スマートフォン再びややこしくなってきたスマホの料金プランを見直そう!

再びややこしくなってきたスマホの料金プランを見直そう! スマホ料金プラン比較おすすめ イメージ

サブスクの料金や電気・ガスも値上がりしている昨今。毎月の固定費であるスマートフォンの料金を再チェックしてみませんか。

スマートフォンの料金は大手キャリアが相次いでahamo(アハモ)、povo(ポヴォ)などのネット専用プランを導入。キャリア同士の競争が激しくなりました。

そこで大手キャリアは金融や決済と組み合わせた経済圏でユーザーを囲い込むべく「ポイ活」「マネ活」などの新プランを開始しています。

今回、雑誌「家電批評」では、そんな新プランも踏まえたスマートフォンの料金選びをプロと一緒に徹底解説します。

まずは、スマートフォンの料金に関する最新事情や確認しておきたいポイントなどを見ていきましょう。

割安プランを使っているのは少数派

大手キャリアを使い続けているユーザーが半数以上です。

割安プランを使っているのは少数派 スマホ料金プラン比較おすすめ イメージ

※MMD研究所「2024年2月MNO・MVNOのシェア・満足度調査」より

大手キャリアの金融系プランで料金が複雑化中

大手キャリアの金融系プランで料金が複雑化中 スマホ料金プラン比較おすすめ イメージ

大手キャリアはQR決済や銀行や証券とも連動した「ポイ活」「マネ活」プランなどを開始し、お得さをアピールしています。しかし、本当にお得なのでしょうか。

最初に確認したい二大ポイント

スマートフォンの料金を選ぶ前に、最初に確認しておきたいポイントは以下の2つです。

1:毎日使うデータ通信量の確認を!

プランを見直すには、まず自分の通信量を知ることが重要。通信量はスマホの「設定」アプリで確認できます。

1:毎日使うデータ通信量の確認を! スマホ料金プラン比較おすすめ イメージ

iPhoneなら「モバイル通信」で前回のリセット以降の合計をチェック可能。Androidなら「接続」の「データ使用量」で月ごとに把握できます。

1:毎日使うデータ通信量の確認を! スマホ料金プラン比較おすすめ イメージ2

このほか、「My Data Manager」などの通信量確認アプリ、事業者のマイページやキャリアショップなども活用して、自分に必要なデータ量を見極めましょう。

通信量の確認方法
  • スマホの設定内で確認
  • 通信量確認アプリで確認
  • 契約中のマイページで確認

2:キャリア?格安SIM?契約する回線の特徴をチェック

事業者タイプ 代表的なブランド 回線 特徴 料金の傾向(※)
MNO(大手キャリア) ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル 自社で整備 総務省から周波数帯を割り当てられており、自社の回線網で安定した通信サービスの提供が可能 【高め】
利用者の平均8000円台
サブブランド UQ mobile(au)、Y! mobile(ソフトバンク) 大手と同一 MNOの関連会社が提供する通信サービス。親会社の通信網を使いつつ、より安いのが特徴です 【中間】
利用者の平均5000円台
大手のネット専用プラン ahamo(ドコモ)、povo(au)、LINEMO(ソフトバンク) 大手と同一 国の値下げ政策により、MNOが導入したプラン。ネット専用にすることでコストを下げています 【中間】
利用者の平均6000円台
MVNO(格安SIM) イオンモバイル、日本通信、IIJ mio、BIGLOBEなど多数 大手からレンタル MNOから回線網を借りて通信サービスを提供しています。設備管理費がない分、料金が格安です 【安め】
利用者の平均4000円台

※出典:MMD研究所「2023年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」(通信・通話・端末料金を含む)

携帯電話の事業者はいくつかのタイプに分けられ、それぞれ特徴があります。その特徴や違いを知って“なぜ安いのか”がわかれば、乗り換えやプラン選びでの失敗をなくすことができます。

それでは、ここからはタイプ別にスマホの料金プランの見直し方を見ていきましょう。

スマートフォン使い放題じゃないとムリ。でも5000円以上払うのはイヤ!

