アウトドア大切な釣り道具を守るならロッドケースが必須

大切な釣り道具を守るならロッドケースが必須 ロッドケースおすすめ イメージ

「せっかくの釣りなのに、運んでいる途中でロッドを折ってしまった……」こんな話をよく聞きます。ロッドは無理な力や衝撃に弱く、とくにティップ(穂先)は折れやすいので、運ぶ際は十分な注意が必要です。

大切な釣り道具を守るならロッドケースが必須 ロッドケースおすすめ イメージ2

中には車の後部に、ロッドを裸の状態で積む人がいますが、車の揺れでロッドに無理な力がかかり、ポキッと行ってしまうことも。

大切な釣り道具を守るならロッドケースが必須 ロッドケースおすすめ イメージ3

そこで活躍するのが「ロッドケース」です。ロッドケースは、ロッドを収納・保護するためのアイテム。衝撃や折れからロッドを守り、持ち運びや管理をラクにしてくれます。

アウトドアソフト・セミハードタイプのロッドケースをプロとテスト

ソフト・セミハードタイプのロッドケースをプロとテスト ロッドケースおすすめ イメージ

ロッドケースにはさまざまなタイプがありますが、今回は初心者向けにソフトタイプとセミハードタイプのロッドケースをピックアップ。以下の5項目で検証・採点を行い、タイプ別にランキング化しました。

検証1:作り[配点25点]

しっかりした素材を使っているか。縫製はどうか。さらにジッパーの品質やロッドの収納のしやすさなどをチェックしました。

検証2:保護力[配点25点]

クッション材、もしくはハードボードなど保護材を入れているか。ロッドを固定するベルトが付いているか、など保護性能をチェックしました。

検証3:収納力[配点20点]

ロッドを収納しやすいか。収納できる本数はどれぐらいか。ロッド以外の収納ポケットあるか、といったポイントをチェックしました。

検証4:サイズ対応力[配点20点]

長さのサイズバリエーションは豊富かどうかをチェックしました。またケースの長さを変えられる伸縮型の場合は、どのくらいの伸縮幅があるかをチェック。

検証5:コスパ[配点10点]

検証1〜4のポイントをチェックした上で、性能・品質と価格との釣り合いはどうか。今回、監修を依頼した釣り歴30年のベテランテスター山口剛氏とスタッフで協議の上、採点を行いました。

アウトドアソフトタイプのロッドケースのおすすめランキング

雑誌「MONOQLO」が釣りのプロと共にロッドケースの比較検証を実際に行ったところ、ソフトタイプ1位はシマノの「ライトロッドケース リールイン 135cm」でした。また、セミハードタイプ1位はダイワの「SL ロッドケース (A) 85S」でした。

ランキングは項目名で並び替えられます
商品
第1位
シマノライトロッドケース リールイン 135cm
ロッドケースおすすめ シマノ ライトロッドケース リールイン 135cm イメージ
4.85
5.00 4.80 4.75 5.00 4.50
400g
ポリエステル
第2位
ダイワポータブルロッドケース 140R 907378
ロッドケースおすすめ ダイワ ポータブルロッドケース 140R 907378   イメージ
4.70
4.80 4.80 4.75 4.25 5.00
462g(約)
ナイロン
第3位
シマノライトロッドケース 135cm
ロッドケースおすすめ シマノ ライトロッドケース 135cm イメージ
4.60
4.80 4.40 4.50 5.00 4.00
380g
ポリエステル
アブガルシアライトゲームロッドケース
ロッドケースおすすめ アブガルシア ライトゲームロッドケース イメージ
4.45
4.60 4.40 4.50 4.00 5.00
145g(約)
表地600×600デニール ポリエステルオックスフォード
リアドベントグランウォーカー リールイン ロッドケース
ロッドケースおすすめ リアドベント グランウォーカー リールイン ロッドケース  イメージ
4.35
4.00 4.20 5.00 4.50 4.00
810g(約、Lサイズ)
ナイロン・オックスフォード布製

