するものに似せて作られた疑似餌(ぎじえ)です。素材は合成樹脂やゴムで作られているため柔らかく、重量が軽いため、下のようなジグヘッドと呼ばれるものに刺して使用します。
※画像はAmazonより
ダイワ(Daiwa)
月下美人 SWライトジグヘッドSS
実勢価格:300円(2g/4本入り)
ワームはジグヘッドに、下の画像のように装着します。

ワームは「ソフトルアー」や「ソフトベイト」とも呼ばれます。ジグヘッドを装着することで、遠投ができ、またワームを生きているように動かすことができます。

アジングでもっともよく使われるのがワームです。ワームは単体では軽いのでジグヘッドを装着しますが、ジグヘッドの重さは先にタックルの図でも紹介した通り、0.8~2g、ワームの長さは1.5~2インチが標準となります。

※画像はAmazonより
こちらは今回第2位の「レインズ デプスコラボ アジアダー」のカラーチャートです。
ワームの色は好みですが、基本的にチャート系(蛍光っぽい黄色や黄緑色)とクリア系(透明)を持っていればどこでもOKです。色による良し悪しは一概に言えないので、自分の好みの色をチョイスして持参しましょう。
メタルジグ

メタルジグとは鉛やタングステンなどの金属素材で作られたルアーのこと。
平べったいものや細長いものまでシルエットはさまざまですが、小魚を模したものが多いのが特徴です。またプラグと呼ばれるプラスチック製のルアーと違って、「リップ」と呼ばれるものが付いていません。メタルジグは重さがあるので、何も付けず、単体で使うことができます。

基本的にアジングでメインに使うのはワームですが、メタルジグは風が強くてうまくキャスト(=ルアーを投げる)できないときや、遠投したいとき、リアクションでアジの口を使わせたいときなどの特殊な状況で使います。またボトム(底)を取りやすく、水中での動きが分かりやすいのもメタルジグだと言えます。
他には下のようなプラスチック製の「プラグ」や、金属製の「メタルバイブ」と呼ばれるルアーがありますが、今回は扱いやすい初心者向けということで、定番のワームとメタルジグに限ってご紹介します。
アジング用のプラグ
※画像はAmazonより
シマノ(SHIMANO)
メバリング アジング ソアレ ライズショット DI
実勢価格:1292円
アジング用のメタルバイブ
※画像はAmazonより
ジャッカル(JACKALL)
ルアー ナノバイブ 2.0g
実勢価格:469円
今回の第1位は?
ルアーの種類を解説したところで、早速今回の第1位商品を紹介したいと思います。
ワーム第1位
DUO(デュオ)
ワーム TW ピピン S505 アミっこS505
実勢価格:496円
ワーム部門の第1位はDUOの「TWピピン」でした。12本入りでコスパも抜群。なおかつ初心者でも非常に使いやすくおすすめです。
メタルジグ第1位
ジャングルジム(Jungle Gym)
メタルジグ ジャコイチ ルアー
実勢価格:464円(シラスグロー)
メタルジグの第1位はジャングルジムの「ジャコイチ」でした。操作性や遠投性など、初めてジグを使うという人でも使いやすいモデルとなっています。よく釣れるメタルジグとして実績があります。
ルアーの動かし方は?

場所や状況によって攻める層、ルアーの動かし方が変わるため一概には言えないのですが、基本はワームもメタルジグも最初にボトム(底)を取ることが重要です。
キャストして着水したら、ボトムまで沈め、すぐにロッドをあおって1~1.5mぐらいまで上げて、また沈めて、を繰り返します
ルアーを選ぶ基準は?

さて、今回は厳選したルアー14製品を釣り歴30年のベテランテスター・山口剛氏に実際に使ってもらい採点を行いました。ワームとメタルジグでは若干採点基準が異なりますので、ここで紹介しておきます。
ワームの採点基準