動画をよく見る人や自宅にネット回線がない人は、通信量が大容量になりがち。そんな人のために各キャリアで使い放題プランを用意していますが、3大キャリアの使い放題プランはもともとの金額が高止まりしています

そこでおすすめなのが、ドコモのオンライン専用プランであるahamoの大盛りオプションです。

使い放題ではありませんが、月100GBまで使えて5000円以下と優秀。しかも、5分以内の国内通話無料が最初から付属しており、海外でも20GBまで無料で利用できます。動画を見まくる人でも100GBを超える人はまれなので、よほどのことがない限りこのプランで間違いありません。

ほぼ都市部から出ないという人なら、さらに安い楽天モバイルもアリです。楽天エリア外でも速度は落ちるものの無制限で使えますが、つながらないときに備えて基本料金無料のpovo2.0と組み合わせるのがいいでしょう。

また、3回線以上の家族割引・自宅インターネット・対象カード払いの3つのセット割がすべて利用可能なら、3大キャリアの使い放題プランもアリ。セット割適用後なら5000円以下で利用でき、品質は間違いありません。自宅のインターネットを基準に選ぶのもいいでしょう。

山野祐介 氏
経済誌記者
山野祐介 氏 のコメント

ドコモ回線の品質低下が話題になっていますが、100GBで5000円以下のahamoは強いです。

使い放題のおすすめはこの3つ!

1:使い放題ではないけれどイチオシは100GBまで使える「ahamo大盛り」

ahamoはほぼ使い放題のデータ通信量で圧倒的なコスパ
  データ通信量 料金内訳 月額合計
ahamo 100GB
(テザリングも利用可能)
ahamo基本料金 2970円+大盛りオプション80GB 1980円 4950円
ドコモ 無制限
(テザリングも使い放題)
eximo
7315円
7315円
au 無制限
(テザリングは合計30GBまで)
使い放題MAX 5G/4G
7238円
7238円
ソフトバンク 無制限
(テザリングは合計50GBまで)
メリハリ無制限+
7425円
7425円
楽天モバイル 無制限
(テザリングも使い放題)
Rakuten最強プラン
3278円
3278円
▼ahamoのメリット:ahamo大盛りは無料の付属サービスが優秀
  • ◯5分以内の国内通話が何回でも無料 ※超過後は30秒ごとに22円の通話料
  • ◯海外データ通信が20GBまで無料 ※利用容量は国内利用と合算で、15日を超えて海外で利用する場合は最大128kbpsに制限
  • ◯dカードGOLD支払いでデータ量がさらに5GB追加
▼ahamoのデメリット
  • ✕キャリアメール・留守番電話・電話転送サービスは使えない ※各キャリアの「メール持ち運びサービス」を利用すれば有料でキャリアメールは残せます
  • ✕使わなかったデータ量は繰り越せず切り捨てられる
  • ✕申し込みやサポートは基本的にオンラインのみ ※ドコモショップで申し込みサポートを行っていますが3300円の手数料がかかります

2:都市部中心なら「楽天モバイル」もアリ

楽天エリア外の保険として「povo」との併用がおすすめ
楽天モバイル
Rakuten最強プラン
専用通話アプリ利用なら通話料無料/データ高速無制限
(※楽天回線エリア外はau回線で無制限)
月額3278円
povo
povo2.0
基本料金無料(国内通話30秒22円)/データ使い放題(24時間) 1回ごとに330円

※povoの「データ使い放題(24時間)」は期間満了日も丸々使えます。例えば、5月1日の0時1分に購入すれば、24時間+満了日終日となる2日の23時59分まで、実は約2日間使えます。

さらに楽天モバイルの割引サービスも利用可能
  • 【最強家族プログラム】:「my 楽天モバイル」アプリでグループを作成すると、親戚や同性パートナー、事実婚なども含めて全員が毎月-110円となります。
  • 【最強青春プログラム】22歳以下の楽天モバイル契約者本人の「楽天ID」でエントリーすると、22歳まで毎月-110円となります。

3:家族割や自宅ネットのセット割が使えるなら3大キャリアの使い放題プランもアリ

各種セット割適用後の価格は3キャリアともまったく一緒
  使い放題プラン 料金内訳 月額合計
ドコモ
eximo
7315円 みんなドコモ割(3回線以上) -1100円
ドコモ光セット割 またはhome 5Gセット割 -1100円
dカードお支払割 -187円
4928円
au
使い放題MAX5G/4G
7238円 家族割プラス(3回線以上) -1100円
auスマートバリュー -1100円
au PAY カードお支払い割 -110円
4928円
ソフトバンク
メリハリ無制限+
7425円 新みんな家族割(3回線以上) -1210円
おうち割光セット -1100円
PayPayカード割 -187円
4928円
ソフトバンクはPayPayカードの登場により割引条件が追加
ソフトバンクはPayPayカードの登場により割引条件が追加 スマホ料金プラン比較おすすめ イメージ

3大キャリアのセット割はほぼ一緒ですが、2023年と比べるとソフトバンクのみ条件が変化。新たに登場した「PayPayカード」での電話料金支払いが、割引条件として追加されました。

スマートフォン20GBでちょうどいい。できれば3000円以下が理想的!