第1位【1位】シマノ「ライトロッドケース リールイン 135cm」

  • シマノライトロッドケース リールイン 135cm
  • 最安価格: ¥3,850

総合評価: 4.85

 
作り
 5.00
保護力
 4.80
収納力
 4.75
サイズ対応力
 5.00
コスパ
 4.50

ソフトタイプのロッドケースのおすすめランキング第1位は、シマノ(SHIMANO)「ライトロッドケース リールイン 135cm」でした。

長さ
135cm
サイズラインナップ
135、165cm
重量
400g
外寸
奥行き 先端2cm、底部3×幅 ストレート10cm、アール部21×長さ115~135cm
素材
ポリエステル
収納目安
磯竿(1.5号調べ)リール付×1、予備竿×1
型番
BR-041T

長さを微調整できて超便利

長さを微調整できて超便利 ロッドケースおすすめ イメージ

リールをつけたまま収納することができます。

長さを微調整できて超便利 ロッドケースおすすめ イメージ2

※画像はAmazonより

135、165cmと2つのサイズバリエーションになっていますが、それぞれ調節幅が20cmあり、ロッドの長さに合わせ微調整することができます。

ちなみにスタッフ所有、仕舞寸法105cmのツーピースロッドを入れてみたところ、ケース先端を折り曲げて面ファスナーで固定、ぴったり収納することができました。ただ若干先端部にダブつきが生じます。

長さを微調整できて超便利 ロッドケースおすすめ イメージ3

写真では伝わりにくいですが、生地や縫製がかなりしっかりしており、生地と生地の間にクッション材が入っているため保護力も抜群です。内側には止め紐が付いていてしっかりとロッドを固定することができます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

ロッドの長さに合わせてケースのサイズを自在に変えられるのは便利ですね。またリールインタイプなのも◎。ランガンスタイルで移動する釣りにおすすめです。使い勝手が考えられた良い商品だと思います。

第2位【2位】ダイワ「ポータブルロッドケース 140R 907378」

  • ダイワポータブルロッドケース 140R 907378
  • 最安価格: ¥3,350

総合評価: 4.70

 
作り
 4.80
保護力
 4.80
収納力
 4.75
サイズ対応力
 4.25
コスパ
 5.00

ソフトタイプのロッドケースのおすすめランキング第2位は、ダイワ(DAIWA)「ポータブルロッドケース 140R 907378」

ラインアップは他に130P(B)=長さ130cm、160P(B)=長さ160cmがありますが、リールをセットした状態で収納可能なのは1位商品と同じです。

サイズ
140×27cm(約)
サイズラインナップ
130cm、140cm、160cm
重量
462g(約)
素材
ナイロン
型番
04705688

細部にこだわりが感じられる

細部にこだわりが感じられる ロッドケースおすすめ イメージ

こちらは先端を折り曲げて使うことができないので、ロッドサイズに長さを細かく合わせることはできません。しっかりとロッドの長さを計って選ぶ必要があります。

ただサイズは1位商品より1種類多く用意されています。収納可能ロッド本数(参考)は、振出竿2~3本と意外に収納力があります。

細部にこだわりが感じられる ロッドケースおすすめ イメージ2

またインターラインワイヤーポケット、パッド付きショルダーベルトなど細かい部分の作りにこだわりが感じられます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

生地は若干1位商品より硬い印象ですが、こちらもリールをつけたまま収納できるので便利だと思います。ただサイズの微調整ができないので、今回2位となりました。

第3位【3位】シマノ「ライトロッドケース 135cm」

  • シマノライトロッドケース 135cm
  • 最安価格: ¥4,016

総合評価: 4.60

 
作り
 4.80
保護力
 4.40
収納力
 4.50
サイズ対応力
 5.00
コスパ
 4.00

ソフトタイプのロッドケースのおすすめランキング第3位は、シマノ(SHIMANO)「ライトロッドケース 135cm」

1位商品と同じメーカーのロッドケース。こちらはリールを装着したままの収納はできませんが、その分重量は軽いです。

全長
135cm
サイズラインナップ
135、165,195cm
重量
380g
外寸
奥行き先端2cm、底部3×幅10cm、長さ 115~135cm
素材
ポリエステル
収納目安
ルアーロッド1~2本、または振出竿2本

