電気・ガス・食費など大幅アップ！ ムダを減らすには？
電気やガス、食品や日用品など、暮らしに関わるものの値上がりラッシュの影響で、収入は変わらないのに支出だけが増えていく状況がここ半年ぐらいは続いていますよね。
でも、ケチケチした暮らしは気持ちが下がる一方だから避けたい！ というのが本音なのでは？
そこで雑誌『LDK』が、値上げも乗り切れるムリのない節約術を伝授。気付いていないムダな出費を、ちょっとした工夫で抑えられるマル秘テクをお教えします。
設定温度を3℃上げると電気代が下げられる
ついガンガンに効かせてしまうエアコンですが、涼しさはそのままに冷房代を削るなら、エアコンの使い方やひんやりアイテムを駆使しましょう。
エアコンは設定温度を+3℃にすることで、1シーズン（135日）約2816円貯まることになります。
※冷房期間（5月23日～10月4日）、設定温度27℃の期間合計消費電力を284kWhとし（白くまくんRAS-X40M2、日立HPより参照）、設定温度を1℃上げると10%消費電力減として計算。2023年6月の単価料金：36.60円（東京電力）で算出した
そこで今回は、夏の冷房代を削るためのアイディアから、エアコンとLED電球の買い替えのおすすめをご紹介します。
10年使い込んだエアコンより新品のほうが節電になる
家電の買い替えで年間約1万1000円貯まる！
10年前のものと比べ、今のエアコンは消費電力が大幅にダウンしています。
最新でなくても、型落ちモデルなら約30％値下げされていることも。エアコンの買い替えで大幅に節電できるんです！
お目当てのエアコンとおうちのエアコンの消費電力量を比べてみましょう。
お目当てのエアコンの消費電力は“しんきゅうさん”で調べられる
環境省のしんきゅうさん（無料）で10年前の消費電力をウェブで比較できます。
STEP1：比較したい家電を選ぶ
家電の種類を選択。冷蔵庫・エアコン・TV・温水洗浄便座・照明から選べます。
STEP2：新旧両方の情報を入力
今どきの省エネ家電と比較。古いものと買い替え検討中のスペックを入力して比較します。
LDKおすすめのエアコンは？
日立「白くまくん RAS-X40M2」
- 日立白くまくん Xシリーズ RAS-X40M2
- 実勢価格: ¥173,500〜
兄弟誌『MONOQLO』の2022年ベストバイに輝いたのが、日立「白くまくん RAS-X40M2」。
本体熱交換器の汚れを加熱融解し、凍らせて一気に流す独自の「凍結洗浄除菌ヒートプラス」機能を搭載。
室外機の汚れも自動で洗浄してくれるから風はいつもクリーンで、ムダな電気代の節約にもなります。
本体内部だけでなく室外機の洗浄も自動でおまかせできるのは日立だけ。値段もお手頃になった今が買い時です！
- 幅
- 798mm
- 奥行
- 385mm
- 高さ
- 295mm
- 重量
- 16.5kg
- 型番
- RAS-X40M2
白熱電球はLED電球にチェンジ！
電球の買い替えで年間約6028円貯まる！
白熱電球は1年間で約6412円かかります。寿命もLED電球より短いです。
LEDは1年間で約384円の電気代になります。LED電球に替えれば、節電できて約1.5カ月で元が取れます。
※白熱電球60W、LED電球3.6W（オーム電機）として、1日8時間を1年間使用した場合とし、2023年6月の単価料金：36.60円（東京電力）で算出しました。
LDKおすすめの電球は？
オーム電機「LED電球 LDA7L-G/CK AG93」
- オーム電機LED電球 LDA7L-G/CK AG93
- 実勢価格: ¥600〜
- 照度
- 光の広さ
- 電球温度
雑誌『LDK』過去号のLED電球6製品比較でA評価だったのが、オーム電機「LED電球 LDA7L-G/CK AG93」。
白熱電球と遜色ない明るさで、スイッチで電球色・昼光色・白色の3段階の色味に切り替えられます。
電球温度は40℃台と圧倒的に低温。電球温度が低いと傷まず長持ちします。
- 型番
- 06-3427
明るさが部屋の隅まで行き届く
明るさは白熱電球と遜色なし。スイッチで3段階の色に切り替えできます。
電球温度が低く壊れにくくて長持ち
白熱電球は平均62.3℃ですが、オーム電機は40℃台と低いです。温度が低いから壊れにくいです。
以上、夏の冷房代を削るためのアイディアから、エアコンとLED電球の買い替えのおすすめでした。
エアコンと電球を買い換えると年間で1万7128円貯まります。家電の物持ちのよさは損するだけ。省エネ家電で快適に節電しましょう。
