2023年のおしゃれなコーヒーケトルランキングを振り返り!
この記事では、2023年に雑誌「LDK」が行ったおしゃれなコーヒー向け電気ケトルランキングをプレイバック!
コーヒー向け以外のおしゃれな電気ケトル最新ランキングもチェックしてみてください。
お茶やコーヒー、スープを作る際などに便利な電気ケトル。ティファールの電気ケトルが登場してからはや20年、日本人の好みに合わせて、ケトルはハンドドリップしやすい形に進化しています。
ドリップコーヒーを淹れる際、注ぎ口が細口の電気ケトルが便利ですよね。
ケトルの機能性やデザインも多様化
バルミューダ「ザ・ポット」がヒットしたことで、さまざまな種類のドリップ型の電気ケトルが登場しました。最近では、機能性やデザインも多様化し、スタイリッシュでオシャレな電気ケトルがどんどん増えています。
ラッセルホブス「T Kettle」
ラッセルホブス
T Kettle
実勢価格:1万4300円
ラッセルホブス「T Kettle」は、鉄瓶のようでスタイリッシュなデザインの電気ケトルです。
ティファール「テイエール 1.5L」
ティファール
テイエール 1.5L
実勢価格:1万1000円
ティファール(T-fal)「テイエール 1.5L」は、ティーポットになる茶こしが付いた電気ケトルです。
デザインもコスパも叶うおしゃれな電気ケトルは?
バルミューダ「ザ・ポット」は素敵ですが、ちょっと値段が高い......と悩んでしまう人も多いでのは?
そこで、雑誌「LDK」がバルミューダのコーヒーケトルに似たデザインで安い電気ケトルをピックアップ。おしゃれで使い勝手がよく、かつコスパもいいのはどれか、プロとテストしました。
電気ケトルの選び方は?
まずは、電気ケトルを選ぶときのポイントを見ていきましょう。
電気ケトルの選び方1:形状をチョイス
電気ケトルの形には、たっぷり注げる元祖ティファールのようなものと、ドリッパーにお湯を注ぐときに量をコントロールしやすいドリップ型(コーヒーケトル)があります。それぞれの用途や好みに合わせた形状を選びましょう。
従来のティファール型
- メリット……フタが開けやすいことが多い
- デメリット……少しずつ注ぎにくい
ハンドドリップ型
- メリット……少しずつ注げるのでコーヒーを淹れるのに最適
- デメリット……最後まで注ぎにくい
電気ケトルの選び方2:保温と温度調整が必要かどうか
単純にお湯を沸かすだけでなく、温度調節機能や電気ポットのような保温機能を備えたモデルもあります。
保温機能付きなら、再沸騰させる手間がないので便利です。温度調節機能を備えたタイプなら、赤ちゃんのミルク作りは70℃、コーヒーなら85℃、紅茶なら95℃……といった具合に目的に応じて使い分けができます。
電気ケトルの選び方3:安全面をチェック
子どもがいるなら、安全に使えるかどうかが大切です。給湯ロック機能やお湯もれ防止構造があれば、万が一お湯が入った状態で転倒してしまった場合にも、被害を最小限に抑えられます。
沸騰時に噴き出す蒸気の量を抑える蒸気レス機能や、本体が二重構造で熱くなりにくいタイプもあるので、小さなお子さんのいる家庭では、安全機能を備えた機種から選ぶのがオススメです。
空だき防止機能や、沸騰後に自動で電源が切れる自動電源オフ機能があるかもチェックしておきましょう。
電気ケトルの選び方4:容量で選ぶ
電気ケトルの容量は0.8~1.2L程度のものが主流です。
必要なお湯の量の目安は、カップ麺1個を作るのに300~500mL、コーヒー1杯分は200mLなので、使用人数や用途を考えて適切な容量を選んでください。
一人暮らしの人だと0.8Lタイプでもまかなえますが、容量ギリギリの湯量を使う場合は本体を大きく傾けて注ぐ必要があり、腕が疲れるかもしれないので注意しましょう。
また、カップ麺など厳密な計量が不要な調理に使うぶんには電気ケトルの目盛りは重要ではありませんが、湯量をちゃんと計って沸かしたい場合は、目盛りの見やすさもチェックしておくといいでしょう。
電気ケトルの選び方5:はやく沸かしたいなら1200W以上
沸騰時間は同じ消費電力でも機種によって異なりますが、速はやく沸かしたいなら1200W以上の電気ケトルを選ぶと良いでしょう。
人気のバルミューダと格安タイプ5製品を比較
今回は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどネット通販で購入できるものから、洗練されたデザインで人気のバルミューダの電気ケトルとともに、1万円を切る価格で購入できるハンドドリップ型電気ケトル5製品をピックアップ。
見た目もおしゃれで、安い&使いやすいおすすめのコーヒーケトルを探して以下の項目で比較しました。
電気ケトルのテスト1:デザインをチェック
置きっぱなしが基本の電気ケトルは見た目も重要ポイント。インテリアのプロ、くろだあきこさんが1つずつチェックしました。
電気ケトルのテスト2:使い勝手をチェック
モニターの自宅で使いやすいか、手入れがしやすいか、置いても邪魔にならないかなどをテストしました。
さらに、600mlの水の沸騰スピードと沸騰時の電気ケトル表面をサーモカメラでチェックしました。
なお、順位付けは格安5製品で行っています。
それでは、憧れアイテムとして一緒にテストをしたバルミューダの評価とともに、テスト結果を紹介します!