生地や縫製がしっかりしている

生地や縫製がしっかりしている ロッドケースおすすめ イメージ

サイズは135、165、195cmと3種類。なおかつ1位商品と同じく、それぞれがトップを折り曲げて面ファスナーで留めることで、20cm以内の微調整が可能です。なおカラーは写真のカーキーダックカモ以外にブラックがあります。

生地や縫製がしっかりしている ロッドケースおすすめ イメージ2

1位商品と同じくクッション入りのしっかりとした布で作られています。ショルダーバンドもついていて、肩に掛けて持ち運ぶことができます。

ただし、開閉部がWジップではないのがちょっと残念。ダブルチャックならリールを装着したまま、リールをケースの外に出す形で収納ができますが、これはそうした収納には不向きです。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

1位商品と同じくしっかりした作りのソフトケースですね。リールを装着した状態では収納できないので、リールの取り付け・取り外しがやや面倒になります。長さの調節ができるのは非常に便利ですね。

【4位】アブガルシア「ライトゲームロッドケース」

  • アブガルシアライトゲームロッドケース
  • 最安価格: ¥1,435

総合評価: 4.45

 
作り
 4.60
保護力
 4.40
収納力
 4.50
サイズ対応力
 4.00
コスパ
 5.00

ソフトタイプのロッドケースのおすすめランキング第4位は、アブガルシア (Abu Garcia)「ABU ライトゲームロッドケース」

3位商品に似ていますが、こちらは生地が薄く、クッション性はほぼない感じです。

長さ
115cm(6.2-6.8ft 2pcs用)
9cm(6.2-6.8ft 2pcs用)
最大仕舞寸法
110cm
重量
145g(約)
素材
表地600×600デニール ポリエステルオックスフォード
収納目安
ロッド1~2本
型番
1523834

軽量で携帯性に優れている​

軽量で携帯性に優れている​ ロッドケースおすすめ イメージ

ただし編集部実測で145gと、3位商品の半分以下の重量で携帯性に優れています。なおトップ部分に保護材が入っていてティップを守ってくれるのは好感が持てます。ショルダーベルト付きのケースなのでランガン釣行にも向いたケースと言えます。    

軽量で携帯性に優れている​ ロッドケースおすすめ イメージ2

※画像はAmazonより

またWジップ仕様で、リールをつけたまま持ち運びできるのも便利です。

軽量で携帯性に優れている​ ロッドケースおすすめ イメージ3

裏面には防水性能の高いPVC加工を施しています。ジッパーはつまみやすく、開け閉めもラクにできます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

先端には保護材入りで、ティップを保護してくれるのが良いですね。ただし完全保護ではないので、あまり過信しないように。またサイズが1種類なのが残念な点ですが、軽量で、移動しながらの釣りには便利でしょうね。コスパが良いのも魅力です。

【5位】リアベント「グランウォーカー リールイン ロッドケース」

  • リアドベントグランウォーカー リールイン ロッドケース
  • 最安価格: ¥3,350

総合評価: 4.35

 
作り
 4.00
保護力
 4.20
収納力
 5.00
サイズ対応力
 4.50
コスパ
 4.00

ソフトタイプのロッドケースのおすすめランキング第5位は、リアベント「グランウォーカー リールイン ロッドケース」

通販サイトでも人気の商品です。

サイズラインナップ
Sサイズ/90cm、Mサイズ/120cm、Lサイズ/150cm、XL/180cm
重量
810g(約、Lサイズ)
素材
ナイロン・オックスフォード布製
型番
tdo0129

