キッチンドリップポットと変わらぬ味を
電気ポットも再現できるか?

「あっという間にすぐに沸く」というティファールのCMからも分かるように、これまで電気ケトルはいかに素早くお湯を沸かせるかが重要視されていました。

でも最近は「何気ない日常が楽しくなる、珈琲や紅茶を美味しく淹れられる」というバルミューダの「The Pot」をはじめ、ドリップポットタイプの電気ケトルが人気となっています

そこで今回はドリップポットタイプの電気ケトル、そして一般的な電気ケトル20製品を集めてテスト。珈琲のプロ4人に協力いただき、単なる電気ケトルではなく、美味しく珈琲を淹れられる道具かどうか、ビギナーでもプロ並みの繊細な湯差しを実現できるのか、味と使い勝手の両面から検証しました。

珈琲の味を変えるほどの電気ケトルはどれなのか? 検証結果からわかったオススメ製品をランキング形式でご紹介します!

キッチン【珈琲の基本】美味しい
ハンドドリップ珈琲の淹れ方

まずは美味しいハンドドリップ珈琲を淹れるためのコツをプロに教えてもらいましたので、ご覧ください。電気ケトルを選ぶ際にもポイントを知っておくといいですよ。


手順1:珈琲の粉の分量を?計量する

珈琲の粉量は自分の好みがわかるまではドリッパーメーカー推奨の量がオススメです。


手順2:お湯をコーヒーポットに移して注ぐ

湯温が高いと、粉の成分の抽出が早くなり、それだけ渋みが出てしまうので注意しましょう。


手順3:注ぐお湯の太さを一定に保つ

粉から風味を出すうえで重要ですが、慣れるまではこれが難しく味がブレてしまいます。


手順4:ドリッパー内にお湯を残したまま抽出を終える

豆の種類やドリッパーの特性により抽出時間は変わります。失敗すると雑味が出てしまいます。

キッチン【選び方のポイント】お湯を沸かす
だけじゃない! 使い勝手に違いあり

今回検証するのは、珈琲を淹れることに特化した電気ケトル、そして従来の電気ケトル20製品です。実際に試してみると、形状や素材によって結構使い勝手に違いがあることが分かりました。

選ぶ際のポイントとしてぜひおさえておきましょう。

ポイント1:人気急上昇中! 珈琲用電気ケトルが増えています

バルミューダ『The Pot』同様に珈琲を淹れることに特化したドリップポットタイプの電気ケトルは、すでにいくつか存在しています。特徴は繊細な湯差しをするため、注ぎ口部分が細くS字になっています。

まずは「バルミューダ」です。

バルミューダ BALMUDA The Pot

バルミューダ
BALMUDA
The Pot
購入価格:1万1880円

そしてさまざまなキッチン家電を揃えるイギリスの家電メーカー「ラッセルホブス」のものがこちら。

ラッセルホブス カフェケトル 7410JP

ラッセルホブス
カフェケトル
7410JP
購入価格:8360円

こちらはコーヒー関連製品に強い「ハリオ」の製品です。

ハリオ V60 細口 パワーケトル・ヴォーノ EVKB-80HSV

ハリオ
V60 細口
パワーケトル・ヴォーノ
EVKB-80HSV
購入価格:9300円

ポイント2:電気ケトルの素材は大きく3種類あります

電気ケトルは素材によって使い勝手が変わります。長所と短所に分けてご覧ください。


[ステンレス製]

・長所
耐久性が高く、頑丈で壊れにくい。ニオイ移りも少ないのが特徴です。

・短所
表面が金属むき出しの場合は、外側が非常に熱くなります。


[樹脂製]

・長所
軽量なものが多く、水を入れた状態でも持ち運びしやすいです。またお手頃価格のものが多くなります。

・短所
使い始めや使い終わりに、プラスチック臭が気になるものもあります。


[ガラス製]

・長所
ニオイ移りの心配がなく、衛生的に使えます。沸騰の様子が見られるのも一興です。

・短所
ガラスなので落とすと割れる繊細さがあります。また沸騰すると外側が熱くなります。

ポイント3:デザインだけでなく、使いやすさをチェック!

単純にお湯を入れる場合は慎重になる必要はありませんが、珈琲をドリップするとなるとコントロールできるかが重要になります。以下の3点をクリアしていないと使いこなすのが難しくなるのでチェックしましょう。

(1)重量が1kg以下
(2)注ぎ口が下向き
(3)グリップが握りやすい


重すぎると珈琲をドリップするときに腕が疲れてしまうので注意です!

キッチン1番美味しい! プロも納得
満場一致のベストバイはコレ!

テスト方法、ランキングを発表する前に、まずは気になるベストバイをご紹介しましょう。

こちらです。

ラッセルホブス
カフェケトル
7410JP
購入価格:8360円

ラッセルホブスのケトルは、ペーパードリップでもドリップオンでも美味しい珈琲を味わうことができました。使い勝手もよく安定してお湯が注ぐことができプロもお墨付きの優秀な製品です!

キッチン【テスト方法】美味しさはもちろん
繊細な湯差しができるかがポイント

美味しい珈琲を淹れるには、じっくり、ゆっくり湯差しができるかが重要になります。とくに「ペーパードリップ」の場合は、珈琲の粉の上に細くじっくりお湯を注ぐ必要があり、専用のケトルでもビギナーにはなかなか難しい作業です。そのため美味しい珈琲を淹れるためにはそれ相応の使いやすさが求められます。

そこで今回は「味」に加え、プロ並みの繊細な湯差しを実現できるか「使い勝手」と2つのポイントで検証しました。

[テスト1]味:ドリップポッドと変わらない味を再現できるのか?