おしゃれな電気ケトルのおすすめは?
商品 | |||||||
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山善電気ケトル EGL-C1280
|
|
0.8L |
0.9kg |
1 |
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バルミューダザ ポット
|
|
600ml |
600g |
2 |
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アイリスオーヤマドリップケトル IKE-C600-W
|
|
0.6L |
0.8kg |
3 |
|||
meetsハンドドリップケトル
|
|
0.8L |
0.75kg |
4 |
|||
アピックス インターナショナル電気カフェケトル AKE-278
|
|
0.7L |
0.9kg |
5 |
|||
8miiアレジア AR-KE102
|
|
1L |
1.05kg |
6 |
【1位】山善「電気ケトル EGL-C1280」
- 使いやすさ
- デザイン
おしゃれな電気ケトルおすすめランキング1位は、A+評価の山善(YAMAZEN)「電気ケトル EGL-C1280」でした。
ハンドルとノズルのバランスがよくスマートに少しずつ注ぎやすいです。
マットな質感がバルミューダ「ザ ポット」にそっくり。電源プレートも薄くてコンパクトなシンプルデザインで、保温&温度設定まで叶います。
- おすすめポイント
-
- ブロンズのアクセントがおしゃれ
- 狙ったところに注ぎやすい
- 1℃単位で温度設定が可能
- 容量
- 0.8L
- 重量
- 0.9kg
- 型番
- EGL-C1280(BB)
【沸騰スピード:3分57秒】
ブロンズのアクセントがおしゃれ
ロゴもなく、プレートも表示なしのシンプルデザインでおしゃれ度NO.1。狙ったところに注げます。
ハンドルに親指がピタッとはまる
本体とハンドルは離れているため、持っても危なく感じません。
また、親指をかけてバランスが取りやすいです。
1℃単位で温度設定可能
1℃単位で変更可能な温度設定機能が搭載されているので、飲み物によって温度を変えたい人にオススメ。少しずつ沸かし直しながら設定した温度に合わせてくれます。
【憧れブランド】バルミューダ「ザ ポット」
- バルミューダザ ポット
- 実勢価格: ¥11,500〜
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アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥11,500〜
- 使いやすさ
- デザイン
憧れアイテムとして比較したバルミューダ(BALMUDA)「ザ ポット」の評価もA+評価でした。ドリップ型の先駆けとして人気が高く、ハンドルに灯るランプと品のある佇まいが特徴です。
2022年に人気のトースターと調和するデザインに変更されました。ハンドドリップが快適で、どんなインテリアにもなじみます。
- おすすめポイント
-
- 細部までこだわった他にはないデザイン
- 上品でどんなインテリアにもなじむ
- ハンドドリップが快適にできる
- 重量
- 600g
- 素材
- ステンレス、ポリプロビレン
- 容量
- 600ml
- 加熱方法
- 電気式
- 型番
- K07A-BK
【沸騰スピード:3分27秒】
見えない細部にまでこだわっている
2022年にトースターと調和するデザインに変更されました。
見えない細部にまでこだわりがあり、上品な佇まいが素敵です。
本体側にはガードが付いています。
オレンジに光る電源ランプ
ネオン管を使っているという優しい光が電源ONのサイン。ハンドルが光るのは他にはないデザインです。
デザイン性が高い電源プレート
段差や溝を最小限に抑え、注意書きひとつをとっても本体のロゴと同じ色にするこだわりぶりです。
【2位】アイリスオーヤマ「ドリップケトル IKE-C600-W」
- アイリスオーヤマドリップケトル IKE-C600-W
- 実勢価格: ¥4,480〜
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アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥4,480〜
- 使いやすさ
- デザイン
おしゃれな電気ケトルおすすめランキング2位は、A評価のアイリスオーヤマ「ドリップケトル IKE-C600-W」でした。
