Bluetoothスピーカーとは?
そもそもBluetoothスピーカーとは?
Bluetooth(ブルートゥース)スピーカーとは、パソコンやスマホ、タブレットといったBluetoothを搭載しているガジェットと簡単に接続できるスピーカーです。それらのガジェットの内臓スピーカーから直接音を流すより、高音質で動画や音楽を楽しめます。
今回はAV機器で人気ブランドのマーシャルから新登場したBluetoothスピーカー、「WILLEN」と「EMBERTON II」をプロとおすすめなのか検証しました。
マーシャル「WILLEN」
マーシャル
WILLEN
実勢価格：¥15,980
サイズ：W100×D40×H100mm・約310g
対応コーデック：SBC
2022年12月発売
▼テスト結果
| 総合点数 | 高音 | 中音 | 低音 | 大音量 | 小音量 | 解像度 | レスポンス | 音の広がり | 動画視聴 | 使い勝手 | 操作性 |
| 62点 | 7.25点 | 7.25点 | 5.75点 | 4.00点 | 2.75点 | 5.25点 | 4.00点 | 3.00点 | 2.75点 | 12点 | 8点 |
総合評価：3.1 / 5.0点
小型軽量のマーシャル「WILLEN」は、自然な聞こえ方がするフラットなスピーカーながら、低音があまり響かず、特に迫力のある動画には向きません。セリフはよく聞こえるので、好みの動画次第ではおすすめです。
ここはおすすめ：高音が強調されすぎずに自然
他のマーシャル製品よりも自然に高音が聞こえます。音楽のキックやスネアボーカルは◎。動画視聴時のセリフは聞きやすいという意見もありました。
ここは残念：動画視聴には向かない低音の薄さ
中低音が薄く、特に低音は効かないのでアクション映画などには不向き。ボーカルを楽しむ音楽向けです。コンパクトゆえ、低音は捨てた？ という印象。
ベースはかろうじてあるのがわかる程度。ボーカルを聴くためならアリ。
マーシャル「EMBERTON II」
マーシャル
EMBERTON II
実勢価格：¥28,980
サイズ：W160×D76×H68mm・約700g
対応コーデック：SBC
2022年11月発売
▼テスト結果
| 総合点数 | 高音 | 中音 | 低音 | 大音量 | 小音量 | 解像度 | レスポンス | 音の広がり | 動画視聴 | 使い勝手 | 操作性 |
| 66.75点 | 6.75点 | 7.50点 | 7.50点 | 3.75点 | 3.75点 | 6.00点 | 3.50点 | 5.50点 | 8.50点 | 7点 | 7点 |
総合評価：3.3 / 5.0点
マーシャル「EMBERTON II」は、前モデルからファンが多い製品です。低音域は前作と比べて変化が見受けられました。
明らかにバランスが変わって量的に増えた。
ドンシャリ傾向が強まった。
高音はフラットではなく、ややバランスが崩れたという意見もありました。
ここはおすすめ：高音の抜けがよくなった！
前モデル「EMBERTON」と比べて音が鮮明になり、高音域が増して、抜けがよくなったとプロが評価。中音も向上しました。操作はシンプルです。
ここは残念：大音量はあんまりです
大音量で鳴らすと高音の強調感が薄まり、ややうるさく感じてしまいました。小音量で聴くのに向く一台です。
音質・価格を考慮すると「SoundLink Flex Bluetooth speaker」がおすすめ
ボーズ
SoundLink Flex
Bluetooth speaker
実勢価格：¥17,762円
ボーズ「SoundLink Flex Bluetooth speaker」は、しっかりとした低音域と、厚みのある音、前に出てくるボーカルといった点で、音質面でマーシャル製品より高評価となりました。価格も考えればこちらがおすすめです。
IP67の防水性も◎。直感的に操作できる使い勝手です。
以上、人気ブランドマーシャルのお高めな新製品のBluetoothスピーカー2製品の検証レビューでした。
その存在感やデザインも含めて、オーディオマニアに愛されるマーシャルですが、どちらも予想していたより渋い評価となりました。
購入を検討していた方は、ぜひ参考にしてみてください。
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高音の妙な強調感がなく、かなり自然に聞こえました。