【2024年】キャットタワーのおすすめランキング10選。LDKが猫と一緒に人気商品を徹底比較

キャットタワーとは？ 本当に必要なの？

キャットタワーとは、猫の遊具として知られるアイテム。キャットツリーなどとも呼ばれ、ハウスやベッド、ハンモックでくつろいだり、遊び場としても大活躍します。

ネコは高い場所を好む動物のため、キャットタワーがあればリラックスできて、ジャンプしたりと上下運動をするので、運動不足解消やストレス解消につながります。

ハンモック付きも猫に人気

価格がピンキリなのとお部屋に置くスペースが必要なので購入を迷う人も多い“猫タワー”ですが、室内で過ごす愛猫のためにぜひ用意してあげたいアイテムです。

あれば猫の生活がより快適になるアイテム

キャットタワーは必ずしも必要なアイテムではないですが、猫に上下運動をさせてあげられたり、猫の好む入り組んだ設計になっていて刺激を与えてくれるので、あれば猫の生活がより快適になります。

子猫を飼っている場合は、生後3〜4カ月くらいから用意してあげるのがベター。生後半年を過ぎたら、成猫用のキャットタワーでも問題なく遊べるでしょう。

理想は「見た目が良く、ネコが気に入ってくれ、末永く使える」ものですが、愛猫のお気に入りを見つけるのは難しいですよね。

そこで雑誌『LDK』が、キャットタワーの人気商品をプロと徹底比較。猫ちゃんたちが快適に過ごせて末長く使えそうなおすすめを探しました。

キャットタワーの選び方は？

さまざまなメーカーの商品があるキャットタワーですが、いざ購入しようとネットの商品レビューや口コミを見ても、決め手に欠けるということもありますよね。

ここでは、キャットタワーを選ぶときに重視したい選び方のポイントについてご紹介します。

選び方1：タイプ

キャットタワーには、天井に突っ張って設置する「突っ張りタイプ」と、床に置く「据え置きタイプ」の2種類があります。

タイプによって安定性や高さが異なるため、愛猫の年齢や大きさに合わせて選ぶといいでしょう。

据え置きタイプ

据え置きタイプは、置くだけと設置が簡単で場所を選ばないのがメリット。組み立ても1人で簡単にできるものが多く、好みの場所に配置できる点もいいです。

脚立や踏み台を使わなくても一番上のステップに手が届くものが多いので、ネコとコミュニケーションが取りやすいのも魅力です。

一人暮らしの人や手軽に設置したい人、設置場所に制限がある人におすすめです。

突っ張りタイプ

突っ張りタイプは、床と天井でしっかり固定するので、猫が飛び乗っても安定感があるのがメリット。縦に長いスリム型なので、省スペースで設置できるのもうれしいです。

高さが天井近くまであるので、猫が好きなだけ上下運動できるうえ、多少揺れても安心して見守ってあげることができます。

ただし、突っ張り部分のネジを定期的に締め直すのを忘れないようにしましょう。

運動するのが好きな猫や成猫を飼っている人、安定感を求める人におすすめです。

選び方2：サイズ

キャットタワーを選ぶ際は、タワーの高さやステップの大きさ・間隔についてもチェックしておきたいです。

高さ

2m以上あるキャットタワー

キャットタワーの高さは製品によっても異なりますが、突っ張りタイプなら約250cｍ程度、据え置きタイプなら約150cｍ程度のものが多いです。

猫が満足できる高さの目安は、成猫を基準にした場合、およそ130cm以上。成猫に用意するなら、高さがあるものほど運動できますが、自宅の天井の高さを考えて選ぶようにしましょう。

シニア猫なら、100cm以下の低めのタワーがおすすめです。100cm以下のものなら最上段でも飼い主さんの手が届くので、安心して見守れるはずです。

ステップの幅・間隔

ステップが小さめのキャットタワー

大型猫や胴長の猫を飼っている場合は、ステップの幅が体長よりも大きいものを選んで。ステップが小さいと後ろ足が乗らず、落下してしまう可能性があります。

ステップの幅が体長に対して小さくないかどうかを、購入前にチェックするようにしましょう。

短足種やジャンプ力が弱い子猫を飼っている場合は、ステップの間隔が30cm以下のものがおすすめです。30cm以上あるものだと、高くて登り降りができなかったり、落下してしまう可能性も。

とくに、子猫は昇れるけど降りられないこともよくあるので、キャットタワーで遊んでいるときは、飼い主さんがしっかりと見守ってあげてくださいね。

反対にシニア猫なら、できるだけステップの間隔が狭いものがおすすめです。最下段の段差が10〜20cmほどのものであれば、無理なく昇り降りができて安心です。

選び方3：形状・素材

ハンモック付き

キャットタワーには、ハウスやベッド、ハンモックといった休憩場所や爪とぎの支柱が備わっているものが多いです。

また、猫が安全に楽しく遊べるかどうかは、ステップの素材や生地によっても変わってきます。

形状

曲線ベッド付き

猫が休める場所は主に、身を隠すハウス、丸まって寝るベッド、リラックススペースとしてのハンモックの3つ。それぞれに役割が異なるため、3種類あると満足度が高いです。

1匹につき1つの休憩場所が必要となるので、多頭飼いの場合は愛猫の数プラス1つあるのが理想です。

おもちゃやツメとぎの支柱が備わっているものも多く、麻紐か綿紐かを選べたりも。麻紐のほうが使いやすいのでおすすめですよ。

素材

芯材が紙のキャットタワー

ステップ台の素材には、布素材や木材などがあります。木製のものはツルツルして昇りにくいですが、布素材だとつめを引っ掛けやすいので、ネコがスムーズに上下運動できます。支柱や板材の台がスチール製なら耐久性もあります。

台座にオーク材を使用しておしゃれなキャットタワー

布素材の中でも、ふわふわと毛が立っているものの方が好まれやすい傾向に。ただ、吐き戻しをした場合はお手入れが大変なので、タオルを敷いたり、乾く前に拭き取るなどして対応しましょう。

また、キャットタワーは部屋のインテリアの一つにもなり得るため、飼い主さんが好みのおしゃれなデザインのものを選ぶと、愛猫と遊ぶのがさらに楽しくなりますよ。

キャットタワーの人気商品を徹底比較

今回は、ペット用品ショップをはじめ、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのネット通販でも購入できるキャットタワーで、比較的人気が高い据え置き型5製品、突っ張り型5製品をピックアップ。

ペット栄養管理士/ペット用品取扱士の奥田直樹さん、「拝啓ねこ様」代表の近藤 みゆきさんにご協力いただき、「猫の使用率」「見栄え」「質」の3項目を比較検証しました。

「使用率」は、保護ネコカフェ「拝啓ねこ様」にご協力いただき、キャットタワーを設置してネコたちの使用頻度を検証しました。

「拝啓ねこ様」オーナー

近藤みゆき 氏 のコメント

キャットタワー2製品を同時に設置して使用頻度を検証しました。

以上を比較検証した結果は、評価の高かったキャットタワーからおすすめ商品をランキングでご紹介します！