高級コーヒーメーカーの人気製品を徹底比較!
朝の目覚めの一杯や、ホッとひと息つきたいとき、コーヒーは欠かせませんよね。そんな日々の生活を豊かにしてくれる大事な一杯を、手軽においしく淹れられるのがコーヒーメーカーです。
そこで今回は、至福のコーヒーを自宅で味わうべく、人気の高級コーヒーメーカー7モデルを集めて比較。本格的な魅力のおいしい1台を決定します。
コーヒーメーカーの選び方は?
「コーヒーの好み」と「使い勝手のよさ」で選ぼう
まずは、自分のコーヒーの好みを知りましょう。豆から挽いてブラックで、ミルクを入れてカフェオレで、など好みは人それぞれ。好みによって選ぶ製品も大きく変わります。
また、操作やお手入れのしやすさも重要。ほぼ毎日使う製品なので使いやすさは肝心です。
選び方1:タイプごとの得意・苦手を知っておこう!
コーヒーメーカーと一口にいってもその性能はさまざま。タイプごとに得意なこと、苦手なことがあります。
最もスタンダードなタイプが、自動で粉を蒸らしながら淹れるドリップ式。価格も比較的お手頃で初めてでも使いやすいです。
まずはそれぞれの特徴を把握して、自分に合うタイプを探してみましょう。
ドリップ式コーヒーメーカー
メリット
- 淹れる手間が少ない
- お手入れは比較的ラク
デメリット
- 豆から淹れる場合はグラインダーが必要
コーヒー粉と水をセットするだけで淹れられる手軽なタイプ。価格帯も手頃なものから高価なものまでさまざまです。
全自動式コーヒーメーカー
メリット
- 挽きたての豆を味わえる
- 粉からも淹れられる
デメリット
- お手入れがやや面倒
- 挽く性能は製品次第
豆を挽く工程からコーヒーの抽出まですべてやってくれて便利ですが、今回のテストではミル性能で評価が伸びず……。
なお、今回は「ドリップ式」と「全自動式」の2タイプをピックアップして比較しました。
サイフォン式コーヒーメーカー
メリット
- スッキリとした味わい
- 抽出過程を楽しめる
デメリット
- 粉をほぐす工程などやや手間がかかる
風味豊かな味わいだけでなく抽出する過程を見て楽しめます。粉を混ぜたり加熱時間を計ったり手間が少しかかります。
カプセル式コーヒーメーカー
メリット
- 長期保存が可能
- セットが簡単でラク
デメリット
- 専用カプセルが必要でコスパはよくない
カプセルと水をセットして抽出するだけなので便利ですが専用カプセルが必要。フレーバーの種類が豊富です。
エスプレッソマシン
メリット
- カフェラテやカフェモカも淹れられる
デメリット
- 粉がエスプレッソ専用
- ドリップ式より高価
エスプレッソは極細挽きにしたコーヒー粉に高い圧力をかけて熱湯を通して抽出したもの。便利な全自動タイプが主流です。
選び方2:コーヒーメーカーの使い勝手をチェック!
毎日気軽に使いたいコーヒーメーカー。使い勝手のよさが製品選びの大きなポイントになります。
コーヒーの味に影響するフィルターの種類などはもちろんですが、製品そのものの操作のしやすさ、忙しい朝の時間でも手軽に淹れられるか、お手入れや後片付けに手間がかからないかなど製品ごとに違うので、購入前にぜひチェックしておきましょう。
メンテが大変だと使わなくなるので、お手入れしやすい製品がおすすめです。
フィルターの種類は味わいに影響!
フィルターの種類で味わいも変わります。ペーパータイプは雑味の少ないスッキリとした味わい。メッシュタイプはコーヒーの油分も抽出されるので、豆の味や香りがダイレクトに反映されます。
メッシュタイプ
洗う手間はありますが経済的です。
メッシュタイプ(オリジナル)
専用フィルターのタイプです。
ペーパータイプ
使いやすいですがコストがかかります。
給水タンクは取り外せたほうが便利
給水タンクは取り外せたほうが便利。一体型は別の容器からの給水が必要で、お手入れもしにくいです。
取り外せるタイプはお手入れがラクで清潔です。
一体型
水を直接注ぐ必要があります。
取り外し型
タンクを取り外せて便利です。
シンプルなほうが操作しやすい
できるだけ簡単で手軽に操作できる製品を選びたいもの。取説をじっくり見ないと操作が難しいような製品は、面倒で使わなくなってしまいそうです。
モードを選んでボタンを押すだけ!