今回は、淹れ方次第で珈琲の味に差が出やすい「ペーパードリップ」と、より一般家庭で使用される頻度が高い「ドリップオン」の2種類を試しました。

下記8項目をプロ1人あたり各項目10点、4人で合計320点満点でペーパードリップとドリップオンの配点を行いました。

(1)色/10点
透明度が高く、程良い黒みがあるものを高く評価します。

(2)香り/10点
出来上がり後の香りをチェック。香ばしく心地良い香りは高評価となります。

(3)苦味/10点
程良いビター感を感じられるものは高評価。苦すぎるものは評価を下げました。

(4)甘み/10点
珈琲豆に含まれる酸を熱することで出る、良質な甘みがあるかをチェックしました。

(5)ボディ/10点
コクの深さ、味の強さを感じられるものは高評価となります。

(6)雑味/10点
口に含んだときに感じるエグみや不快な味の有無をチェックしました。

(7)後味/10点
スッキリとした余韻が感じられるものほど高い評価となります。

(8)酸味/10点
口に含んだときに感じるのが、果実のような爽やかな酸味か嫌な酸味かをチェックしました。

「ペーパードリップ」は腕前が直結するため、プロが均一に淹れて検証しました。


今回使用した器具&珈琲アイテムはこちらです。

使用する道具一式、珈琲の粉、水の温度などすべてを統一しても、お湯を入れる電気ケトルひとつでここまで味が変わってしまうものなのか? 今回の検証では、すべて同じ道具を使用し、使用する水の温度は27℃をキープしつつ、珈琲の粉はキーブレンドで統一しました。

各項目10点×8項目×プロ4人=合計320点満点

[テスト2]使い勝手:湯量のコントロールなど自由自在に使いこなせるか?

美味しい珈琲を淹れるためには、自由自在に湯量を調整できなければなりません。

今回は各種電気ケトルの注ぎ口の形状や注ぎやすさ、ハンドルの握りやすさをプロの目線でチェックしました。プロ1人あたり各項目10点、4人で合計120点満点で配点を行いました。


(1)注ぎ口/10点

お湯の太さを一定にできるかで決まります。


(2)握りやすさ/10点

太すぎず細すぎないものがベストです。


(3)注ぎやすさ/10点

重すぎるとうまくコントロールできません。


各項目10点×3項目×プロ4人=合計120点満点


今回はランキング化にあたって、さらに「価格」50点満点を加味し総合点を算出しました。

ペーパードリップの味:320点満点
ドリップオンの味:320点満点
使い勝手:120点円満点
価格:50点満点

合計:810点満点


以上の「味」と「使い勝手」の2つのポイントでテストし、総合的に珈琲を淹れやすい電気ケトルのランキングを決定しましたので、さっそく発表していきたいと思います!

記事1位BEST握りやすいハンドルが決め手!
ラッセルホブス「カフェケトル」

新進気鋭のバルミューダや老舗ブランドのハリオを抑えてトップに輝いたのは、ラッセルホブスの「カフェケトル」でした!

名前のとおり、カフェで使うことに特化された一品で、ドリップポット同様に注ぐ湯量を調整しやすいのが特徴です。握りやすさを工夫したハンドルは、ケトル本体を安定させやすく、珈琲を抽出する際も湯量のコントロールがしやすくなっています。

さらにハンドル部分には人差し指を引っ掛ける部分があり、女性や子どもでも力を使わずに持つことができます。持ったときに手がステンレス部分に直接触れないようにハンドル部分が覆われている点も評価のポイントとなりました。

ラッセルホブス
カフェケトル
7410JP
購入価格:8360円

発売日:2015年6月9日
容量:1.0L
消費電力:1250W
重さ:730g
コード長さ:1.3m

沸騰時間:3分29秒
沸騰温度:99.4℃

容量は1リットルながら、重さは730gと軽量で、通常の電気ケトルとして普段使いにしても問題ありません。意外とストレスがたまる原因となる、通電ベースへの取り付けも難なく行えるのでストレスフリー。ただ転倒防止機能などは付いていないため、うっかり倒してしまうとやけどの原因になるので気を付けてくださいね。

それではテストの結果をみてみましょう。


[味]
ペーパードリップ:第3位

色味がキレイで珈琲らしい香りが楽しめる一杯に仕上がりました。

出来上がりは67℃と最適な飲み頃温度よりは少々高めのためか、酸味が若干気になるという声もありました。

▼ペーパードリップの評価

  • 香り: 29/40点
  • 酸味: 24/40点
  • 苦味: 26/40点
  • 甘み: 27/40点
  • ボディ: 26/40点
  • 後味: 24/40点
  • 雑味: 24/40点
  • 色: 28/40点
  • 合計: 208/320点

・ドリップオン:第1位

どこか一点が変に際立つことなく、平均的にバランスの取れた味わいで、珈琲の色が濃く、力強い香りを楽しめる一杯を注ぐことができました。

お店で出てきてもおかしくないバランスの取れた味わいを楽しめます。

▼ドリップオンの評価

  • 香り: 30/40点
  • 酸味: 28/40点
  • 苦味: 29/40点
  • 甘み: 28/40点
  • ボディ: 30/40点
  • 後味: 30/40点
  • 雑味: 28/40点
  • 色: 30/40点
  • 合計: 233/320点

[使い勝手]
ハンドルの構造が他製品に比べてずば抜けて良く、指を固定できるため力を入れなくても安定しやすい点がもっとも評価されたポイントです。


(1)注ぎ口:お湯の量を調整しやすい!