内側が2つに分かれている

内側が2つに分かれている ロッドケースおすすめ イメージ

4種類のサイズが用意されているので、自分のロッドに合った長さを選ぶことができます。ただ商品情報に仕舞寸法が記載されていないので、若干余裕を持ってサイズを選んだ方がよいでしょう。

内側が2つに分かれている ロッドケースおすすめ イメージ2

リールをセットしたまま収納できるリールインタイプ。内側は2気室に分かれているので、リールを付けたロッドを2セット収納することも可能です。さらに外側には2つの収納ポケットが付いていて、小物やコマセ用の柄杓入れ、投げ釣り用の三脚などを収納することができ便利です。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

810gと上位商品の倍以上の重さですが、その分収納力に勝る感じです。ルアー釣りでも使えますが、どちらかというと投げ釣りなど複数本ロッドを使う釣りに向いているのかもしれません。価格が安いこともありますが、素材や作りに関してはさすがに上位商品にはかなわず、それなりという感じです。

アウトドアセミハードタイプのロッドケースのおすすめランキング

第1位【1位】ダイワ「SL ロッドケース (A) 85S」

ロッドケースおすすめ ダイワ SL ロッドケース (A) 85S イメージ1
  • ダイワSL ロッドケース (A) 85S
  • 検証時価格: ¥2,511

総合評価: 4.80

 
作り
 5.00
保護力
 4.80
収納力
 4.75
サイズ対応力
 4.75
コスパ
 4.50

セミハードタイプのロッドケースのおすすめランキング第1位は、ダイワ(DAIWA)「SL ロッドケース (A) 85S」でした。

サイズ(外寸)
縦9×横8×88cm(約、85S)
サイズラインナップ(外寸)
60S(63cm)、85S(88cm)、110S(113cm)、125S(128cm)、155S(158cm)、170S(173cm)、220 S-ML(143~223cm)
重量
500g(約、85S)
素材
ポリエステル
収納目安
仕舞寸法〜0.85mまでのロッドを1〜3本程(85S)

サイズが豊富

サイズが豊富 ロッドケースおすすめ イメージ

7種類のサイズ展開で、中には長さ調節ができるタイプもあります(220 S-ML・143~223cm)。細かくサイズが分かれているので、ロッドの長さに合ったケースを選ぶことが可能。なお今回は85Sを取り寄せて検証しました。

サイズが豊富 ロッドケースおすすめ イメージ2

ハンドルと肩掛けベルトが両方付いていて非常に便利。ショルダーベルトは長さの調整が可能で、フラット状にすれば、ハンドル使用時にもジャマになりません。

サイズが豊富 ロッドケースおすすめ イメージ3

クッション付き内側素材を採用しています。またロッド固定ベルトが付いていてロッドをしっかり固定。ケース内での竿の移動による破損を抑えます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

生地や縫製も抜群で、クッション材も入っている保護性能に優れたロッドケースだと思います。固定ベルトも太めでしっかりとロッドを固定してくれます。サイズが豊富にあるのも良いですね。

第2位【2位】ドレス「アジャスタブル ロッドケース」

  • ドレスアジャスタブル ロッドケース
  • 最安価格: ¥7,400

総合評価: 4.75

 
作り
 4.80
保護力
 5.00
収納力
 4.75
サイズ対応力
 4.75
コスパ
 4.00

セミハードタイプのロッドケースのおすすめランキング第2位は、ドレス(DRESS)「アジャスタブル ロッドケース」

110~180cmの長さに調節できる伸縮式です。

サイズ
110~180cm(伸縮式)
最大仕舞寸法
175cm
重量
1000g(約)
素材
ポリエステル

長さ調節が可能で頑丈

長さ調節が可能で頑丈 ロッドケースおすすめ イメージ

持ち手はショルダーベルトのみなので使い勝手という点では1位商品に軍配が上がりました。

長さ調節が可能で頑丈 ロッドケースおすすめ イメージ2

ケースは上のように2つのパーツに分かれていて、それぞれに付いている強力な面ファスナーで固定します。ケースには衝撃に強いハードボードを内蔵していて保護力は抜群です。ただその分、若干重量は重くなっています。