選択項目が多くてややわかりにくいです。
ポットタイプで保温力と耐久性に違いが
ガラスポットが付属した製品はヒーターでポットを温めます。
一方、ステンレスタイプはポットそのものに保温効果があり耐久性も高いのが特徴です。
ステンレスポット
保温効果が高く、味も変わりません。
ガラスポット
ヒーターで温めるので、味が変わりやすいです。
パーツは少ないほうがお手入れしやすい
ドリップ式は構造がシンプルなのでパーツが少なく、メンテナンスは比較的容易。全自動式はグラインダーが搭載されている分、手間がかかります。
ドリップ式
取り外せるパーツは最小限です。
全自動式
お手入れするパーツがやや多いです。
高級コーヒーメーカーの比較方法は?
テスト1:味わい
全製品で飲み比べました
各製品の標準モードで淹れたコーヒーを「香り」「苦み」「甘み」などの6項目で採点。コーヒーのプロである三輪さんが評価しました(検証では焙煎は中煎り、挽め目は中挽きのコーヒーを使用)。
テスト2:操作性
実際にコーヒーを淹れて比較
フィルターやポットの種類、セットのしやすさ、給水タンクの使いやすさ、独自機能などを評価しました。
テスト3:手軽さ
実際にコーヒーを淹れる手順の少なさやカンタンさ、モード設定のしやすさなどでチェックしました。
テスト4:お手入れ
取り外せるパーツの数や形状、洗いやすさなど、製品のお手入れのしやすさを実際に使用して判定しました。
テスト5:設置性
キッチンでもジャマにならない
製品のサイズや形状、操作面の位置などから、狭い場所での設置のしやすさを評価しました。
高級コーヒーメーカーのおすすめは?
プロと一緒に実際に使ってみた、高級コーヒーメーカーのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | おすすめポイント | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バルミューダBALMUDA The Brew K06A-BK
|
|
ハンドドリップのような味わい/淹れるのもお手入れもカンタン |
140mm |
297mm |
379mm(取っ手含む) |
3.4kg(約) |
500ml(約、サーバー)、490ml(約、水タンク) |
ドリップ式 |
2段階(アイスモードは含まず) |
ペーパー |
✕ |
||||||
ラッセルホブスアテンティブ コーヒーバー 8000JP
|
|
香りも出ていて味は十分おいしい/さまざまなスタイルが楽しめる |
305mm(約) |
215mm(約) |
345mm(約) |
3.2kg(約) |
1.25L(約、サーバー・水タンク、カラフェ含む) |
ドリップ式 |
3段階(アイスモードは含まず) |
メッシュorペーパー |
◯(40分間) |
||||||
タイガー魔法瓶HYBRID BREW コーヒーメーカー ADF-A060
|
|
しっかり蒸らすので香りがいい/シンプルな構造でわかりやすい |
150mm |
344mm |
352mm |
2.9kg(約) |
840ml(サーバー・水タンク) |
ドリップ式 |
2段階(アイスモードは含まず) |
ペーパー |
◯(30分間) |
||||||
シロカカフェばこPRO SC-C271
|
|
わかりやすく直感的に操作できる/入れる水の量を量る必要がない |
166mm(約) |
273mm(約) |
421mm(約) |
4.5kg(約) |
480ml(カップ4杯分)、830ml(水タンク) |
全自動式 |
無段階 |
ペーパー |
✕ |
||||||
クイジナートドリップワン ミル付コーヒーメーカー DGB-2KJ
|
|
ミルの性能がよくひき方が均一/洗うパーツが少なく手入れがラク |
185mm |
280mm |
325mm |