注ぎ口がわずかに下向きになっているため、お湯の太さや量を調節しやすくコントロールしやすいです。


(2)ハンドル:握りやすくて注ぎやすい

ハンドルに人差し指を引っ掛ける部分があり、しっかりと握ることができます。ハンドル上には親指の滑り止めもあります。安定感バツグンで、湯量の細かな調節を行いやすくなっています。


(3)蒸気:蒸気を気にせずフタを取れる

沸騰時にフタ部分の前面から蒸気が出る仕組みになっています。そのため、お湯を注ぐときに蒸気が手にかからず熱くありません。


(4)内側:水を入れやすい深さ

フタを簡単に外すことができ、内側を手入れするのも簡単。深さがあるため、調節しながら水を入れられるのも魅力です。


▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 30/40点
  • 注ぎ口: 27/40点
  • 握りやすさ: 31/40点
  • 価格: 15/50点
  • ペーパー味: 208/320点
  • ドリップ味: 233/320点
  • 合計: 544/810点

プロたちも納得! 満場一致のベストバイとなりました。

記事2位BESTペーパードリップに最適!
ハリオ「V60 ヴォーノ」

第2位となったのは、電気ケトルのみならず、珈琲を淹れる道具としてよく話題になるハリオのドリップポットです。今回検証したこちらの電気ケトルも使い勝手はそのままに、電気でお湯を沸かせる一品となっています。

お湯の出る勢いがよく、簡単に狙った箇所に注ぐことができるためペーパードリップのように腕前が問われる抽出に最適です。ハンドドリップは、注ぎ方ひとつでかなり味が変わり、ほとんどの製品がプロの味を再現するのは難しかったのですが、唯一ハリオだけは、プロが使う道具で淹れたようなペーパードリップコーヒーを味わうことができました。

ザンネンだったのは通常のケトル同様にハンドル角度が斜めになっている点。角度が斜めになっていると脇が開いてしまいがちで、時間をかけて珈琲を淹れる場合、慣れていないと腕が疲れてしまいます。ただ、慣れてさえしまえば、お湯をコントロールしやすいため、使い勝手は良いですよ。

ハリオ V60 細口 パワーケトル・ヴォーノ EVKB-80HSV

ハリオ
V60 細口
パワーケトル・ヴォーノ
EVKB-80HSV
購入価格:9300円

発売日:2016年1月26日
容量:0.8L
重さ:800g
消費電力:900W
コード長さ:1.2m

沸騰時間:3分45秒
沸騰温度:98.1℃

それでは詳しくみてみましょう。


[味]
・ペーパードリップ:第1位

珈琲本来の香りや味わいを忠実に再現できました。

電気ケトルながら、プロが愛用する道具で淹れた珈琲を再現した味わいです。

▼ペーパードリップの評価

  • 香り: 29/40点
  • 酸味: 31/40点
  • 苦味: 31/40点
  • 甘み: 29/40点
  • ボディ: 29/40点
  • 後味: 29/40点
  • 雑味: 29/40点
  • 色: 33/40点
  • 合計: 240/320点

・ドリップオン:第14位

ドリップオンは、ペーパードリップに比べてなぜだか味が全体的に落ち気味でした。

72.7℃と珈琲の温度が高くなったためか、全体的に味が薄め。ただ、不思議と苦味は感じにくく、香りも多少は感じることができました。

▼ドリップオンの評価

  • 香り: 28/40点
  • 酸味: 24/40点
  • 苦味: 23/40点
  • 甘み: 24/40点
  • ボディ: 20/40点
  • 後味: 23/40点
  • 雑味: 23/40点
  • 色: 25/40点
  • 合計: 190/320点

[使い勝手]
お湯を注ぐのに力をいれる必要があり、慣れないと疲れてしまう面がありますが、慣れてしまえば、注ぎ口も角度があり使いやすいです。

(1)注ぎ口:注ぎ口が下向きで、細いお湯を出しやすい

下向きの注ぎ口がお湯を絶妙にコントロールできるため、ペーパードリップに最適です。

お湯の出るスピードが他製品に比べて少し早くなっています。


(2)ハンドル:ハンドルの角度が斜め

ハンドル角度がドリップポットと異なり、角度を付けにくくお湯を注ぐのに力をいれる必要があるため使いこなすには少しの慣れが必要……。ですが、慣れてしまえば、注ぎ口も角度があり使いやすいです。

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 29/40点
  • 注ぎ口: 32/40点
  • 握りやすさ: 29/40点
  • 価格: 10/50点
  • ペーパー味: 240/320点
  • ドリップ味: 190/320点
  • 合計: 530/810点

注ぎ口がかなり下向きで湯量を調整しやすく、ペーパードリップには最適です。

記事3位BEST実用面とスタイルを両立!
BALMUDA「The Pot」

3位のバルミューダの「The Pot」は珈琲を美味しく淹れるという点では、十分に満足のいく出来栄えでした。プロのバリスタが開発に携わっているだけあり、注ぎやすさは今回検証した20製品の中では1位。評価項目すべてで30点以上をマークした唯一のケトルとなりました。

ハンドルが安定しており、お湯を注ぐときに熱くない点も高評価のポイント。握りやすさ、注ぎやすさともに、普通のドリップポットに劣らない使いやすさを誇っています。

また本体の外側がマット仕立てになっており、シックなデザインでインテリアとしても利用できます。沸騰中はハンドル下部のライトがオレンジ色に点灯し、実用性とかわいらしさを両立させているのも魅力。まずは格好から入りたい人にはオススメです!