長さ調節が可能で頑丈 ロッドケースおすすめ イメージ3

内側には固定ベルトを装備。しっかりとロッドを固定してくれます。収納可能本数の表示はありませんが、ルアーロッドなら2~3本が目安となります。

長さ調節が可能で頑丈 ロッドケースおすすめ イメージ4

※画像はAmazonより

デザインの好みが分かれるところですが、カラーバリエーションは上の3種類です。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

伸縮式の便利なロッドケースです。最大で仕舞寸法175cmのロッドが収納できるので、さまざまな釣りに使えると思います。保護力は高いのですが、若干価格が高い点と重量が重い点、ショルダーベルトのみというところで2位となりました。

第3位【3位】アブガルシア「セミハードロッドケース」

  • アブガルシアセミハードロッドケース
  • 最安価格: ¥2,638

総合評価: 4.70

 
作り
 4.80
保護力
 4.80
収納力
 4.75
サイズ対応力
 4.50
コスパ
 4.50

セミハードタイプのロッドケースのおすすめランキング第3位は、アブガルシア(Abu Garcia)「セミハードロッドケース」

スタッフも愛用しているケースです。サイズは55/110/125/140/155/170cmの6種類と豊富。

1位商品と同じく細かく長さが分かれているので、自分のロッドに合ったサイズを見つけやすいと思います。

長さ
110cm(約、6'6)
10cm(約、6'6)
奥行
8cm(約、6'6)
サイズラインナップ
55/110/125/140/155/170cm
仕舞寸法
105cmまで
重量
727g(約、6'6)
型番
1424128

さまざまな釣りで使える

さまざまな釣りで使える ロッドケースおすすめ イメージ

ロッドは3本が余裕で入ります。内側にはロッド固定ベルトや仕分けがあって、ロッドが接触しにくい工夫がなされています。ただし固定ベルトは1位商品より若干使いづらい印象を受けました。

カラーはブラックとCAMEOの2種類。パイピングには暗がりでも光に反射して光る反射材が装着されています。

なお重量は1位商品の110Sが700gに対し、こちらは編集部計測が727gで、ほぼ同じと考えてよいと思います。短いサイズでのバリエーションが1位商品より少ないのがやや残念でした。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

しっかりとロッドを固定できるのが良いですね。ただ1位商品にハンドルと肩掛けベルトが付いているのに対し、こちらは肩掛けベルトのみなので、若干評価を落としました。

【4位】アブガルシア「セミハードパックロッドケース 55-90 ブラック」

  • アブガルシアセミハードパックロッドケース 55-90 ブラック
  • 最安価格: ¥3,380

総合評価: 4.45

 
作り
 5.00
保護力
 4.80
収納力
 4.50
サイズ対応力
 3.75
コスパ
 3.50

セミハードタイプのロッドケースのおすすめランキング第4位は、アブガルシア(Abu Garcia)「セミハードパックロッドケース 55-90 ブラック」でした。

長さ
55-90cm
仕舞寸法
長さ90cm、幅9cm、奥行8cm
重量
600g
素材
ポリエステル100%
型番
1523829

長さ調節が便利

長さ調節が便利 ロッドケースおすすめ イメージ

仕舞寸法55-90cmの伸縮型セミハードケースで、パックロッドなど短めのロッドを収納するのに向いています。

長さ調節が便利 ロッドケースおすすめ イメージ2

ケースは2位商品と同じように2つのパーツに分かれていて、それぞれに付いている面ファスナーで固定します。面ファスナーはかなり強力で、一度付けた後外すのが大変でした。

長さ調節が便利 ロッドケースおすすめ イメージ3

内側にはロッド固定ベルトが付いています。ケースは硬質の芯材とクッション性のある柔らかい芯材を組み合わせています。非常に優れた商品ですが、サイズが55-90のみとなります。また面ファスナーの接着力がどのくらい持つかは、今後検証していきたいと思います。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