ワームの採点項目1:使いやすさ[配点40点]
第一に初心者でも使いやすいかどうか。ワームにフックを指しやすいか? ルアーを引くときに引き感が感じられるか? 手を汚さずに扱えるかどうか? といったポイントを中心に使いやすさを採点しました。
ワームの採点項目2:作り[配点40点]
ワームには魚を寄せるためのさまざまな仕掛けが施されています。たとえばアジが吸い込みやすいようにテール(尻尾)を細くしたり、ナチュラルに曲がるようにボディにスリット(溝)を入れたりといった具合です。
中には集魚効果やフッキング効果を高めるために匂いや味を付加したものも。今回はそうした「工夫」を中心に採点しました。
ワームの採点項目3:コスパ[配点20点]
ワームは袋入りになっていて入り数も多いため、障害物がある場所でも根がかりを恐れることなくガンガン攻めることができます。
ただし入り数は商品によって異なるので、クオリティが高くて入り数が多い方がお買い得ということになります。この項目ではその点を編集部と山口氏で話し合い、採点を行いました。
メタルジグの採点基準

メタルジグの採点項目1:使いやすさ[配点40点]
メタルジグは重さや形状によって飛距離が変わります。また初心者の場合はとくにルアーを引いているときの「引き感」があるものが「泳がせやすい」ルアーだと言えます。
さらにルアーを引いているときに安定した姿勢を保てるかなど、使いやすさ全般を採点しました。
メタルジグの採点項目2:作り[配点40点]
ラインアイやフックなどがちゃんとした作りになっているか、耐久性はどうか。またさらにアピール力は十分かなど、作り全般をチェックしました。
メタルジグの採点項目3:コスパ[配点20点]
メタルジグの場合、限りある予算の中で何種類ものルアーを購入するのはちょっと大変です。
できるだけ安いものを選びたいところですが、「安かろう悪かろう」では何度も買い替えが必要になるので本末転倒……。そこでこの項目ではクオリティと価格を比較し、コスパ面をチェックしました。
それではいよいよランキングスタートです!
ワームのおすすめランキング8選

まずは、ワーム8製品のランキングから紹介します。
アジが丸吞みする「TWピピン」
DUO(デュオ)
ワーム TW ピピン S505 アミっこS505
実勢価格:496円
サイズ:45mm
入り数:12本入り
カラーバリエーション:15
▼採点結果
- 使いやすさ:38/40点
- 作り :39/40点
- コスパ :19/20点
- 合計 :96/100点
ワーム8製品中、1位になったDUO「ワーム TW ピピン」。ストレートワームの形状ですが、断面が四角く設計されていて水に対する抵抗を高めています。

背と腹があるのも特徴的で、姿勢の安定性や水抜けの良さもバッチリ。またテールの先端には3つのリングが付いていて、テールがワンテンポ遅れて動くためより滑らかな泳ぎを演出できます。

※画像はAmazonより
カラーバリエーションも豊富なので、釣り場に合わせていくつかのカラーを準備するのも手です。

12本入りでコスパにも優れていますし、断面が四角などの特徴はありますが、全体的に標準的な形のルアーだと思います。初心者でも非常に使いやすくおすすめです。
UVカラーもある「アジアダー」
reins
レインズ デプスコラボ アジアダー 50mm
実勢価格:542円(グローバルチャート)
サイズ:50mm
入り数:15本入り
カラーバリエーション:26
▼採点結果
- 使いやすさ:37/40点
- 作り :38/40点
- コスパ :20/20点
- 合計 :95/100点
2位はreins「レインズ デプスコラボ アジアダー」。

アジの食い込みを重視した、レインズ独自のソフトマテリアルを素材としたワームです。カラーバリエーションが豊富で、UVカラーなども発売されています。

15本入りとコスパも抜群。レビューでは「よく釣れる」と高評価が多く、カラー選びの参考にするのも手です。

アジングと言えばレインズというように、さまざまなワームを出していますが、その中でも一番使いやすい、釣れやすいルアーです。実績がある、定番の中のひとつですね。レインズはサイズ、カラーともに種類が豊富で、自分に合ったものを選べるのも良いですね。
匂いでアジを寄せる「アジングビーム」
ダイワ(DAIWA)
月下美人 アジングビーム 極み ルアー
実勢価格:496円(のりたま)
サイズ:50mm
入り数:10本入り
カラーバリエーション:6
▼採点結果
- 使いやすさ:37/40点
- 作り :39/40点
- コスパ :18/20点
- 合計 :94/100点
3位はダイワ「月下美人 アジングビーム 極み」。中心部に「特濃エビ粉コア」、その周りに「アミノX」を配した特殊なワームです。