3.5kg(約) |
1.4L(約、水タンク) |
ドリップ式 |
2段階(アイスモードは含まず) |
メッシュ |
なし |
||||||
シロカ全自動コーヒーメーカー カフェばこ SC-A352
|
|
豆でも粉でも同じ使い方で手軽/操作が簡単で使い方に迷わない |
162mm(約) |
280mm(約) |
264mm(約) |
約2.7kg(サーバー含む) |
480ml(サーバー、カップ4杯分)、550ml(水タンク) |
全自動式 |
2段階 |
メッシュ |
◯(30分間) |
||||||
ラドンナToffy ダイレクトドリップ アロマコーヒーメーカー K-CM12
|
|
タンブラーに直接抽出できる/使い方も操作も極めてシンプル |
140mm(約) |
195mm(約) |
300mm(約) |
1.14kg(約、付属品含まず) |
320ml(タンブラー)、480ml(水タンク) |
ドリップ式 |
3段階 |
メッシュorペーパー |
✕ |
【1位】バルミューダ「BALMUDA The Brew K06A-BK」
- バルミューダBALMUDA The Brew K06A-BK
- 実勢価格: ¥57,500〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥64,500〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥57,500〜
- 味わい
- 操作性
- 手軽さ
- お手入れ
- 設置性
- おすすめポイント
-
- ハンドドリップのような味わい
- 淹れるのもお手入れもカンタン
- がっかりポイント
-
- 価格がややお高め
- 幅
- 140mm
- 奥行
- 297mm
- 高さ
- 379mm(取っ手含む)
- 重量
- 3.4kg(約)
- 最大容量
- 500ml(約、サーバー)、490ml(約、水タンク)
- タイプ
- ドリップ式
- 濃さ
- 2段階(アイスモードは含まず)
- フィルター
- ペーパー
- 保温
- ✕
- 型番
- K06A-BK
だいぶお値段は張りますが、これ1台で毎日「至福の一杯」を楽しめます!
雑味の少ないクリアな味わい
蒸らしの技術を感じさせる香りの豊かさはもちろん、苦みや甘み、ボディなどすべての項目がパーフェクト。ハンドドリップで淹れたような雑味のないクリアな味わいです。
豆のよさをきちんと引き出せるドリップ技術が素晴らしいです。
【味わい】限りなくハンドドリップに近い抽出方法を再現!
バイパス注湯口から蒸気が噴出
スタートボタンを押して予熱が終わると、ドリッパーの下部にあるバイパス注湯口から熱い蒸気が出て、サーバーを温めます。
少量のお湯が均一に落ちる
注湯口から少量のお湯が落ちて、コーヒー粉をしばらく蒸らします。注湯の温度やタイミング・湯量が緻密にコントロールされているんです。
お湯の温度と量で調整して蒸らす
お湯が出たり止まったりを繰り返しながら、まるでハンドドリップのように丁寧に抽出。コーヒー本来のおいしさを最大限に引き出します。
【手軽さ】粉と水をセットしてスタートボタンを押すだけ
1. ペーパーと粉をセット
ペーパーフィルターをセットし、計量スプーンでコーヒー粉を入れます。
2. 適量の水を入れる
水タンクの目盛りに合わせて杯数分の水を入れて、本体にセットします。
3. 設定してスタート
電源を入れて抽出モードと杯数をセットして、スタートボタンを押します。
4. 抽出開始
抽出が始まります。抽出時間は約4〜7分、完了音が鳴ると抽出終了です。
【操作性】操作もシンプルで迷わない
操作面が見やすい!
上部に配置された見やすい操作面。説明書を見なくても迷わず操作できる点は優秀です。
ゴミ捨てもカンタン!
フィルターもそのままゴミ箱に捨てられて手間なし!