素材や縫製はしっかりしていますね。クッション素材を使っていて、内側に固定ベルトを備えているので、保護性能は合格点です。ただし収納サイズは短いロッド限定なので、今回ランクを下げました。

【5位】ルキア「ストレートロッドケース 60cm」

  • ルキアストレートロッドケース 60cm
  • 最安価格: ¥1,955

総合評価: 4.40

 
作り
 4.60
保護力
 4.60
収納力
 4.25
サイズ対応力
 4.25
コスパ
 4.00

セミハードタイプのロッドケースのおすすめランキング第5位は、ルキア(LUKIA)「ストレートロッドケース 60cm」

今回取り寄せた60cm以外に135、145,155の計4サイズがあります。

カラーはロゴの部分だけの色違いで、ブラックシルバー・ブラックレッド、ブラックカーキーの3種類です。

サイズ
75×60cm
サイズラインナップ
60、135、145、155cm
重量
340g(約、60cm)
素材
PVC
型番
ARK540-60

軽量で持ち運びが便利

軽量で持ち運びが便利 ロッドケースおすすめ イメージ

素材は水に強いPVCを採用。内側には固定バンドが付いています。固定バンドは面ファスナーではなく、結ぶタイプなので、若干面倒を感じるかもしれません。収納本数の表示はありませんが、若干細身なので、コンパクトロッド2~3本といったところです。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

価格が安く、コスパに優れた商品だと思います。保護力も合格点ですが、ショルダーベルトが付いておらず、ハンドルのみなので、今回は順位を落としました。

アウトドアロッドケースの選び方は?

選び方1:タイプ

選び方1:タイプ ロッドケースおすすめ イメージ

一口にロッドケースと言ってもさまざまなタイプがあり、大きく3種類に分けられます。

ソフトタイプ

ソフトタイプ ロッドケースおすすめ イメージ

ポリエステルや布を素材としたロッドケースです。軽くて持ち運びに便利な反面、若干衝撃には弱いという側面があります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

ソフトタイプは比較的安価で手に入ります。また使わないときは折り畳んでおけるというメリットも。保護性は次に紹介するセミハードタイプに劣りますが、ソフトタイプの中にはクッション材を入れたものなどがありますので、選ぶ際にチェックしてみましょう。

セミハードタイプ

セミハードタイプ ロッドケースおすすめ イメージ

硬い布やポリエステルを素材とし、生地の中にプラスチック板などを入れたタイプです。型くずれしにくく、ソフトタイプに比べて衝撃に強いというメリットがあります。ただし重量が若干重くなる点と折りたためないというのがデメリットです。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

ロッドの扱いに慣れていない初心者の方なら、セミハードタイプを選ぶと良いでしょう。保護性はハードタイプに劣りますが、上に荷物を載せたりしなければ、セミハードタイプで十分にロッドを保護することができます。なお下に紹介するテイップカバーを併用すれば、さらに安心です。

セミハードタイプ ロッドケースおすすめ イメージ2

シマノ(SHIMANO) 
ロッドトップガード 
実勢価格:1320円

ハードタイプ

ハードタイプ ロッドケースおすすめ イメージ

CHONMAGE FISHING
ハードシェルロッドケース マルチ
実勢価格:5900円

アルミなどの金属やABS樹脂などの強化プラスチックなどを素材としたロッドケースです。衝撃にはかなり強く、しっかりとロッドを守ってくれます。また防水性能にも優れていて、ケースが濡れても困りません。

ハードタイプは保護力は抜群ですが、価格がやや高めで、重量が他のタイプに比べて重いというデメリットがあります。ハードタイプは安心してロッドを運べるため、飛行機で遠征する人などにとくにおすすめです。