アミノXとは、グルタミン酸・アラニン・アスパラギン酸などを凝縮したもの。このうまみ成分が誘引剤となってアジを引き寄せてくれます。

1、2位商品と比べると、同価格帯で10本入りと、やや価格が高め。ただ低活性時に威力を発揮するので、ぜひともワンパック持参したいワームです。

中に匂いカプセルが入っているタイプですね。若干刺しづらいのですが、匂い入りで集魚効果も高くよく釣れるルアーです。
4位:3サイズ展開で選択の幅が広い「アミアミ」
JACKALL(ジャッカル)
ワーム アミアミ 2.3インチ
実勢価格:389円(グローチャート)
サイズ:約58mm(2.3インチ)
入り数:8本入り
カラーバリエーション:19
▼採点結果
- 使いやすさ:37/40点
- 作り :38/40点
- コスパ :18/20点
- 合計 :93/100点
4位のJACKALL「ワーム アミアミ」は、こちらも味、匂い系のワーム。ボディ素材にはフォーミュラーが練り込まれていて、味と匂いでアジにアピールします。

デザインは甲殻類をイメージしたもので、ボディにはリブが深く刻まれていて、適度な引き抵抗を生み出しています。

2.3インチは8本入り。サイズは他に1インチ(10本入り)、1.5インチ(10本入り)があります。カラーでは、光量が少ない状況下でも効果を発揮する「グローカラー」がおすすめです。

今回取り上げた2.3インチは、アジングワームとしては若干サイズが大きめなのですが、他にもサイズ展開があるので、好みのものを選ぶとよいでしょう。8本入りでこの値段は若干コスパが悪いかな……ということで順位を落としました。形が特殊なので使ってみるのも面白いかと思います。ジャッカルさんは近年ソルトルアーにも力を入れてきているメーカーなので注目です。
5位:針が刺しやすい「AJ-R」
ベイトブレス(Bait Breath)
AJ-R
実勢価格:782円(シャンパンゴールド)
サイズ:54mm
入り数:10本入り
カラーバリエーション:14
▼採点結果
- 使いやすさ:38/40点
- 作り :38/40点
- コスパ :16/20点
- 合計 :92/100点
5位のベイトブレス「AJ-R」は、10本入りと若干価格が高いですが、ジグヘッドが装着しやすい形状になっています。

通常の装着方向では背中に針先を出しやすいスリットが施されていて、初心者でも取り付けが簡単なのが特徴的です。サイズは他に43mmのものもあります。

これも形が特徴的なワームですが、取り付けやすいのは評価できますね。コスパが若干悪いのでこの順位になりましたが、初心者にもおすすめです。
6位:定番でよく釣れる「アジ職人」
エコギア(Ecogear)
アジ職人 アジマスト
メーカー希望価格:410円
サイズ:43/49/62mm
入り数:12本入り
カラーバリエーション:15
▼採点結果
- 使いやすさ:37/40点
- 作り :37/40点
- コスパ :17/20点
- 合計 :91/100点
6位は、わずかに扁平型のボディを持つエコギア「アジ職人」。自然なスライドフォールを演出できます。

極細のテールはアジが吸い込みやすく、フッキング率を上げてくれます。サイズは3種類ですが、いずれも人気があるため、品薄のカラーも多く、サイトによって価格にばらつきがあるので注意が必要です。

またこちらも匂いと味を配合していて、食い渋り時に使うと高い釣果が得られます。

今回購入したカラーは12本入りで800円台と、値段が高めでした。定番のワームでよく釣れると思いますが、カラーによって値段のばらつきがあるので、複数のサイトを比較して選んでください。
7位:さまざまな工夫が加えられた「宵姫 トレモロ」
がまかつ(Gamakatsu)
宵姫 トレモロAJ 2インチ WS005#203
実勢価格:528円(クリアアミグロー)
サイズ:50mm
入り数:8本入り
カラーバリエーション16
▼採点結果
- 使いやすさ:37/40点
- 作り :38/40点
- コスパ :15/20点
- 合計 :90/100点
7位のがまかつ「宵姫 トレモロAJ」は、独特の形状が印象的。サイズは2インチと2.6インチの2種類です。