動画配信や音楽配信は使うけれど、そこまで頻繁ではないという人なら、毎月の通信量は20GBあれば十分。しかし、3大キャリアにはちょうどいい容量のプランがありません

そこで、第一候補となるのが、ahamoとLINEMOです。価格はLINEMOのほうが安いのですが、ahamoは5分以内の通話無料が付属しており、お得感はahamoに軍配。海外でのデータ通信も20GBまで無料なので、海外によく行く人ならahamo一択といえます。povoも安いのですが、通話料金がかかってしまうのが難点です。

格安SIMなら、日本通信SIMの合理的30GBプランがおすすめ。月30GBで約2000円と格安です。月70分の無料通話、または5分以内無料のどちらかが付属します。

動画配信サービス「U-NEXT」のユーザーなら、y.uモバイルが最適です。月額2189円のU-NEXTプランが付いて3000円以下とかなりお得。プラン自体は10GBですが、もらえるポイントを容量の購入に充てれば20GBまで使えます。

Q. キャリアのオンライン専用プランはなぜ安い?

A. ahamoやpovo、LINEMOなどのキャリアのオンライン専用プランは、その名のとおりオンラインでの申し込み専用のプランです。各種手続き自体は簡単ですが、基本的に店頭でのサポートはありません。また、キャリアメールや留守番電話など、一部のサービスも対象外。その代わり、安く提供している仕組みです。

20GBクラスのおすすめはこの3つ!

1:ahamoとLINEMOを第一候補に!

品質を考慮するとキャリアのオンライン専用プランが無難

20GBプランはキャリアのオンライン専用プランやMVNO(格安SIM)など、選択肢は多め。格安のMVNOもありますが、品質を考慮して、ahamoやLINEMO、povoなどのキャリア系が第一候補です。

  データ通信量 月額利用料 月額料金
ahamo 20GB
(1GB・550円で追加可能)
ahamo 20GB
2970円
5分以内の国内通話が何回でも無料(超過後30秒22円)/
海外データ通信20GBまで無料/
dカードGOLD支払いでデータ量がさらに5GB追加
LINEMO 20GB
(1GB・550円で追加可能)
スマホプラン
2970円
5分以内の国内通話7カ月目まで無料キャンペーン中(超過後30秒22円)/
LINEはギガフリー
povo 20GB
(1GB・390円で追加可能)
基本料+データトッピング(20GB)
2700円
通話30秒22円
ワイモバイル 20GB
(550円で25GBに増量が可能)
シンプル2 M
4015円
通話30秒22円/
各種セット割が利用可能/
データ繰り越し可能
UQ mobile 20GB
(550円で25GBに増量が可能)
コミコミプラン
3278円
10分以内の国内通話何回でも無料
(超過後30秒22円)/
データ繰り越し可能
イオンモバイル 20GB
(1GB・528円で追加可能)
音声20GBプラン
1958円
通話30秒11円
海外によく行くならahamo一択

海外によく行くという人はahamo一択。海外データ通信20GBまで無料です。

※容量は国内利用と合算で、15日を超えて海外で利用する場合は最大128kbpsに制限

2:MVNO(格安SIM)の狙い目は容量がアップした日本通信SIMの合理的30GB

30秒11円の国内通話も70分まで無料で付属しています

格安SIMでのおすすめは、日本通信SIMの「合理的 30GBプラン」。2023年までは20GBでしたが、料金据え置きで容量が10GBもアップしました。30秒11円の国内通話も月70分まで無料、もしくは5分以内の国内通話無料が付属しており、好きなほうを選択可能です。

  データ通信量 月額利用料 月額合計
日本通信SIM 30GB
(1GB・220円で50GBまで追加可能)
合理的30GBプラン
2178円
無料通話月70分または5分まで何回でも無料が付属/
超過後30秒11円
ほとんど宣伝していないので混雑による速度低下が起こりづらい