バルミューダ BALMUDA The Pot

バルミューダ
BALMUDA
The Pot
購入価格:1万1880円

発売日:2016年10月21日
容量:0.6L
重さ:約600g
消費電力:1200W
コード長さ:1.3m

沸騰時間:2分38秒
沸騰温度:97℃

バルミューダの特徴をみてみましょう。


[味]
・ペーパードリップ:第2位

しっかり味が出ているガッツリ系。酸味が少し勝っています。

雑味が少しだけあり、思った以上にガッツリした味わいの珈琲に仕上がりました。

▼ペーパードリップの評価

  • 香り: 29/40点
  • 酸味: 27/40点
  • 苦味: 27/40点
  • 甘み: 25/40点
  • ボディ: 27/40点
  • 後味: 24/40点
  • 雑味: 23/40点
  • 色: 28/40点
  • 合計: 210/320点

・ドリップオン:第8位

あっさりしており、嫌味がなくバランスのいい味わいです。

スッとしており、全体としての味は少々薄いですが、嫌味がなくバランスのとれた一杯。色味をはじめ、あっさりとした仕上がりとなります。

▼ドリップオンの評価

  • 香り: 27/40点
  • 酸味: 25/40点
  • 苦味: 25/40点
  • 甘み: 24/40点
  • ボディ: 23/40点
  • 後味: 25/40点
  • 雑味: 27/40点
  • 色: 27/40点
  • 合計: 203/320点

[使い勝手]
注ぎ口は水平ながら細い線を描くようにお湯を注げるため、体を傾けずに気持ち良く珈琲をドリップすることができます。

(1)注ぎ口:水平ですが注ぎやすい

下向きの注ぎ口ではありませんが、お湯を細い線のように注ぐことを可能にしているデザインです。


(2)ライト:沸騰をお知らせしてくれる

ハンドル下部にあるライトが非常に目立つようになっていて、沸騰したかどうかを一見で確認できます。

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 34/40点
  • 注ぎ口: 35/40点
  • 握りやすさ: 33/40点
  • 価格: 5/50点
  • ペーパー味: 210/320点
  • ドリップ味: 203/320点
  • 合計: 520/810点

20製品中最も速くお湯を沸騰させることができたのも◎。ステンレス製ですがマットなデザインでインテリアとしても良いですね。格好から入りたい人にオススメです。

4位: S字ノズルで細い線も楽!
ドリテック「PO-135 SV」

690gと軽量で細い線を描くように、ラクに湯差しすることが可能なドリテック「ステンレスケトルPO-135 SV」。ハンドルが少々硬めで若干の持ちづらさはあるものの、価格をおさえたコーヒーポットタイプならこちらがオススメです。

ドリテック ステンレスケトル PO-135 SV

ドリテック
ステンレスケトル
PO-135 SV
購入価格:4370円

発売日:2015年10月20日
容量:1.0L
重さ:約690g
消費電力:900W
コード長さ:0.8m

沸騰時間:4分39秒
沸騰温度:97.5℃

詳しくみてみましょう。


[味]
・ペーパードリップ:第4位

順位は4位ですが珈琲はそこそこの味です。

全体的にバランスは取れており高順位。ただ、62.4℃と熱くないものの酸味が気になり、全体としてあまり美味しくないという評価もありました。

▼ペーパードリップの評価

  • 香り: 24/40点
  • 酸味: 20/40点
  • 苦味: 22/40点
  • 甘み: 21/40点
  • ボディ: 21/40点
  • 後味: 20/40点
  • 雑味: 20/40点
  • 色: 24/40点
  • 合計: 172/320点

・ドリップオン:第9位

色味が良くでています。粉っぽさもなく、誰にでも安定した味の珈琲を淹れられます。

素人が淹れたとしても、安心して飲むことができます。ちょっとしゃぶついていますが、混ぜなくても飲める一杯に仕上がりました。

▼ドリップオンの評価

  • 香り: 25/40点
  • 酸味: 26/40点
  • 苦味: 26/40点
  • 甘み: 24/40点
  • ボディ: 24/40点
  • 後味: 24/40点
  • 雑味: 24/40点
  • 色: 28/40点
  • 合計: 201/320点

[使い勝手]
基本的には注ぎやすいですが、ハンドルの中央部分が若干太いため、握る位置によっては持ちにくさを感じる人もいるかもしれません。

ハンドルが少々硬めで握り慣れる必要があります。

お湯を細く調節しやすいのでドリップにおすすめですよ。

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 30/40点
  • 注ぎ口: 29/40点
  • 握りやすさ: 28/40点
  • 価格: 35/50点
  • ペーパー味: 172/320点
  • ドリップ味: 201/320点
  • 合計: 495/810点

5位: 価格以上の使いやすさ!
ドリテック「マキアート」

ポットのような丸いデザインが特徴のドリテック「ステンレスケトルマキアート PO-115BK2」は、2000円台という価格のわりに、色のきれいな珈琲を淹れられる一台です。ハンドルが持ちやすくAmazonでも好レビューが多く見られます。倒れても湯漏れしにくいのも安心です。

ドリテック ステンレスケトル マキアート  PO-115BK2

ドリテック
ステンレスケトル
マキアート
PO-115BK2
購入価格:2367円

発売日:2016年6月1日
容量:0.8L
重さ:約577g
消費電力:900W
コード長さ:約1.2m

沸騰時間:4分7秒
沸騰温度:99.5℃

※Amazonは「PO-115BKDI」の製品にリンクします。

「味」のバランスはこちらです。

・ペーパードリップ:第6位

▼ペーパードリップの評価

  • 香り: 24/40点
  • 酸味: 20/40点
  • 苦味: 19/40点
  • 甘み: 19/40点
  • ボディ: 20/40点
  • 後味: 18/40点
  • 雑味: 18/40点
  • 色: 23/40点
  • 合計: 161/320点