保護性を考えたらハードタイプを選ぶのが一番ですが、初心者なら、ソフトタイプ、セミハードで十分です。

選び方2:長さ

選び方2:長さ ロッドケースおすすめ イメージ

「通販でロッドケースを買ったけど、ロッドが全部収まりきらずハミ出してしまった……」ロッドケースにまつわる「あるある」ですが、購入前にはロッドがしっかりと収納できるかどうか、ケースとロッドの長さのチェックが必須となります。

そこで必ずチェックしたいのが「仕舞寸法」です。

選び方2:長さ ロッドケースおすすめ イメージ2

仕舞寸法とは、上の写真のような振出しロッドの場合は「一番小さくたたんだとき」の寸法のこと

選び方2:長さ ロッドケースおすすめ イメージ3

上の写真のような並継ぎロッドの場合は「分割したときの一番長い節の長さ」のことです。

ロッドケースの商品説明には「仕舞寸法100cmまで」といったように収納できる長さが記載されていることがほとんどなので、ロッドの長さと比べて購入を検討しましょう。仕舞寸法が書かれていない場合は「内寸」が収納サイズの目安となります。

なおケースの「外寸」で合わせた場合、ロッドが入りきらない可能性があるので注意が必要です。

長さの異なるロッドを収納する場合「伸縮型」がおすすめ!

長さの異なるロッドを収納する場合「伸縮型」がおすすめ! ロッドケースおすすめ イメージ

ロッドは釣りの種類によって長さが異なります。

たとえばシーバスロッドの場合は仕舞寸法が長かったり、逆にアジングロッドの場合、仕舞寸法が短かったりといった感じで、さまざまな釣りをする人は、いちいちロッドに合わせたケースを買わなければなりません。そんな方におすすめなのが伸縮式のケースです。

選び方3:収納可能な本数

選び方3:収納可能な本数 ロッドケースおすすめ イメージ

あなたは釣り場にロッドを何本持参しますか? 「僕は1~2本で十分」という人もいれば。「状況に応じて使い分けるので4~5本以上持参する」という人もいるでしょう。

ロッドケース購入時には「収納可能な本数」を商品情報やメーカーHPで確認する必要があります

1~2本なら、それほど収納力は必要ありませんし、大きめのケースではブカブカして中で動くため、かえってロッドを傷つける場合も。逆に数本持参する人なら、キツキツにならないよう、収納本数が多めのケースを購入する必要があります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

ケースに無理にロッドを詰め込むのはお勧めできません。傷が付いたり折れたりする恐れがあります。収納可能本数を確認の上、余裕を持って選ぶようにしましょう。

選び方4:固定力

選び方4:固定力 ロッドケースおすすめ イメージ

振動などでロッドがケース内で動いてしまうと破損の心配があります。その点内側に固定ベルトが付いているタイプなら、しっかりとロッドを固定できて安心です。

選び方5:形状

ロッドケースを選ぶ際は、素材以外に形状にも注目する必要があります。どんなタイプがあるのか、実際に紹介していきましょう。

選び方5:形状 ロッドケースおすすめ イメージ

ロッドケースの中には、リールインタイプといってリールを装着したまま収納できる物があります。ソフトケースに多い形ですが、これならリールを着脱する必要がなく、釣り場に着いてすぐに釣りをすることができます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

移動しながら釣りをする「ランガンスタイル」なら、こうしたリールインタイプがおすすめです。いちいちリールを外す必要がないので、ポイントを見つけたときに機敏に行動ができます。

選び方5:形状 ロッドケースおすすめ イメージ2

他にも複数のロッドが収納できる「大容量タイプ」や、小物を収納するポケット付きのもの、軽量性重視の1本収納用のタイプなど、ケースの形状もさまざまです。ご自身の用途に合ったケースを探してみましょう。

アウトドアロッドケースの売れ筋ランキングもチェック!

以上、ロッドケースのおすすめランキングでした。

傷や破損から大切な釣り具を守ってくれるロッドケースは、アングラー必携のアイテム。ぜひ、選び方の参考にしてみてくださいね。

ロッドケースのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。