アプリでお茶を自動抽出 LOAD&ROAD「teploティーポット」
LOAD&ROAD
teploティーポット
実勢価格:2万7500円
(ティーポット単体+茶葉2回分)
サイズ・重量:約W20×D20×H20cm・1.4kg
容量:350ml
LOAD&ROAD「teploティーポット」は、アプリとセンサーでお茶を全自動抽出できることが特徴のIoT製品。水と茶葉をセットすればアプリから気分に合った濃さと温度のお茶をいれられます。
最新ティーポットは「パーソナライズ」でいれ方を変える
「teploティーポット」は、本体センサーで脈拍等を分析し、専用アプリの質問と合わせることでそのときの精神状態に最適なお茶を抽出することを狙った製品です。
茶葉と水を入れたらあとはおまかせ
中央の茶漉しに茶葉をセット。この茶漉しが自動で回転し、お茶を抽出します。
センサーが最大の特徴!
お茶をいれる人の脈拍・指温度など6項目を分析し、その人に最適なお茶を抽出するのこと。
アプリ連携→茶葉をスキャン! 茶葉に合った最適な一杯を抽出
3段階の標準抽出と、パーソナライズ抽出が可能。いずれもアプリが必須ですが、全自動で簡単です!
アプリで茶葉をスキャンします。画面にはお湯の温度などが表示され、お茶によって急須の回転も変わるんです!
【検証結果:味や香り】専用茶葉をには微妙なものも……
今回テストした茶葉は、公式通販で買える専用茶葉25種類のうち5種類。こちらがそれぞれの評価と味の特徴です。
緑茶(評価:◯)
- 色:想像よりグリーンがきれいい
- 香り:茶葉は香るが淹れると弱くなってしまう
- 味:旨味は少なくさっぱりした味(渋くはない)でおいしい。すっきりしたい時に適している
烏龍茶(評価:◎)
- 色:色がしっかりでている
- 香り:フルーティーで香り良い
- 味:甘みがあり後味にも残る。癒される、リラックスできる味
ほうじ茶(評価:△)
- 色:きつね色で濁りがなく透明さもある
- 香り:甘い香り(キャラメルのイメージがやや近い)
- 味:香りと味にギャップがある。後味がほろ苦いく口内にややざらつきが残ってしまう
和紅茶(評価:△)
- 色:透明度の高い茶色
- 香り:優しく甘い香り、花の香り(フラワリー)
- 味:お湯で薄めた紅茶のようで普通の紅茶を想像すると違和感がある。味はすっきりしているものの薄い。後味には甘味がある
インド紅茶(評価:◯)
- 色:紅く濃い色
- 香り:強め(ムスクのようなイメージ)で良い香り
- 味:香りの強さと比べると味が薄い。紅茶特有の渋みがもっとほしく物足りなさがある
お茶のプロ、市川さんの評価は全体的にあっさり目な飲み口の印象とのこと。特に烏龍茶は「フルーティーな香りが広がり、甘みもよく後味もいい」と絶賛。一方でほうじ茶は「香りはあるものの、ややほろ苦く口に残る」との評価でした。
茶葉の購入は687円〜
25種の専用茶葉は公式サイトで購入可能です。サブスク購入もできます。
【検証結果:使い勝手】自動は便利だけど毎日使うのはめんどう
アプリから気分に合った濃さと温度のお茶をいれられるという「teploティーポット」ですが、アプリがないといれられない(前回設定でのリピート抽出は可能)のは悩みどころです。
茶漉し部分が不安定で茶葉のセットが大変
抽出はラクですが、お茶をいれるたびに茶漉しを外す必要があるのはやや手間に感じます。
急須が回転するためか、セットの際にぐらつき面倒です。あくまでも、すべてスマホで済ませたい人向けの製品といえるでしょう。
結論:家の家電をIoTで揃えたい人向け!
この製品はあくまでも、生活のIoT化に興味がある人向け。茶葉のセットが大変など毎日使うキッチン家電としてはめんどうな部分が残っています。最後によかったポイントと残念なポイントをまとめましたので参考にしてください。
総合評価:B
よかったポイント
- 気分に合わせた「パーソナライズ抽出」が楽しい
- アプリで温度や淹れ方を自動で決めてくれる
- アプリ設定で市販の茶葉も使える
残念なポイント
- アプリがないと自由に使えない
- パーソナライズ抽出は専用茶葉のみ
- 茶漉し部分が不安定でセットが大変
以上、最新家電、アプリとセンサーでお茶が全自動抽出できるIoTティーポット「teploティーポット」のレビューでした。ぜひお買い物の参考にしてみてくださいね。
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急須で入れるよりさっぱりめの印象です。