【お手入れ】パーツの数も最小限 お手入れもカンタン
使用後のお手入れもラクラク♪
お手入れするパーツはたったこれだけ。唯一ステンレス製サーバーの洗いにくい形状がややマイナス評価となりました。
【設置性】無駄なものがなくスリムな形状
ジャマにならない手頃なサイズ感
幅を取らないスリムな形なので、キッチンまわりの狭いスペースでも設置しやすいです。シンプルなデザインでインテリアとしても映えそう。
【2位】ラッセルホブス「アテンティブ コーヒーバー 8000JP」
- ラッセルホブスアテンティブ コーヒーバー 8000JP
- 実勢価格: ¥30,000〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥30,000〜
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- 味わい
- 操作性
- 手軽さ
- お手入れ
- 設置性
- おすすめポイント
-
- 香りも出ていて味は十分おいしい
- さまざまなスタイルが楽しめる
- がっかりポイント
-
- 水タンクだけ手入れしにくい
- 幅
- 305mm(約)
- 奥行
- 215mm(約)
- 高さ
- 345mm(約)
- 重量
- 3.2kg(約)
- 最大容量
- 1.25L(約、サーバー・水タンク、カラフェ含む)
- タイプ
- ドリップ式
- 濃さ
- 3段階(アイスモードは含まず)
- フィルター
- メッシュorペーパー
- 保温
- ◯(40分間)
- 型番
- NA1659_18914-0034
苦みと後味がやや弱めですが、十分おいしいコーヒーが楽しめます。ポットも大容量なので、ファミリーや来客が多い事務所にもピッタリです。
味自体は悪くないし香りも出ていますが、やや苦み不足です。
【操作感】カップに直接そそげる 多彩なスタイルに対応
紙フィルターの利用がおすすめ
フィルター性能が微妙なので、ペーパーの利用がおすすめです。
フォームミルクでカフェオレも楽しめる
ミルクフォーマー搭載でカフェオレも楽しめるうえ、タンブラーやカップに直接抽出も可能です。
【お手入れ】パーツは多めですが手入れは比較的ラク
ドリップ式の割にはパーツは多め
ミルクフォーマーや専用の水出しフィルターがある分、パーツは多めですが手入れは比較的しやすいです。
なお、水タンクは取り外せません。
【3位】タイガー魔法瓶「HYBRID BREW コーヒーメーカー ADF-A060」
- タイガー魔法瓶HYBRID BREW コーヒーメーカー ADF-A060
- 実勢価格: ¥22,982〜
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- 味わい
- 操作性
- 手軽さ
- お手入れ
- 設置性
- おすすめポイント
-
- しっかり蒸らすので香りがいい
- シンプルな構造でわかりやすい
- がっかりポイント
-
- 薄めの味は好みが分かれる
- 幅
- 150mm
- 奥行
- 344mm
- 高さ
- 352mm
- 重量
- 2.9kg(約)
- 最大容量
- 840ml(サーバー・水タンク)
- タイプ
- ドリップ式
- 濃さ
- 2段階(アイスモードは含まず)
- フィルター
- ペーパー
- 保温
- ◯(30分間)
- 型番
- ADF-A060(KO)
雑味がなく、じっくり淹れているので味も香りもいいです。ただし、もともとの設定が薄めなのか、やや物足りなさを感じる人もいるでしょう。
エチオピアやキリマンジャロなど浅煎りの豆が合います。
【味わい】ホールドとドリップでじっくり淹れる
弁を閉じてじっくり浸透
弁を開いてドリップを繰り返す
ホールドで蒸らしたあと、ドリップとホールドを繰り返すことで味も香りもいコーヒーが楽しめます。
※画像では02サイズ(1〜4人用)のペーパーフィルターを使用しておりますが、メーカー推奨は03サイズ(1〜6人用)となります。
【操作性】メニューもシンプルでわかりやすい
説明書を読まずに使えそう!