水受けの良い逆向けリブのおかげで、初心者でも引き感が分かりやすく、レンジ(層)の把握も容易にできます。またワームの下側にスリットがあるQ.S.S.構造により、フックがまっすぐにセットしやすく、同時にフッキング効果も高めています。

折れ曲がりやすいようにスリットが入っているワームです。そういう意味では特殊なワームと言えますが、コスパが若干悪いですね。たださまざまなギミック(仕掛け)が施されていて、変化を付けた釣りができるのでおすすめです。
8位:汁系と言えばコレ!集魚効果抜群の「熟成アクア」
エコギア
熟成アクア 活アジストレート 2.3インチ
大盛 18本入+専用容器2本+スポイト1本+説明QRコード セット
実勢価格:1280円(オリーブゴールド)
サイズ:約58mm(2.3インチ)
入り数:18本入り
▼採点結果
- 使いやすさ:36/40点
- 作り :38/40点
- コスパ :15/20点
- 合計 :89/100点
8位のエコギア「熟成アクア 活アジストレート」は、アジング、メバリング用として開発された「熟成アクア活アジストレート大盛(18本入り)」に、液漏れ防止の専用容器が付属した商品です。

「熟成アクア 活アジストレート」自体は2.3インチと3.2インチの2サイズ展開。本商品は2.3インチに専用容器2本、アミノ酸液を移し替える用のスポイト1本、使用方法説明のQRコード1枚がセットになっていて、若干価格が高くなっています。
ワームはボディに多くのスリットが入っていて、アジが吸い込みやすくなっています。「熟成」とは天然素材のうまみ成分を酵素の力で引き出すという意味ですが、それにより集魚・摂餌効果が大幅アップ。渋い状況でも効果大なので、一度は使ってみて欲しい商品です。

汁系ワームと呼ばれるものです。保存用の容器がセットになっているのですが、本来汁系は持ち運びが面倒だったり、手が汚れたりといったデメリットがあります。保管容器のおかげで、その難点も減りますが、面倒さゆえ順位を落としました。もちろん釣果は抜群なので1セットはぜひ持っておきたい商品です。
メタルジグのおすすめランキング6選

続いては、メタルジグの6製品のランキングです。
使い方が簡単でよく釣れる「ジャコイチ」
ジャングルジム(Jungle Gym)
メタルジグ ジャコイチ ルアー
実勢価格:464円(シラスグロー)
重量:2g
カラーバリエーション:8
▼採点結果
- 使いやすさ:38/40点
- 作り :39/40点
- コスパ :19/20点
- 合計 :96/100点
メタルジグ6製品の比較で1位になったのはジャングルジム「メタルジグ ジャコイチ」でした。アシストフックが2本付いたメタルジグです。

2g以外に1g、1.5gがあります。いずれも極細ラインでキャストが可能。リトリーブ(ルアーを引く)時は、小刻みにお尻を振るアクション、フォール時はヒラヒラと左右に木の葉のように落ちるアクションをします。

2gと標準的なジグタックルで投げられる重さなので、初めてジグを使ってみたいという人でも使いやすいモデルとなっています。使い方も難しくないですし、よく釣れるメタルジグなので1個持って行くと便利です。とくに風が強いときなどでも役に立ちます。お尻の部分にフックを追加する人もいますが、根がかりが多くなるので、あってもなくてもよいと思います。
独特なフックシステムを持つ「ナノドロップ」
JACKALL(ジャッカル)
スプーン ナノドロップ1.5g
実勢価格:496円(HLナノシルバー)
重量:1.5g
カラーバリエーション:8
▼採点結果
- 使いやすさ:37/40点
- 作り :39/40点
- コスパ :19/20点
- 合計 :95/100点
2位のJACKALL「スプーン ナノドロップ」は、0.8、1.0、1.5gと3種類のウエイトが用意されたアジ専用のメタルジグです。メタルジグでのアジングでありがちな「アタリがあるけど、乗らない」を解消するためさまざまな工夫が凝らされています。

たとえばフックシステム。ボディから離し、フックにボリュームを持たせることでフッキング率をアップさせています。さらにフック部は平打ち金針+ラバーとなっていて、ラバーがワームのような役割を果たしています。

