鮭缶のおすすめランキング5選｜LDKが人気商品を比較・レシピも紹介

鮭缶を食べるメリット

鮭缶とは、鮭を缶詰にした食品。水煮や油漬け、中骨缶、フレーク缶などの種類があり、サバ缶やいわし缶などと同様に、魚の栄養を手軽に摂取することができます。

鮭にはオメガ3脂肪酸の一種であるDHA、EPAのほか、アスタキサンチン、カルシウムなどの栄養素が含まれています。缶詰なら長期保存ができるので非常食にもしやすく、タンパク質補給にも最適です。

特に鮭の中骨缶は骨まで食べられるように柔らかく加工されており、カルシウムやビタミンDといった栄養素も手軽に摂取できるのも魅力の加工食品です。

LDKがおいしく食べられる鮭缶をテスト

でも、鮭の缶詰にもさまざま種類があり、美味しいものを見つけるのは難しいです。

そこで雑誌『LDK』では、鮭缶の中でも骨と身を一緒に食べられる中骨水煮缶に注目。そのまま食べてもおいしいおすすめを探しました。

健康にいい油の選び方は？

オメガ3脂肪酸の一種であるDHAとEPAはどちらも体内で生成されないため、食事で摂取する必要があります。ここでは、積極的に摂取したい油について紹介します。

オメガ9系、オメガ3系を積極的に摂りたい

まず、油＝脂質は脂肪酸の種類によって「飽和脂肪酸」「不飽和脂肪酸」の2種類に分けられます。

1：飽和脂肪酸

飽和脂肪酸は、主に常温で固まるもののこと。バターやラードなどがこの分類です。

2：不飽和脂肪酸

不法は脂肪酸は、常温でかたまらないもののこと。さらに、「一価不飽和脂肪酸」「多価不飽和脂肪酸」に分けられます。

一価不飽和脂肪酸

• オメガ9系脂肪酸……米油、オリーブオイル、アボカドオイル など

多価不飽和脂肪酸

• オメガ3系脂肪酸……エゴマ油、亜麻仁油、魚の油 など
• オメガ6系脂肪酸……サラダ油（大豆油、コーン油）、ごま油 など

米油、オリーブオイル、アボカドオイルなどのオメガ9系脂肪酸は適度に摂り、エゴマ油、アマニ油、魚の油などオメガ3系脂肪酸は積極的に摂るのがおすすめ。

一方で、オメガ6系脂肪酸の一種のアラキドン酸は、免疫に関わる生理活性物質を産生します。意識して摂りすぎを防ぐことが大切です。

摂り過ぎ注意の油に偏らないように

理想の栄養バランスは？

厚生労働省の基準によると、炭水化物、脂質、たんぱく質の栄養バランス（PFCバランス）は「タンパク質13～20％」「脂質20～30％」「炭水化物50～65％」で配分すると良いとしています。

ところが、脂質はたくさんの加工品やお菓子、外食などに含まれているため知らずに脂質を摂りすぎている可能性大。

さらに加工品には摂りすぎ注意なオメガ6系脂肪酸が使用されていることが多く、うっかり体に悪影響を及ぼしているかもしれません。

脂質過多になりやすい食材の一例

• 和牛肉サーロイン……47.5g
• ポテトチップス……35.2g
• クロワッサン……26.8g
• ばらベーコン……24.9g
• 即席ラーメン……19.1g

※数値は可食部100gあたりの脂質量
文部科学省「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」

ほかに、お菓子の植物油脂やショートニングにも注意しましょう。

脂質の摂取目安量は、女性が1日に40〜50g、男性は50〜70gです。

鮭缶の人気商品を料理家と比較　

積極的に摂取したい魚の油が手軽に摂ることができる鮭の缶詰。

水煮やフレークなどさまざまな種類がありますが、中骨煮なら身と骨が一緒に食べられてカルシウムも豊富です。

今回は雑誌『LDK』が、スーパーや、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといったネット通販で購入できる、人気の鮭の中骨缶をピックアップ。美味しいものなら料理にもアレンジしやすくうれしいです。

そこで料理研究家 酒寄美奈子さん、各国料理研究家・栄養士 佐藤わか子さんと一緒に、「味」「身の大きさ」の2項目でテストしました。

それでは、評価の高かった順に、鮭缶のおすすめ商品をランキングで紹介します。