左でカップ数、右でメニューを選んでスタートを押すだけ。説明書を読まなくても使えるわかりやすさもポイントです。
水の量は正確に入れる必要が……
水タンクは取り外せますが、水の量は正確に入れる必要があるのが難点。水を多く入れすぎると、さらにコーヒーが薄くなってしまいます。
【4位】シロカ「カフェばこ PRO SC-C271」
- シロカカフェばこPRO SC-C271
- 実勢価格: ¥29,800〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥32,600〜
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- 味わい
- 操作性
- 手軽さ
- お手入れ
- 設置性
- おすすめポイント
-
- わかりやすく直感的に操作できる
- 入れる水の量を量る必要がない
- がっかりポイント
-
- パーツが多く後片付けが面倒
- 幅
- 166mm(約)
- 奥行
- 273mm(約)
- 高さ
- 421mm(約)
- 重量
- 4.5kg(約)
- 最大容量
- 480ml(カップ4杯分)、830ml(水タンク)
- タイプ
- 全自動式
- 濃さ
- 無段階
- フィルター
- ペーパー
- 保温
- ✕
- 型番
- SC-C271(TD)
雑味はあまり感じませんが、香りや甘み、後味も弱めです。
【味わい】雑味は感じないが香りも後味も弱め
苦みがやや強め
雑味はありませんが、苦みがやや強めです。一方、香りや甘み、後味などは総じて弱い印象です。
【手軽さ】機能は悪くないけど挽き方にムラがある
粒の大きさにムラが
グラインダー機能は悪くないのですが、挽き方にムラが目立ちます。挽いたあとの粒の大きさがバラバラです。
【操作性】
豆とフィルターをセットする場所が違ったり、豆からひくと手入れが面倒だったりと若干使い勝手の悪さを感じました。
【5位】クイジナート「ドリップワン ミル付コーヒーメーカー DGB-2KJ」
- クイジナートドリップワン ミル付コーヒーメーカー DGB-2KJ
- 実勢価格: ¥31,000〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥31,000〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥34,100〜
- 味わい
- 操作性
- 手軽さ
- お手入れ
- 設置性
- おすすめポイント
-
- ミルの性能がよくひき方が均一
- 洗うパーツが少なく手入れがラク
- がっかりポイント
-
- 苦みと雑味が強すぎる印象
- 幅
- 185mm
- 奥行
- 280mm
- 高さ
- 325mm
- 重量
- 3.5kg(約)
- 最大容量
- 1.4L(約、水タンク)
- タイプ
- ドリップ式
- 濃さ
- 2段階(アイスモードは含まず)
- フィルター
- メッシュ
- 保温
- なし
- 型番
- DGB-2KJ
【味わい】えぐみのある苦みで味わいが微妙です
香りは悪くありませんが雑味が多く、えぐみのある苦みです。甘みやボディ、後味はどれも弱め。
香りは悪くないけれど味わいがよくない。香ばしさではなくえぐみのある苦みです。
背の低いカップだと抽出時に飛び散る
1杯ずつカップやタンブラーに直接抽出する構造のため、背が低いカップだとコーヒーが飛び散ってしまいます。
【手軽さ】
ミルの性能がよく、粒は均一に挽けますが、自分でドリッパーにセットが必要。ミル部分は外してお手入れが可能です。
【6位】シロカ「カフェばこ SC-A352」
- シロカ全自動コーヒーメーカー カフェばこ SC-A352
- 実勢価格: ¥17,950〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥18,700〜
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- 味わい
- 操作性
- 手軽さ
- お手入れ
- 設置性
- おすすめポイント
-
- 豆でも粉でも同じ使い方で手軽
- 操作が簡単で使い方に迷わない
- がっかりポイント
-
- 挽き方にムラがあり雑味が強い
- 幅
- 162mm(約)
- 奥行
- 280mm(約)
- 高さ
- 264mm(約)
- 重量
- 約2.7kg(サーバー含む)
- 最大容量