格安SIMは利用者が多いとアクセスが集中する12〜14時、17時〜21時などの時間帯に速度が落ちる傾向がありますが、日本通信SIMは比較的安定しています。

ほとんど宣伝していないので混雑による速度低下が起こりづらい スマホ料金プラン比較おすすめ イメージ

MVNOは混雑する昼間に速度が落ちることが多い。

3:動画目的ならy.u mobileがおすすめ

U-NEXTの月額プラン付きで3000円以下なのでお得

動画配信サービスの「U-NEXT」を使っているなら、y.u mobileの「シングル U-NEXT」プランが優秀。U-NEXTの月額プラン(2189円)が付いて3000円以下なので、実質1000円以下で20GBまで使えることになり、お得感がすごいです。

  データ通信量 月額利用料 月額合計
y.u mobile 10GB
(1GB・330円、10GB・1200円で追加可能)
シングル U-NEXT
2970円
通話30秒11円/
U-NEXTの月額プラン(2189円)が付属
毎月もらえる1200円分のU-NEXTポイントで10GBのチャージが可能
山野祐介 氏
経済誌記者
山野祐介 氏 のコメント

宣伝があまりうまくない印象で利用者が少ないため、通信速度が安定しているのも嬉しいポイント。

MVNO(格安SIM)のデメリットも把握しておこう

以前と比べて格安SIMの品質は上がっていますが、それでも大手キャリアと比べると欠点も存在します。きちんとデメリットも把握してから利用しましょう。

▼MVNO(格安SIM)のデメリット
  • ✕通信速度が大手キャリアと比べて不安定
  • ✕初期設定を自分で行う必要がある
  • ✕対応の支払い方法が少ない場合がある
  • ✕LINEの年齢認証ができない事業者がある

スマートフォン通信量は10GB以下で十分。とにかく安くしたい!

実のところ、ほとんどの人が月間の通信量は10GB以下。ICT市場調査会社の「MM総研」が2024年1月に行った調査では、月間の通信量の平均は約11GBですが、実は中央値は3GBとのこと。

このため、3大キャリアも小容量向けの従量制プランを用意していますが、小容量になるほど割高になります。

10GB以下の容量で安くするなら、候補はMVNO(格安SIM)です。おすすめは容量が選べて使い勝手がいいNUROモバイル10GBで1485円、5GBで990円と格安なうえ、3カ月ごとに追加容量がもらえます。

他にも月3GBで十分ならLINEMOやpovoという選択肢もあります。ただし、通話料金は別なので着信メインで使うなどの工夫は必要。なお、povoの3GBはオートチャージ対応なので、毎回の購入手続きは不要です。

YouTubeはすごい見るけれど、そのほかはさほど使わないなら、BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションもアリです。容量は6GBのみですが、YouTubeなど21のサービスの通信量がカウントされません。頻繁に使うサービスが対象なら、月額2000円ちょっとですむので、使い放題と比べてスマートフォンの料金をかなり節約できます。

山野祐介 氏
経済誌記者
山野祐介 氏 のコメント

ここが一番該当する人が多いのですが、3大キャリアの小容量向け従量制プランはかなり割高です。できるだけしっかり見直したいところです。

10GB以下のおすすめはこの3つ!

1:3大キャリアの小容量プランはかなり割高!おすすめは容量が選べるNUROモバイル

NUROの5GB/10GBは格安なうえにオマケが魅力的

3大キャリアの小容量向け従量制プランは、どれもかなり割高です。ただ、各種セット割が使えるメリットもあります。セット割が使えないならMVNO(格安SIM)に乗り換えを検討したほうがいいでしょう。