・ドリップオン:第3位

▼ドリップオンの評価

  • 香り: 25/40点
  • 酸味: 27/40点
  • 苦味: 27/40点
  • 甘み: 27/40点
  • ボディ: 27/40点
  • 後味: 27/40点
  • 雑味: 27/40点
  • 色: 28/40点
  • 合計: 215/320点

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 25/40点
  • 注ぎ口: 23/40点
  • 握りやすさ: 22/40点
  • 価格: 45/50点
  • ペーパー味: 161/320点
  • ドリップ味: 215/320点
  • 合計: 491/810点

6位: 温度調節付きで緑茶もOK!
テスコム「Pure Natura」

テスコムのケトルはドリップポットタイプではないため、湯差しの際、注ぎ口上部のフタが外れてお湯が暴れてしまいますが、注ぎ口を斜めにすると美味しく淹れることができます。

温度調節ダイヤル付きで約60℃から湯を沸かすことができるので、緑茶を淹れる際に重宝します。水の残量が見やすいのもポイントです。

テスコム Pure Natura  電気ケトル TKE200

テスコム
Pure Natura
電気ケトル TKE200
購入価格:2610円

発売日:2012年2月5日
容量:0.8L
重さ:700g
消費電力:1250W
コード長さ:1.4m

※リンク先は後継品の購入ページになります。

「味」のバランスはこちらです。

・ペーパードリップ

・ドリップオン

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 16/40点
  • 注ぎ口: 16/40点
  • 握りやすさ: 21/40点
  • 価格: 45/50点
  • ペーパー味: 159/320点
  • ドリップ味: 214/320点
  • 合計: 471/810点

7位: コールマン製でアウトドアにも
オスター「アーバンケトル」

酸味が微妙で初めて珈琲を淹れたような味になってしまいましたが、ドリップオンは色が良くしっかりした味わいでした。本体とハンドルの距離感が絶妙で下向きでも熱くなりません。コールマン製で5種類のカラバリあり。アウトドアにも合います。

オスター アーバンケトル BVSTKTUS-OR-04

オスター
アーバンケトル
BVSTKTUS-OR-04
購入価格:3360円

発売日:2015年3月7日
容量:0.8L
重さ:830g
消費電力:1100W
コード長さ:約1.07m

「味」のバランスはこちらです。

・ペーパードリップ

・ドリップオン

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 19/40点
  • 注ぎ口: 18/40点
  • 握りやすさ: 20/40点
  • 価格: 40/50点
  • ペーパー味: 140/320点
  • ドリップ味: 216/320点
  • 合計: 453/810点

7位: なめらかな湯差しが可能
デロンギ「トゥルーJKP240J」

こちらのデロンギの電気ケトルは、注ぎ口が丸口のため調整しやすく、なめらかに注げる一台です。ただその一方で、苦味が勝ってしまっており、クリアではない珈琲の仕上がりは惜しいところ。またうかつに触ると外側が熱いのでご注意ください。

デロンギ トゥルー 電気ケトル JKP240J

デロンギ
トゥルー 電気ケトル
JKP240J
購入価格:3734円

発売日:2012年1月17日
容量:0.75L
重さ:600g
消費電力:1150W
コード長さ:1.3m

「味」のバランスはこちらです。

・ペーパードリップ

・ドリップオン

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 25/40点
  • 注ぎ口: 23/40点
  • 握りやすさ: 24/40点
  • 価格: 40/50点
  • ペーパー味: 149/320点
  • ドリップ味: 192/320点
  • 合計: 453/810点

9位: 珈琲用でなければ十分使える!
ティファール「ジャスティン プラス」

お湯の出る位置が高めのため、湯量の調整が難しく一気にドバっと出てしまいます。とはいえ、珈琲用でなければ十分使えるケトルです。水を入れやすいフタの構造で、日常使いしやすいでしょう。

ティファール ジャスティン  プラス KO3408

ティファール
ジャスティン
プラス KO3408
購入価格:3310円

発売日:2014年7月8日
容量:1.2L
重さ:約970g
消費電力:1250W
コード長さ:約1.3m

※画像はAmazonより

「味」のバランスはこちらです。

・ペーパードリップ

・ドリップオン

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 16/40点
  • 注ぎ口: 17/40点
  • 握りやすさ: 19/40点
  • 価格: 40/50点
  • ペーパー味: 159/320点
  • ドリップ味: 201/320点
  • 合計: 452/810点

10位: オブジェにも最適な8カラー
デロンギ「ブティック SJM010J」

やや不思議な味になったデロンギ「電気ケトル kMixブティック SJM010J」。ハンドルは太めで持ちにくさがありました。沸騰後は本体が非常に熱くなりますが、ボタン式でフタを開けられるなど安全面の考慮もみられます。8色のカラバリがあり、オブジェに最適な電気ケトルです。

デロンギ 電気ケトル kMix ブティック SJM010J

デロンギ
電気ケトル kMix
ブティック SJM010J
購入価格:6340円

発売日:2011年9月7日
容量:0.75L
重さ:800g
消費電力:1150W
コード長さ:1.2m

※画像はAmazonより

「味」のバランスはこちらです。

・ペーパードリップ

・ドリップオン

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 23/40点
  • 注ぎ口: 22/40点
  • 握りやすさ: 20/40点
  • 価格: 25/50点
  • ペーパー味: 149/320点
  • ドリップ味: 211/320点
  • 合計: 450/810点

11位: 格安電気ケトルの決定版!
アイリスオーヤマ「IKE-1001」

2000円を切る安さながら、ほかの電気ケトルに比べてお湯を細く調整しながら注ぎやすいアイリスオーヤマの電気ケトル。内側が狭くメンテナンスが大変だったり、デザインは古臭くダサめだったりとマイナス点はみられますが、この価格でこの使いやすさは優秀です。