変わった形のルアーですね。今回取り寄せたものは最も重いタイプですが、それでも1.5gと軽い。ジグヘッドの代わりに使ってみたいという人にはものすごく良いルアーだと思います。フックの形状も変わっているのですが、アジに食わせるためのさまざまな工夫が施されていて、非常に使いやすいと思います。
バリエーションが豊かな「ジグパラマイクロ」
メジャークラフト
メタルジグ ジグパラ マイクロ
実勢価格:431円(グローピンク)
重量:3g
カラーバリエーション:1.5g/8色、3〜10g/16色、15g/15色(ライブベイト8色)
▼採点結果
- 使いやすさ:36/40点
- 作り :39/40点
- コスパ :19/20点
- 合計 :94/100点
3位はメジャークラフト「メタルジグ ジグパラ マイクロ」。重量が1.5、3、5、7、10、15gと豊富なメタルジグです。今回は3gで検証を行いました。

表面は割れや剥がれに強い5層マルチレイヤーコーティングが施されています。フックも比較的高品質。ボディはワイドな形状で、スローアクションにも対応します。

値段的に安いのが良いですね。今回選んだのは3gとそこそこ重いのですが、標準的なルアーだと思います。試しに持って行ってもらうにはベーシックな形なので良いかと思います。重量があるので遠投も利きます。
4位:遠投力に長けた「月下美人 プリズナーCV」
ダイワ(DAIWA)
アジング メバリング 月下美人 プリズナーCV
実勢価格:599円(イワシ)
重量:5.5g
カラーバリエーション:8
▼採点結果
- 使いやすさ:36/40点
- 作り :38/40点
- コスパ :18/20点
- 合計 :92/100点
4位はダイワ「月下美人 プリズナーCV」。5.5g以外に7.5、12gのサイズがあります。

左右へのスライドを抑えて、ピンスポットを攻められるボディ形状になっています。狙ったポイントにフォールさせることができるのが大きなメリットです。

ダイワの定番ですね。重量がありますが、遠投もでき、ピンスポにフォールさせることができるので、扱いやすいと思います。ただし若干値段が高いのでこの順位になりました。
5位:広く探れる「ギャロップベイビー」
Jackson(ジャクソン)
メタルジグ ギャロップベイビー
実勢価格:460円(イワシCIW)
サイズ:36mm
重量:5g
カラーバリエーション:8
▼採点結果
- 使いやすさ:36/40点
- 作り :37/40点
- コスパ :18/20点
- 合計 :91/100点
5位のJackson「メタルジグ ギャロップベイビー」は、3、5、7、10gのサイズ展開となるメタルジグです。

アジの泳層が分からないときに、ヒラヒラとしたフォールアクションで広く探るのに最適。小さなボディながら大きなアピール力を有しています。

前後にフックが付いているタイプになります。根がかりが多い所では後ろのフックを取って使用するのもありです。今回扱った5gのサイズは36mmと標準的な大きさなので、とくに使いやすいかと思います。
6位:タングステン素材で速く沈む「メタルショットTG」
シマノ
ソアレ メタルショット TG 3g
実勢価格:704円(003 ピンクキャンディ)
重量:3g
カラーバリエーション:7
▼採点結果
- 使いやすさ:37/40点
- 作り :38/40点
- コスパ :15/20点
- 合計 :90/100点
6位は3gから40gまで幅広いサイズ展開のシマノ「ソアレ メタルショット TG」。アジングとしては他に5gや7gがあります。

やや前寄りのセンターバランス設計で、ジャーク後にドリフトを自然発生させます。ジャーク&フォールでリアクションバイトを誘発。渋い状況でも威力を発揮します。

タングステンのジグなので比重が重い分、小ぶりでも深場に速く沈めることができるのがメリットです。ただ若干値段が高い。潮の影響を受けにくく。初心者でも扱いやすいジグだと言えます。
以上、アジングルアーのおすすめ14選でした。
お気に入りのタックルを見つけて、釣りをもっと楽しみましょう。気になったアイテムは、ぜひチェックしてみてください!
アジングの最大の魅力は手軽さ。日本各地の堤防や漁港、しかも都市圏からさほど遠くないところで釣ることができる点です。アジは大きいものでは50cm近くまで成長しますが、小さい物でも引きが強く、スリリングな釣りが楽しめます。