  データ通信量 月額料金 その他
NUROモバイル 5GB/10GB
(1GB・550円で追加可能)
バリュープラス 音声通話付きSIM
VMプラン 5GB:990円
VLプラン 10GB:1485円
通話30秒11円
LINEの一部機能がデータ通信量を消費しない/
Gigaプラスで3カ月ごとに追加容量をもらえる
ドコモ 〜3GB
(3GB以上は無制限と同額)
eximo
〜1GB:4565円
〜3GB:5665円
3GB〜無制限:7315円
通話30秒22円
(家族間は通話無料)/
各種セット割利用可能
au 〜4GB
(1GB・1100円で追加可能)
スマホミニプラン 5G/4G
〜1GB:3465円
〜4GB:6215円
通話30秒22円
(家族間は通話無料)/
各種セット割利用可能
ソフトバンク 〜3GB
(1GB・1100円で追加可能)
ミニフィットプラン+
〜1GB:3278円
〜3GB:5478円
通話30秒22円
各種セット割利用可能
VM/VLプランは容量のオマケ付き
  • ◯LINEの対象機能が通信量ゼロ ※通話や共有機能の一部は対象外となります
  • ◯3カ月ごとに追加容量を受け取れる ※VMプランなら3GB、VLプランなら6GB

2:データ3GBで通話も着信メインならpovoやLINEMOもアリ

楽天回線エリア外の保険として「povo」と併用がおすすめ

LINEMOには3GBのプランがあり、povoはデータトッピングで3GBだけの追加が可能です。この2つであれば月額990円ですみますが、通話料金は別なので要注意。ahamoには小容量プランがないため、ドコモの場合は「irumo」で「eximo」よりは安くなりますが、まだ割高感はあります。

  データ通信量 月額料金 その他
povo 3GB
(1GB・390円で追加可能)
基本料0円+データ追加3GB(30日間)990円 通話30秒22円
LINEMO 3GB
(1GB・550円で追加可能)
ミニプラン
3GB:990円
通話30秒22円
ドコモ 0.5〜9GB
(1GB・1100円で追加可能)
irumo
0.5GB:550円
3GB:2167円
6GB:2827円
9GB:3377円
通話30秒22円
各種セット割利用可能
irumoはeximoとの違いも多い
  • ✕家族割適用外で家族間通話も有料
  • ✕キャリアメールが月額330円かかる
  • ✕混雑時にいち早く速度制限される

irumoは一部のサービスが制限されます

3:「動画だけめっちゃ見る!」ならBIGLOBEのエンタメフリー・オプションもアリ

エンタメ以外が6GB以内なら2000円ちょっとですみます

BIGLOBEモバイルの「音声通話SIM プランM」はデータ容量が6GBで1870円という価格だけを見ると、さほど安くはありません。

しかし、対象サービスのヘビーユーザーであれば、+308円で実質使い放題プランと同等になります。動画配信や音楽配信、電子書籍がメインなら検討する余地はあるでしょう。

エンタメ以外が6GB以内なら2000円ちょっとですみます
BIGLOBEモバイル
音声通話SIM プランM
通話30秒22円/データ6GB 月額1870円
BIGLOBE
エンタメフリー・オプション
対象サービスの通信量がノーカウント 月額308円

▼通信量がノーカウントになる対象サービスはこちら

動画配信 YouTube/ABEMA/
U-NEXT/YouTube Kids
音楽配信/ラジオ YouTube Music/Apple Music/
Spotify/AWA/Amazon Music/
LINE MUSIC/radiko/
らじる★らじる/dヒッツ/
楽天ミュージック/TOWER RECORDS MUSIC
電子書籍 dマガジン/dブック/
楽天マガジン/楽天Kobo
その他 Facebook Messenger/
au PAY マーケット

スマートフォン通話メインでかけ放題は必須。できれば3000円以下に!

通話をよく使う人にとっては、かけ放題オプションは必須でしょう。これまでおすすめしてきた見直しプランの中で、かけ放題オプション単体の最安はahamoの1100円です。

かけ放題まではいらないけれど、5分以内の通話無料はほしい場合には、ahamoと日本通信SIMがもともと付属しているのでお得でしょう。

日本通信SIMは1GBで290円というプランもあり、着信専用でデータをほぼ使わないなら最安かけ放題をつけても月額1890円ですが、5分以内無料でいいなら月額680円ですみます。なお、日本通信SIMはドコモ回線を使っているので、ドコモ端末以外はSIMロック解除の手続きが必要となることがあります。

スマートフォンとは別にiPadのセルラー版でデータ通信を行いたい場合、ソフトバンクのデータ通信専用3GBプランがおすすめ。月額990円で安いうえ、純正のソフトバンク回線として扱われるのが大きなポイントです。これにより、ソフトバンクユーザー限定のPayPayクーポンがもらえます。

さらに安くすませたいなら、アマゾンで購入できる年間プリペイドSIMもアリ。月額560円計算で1年間利用でき、契約や解約手続きも不要。アマゾンのポイントキャンペーンも併用できます。

山野祐介 氏
経済誌記者
山野祐介 氏 のコメント

Amazonで買える「カレンダーSIM」はデータ通信専用ですがSMSも利用可能。月7GBで9660円というSIMもあり、これだと月額805円です。

通話メインのおすすめはこの2つ!