アイリスオーヤマ 電気ケトル

アイリスオーヤマ
電気ケトル
IKE-1001
購入価格:1960円

発売日:2015年4月12日
容量:1.0L
重さ:725g
消費電力:800W
コード長さ:約1.1m

「味」のバランスはこちらです。

・ペーパードリップ

「味」のバランスはこちらです。

・ペーパードリップ

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 25/40点
  • 注ぎ口: 24/40点
  • 握りやすさ: 24/40点
  • 価格: 50/50点
  • ペーパー味: 123/320点
  • ドリップ味: 196/320点
  • 合計: 442/810点

12位: 注ぎ口が下向きで注ぎやすさは
合格の「タマハシ」

こちらはタマハシから発売されているマリ・クレールの家電シリーズです。注ぎ口が下向きで注ぎやすいが、電源コードがスペック値以上に短く、使用場所を選びます。

タマハシ MCパーソナル 電気ケトル MC-710

タマハシ
MCパーソナル
電気ケトル MC-710
購入価格:7000円

発売日:2016年2月18日
容量:1.2L
重さ:約800g
消費電力:900W
コード長さ:0.75m

※画像はAmazonより

「味」のバランスはこちらです。

・ペーパードリップ

・ドリップオン

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 22/40点
  • 注ぎ口: 20/40点
  • 握りやすさ: 18/40点
  • 価格: 25/50点
  • ペーパー味: 145/320点
  • ドリップ味: 211/320点
  • 合計: 441/810点

13位: 注ぎ口の先端がわずかに下向き
レコルト「クラシックケトル 」

レトロチックなデザインのレコルト「クラシックケトル リーブル RCK-2S」。注ぎ口の先端がわずかに下向きで工夫はみられます。やかんタイプで注ぎ口の位置が高く注ぎやすいのですが、注ぎ口大きいためお湯がドバっと出てしまいます。

レコルト クラシックケトル  リーブル RCK-2S

レコルト
クラシックケトル
リーブル RCK-2S
購入価格:1万1880円

発売日:2016年10月22日
容量:0.6L
重さ:約600g
消費電力:1200W
コード長さ:1.3m

※Amazonは「0.8L」の購入ページにリンクします。

「味」のバランスはこちらです。

・ペーパードリップ

・ドリップオン

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 22/40点
  • 注ぎ口: 23/40点
  • 握りやすさ: 26/40点
  • 価格: 30/50点
  • ペーパー味: 140/320点
  • ドリップ味: 193/320点
  • 合計: 434/810点

14位: 湯沸かし中のライト演出がオシャレ
ビタントニオ「ガラスケトル」

ビタントニオ「ガラスケトルVEK-600-W」は、湯沸かし中、ケトル底の青ランプが点灯して、見た目にも楽しい一台。ハンドルが細いため上部を持つことになるのですが、蒸気と沸騰温度でハンドルが非常に熱くなり、持ちづらいのでドリップには不向きです。

ビタントニオ ガラスケトル VEK-600-W

ビタントニオ
ガラスケトル
VEK-600-W
購入価格:8640円

発売日:2016年1月5日
容量:1.0L
重さ:約890kg
消費電力:1250W
コード長さ:約1.3m

「味」のバランスはこちらです。

・ペーパードリップ

・ドリップオン

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 12/40点
  • 注ぎ口: 12/40点
  • 握りやすさ: 15/40点
  • 価格: 15/50点
  • ペーパー味: 161/320点
  • ドリップ味: 215/320点
  • 合計: 430/810点

15位: 握りやすいけど注ぎにくい
シロカ「SEK-208BK」

シロカのケトルはハンドルは握りやすいのですが、注ぎ口が少々大きめで、ドバっとお湯が出るので湯量の調節が難しいのがデメリットとなりました。ハンドルも熱くなるため本体を安定させにくいです。

>シロカ 電気ケトル SEK-208BK

シロカ
電気ケトル
SEK-208BK
購入価格:2700円

発売日:2015年1月20日
容量:0.8L
重さ:850g
消費電力:1000W
コード長さ:約1.2m

「味」のバランスはこちらです。

・ペーパードリップ

・ドリップオン

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 14/40点
  • 注ぎ口: 14/40点
  • 握りやすさ: 21/40点
  • 価格: 45/50点
  • ペーパー味: 165/320点
  • ドリップ味: 166/320点
  • 合計: 425/810点

16位: 沸騰の様子を見るのは楽しい
マクロス「Estale ガラスケトル」

沸騰中、青いランプが点灯する様子を見るのは面白い演出ですが、使い勝手自体は、本体が重くハンドルも太めで持ちにくく低評価となりました。

マクロス Estale ガラスケトル MCE-3697

マクロス
Estale ガラスケトル
MCE-3697
購入価格:2700円

発売日:2014年1月24日
容量:1.5L
重さ:約1000g
消費電力:1000W
コード長さ:約0.7m

※画像はAmazonより

「味」のバランスはこちらです。

・ペーパードリップ

・ドリップオン

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 12/40点
  • 注ぎ口: 12/40点
  • 握りやすさ: 14/40点
  • 価格: 45/50点
  • ペーパー味: 149/320点
  • ドリップ味: 186/320点
  • 合計: 418/810点

17位: 湯を細く淹れられる工夫あり
タイガー魔法瓶「わく子」

タイガー魔法瓶「電気ケトル わく子PCF-G080-D」は、注ぎ口に3本の線が入っており、湯を細く鋭角に淹れられるようになっています。ただ、プラスチック臭が珈琲の香りに勝ってしまって、味は残念な結果になりました。

