プロが教える! 美味しい ガムシロップと氷の作り方をご紹介
アイスコーヒーやアイスティーを注文すると一緒に出てくる「ガムシロップ(シュガーシロップ)」。市販品を買うイメージが強いガムシロップですが、砂糖があれば、おうちでも簡単に作れるんです。
しかも、買うより家で作った方がずっとお得!
そこで今回は、プロにご協力いただき「お店レベルのガムシロップ作り」に挑戦してみたいと思います。
教えていただいたのは、数々のカフェのオーナーを輩出してきたカフェの学校・佐奈栄学園の学園長の富田氏です。
しかも、作業時間はたったの10分程度、保存期間約1ヶ月といいことづくめ。作ったガムシロップは飲み物だけなく、スイーツの仕上げにも使えます。
それでは早速、作り方をご紹介します。
用意するものは? 水と砂糖の2つだけです!
▼材料
水:100ml
砂糖:100g
材料は水100mlと砂糖100g。この2つがあればOKです。それではさっそく、作り方を見ていきましょう!
[作り方]砂糖を煮込むだけ! お鍋で作れる簡単4ステップ
水100mlと砂糖100gを1:1で用意したら、まずは水を鍋に入れるところからスタート。底が平たい小鍋を使うのがおすすめです。
鍋を温めてお湯を沸かします。沸騰するまでは強火でOKです。
フツフツしてきたら砂糖を入れます。沸騰したら、一度に全量を投入します。
砂糖が完全に溶けるまで中火にかけます。焦げないように注意して、溶けきるまで待ちましょう。
以上の簡単4ステップで完成!
お湯に砂糖を溶かすだけでできました!
作ったガムシロップはあら熱を取って保存容器に入れておけば、なんと約1カ月も持ちます。雑菌の発生を防ぐため、保存容器はあらかじめ煮沸殺菌しておきましょう。
アイスコーヒーをたくさん飲む方はもちろん、かき氷のシロップなど、さまざまな用途で使えます。
続いては、最高のアイスコーヒーのためには欠かせない「キレイで美味しい氷の作り方」をご紹介します。
お店で買う氷みたい! 透明なおいしい氷の作り方は?
アイスコーヒーを飲むときは氷も大事です。美味しい氷の条件はこの3つです。
<美味しい氷の3つの条件>
1.不純物が少ない
2.長時間溶けない
3.透明で見た目もキレイ
市販の氷もいいですが、「空気を入れない」、「ゆっくり冷やす」を心がければ、家でもキレイな氷が作れますよ。それでは作り方をご紹介します。
たったの3ステップで お店レベルの美味しい氷の完成!
家の氷が白くなる原因は空気。お湯を沸かし、水の中の空気を抜くだけで、透明度の高いキレイな氷ができます。沸かしたらすぐ粗熱を取っておきましょう。
製氷皿に①を入れて、庫内に直接触れないように、トレイ、割り箸の上に製氷皿をセット。これでゆっくり冷やします。
冷凍庫の温度設定ができるなら、パワーを「弱」に。急速冷凍を防ぎます。これだけでも効果があります。
完成した氷がこちら。後ろが透けるほど透明です。
空気や不純物が入らなければ、家でも透明な氷が作れます。
このひと手間で、とってもキレイな氷ができました。透き通るほどキレイなアイスコーヒーやアイスティーが淹れられた時は、こんな透明な氷で冷やすとより一層見た目が涼しげになりますよ!
以上、自宅できる「お店レベルのガムシロップの作り方」と「美味しい氷の作り方」をご紹介しました。アイスコーヒーを美味しくいただくには、この2つも手を抜けません。ぜひ実践してみてくださいね。