- 480ml(サーバー、カップ4杯分)、550ml(水タンク)
- タイプ
- 全自動式
- 濃さ
- 2段階
- フィルター
- メッシュ
- 保温
- ◯(30分間)
- 型番
- SC-A352
雑味がひどく香りもボディもあまりない。苦みもいい苦みではないです。
【味わい】ひき方にムラがあり味わいが微妙……
ミルの性能がシロカの課題
4位のシロカ「カフェばこ PRO SC-C271」同様、ミルの性能が微妙で粒の大きさにムラがあります。味わいも全体的に低評価でした。
【手軽さ】使い方や操作はカンタンで手軽
ボタンひとつで切り替え
豆も粉も同じ場所にセットし、メニューもボタンひとつなので、全自動の割には手軽です。
【7位】ラドンナ「Toffy ダイレクトドリップ アロマコーヒーメーカー K-CM12」
- ラドンナToffy ダイレクトドリップ アロマコーヒーメーカー K-CM12
- 実勢価格: ¥9,800〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥11,000〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥9,800〜
- 味わい
- 操作性
- 手軽さ
- お手入れ
- 設置性
- おすすめポイント
-
- タンブラーに直接抽出できる
- 使い方も操作も極めてシンプル
- がっかりポイント
-
- 雑味が強く後味もよくない
- 幅
- 140mm(約)
- 奥行
- 195mm(約)
- 高さ
- 300mm(約)
- 重量
- 1.14kg(約、付属品含まず)
- 最大容量
- 320ml(タンブラー)、480ml(水タンク)
- タイプ
- ドリップ式
- 濃さ
- 3段階
- フィルター
- メッシュorペーパー
- 保温
- ✕
- 型番
- K-CM12-GE
【味わい】ひどい苦みと雑味で後味もよくありません
雑味と苦みがひどく、香りや甘み、ボディはほとんど感じられません。後味もよくありませんでした。
ひどい苦みで本来の豆の味を全然引き出せていません。
【お手入れ】パーツは少ないがタンクが外せない
タンクが使いにくくて手入れもしにくい
パーツは少ないものの、水タンクが取り外せず、水を入れるにも手入れをするにも使いにくさを感じます。
おまけ:コーヒーメーカーでおいしくコーヒーを淹れるには?
コーヒー豆:豆の「鮮度」「焙煎」「挽き」でおいしくなる
【鮮度】コーヒー豆は新鮮さが重要
長持ちしそうに見えるコーヒー豆ですが、焙煎した豆は空気に触れると酸化が進み、香りも味も劣化します。
豆は生鮮食品と同じ。一度焙煎したものは冷凍庫で保存し2週間以内に飲みきりましょう。
【焙煎】深入りほど苦みが強く、浅煎りは酸味が強くなります
コーヒー豆は焙煎することで香りと風味が生まれ、コク深いコーヒーを淹れられます。焙煎度は深煎り、中煎り、浅煎りに分けられ、深煎りは苦みが強く、浅煎りは酸味が増します。
深煎り
黒に近く表面にツヤのような油が浮くのが特徴。深煎りでもフルシティ、フレンチ、イタリアンと焙煎が進むにつれ上質な苦みが増します。
中煎り
中煎りでもミディアム、ハイ、シティの順に焙煎が深くなり、栗色から濃い褐色へと色が濃くなります。程よいバランスの酸味と苦みです。
浅煎り
極浅煎りのライトは黄色に近い色合いで、酸味が強くフルーティな味わいです。シナモンはキレのある酸味が特徴でブラックコーヒー向きです。
【挽き】ドリップ式コーヒーメーカーなら豆の挽き具合で味わいが変わります
粉から淹れるドリップ式の場合は、焙煎だけでなく豆の挽き方でもコーヒーが異なる味わいに変化します。
細かく挽くと苦みが強くなり、粗く挽くほど酸味が強くなるので、焙煎より手軽に味わいをコントロールできます。
グラインダーで淹れる直前に挽くのがベストですが、専門店で好みの粉を入手するのも可能です。
極細挽き
最も細かい挽き方でパウダーのような粒の細かさが特徴。酸味はかなり少なく苦みが際立つ味わいでエスプレッソ向きです。
細挽き
グラニュー糖ほどの粒の大きさで、苦みとコクが強調された味わいです。水出しコーヒーなどにおすすめです。
中挽き
苦みと酸味のバランスが程よい最もポピュラーな挽き加減。市販されているコーヒーの多くが中挽きです。
粗挽き
ザラメと同じぐらいの大きめの粒が特徴。苦みは控えめで、酸味が少し強く出るのでフルーティな味わいです。
豆は淹れる直前にひくのがベスト!
