背中や腰をグリグリしたい!けど、手が届かない…
背中や腰などをほぐしたい時、自分でやろうとするとなかなか難しいですよね。
手持ち型のマッサージ機だと背面に届きづらいし、上に寝転がって使うタイプだと騒音が気になったり、体にフィットしづらいことも…。
そんな不便を解消してくれるマッサージ機が、ひと工夫ある生活雑貨・家電で定評のあるドウシシャより、2022年11月に発売されました。
11月発売のドウシシャ「ポイントビート ツインボール」の実力は?
ドウシシャ
MOMiLUX(もみラックス) POINT BEAT(ポイントビート) ツインボール ブラック
DTB-2201 BK
実勢価格:13200円
サイズ(本体のみ):直径約90×長さ174mm
重量(本体のみ):約800g
付属品:本体、ACアダプター×1、USB-Cケーブル×1、マルチフィットベルト×2、取扱説明書・保証書×1
2022年11月下旬に発売されたドウシシャ「ポイントビート ツインボール」は、2つのボールを搭載したピーナッツのような特徴的な形状のマッサージ機です。
丸い部分が背中や腰にフィットし、真ん中のくびれ部分は背骨や手足にフィット。付属のベルトを本体の左右に取り付けて手で引っ張ることで、さらにフィット感が高まるのだとか。
そこで今回は、『家電批評』や『LDK』でも、ハンドガンやフットマッサージャーなど、様々なタイプのマッサージ機器の検証にご協力いただいた「for.R整体院」代表の木幡洋一さんに評価を依頼。
「ポイントビート ツインボール」のガチテストを行いました!
テスト1:振動の種類と強さは適切なの?
結果:強さは4段階で変更可能! 当て方によって感じ方に差あり
振動の強さは以下の4段階あり、好みに合わせて変更できます。
青色LEDライトと文字表記で、現在の振動レベルがひと目でわかるのも便利。
- レベルⅠ(1つ点灯):約2000回振動/1分間
- レベルⅡ(2つ点灯):約2500回振動/1分間
- レベルⅢ(3つ点灯):約3000回振動/1分間
- レベルⅣ(4つ点灯):約3500回振動/1分間
ベルト使用時や、手を使わずに押し当てた時は振動の違いがわかりやすい!
付属のベルトを使用して体に押し当てた時や、床面にツインボールを置いて上から体を押し当てた時、太ももの間に挟んで使用した時などは、振動レベルが大きくなるほど振動が奥まで届いている感覚がしっかりと感じられました。
手持ち使用の場合、乗せただけだと振動が伝わりにくい
肩や大胸筋など、ベルトを引っ張って当てにくい箇所には手持ちで当てることになりますが、振動の強さが大きくなればなるほど本体が体表面から浮いてしまい、持つ手に力を入れてグッと押し当てる必要がありました。
振動パターンは1種類で、強さは4段階で変えられます。手持ちで使用する場合は、弱(Ⅰ、Ⅱ)のほうが自重で体に沈み込んである程度フィットしてくれました。
テスト2:マッサージはしやすいの?
結果:体の各部位にフィットするピーナッツ形状が絶妙!
背中や腰に当てる際は、左右のボールが筋肉にピタッと当たり、中央がくびれていることで、背骨への干渉も気になりません。
太ももに挟んで使用する際は、くびれ部分に足をグッと押し当てることで隙間ができづらく、振動をしっかりと感じることができました。
滑りにくい凸凹加工もGOOD!
表面にグリップ加工が施されていることで滑りにくくなっています。また、弾力性のある素材を使用しているため、肌当たりもGOOD。
本体がそこそこ重いので、手持ちよりベルト使いがおすすめ!
本体の重量は約800gあり、片手で持って使うにはやや重たく感じます。
また、持ち手に振動がダイレクトに伝わるのでくすぐったいし、強モードの場合は体に強く押し当ててほぐしたいので、手持ちよりもベルト使いがおすすめです。
ベルト使いは秀逸ですが、手持ちするなら一般的なハンドマッサージャーやハンドガンのほうが使いやすいと思います。
体格に合わせてベルトの長さを調節できるのは嬉しいですね。
テスト3:機能性・操作性は良いの?
結果:USB充電式で場所を選ばず使えるのはラク! しかも充電長持ち!
1回のフル充電で、最大約5時間使用可能と長持ち。
体に当てたり体重をかけて使用する際の取り回しの良さは、コードレス最大の魅力と言えます。
ワンボタンで操作はシンプル。ランプ表示がわかりやすい
約10分の自動タイマー付きで、操作ボタンはたったの1つというシンプル設計。
長押しすると電源のオン/オフができ、1回押すごとに振動の強さを変えられます。振動の強さが青色ランプで表示されるほか、充電残量は赤色ランプでわかるため、充電し忘れ防止にもGOODです。
操作がとにかく簡単! 振動音も控えめでした。
“面”で捉えて広範囲を刺激できるのは大きなメリット!
今回ご監修いただいた木幡さんも、以前にベルトを引っ張って背面に押し当てるタイプのマッサージ機器を使ったことがあるそうなのですが、まん丸形状だと体に“点”で接するため、ほぐされている感覚がイマイチだったのだとか……。
しかし、今回の「ポイントビート ツインボール」の場合は、ピーナッツ型が背中や腰にうまくフィットして広範囲を刺激できたとのことです。
背中や腰などを大きく面で狙えるのは、ハンドガンにはないメリットですね。
テスト結果とアピールポイントを総まとめ!
ドウシシャ
MOMiLUX(もみラックス) POINT BEAT(ポイントビート) ツインボール ブラック
DTB-2201 BK
実勢価格:13200円
サイズ(本体のみ):直径約90×長さ174mm
重量(本体のみ):約800g
付属品:本体、ACアダプター×1、USB-Cケーブル×1、マルチフィットベルト×2、取扱説明書・保証書×1
▼テスト結果
総合評価 | 総合得点 | 振動の 種類と強さ |
使い勝手 | 機能性・ 操作性 |
A | 12/15点 | 4.5/5点 | 3.5/5点 | 4/5点 |
最後に、ドウシシャ「ポイントビート ツインボール」の良かった点と残念だった点をまとめてみました!
▼良かった点
- ピーナッツ形状が体にフィットする
- バンドを使ったマッサージがしやすい
- 振動の強さは4段階切替
- ボタン1つで操作が簡単
- 表示がわかりやすい
- 約10分で自動オフ
- 充電が長持ち
▼残念だった点
- 本体がやや重たい
- 手持ち使用だと持つ手に振動がダイレクトに伝わってしまう
- 手持ち使用だと体に押し当てる必要があり、手が疲れる
背面や足を中心に使うのであれば超アリ!
「ポイントビート ツインボール」は、手持ち使いでの肩・大胸筋・脇などへの使用にはあまり向かない印象でしたが、「ベルトを引っ張って押し当てるマッサージ、体重をかけるマッサージ、両足にはさみ込むマッサージでの使用感は上々でした。
パワフルな振動で広範囲をほぐす「ポイントビート ツインボール」は、背面がバキバキな人や、足がパンパンな人にこそ試してもらいたいアイテムです!
本体の上に寝そべって使用しても振動がブレず、しっかり動きが伝わってきます!