【2024年】猫用水飲み器のおすすめランキング7選。LDKが陶器や自動給水器など人気製品を猫と比較

猫用水飲み器とは？ 自動給水器のメリット

猫が水を飲むために必要な給水器（水飲み器）。大切な愛猫が健康的な毎日を送るためには、食事はもちろん水分補給も大切です。

適切に摂取できなければ脱水症状や尿石症や慢性腎不全などの病気の原因になることも。特に水を好まない猫ちゃんの場合、健康維持のためにも水を飲んでくれる工夫がされている給水器を選ぶ必要があります。

普通の水飲み器と自動給水器の違いは？

給水器には、ウォーターボウルとも呼ばれる猫が水を飲みやすいように工夫して作られた水飲み器と、自動給水器があります。自動給水器はタンクにセットした水がなくなるまで自動で水を給水してくれるのが魅力のペット用品です。

また、自動給水器には基本的に猫の毛や食べかすなどのゴミをろ過するフィルターが付いています。水のカルキ臭や水質が気になるなら、浄化力に優れた活性炭フィルターが使われているものを選ぶとよいでしょう。

自動給水器のメリット・デメリットは？

自動給水器は自動で給水してくれるのが最大の特徴。頻繁に水を交換する必要がないため飼い主さんが不在時の水やりに便利。留守番中や暑い時期なども安心です。循環式とディスペンサー式があり、循環式であればいつでも新鮮な水をあげられます。

一方で、電気代やフィルター代などコストがかかるというデメリットも。普通の給水器に比べて手入れに手間がかかります。

ネコが好む給水器とは？

よく「高さと幅のある陶器」が好まれるとも言われますが、実際はどうなのでしょうか。

猫用給水器は、犬用や猫用などのペット用品を扱うジェックス（GEX）から発売されている人気の「ピュアクリスタル」やアイリスオーヤマなど種類が多くどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

そこで、雑誌「LDK」では人気の猫用給水器を比較。普通の給水器と自動給水器を含めた商品をテストし、ネコがよく水を飲むおすすめを探しました。

猫用水飲み器の選び方は？

おすすめを紹介する前に、まずは猫用給水機を選ぶときのポイントをお伝えします。

選び方1：形状

成長した猫やある程度年齢がいった猫の場合、低いボウルではかがんで飲む必要があり負担がかかります。猫の体に合わせて、ある程度高さがあるものを選ぶといいでしょう。こぼれないように安定性のあるものを選ぶことも大切です。

また、猫にとって大切なヒゲが器に触れたりする場合は嫌がって水を飲まないこともあります。ヒゲが給水器に当たらないか、十分な大きさがあるかをチェックしましょう。

選び方2：お手入れのしやすさ

自動給水器を使うなら、本体や受け皿の手入れがしやすいかどうかもチェックしておきましょう。

モーターによって水がフィルターを通って循環している循環式給水器は衛生面で優れているものの、汚れが付着しないよう、週に1〜2度など定期的に洗浄をする必要があります。

フィルターやモーター部分が洗いやすいか、くぼみなどが多くて手間がかからないか、パーツが外しやすいかなども清潔をキープするためにチェックしておきたいポイント。ポンプはコードレスの方が分解しやすく、持ち運びもしやすいです。

選び方3：水の流れ方

ネコは止まった水より流れる水を好む傾向があります。モーターで水を循環させる循環型タイプの自動給水器は「蛇口式」「湧き水式」「噴水式」などの種類があり、それぞれ異なる水の流れ方になっています。

猫が蛇口から出る水が好きなら上から下に水が落ちる蛇口式や噴水式を、控えめで大人しい猫には水の流れや音がやさしい湧き水式など、猫の性格に合わせて選んであげましょう。

選び方4：稼働音(静音性)

自動給水器はモーター音や水が流れる音がします。猫が音に敏感な場合や寝室など静かな場所に設置をするなら静音性が高いものがおすすめです。

製品によっては音圧レベル（デシベル）が表記されているのでチェックしてみてください。

猫用水飲み器の人気商品を徹底比較

今回は雑誌「LDK」が、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどネット通販で購入できる人気の猫用給水器から自動タイプも含めた製品を比較。

ペット用品取扱士の奥田直樹さん、「猫式」店長の石井かおるさんと一緒に、各製品を保護猫カフェ「猫式」に1週間置き、猫の飲水量をチェック。よく水を飲まれた製品ほど高評価としました。

それでは、テスト結果を評価の高かった順にネコ用給水器のおすすめ商品を紹介します。