“安定しづらい”を解決する個性派キックボードが登場！
電動キックボードのじゃ句点“安定しづらい”を解決する個性派キックボードが登場。ホンダ発の企業が作った3輪なら電動キックボードより安全・快適に乗れる？気になりませんか。そこで、プロと一緒にテストしました。
ストリーモ「S01JT」の実力は？
ストリーモ「S01JT」
![家電批評: ベストバイ[リボンなし]](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/b/3/150wm/img_b3288d40ddd40fcbbae4c094af12cf8323865.png)
- ストリーモストリーモ S01JT
- 検証時価格: ¥300,000〜
- 総合評価
３輪なので安定性抜群！段差や路面の悪さに強い
ストリーモ「S01JT」の魅力はなんといっても“３輪”であること。左右のぐらつきに強く走行テストでも転倒の不安は感じませんでした。後輪側にステップがあり重心がやや後ろにあるためか、車道から路肩に入る際の段差や小石に強く、不意にハンドルをとられることはありません。
右左折や車線変更時は、ステップ前部と前輪の間のパーツが左右に可動し、ハンドルを切ることで曲がる独特な操作感。ハンドル位置は自分の目線から斜め下にあるため、慣れるまではやや苦戦しそうですが操作感は良好でした。作りもしっかりしており、折りたたみ時もストレスなし！
本体はやや重量がありますが、前後にグリップがあるためキャリーケースのような持ち運びができるのはうれしいところ。最初の乗車時にアプリ接続が必須なのはやや面倒ですが、接続は速く機能も豊富です。
- おすすめポイント
-
- 3輪なので安定性が高い
- 折りたためるため持ち運びも簡単
- がたつきの少ない堅実な作り
- バッテリーが取り外せる
- がっかりポイント
-
- 運転感覚に慣れが必要
- アプリでの車体登録がやや面倒
- ブレーキを握って固定する後輪ロックがアナログ
- 幅
- 500mm
- 奥行
- 1090mm
- 高さ
- 1180mm
- 重量
- 24kg
- 航続距離
- 30km
- 充電時間
- 3.5時間(約)
独自技術で安定走行が可能な“3輪”モビリティ
免許不要で乗れます。ヘルメットは努力義務
運転免許は不要。ヘルメットも努力義務です。とはいえ交通ルール遵守は徹底しましょう。
3輪なので走行安定性は抜群！
独自の「バランスアシストシステム」を採用しており、スタートも走行中も驚くほど安定します。
6km/hモード時は緑ランプが点滅
歩道を走行できる「6km/hモード」に切り替えれば、自転車が走行可能な歩道や進入禁止の車道も走れます。
折りたたみは超簡単！
フロントのロックレバーを外せば、ハンドルが折りたためます。前後にグリップが付いているので、スムーズに引いて歩けました。
ロックレバーを外してハンドルを寝かせるだけです。
フロントグリップを持ってスムーズに移動。
ストリーモ「S01JT」詳細チェック！
【走行性能】加速度は変更でき制動力も優秀！
左手側にはバック機能を搭載
ウインカー下のボタンにバック機能を搭載。乗ったままバックでき、狭い路地での切り返しに便利です。
右手側のレバーで発進
右手側のレバーがアクセルです。加速度は専用のアプリから変更でき、パワーも充分ありました。
3輪のブレーキで制動力は文句なし！
前輪にディスクブレーキ、後輪にドラムブレーキを採用。3輪すべてにブレーキが付いているので、しっかり制動してくれました。
【乗り心地】3輪で段差に超強い！運転感覚は独特です
倒れる不安はほぼありません
3輪の安定性は予想以上で、ちょっとした段差でバランスを崩すこともありません。よほどのことがない限り本体が倒れることはないので、転倒の心配がほぼありません。
3輪なので段差や路面状況に強いのは安心です。
バイクとは違うコーナリングには慣れが必要
ステップボートより前の部分が全体的に傾くため、体がぐらついても車体は倒れません。一方、傾けるだけでは曲がらず、コーナーではハンドルを切る必要があります。独特な操作感は慣れるまでやや混乱しそうです。
【使い勝手】堅実な作りで機能面も使いやすい
アプリと本体両方で設定可能
最初の運転前には事前に専用アプリでの車体登録が必要です。運転前はスマホ忘れや電源切れに注意。事前の登録はやや手間でしたが、一度登録してしまえば以降の操作は手間要らずでした。
細かい使い勝手まで考えられている
車体のディスプレイからは車体のバッテリー残量、設定中の走行モード、スピードメーター等が確認できます。
バッテリーはキーで取り外してコンセントで充電できます。車体を給電場所まで運べない時に重宝しそうです。
各種設定は専用アプリで確認
My Striemo
価格▶無料
専用アプリでユーザーと車両を登録をすると、制限速度の異なる3つの走行モードに切り替えが可能。その他バッテリー状況や走行可能距離の確認、車体のロック、地図表示やシェア機能など豊富な機能を搭載し、使い勝手は良好です。
車体情報がひと目で確認できます。
地図や乗車履歴も表示できます。
購入方法は抽選販売のみです※
購入は抽選販売のみで、次回開催はニュースレターで確認が必要です。
※2024年1月時点での情報です。
【まとめ】コーナー慣れは必要そうだが転ぶ心配はほぼなし
以上、ストリーモ「S01JT」の紹介でした。
最初の乗車時にアプリ接続が必須なのはやや面倒ですが、接続は速く機能も豊富です。以上の性能から価格を鑑みると決して高くはない印象。３輪なので置き場はとりますが、キックボードに安定性を求めるならおすすめできます。
気になる人はチェックしてみてください。
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3輪でしっかり止まっている手応えがあり、ガクッと止まることがありません。