1:かけ放題オプションはahamoが最安!

おすすめの見直しプランの中ではahamoが+1100円で最安

これまででおすすめしたプランで、かけ放題オプションがもっとも安いのはahamoの1100円。5分以内でいいなら、ahamoと日本通信SIMはもともと付属しています。

  時間制限あり かけ放題
ドコモ 5分通話無料オプション
+880円
かけ放題オプション
+1980円
ahamo 5分以内の国内通話無料
付属
かけ放題オプション
+1100円
au 通話定額ライト2(5分)
+880円
通話定額2(かけ放題)
+1980円
povo 5分以内通話かけ放題
+550円
通話かけ放題
+1980円
ソフトバンク 準定額オプション+(5分)
+880円
定額オプション+(かけ放題)
+1650円
LINEMO 通話準定額(5分)
+550円
通話定額(かけ放題)
+1650円
楽天モバイル 15分(標準)通話かけ放題
+1100円
該当オプションなし
日本通信SIM 月70分または5分以内無料
付属
通話かけ放題オプション
+1200円
y.u mobile 10分かけ放題
+550円
無制限かけ放題
+1400円
NUROモバイル 通話定額オプション(5分)
+490円

通話定額オプション(10分)
+880円
通話定額オプション(かけ放題)
+1430円
BIGLOBEモバイル 3分以内無料
+660円

10分以内無料
+913円
該当オプションなし

2:通話専用なら日本通信SIMが最強!

データは1GBですが月額290円。かけ放題をつけても1000円台!

通話専用にするなら、日本通信SIMが290円と格安。かけ放題をつけても月額2000円以下で利用できます。

  データ通信量 月額利用料 月額合計
日本通信SIM 1GB
(1GB・220円で追加可能)
合理的シンプル290プラン 290円+通話かけ放題 1600円 1890円
月70分または5分以内無料なら+390円なのでさらに安くなる

かけ放題ではなく、月70分もしくは5分以内無料のオプションなら390円なので、月額680円ですみます。容量の追加も1GBで220円と格安です。

山野祐介 氏
経済誌記者
山野祐介 氏 のコメント

1GBで290円と格安なうえ、通話料も30秒11円。1GBの容量追加も220円です。

ちなみにセルラー版iPadはソフトバンクの3GBがおすすめ

加入から5年間は月額990円で3GB使える玄人向けプラン

セルラー版iPadを安く使いたいなら、ソフトバンクの「データ通信専用3GBプラン」がおすすめ。5年間月額990円で利用でき、ソフトバンク純正回線なのでLYPプレミアムや、ソフトバンクユーザー限定のPayPayクーポンが使えます。

  データ通信量 利用料金
ソフトバンク 3GB
(1時間・110円など使い放題も可能)
データ通信専用3GBプラン
990円
※翌月から5年間
純正のソフトバンク回線として扱われるのがメリット
  • ◯LYPプレミアムが無料で付属
  • ◯契約者限定のPayPayクーポンが使える

セルラー版iPadを安く使いたいなら、ソフトバンクの「データ通信専用3GBプラン」がおすすめ。

加入から5年間月額990円で利用でき、ソフトバンク純正回線なのでLYPプレミアムが無料で付属されていたり、ソフトバンクユーザー限定のPayPayクーポンが使えます。

Amazonで買えるプリペイドSIMもあり

Amazonで買えるプリペイドSIMもあり スマホ料金プラン比較おすすめ イメージ

calender-world
1年プリペイド(月3GB)
1年間6720円

Amazonで買える1年間のプリペイドSIMも、月額560円計算で格安。契約が不要なうえ、Amazonのポイントキャンペーンも使えます。

スマートフォンまとめ:自分にぴったりのプランを選ぼう!

以上、スマートフォンのタイプ別見直しプランのおすすめでした。

再びややこしくなってきたスマートフォンの料金。今回の記事を参考に、安くお得に、ぜひ自分に合ったプランを見つけてみてください。

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