タイガー魔法瓶 電気ケトル わく子 PCF-G080-D

タイガー魔法瓶
電気ケトル わく子
PCF-G080-D
購入価格:3680円

発売日:2015年6月19日
容量:0.8L
重さ:760g
消費電力:1300W
コード長さ:1.3m

「味」のバランスはこちらです。

・ペーパードリップ

・ドリップオン

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 22/40点
  • 注ぎ口: 22/40点
  • 握りやすさ: 20/40点
  • 価格: 40/50点
  • ペーパー味: 133/320点
  • ドリップ味: 167/320点
  • 合計: 404/810点

18位: 適量を注ぐのが難しい……
象印マホービン「CK-AW10-TM」

象印マホービン「CK-AW10-TM」は、過去の検証でベストバイに輝いた製品で、沸騰から1時間経過しても温度をキープできる優れもの。ただ珈琲を美味しく珈琲を淹れるという点からは、低い順位になりました。

理由のひとつに挙げられるのは注ぎ口の位置が高すぎるため、どこまで傾けてよいのか分からないということ。また注ぎ口も広いので狙った位置にお湯を注ぐのが難しく適量のお湯を注ぐことができません。

象印マホービン 電気ケトル  CK-AW10-TM

象印マホービン
電気ケトル
CK-AW10-TM
購入価格:8420円

発売日:2014年7月27日
容量:1.0L
重さ:約1000g
消費電力:1300W
コード長さ:1.5m

※画像はAmazonより

「味」のバランスはこちらです。

・ペーパードリップ

・ドリップオン

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 11/40点
  • 注ぎ口: 11/40点
  • 握りやすさ: 12/40点
  • 価格: 15/50点
  • ペーパー味: 161/320点
  • ドリップ味: 172/320点
  • 合計: 382/810点

19位: 重くてお湯が暴れる
ドウシシャ「ピエリア」

ハンドル上部の安全ロックボタンを押しながらでないとお湯が出ないため、肘が上がり湯量調整ができません。注ぎ口も小さくお湯の注ぎにくさが順位に直結した結果になりました。

ドウシシャ ピエリア 温度調節機能付き 電気ケトル DEK-1301

ドウシシャ
ピエリア
温度調節機能付き
電気ケトル DEK-1301
購入価格:7980円

発売日:2014年8月6日
容量:0.8L
重さ:約1400g
消費電力:1100W
コード長さ:約0.75m

「味」のバランスはこちらです。

・ペーパードリップ

・ドリップオン

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 10/40点
  • 注ぎ口: 9/40点
  • 握りやすさ: 9/40点
  • 価格: 20/50点
  • ペーパー味: 144/320点
  • ドリップ味: 180/320点
  • 合計: 372/810点

20位: ハンドルが熱くてドリップに不向き
ティファール「KO4305JP」

こちらのティファールのケトルはハンドル部分がかなり熱くなってしまうので、ハンドルを上下させるドリップをするのはかなり難しいです。注ぎ口のフタがパカパカして出るタイミングを計りにくいのも使い勝手としてはよくありません。

ティファール アプレシア エージー・ プラス ロックKO4305JP

ティファール
アプレシア エージー・
プラス ロックKO4305JP
購入価格:6270円

発売日:2016年9月1日
容量:0.8L
重さ:944g
消費電力:1250W
コード長さ:1.25m

「味」のバランスはこちらです。

・ペーパードリップ

・ドリップオン

▼最終評価はこちらの通りです

  • そそぎやすさ: 13/40点
  • 注ぎ口: 11/40点
  • 握りやすさ: 12/40点
  • 価格: 25/50点
  • ペーパー味: 136/320点
  • ドリップ味: 171/320点
  • 合計: 368/810点

以上、電気ケトルランキングBEST20でした!

キッチン[まとめ1]安定して的確に
お湯を注げるかが重要!

珈琲を淹れるうえで電気ケトルに求められるのは、ドリップポット同様に狙った場所に的確にお湯を注ぐことができることです。「ラッセルホブス」、「バルミューダ」、「ハリオ」、ドリテックの「ステンレスケトルPO-135 SV」といったコーヒーポットタイプのものは、ケトルの底からお湯を汲み取るS字型のノズルで、湯量を細かく調節しやすい傾向にありました。

とくにバルミューダは、ノズルが一貫して細く、汲み取る湯量が一定であったため、お湯を注ぎ手の思うままにコントロールすることができ高評価につながりました。

一方でいわゆる一般的な電気ケトルは、お湯を汲み取る位置がどれも高く設定されており、本体をかなり傾ける必要があるため、望む湯量を注ぐにはかなりの力とハンドルを安定させる必要があります

そのうえ、ボタンを押しながらでないとお湯が出ないものや、本体が空の状態でも1kgを超えるものなどについては、珈琲のプロですら使いこなすことはできませんでした。やはり電気ケトルで珈琲を淹れるのであればコーヒーポットタイプ一択といえるかもしれません。

キッチン[まとめ2]ドリップオンを
利用するなら温度に注意!

お湯を注ぐのは一見どれも同じように感じるものですが、今回の検証で分かったのは、注ぎ口や材質によって熱伝導率が異なるため、珈琲粉への熱の伝わり方も異なってくるということです

この熱の伝わり方次第で、注いだお湯の冷め具合が変わってくるため、淹れた珈琲の色味や味わいも変わってきます。電気ケトルの場合は、注ぎ口がS字になっているコーヒーポットタイプではなく、鳥のくちばしのような三角形をした注ぎ口のものが一般的であるため、思ったようにお湯の量を調節するのが難しくなります

これはドリップオンタイプでも同様です。電気ケトルから直接お湯を注ぐため、ペーパードリップタイプよりも味が安定しやすいのですが、ドリッパーを通さないため、珈琲の飲み心地の良い温度である65℃程度までお湯の温度が下がらずに注がれてしまうことが多くなります。

すると結果的に、味が安定しやすいドリップオンタイプでも、苦味や渋味が出てしまう結果になります。また温度が高すぎると、カップの底に味の濃い部分が沈殿してしまうこともあるので注意が必要です。

キッチン[まとめ3]ハンドル上にスイッチが
ある場合は、ほとんど熱くなる!

