duraMOBI「Pillow Speaker」
duraMOBI
Pillow Speaker
実勢価格:7800円
サイズ(実寸):約W11.0×D2.7×H1.1cm・約40g
duraMOBI「Pillow Speaker」は、枕の下に入れて使う「枕スピーカー」です。
このように枕の下に入れ、スマホとBluetooth接続して使用します。イヤホンのように耳を塞がないので、開放的な気持ちで、寝る前に音楽を楽しめるはずと期待が膨らみます。
「音に包み込まれる感」がスマホと段違い
スマホを枕の下に入れれば良くない? という疑問も浮かびますが、スマホとの違いは「音に包み込まれる感」。
実際に音楽や川のせせらぎの音を流しながら硬めの枕であお向けに寝てみたところ、広がりのある音に包み込まれ、寝る前にかなりリラックスできました。
ただし、リラックスできたのはこのような条件のときのみ。活用方法は限定的でした。それでは検証の結果について、詳細を解説します。
duraMOBI「Pillow Speaker」の検証レビュー
メーカーいわく、duraMOBI「Pillow Speaker」は「枕を通して自分だけに音が聴こえるスピーカー」とのことですが、その実態は異なるものでした。
そもそも、自分だけに音が聴こえるなんてことはありません。自分に聴こえる音量にすれば、隣にしっかり音が響いてしまいます。枕や姿勢の調整、音源選びもデリケート。適した環境にしないと、音を不快に感じることも。
ただ、適した音源かつ寝相や枕を選べば、音が頭全体に響きます。タイマー設定で自動OFFになるのも嬉しいポイント。イヤホンは嫌だけど、音を楽しみつつ寝たい人ならアリです。
それでは、検証してわかった優秀なポイントと惜しいポイントを解説します。
ここは優秀:あお向けで一部の環境音を聞くには◎
1:森の音や川のせせらぎ
2:あお向け
3:硬めの枕
いろいろな音源、姿勢、枕を試したところ、以上の「森の音や川のせせらぎ+あお向け+硬めの枕」の3点セットが最適だと判明。枕が柔らかめだと、沈み込んだ頭に音がダイレクトに響いて、寝る前には不向きです。
ここは惜しい:快適に聞こえる寝相や音楽が限定的すぎる
通常の曲を聴いてみると、低音が不自然に響いてきて聴き疲れします。映像の音声も定位感がなく、音のバランスもイマイチで不向きでした。
極端に低域寄りで中高域はイマイチ。
また、寝相によっても聴こえ方が左右されます。
横向きやうつ伏せだと、音圧が強すぎてリラックスしては聴けません。
duraMOBI「Pillow Speaker」のレビューまとめ
最後に、duraMOBI「Pillow Speaker」のおすすめポイントや残念ポイントをまとめてお伝えします。
▼総合評価
- 評価:B
- 総合評価:3/5点
- 身につけたい度:2.3/5点
▼おすすめポイント
- 小型で邪魔にならない
- タイマー設定が可能
- 包みこまれる音
▼残念ポイント
- 音楽を聴くには不向き
- 映像も楽しみにくい
- 寝相に左右される
以上、duraMOBI「Pillow Speaker」の検証レビューでした。
活用方法は限定的ですが、うまくハマれば心地良い製品です。イヤホンが苦手だけれど、音を楽しみつつ寝たい人にはおすすめかもしれません。
音楽を楽しむなら「寝ホン」
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実勢価格:1万3990円
寝転んだ状態で音楽を楽しむなら、それを想定して作られた「寝ホン」がおすすめです。1MORE「ComfoBuds Mini」は丸く優しいサウンドで、リラックスできます。
ただし「寝ホン」といえど、イヤホンで長時間、大音量の音楽を聴くのは難聴の原因になりうるので、音量を抑えて適切な時間で使いましょう。
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