Fellow
Ode Brew
Grinder Gen2
サイズ:W105×D239×H248.3mm
重量:4.6kg
自宅で豆を挽くなら電動式のグラインダーが便利です。Fellow「Ode Brew Grinder Gen2」はやや高額ですが、難しいとされる中挽きでも粒にムラがなくておすすめです。
粒度が均一にそろい中挽きもムラがない
中挽き
細挽き
やや高額ですが性能は抜群です。
水:コーヒーの味わいは水の硬度でも変化する
ドリップコーヒーは軟水で淹れる
おいしいコーヒーを淹れるための要素として、水が味わいを決めるのに重要であることも忘れてはなりません。
水に含まれるマグネシウムとカルシウムのミネラル分が多いものを硬水、少ないものを軟水といいます。
軟水で淹れたコーヒーはまろやかな味わいが特徴。硬水は苦みが強調されてしまいます。
軟水のミネラルウォーター
日本のミネラルウォーターの多くは、ミネラル分が少ない軟水に属します。軟水はコーヒーの風味を壊さず、クセのないまろやかな味わいになるため、ドリップコーヒーを淹れるのに最適な水といえます。
硬水のミネラルウォーター
外国産のミネラルウォーターの多くは、ミネラルを多く含んだ硬水。そのミネラル分がせっかくのコーヒーの風味を壊してしまいます。
また、苦みが強く出てしまうのでドリップよりエスプレッソ向きです。
実は水道水でもおいしいコーヒーは淹れられます
日本の水道水は軟水なのでコーヒー向き
水道水そのままでも十分おいしい
日本の水道水は軟水なので、ドリップコーヒーにも問題なく使えます。
おいしいコーヒーを淹れるにはミネラルウォーターと思ってしまいますが、外国産の硬水を使って苦みが強くなるよりは水道水のほうがコーヒー向きなんです。
水道水をさらにおいしくするコツ
浄水器や活性炭でカルキ臭を除去
不織布に入れた活性炭を水道水に入れて置くだけ
水道水の問題はカルキ臭が含まれていること。せっかくのコーヒーの香りがジャマされてしまうと台無しです。
カルキ臭は一度沸騰させることである程度は取れますが、浄水器や活性炭で不純物も含めて取り除けば完璧です。
カプチーノやカフェラテ派は必見! コーヒーと相性のいい砂糖とミルクとは?
【砂糖】サラサラと溶けやすいグラニュー糖が最適!
コーヒーの苦みと相まって味を引き立てるのが砂糖の役割。中でも最も相性がいいのが「グラニュー糖」です。
グラニュー糖
クセのないさっぱりとした味わいで、コーヒーの味をジャマしません。
コーヒーシュガー
カラメル液を加えて着色した砂糖。カラメルの風味がコーヒーの苦みを引き立てます。
角砂糖
グラニュー糖を押し固めたもので、ゆっくり溶ける間の味の変化を楽しめます。
黒砂糖
サトウキビの絞り汁を煮立てて凝縮させたもの。風味が強くコーヒーには向きません。
三温糖
褐色の色合いと風味が持ち味。カフェオレなどのミルクコーヒーとの相性がいいです。
【ミルク】クリームはコーヒーにコクと旨みを与える
動物性クリーム
最も相性のいいミルクは「動物性クリーム」。
製菓用は濃すぎるので、乳脂肪分10〜30%のコーヒー用がおすすめです。コーヒーの苦みをまろやかにしてコクと旨みをプラスしてくれます。
まとめ:バルミューダが殿堂入りベスト!
以上、高級コーヒーメーカーのおすすめランキング7選でした。
ベストバイに輝いたのは、プロも大絶賛のハンドドリップ性能を持つバルミューダ「BALMUDA The Brew K06A-BK」。雑味の少ないクリアな味わいで、プロも唸るほどの完成度を誇ります。
操作はシンプルでお手入れもカンタン。スリムでスタイリッシュな形状は狭いスぺースにも設置しやすく、インテリアとしても映えそうです。
価格はやや高めですが、バルミューダ「BALMUDA The Brew K06A-BK」なら誰でも簡単にプロが淹れたような一杯を自宅で味わえます。
記事を参考にお気に入りのコーヒーメーカーで、至福のコーヒータイムを楽しんでください。
高級コーヒーメーカーのおすすめ
バルミューダ
BALMUDA The Brew
K06A-BK
コーヒーメーカーの売れ筋ランキングもチェック!
コーヒーメーカーのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
手軽さならドリップ式やカプセル式がおすすめです。