今回検証した結果、ハンドルの上部にオン・オフのスイッチがある場合は、どれもハンドルが熱くなりました。スイッチ下の人差し指が当たるハンドル部分が、電気ケトルの沸騰温度で非常に熱くなるのが原因のようです。

湯量を調節しないで容量いっぱいまで水を入れているときは、それほど熱さを感じることはありませんが、湯量の調整が必要な珈琲の場合は、ケトル内の水量も考慮する必要があるため、ハンドルを持つ位置を考えなければなりません。

また、同時に注ぎ口の形状によっては、お湯を調節しながら注ぐためにケトル本体をかなり傾ける必要があり、ハンドル部分まで蒸気がかかり、非常に熱くなるので使い勝手が悪くなりました。

キッチン[最終結論1]美味しい珈琲を
淹れられるオススメ3製品はコレ!

今回のテストでは、珈琲を美味しく淹れるという点に焦点をあて優れた電気ケトルを調査しました。価格面も加えて最終結論として本誌では上こちらの3製品をおすすめしたいと思います。財布と相談して自分好みの一台を選んでくださいね!


[美味しい珈琲を淹れるなら、コレ!]
一番のオススメはラッセルホブスのカフェケトル。価格は8000円台と高めですが、ペーパードリップでもドリップオンでもOK。ハリオのように特別なテクニックも必要ないのがうれしいポイントです!

ラッセルホブス カフェケトル 7410JP

ラッセルホブス
カフェケトル
7410JP
購入価格:8360円

[手頃な価格で珈琲を楽しむなら、この2製品!]
もっと手頃な価格で珈琲を楽しみたいなら、ドリテックのステンレスケトルもオススメです。今回、ドリテックのステンレスケトルは4位、5位にいランクインしましたが、どちらも価格のわりに美味しく珈琲が仕上がるため、普段からドリップオンを使っている人でも、今まで以上に美味しい珈琲を楽しむことができますよ。

ドリテック ステンレスケトル PO-135 SV

ドリテック
ステンレスケトル
PO-135 SV
購入価格:4370円

ドリテック ステンレスケトル マキアート  PO-115BK2

ドリテック
ステンレスケトル
マキアート
PO-115BK2
購入価格:2367円


※Amazonは「PO-115BKDI」の製品にリンクします。

ハリオ、バルミューダは価格面で今回は上記オススメ3製品には入らなかったですが、選択肢としては十分ありです!

キッチン[最終結論2]普通の電気ケトルの
用途別ベストバイはコチラ!

普通の電気ケトルが欲しい! という人向けに、日常使いに最適な用途別ベストバイもまとめました。ぜひご参考にしてみてください。


[とにかく価格が魅力!]
カップ麺のお湯程度にしか使わないし、電気ケトルは1円でも安く買いたい! という人にオススメなのはアイリスオーヤマ。持ちやすさも備えています。ただ内部が狭いためメンテナンスはしにくいのは目をつぶりましょう。

アイリスオーヤマ 電気ケトル IKE-1001

アイリスオーヤマ
電気ケトル
IKE-1001
購入価格:1960円

ポイント1:1000円台にしては注ぎやすい

2000円を切る価格ですが使い勝手は「合格点」をマークしました。


ポイント2:消費電力も低めの800W

消費電力抑えめでブレーカー落としの原因になりにくいですよ。



[温度調節がピカイチ!]
ミルクや緑茶などコーヒー以外の温度調節にもこだわりたいならコチラ。ドウシシャは50℃から100℃まで10℃刻みで温度を調節できます。テスコムなど他にも温度調節できるタイプはありますが、一番正確かつ、玉露に適した50℃の低温設定ができたのはこれだけでした。あえて少しぬるく作りたいときに最適です。

ドウシシャ ピエリア 温度調節機能付き 電気ケトル DEK-1301

ドウシシャ
ピエリア
温度調節機能付き
電気ケトル DEK-1301
購入価格:7980円



ポイント1:50~100℃まで設定可能

煎茶や玉露など沸騰温度を高すぎないようにする場合に最適です。


ポイント2:湯差し時以外に安心なロック機能

本検証では不利に働きましたが、安全ロックは普段使いには便利ですね。


[子どもがいても安心!]
小さい子どもがいるから「安全性」を重視したものを選びたいと考えているなら象印マホービンがおすすめです。安全ロックと転倒防止機能搭載で安心。また保温性能が高く、1時間経過しても85℃以上をキープします。高温でなければ再沸騰させずにそのまま使用できます。安全性と保温性が随一の一台といえます。

象印マホービン 電気ケトル  CK-AW10-TM

象印マホービン
電気ケトル
CK-AW10-TM
購入価格:8420円


※画像はAmazonより

ポイント1:転倒防止機能搭載 !

横倒しにしてもほとんどお湯がこぼれない安全設計になっています。


ポイント2:保温機能で温度を保つ

1時間経過しても85℃以上を保つ保温力は唯一無二です!


以上、珈琲の味を左右する人気電気ケトルおすすめランキング20選でした。お気に入りのケトルをゲットして、ぜひこだわりの一杯を楽しんでみてください!