取っ手やフタのつまみはあえてバルミューダ「ザ ポット」から外したようなデザインですが、雰囲気がそっくり。温度調節ができるタイプもあります。
- 容量
- 0.6L
- 重量
- 0.8kg
- 型番
- IKE-C600-W
【沸騰スピード:3分42秒】
バルミューダと細部までかなり似てて使いやすい
やや飛び出ていますが本体側にもカバーがあり、手が触れそうな部分は熱くならないのでやけどの心配が少ないです。
フタのフチがステンレスのままのものが多いなか、ゴム付きで開け閉めもしやすく、水を入れるのが楽です。
【3位】meets「ハンドドリップケトル」
- meetsハンドドリップケトル
- 実勢価格: ¥6,980〜
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- 使いやすさ
- デザイン
おしゃれな電気ケトルおすすめランキング3位は、A評価のmeets「ハンドドリップケトル」でした。
サイズ感やつや消しの黒、フタの形状がバルミューダ「ザ ポット」にそっくりでも半額以下。調整しながらお湯を注ぎやすいのも高ポイントです。
- 容量
- 0.8L
- 重量
- 0.75kg
- 型番
- CKT-1
【沸騰スピード:4分20秒】
サイズ感や色はバルミューダそっくり
中のMAX表示は、22年のリニューアルでバルミューダ「ザ ポット」にもついたプレート。わかりやすく便利です。
ステンレス製だと少し硬く感じるフタも厚みが少ないため気になりません。
【4位】アピックス インターナショナル「電気カフェケトル AKE-278」
- アピックス インターナショナル電気カフェケトル AKE-278
- 実勢価格: ¥5,500〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで探す
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥5,500〜
- 使いやすさ
- デザイン
電気ケトルおすすめランキング4位は、B評価のアピックス(APIX) インターナショナル「電気カフェケトル AKE-278」でした。
コーヒードリップ用として人気の機種です。確かに注ぎやすいですが鏡面シルバーは映り込みや指紋が気になります。
- 容量
- 0.7L
- 重量
- 0.9kg
- 型番
- AKE-278-SL
【沸騰スピード:4分30秒】
注ぎやすいけど映えないのが惜しい
いらないものが映り込んだり指紋がついたりして微妙。汚れると目立ちやすいです。
【5位】8mii「アレジア AR-KE102」
- 8miiアレジア AR-KE102
- 検証時価格: ¥4,280〜
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- 使いやすさ
- デザイン
電気ケトルおすすめランキング5位は、C評価の8mii「アレジア AR-KE102」でした。
木目以外も合わせると8色展開。パッと見はいいですがハンドルが本体のわりに小さすぎてアンバランスです。
- 容量
- 1L
- 重量
- 1.05kg
【沸騰スピード:4分54秒】
ハンドルとボディのバランスがイマイチ
ハンドルが握りづらく、たっぷり水が入っていると熱くなるところに思わず手が触れそうに。やけどの心配があり、危険です。
おしゃれな電気ケトルのおすすめ まとめ
以上、コーヒーに最適なおしゃれなドリップ型電気ケトルのおすすめランキングでした。
人気のバルミューダ「ザ ポット」は、こだわりのフォルムとデザインがさすが。見えない細部にまで配慮され、上品な佇まいが素敵でした。
1位の山善「電気ケトル EGL-C1280」はマットな質感はバルミューダに似ています。使いやすさだけでなく、持ち手や本体のバランスなど細かいデザインにもこだわりが感じられます。
2位のアイリスオーヤマもかわいらしさだけでなく安全性にも気を遣っていて他にはない良さがありました。一方、5位のアレジアは、機能や価格は十分でしたがハンドルの大きさと角度が悪く、毎日使うのはストレスになりそうです。
電気ケトルは基本は出しっぱなしのものなので、置く場所にしっくりくるものを選びましょう。今回のランキングをぜひ参考に、自分好みのコーヒーケトルを見つけてくださいね。
電気ケトルの売れ筋ランキングもチェック!
電気ケトルのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
邪魔にならないスリムなデザイン。機能面では文句なし!