パン切り包丁で食感が変わる!いいナイフなら舌触り滑らかに

パンをカットするのに普通の包丁を使ったらボロボロになってしまった……。そんな経験ありませんか?断面がきれいじゃないと舌触りが悪くなり、おいしさも半減してしまいますよね。
パンをカットするのには専用の「パン切り包丁」を使うがおすすめ。いいパン切り包丁を使えば、いつもの食パンがよりおいしく感じられますよ!
▼おいしい食パンを知りたい方はこちらをどうぞ!
パン切り包丁の種類は何がある?

パン切り包丁の大きな特徴は刃の形状です。パンナイフの刃の形状は2種類に分類されます。
波刃タイプ
スタンダードなブレッドナイフはこの「波刃タイプ」です。バケットから食パンまで、パンの固さに関わらず、切れ味がいいのが特徴です。
波が大きい刃はフランスパンのような固めのパンを、波が小さい刃は食パンのような柔らかいパンを切るのに適しています。
パン切り包丁を初めて扱う方や、色んなパンがカットできる包丁をお求めの方は、まず波刃のパン切り包丁を持つことをおすすめします!
平刃タイプ
こちらは食パンやスポンジケーキなど、ふわふわした柔らかいパンをカットするのに適しています。
切った際にパンくずが出にくく、スッと刃が入るのが特徴で、綺麗な断面に仕上がります。
パン切り包丁の長さ

パン切り包丁を選ぶときは、刃の形状以外に刃の長さにも注目しましょう。
パン切り包丁というと、30cmくらいの長い刃渡りのものを想像する方も多いのではないでしょうか。
大きめのパンやホールケーキをカットする際は30cmほどの長さがあっても良いですが、キッチンで使用するには少し扱いにくい長さです。
家庭用のパン切り包丁なら、刃渡りは20~25cmくらいが良いでしょう。柔らかい食パンは潰れやすいので、ある程度の刃の長さは必要です。長すぎる必要はないですが、食パン一斤の幅より余裕のあるものを選ぶようにしましょう。
一方、ロールパンやクロワッサンなど小さめのパンや固いバゲットをカットする際は、短めのパン切りナイフでも十分です。
もし刃渡りの長いブレッドナイフを購入する場合は、収納場所があるか確認しておきましょう。
万能タイプがベスト
バゲットも食パンも切れる
パン切り包丁といっても種類はさまざま。
先ほどご紹介したように、刃の形状は波刃と平刃があり、波刃が万能です。
刃渡りは、硬いバゲットを切るには短めのものでも十分ですが、やわらかい食パンは潰れるのを防ぐために刃の長さが必要です。
とはいえ家庭に何本も置いておくのは大変ですよね?できればハードなパンもソフトなパンもどちらも切れる商品を選びたいところ。
1本で全てOKな万能のパン切り包丁は、一体どのように選んだらいいのでしょうか?
パン切り包丁9本を比較テスト!

今回選ぶポイントとして注目したいのは、「食パンの切れ味」「バゲットの切れ味」「使いやすさ」の3点です。
食パンの切れ味
ふんわり柔らかな食パンは、潰さずにスルッと切りたいところ。切れ味が悪いと柔らかいものは角が潰れてしまいますし、断面がガサガサで舌触りも悪くなってしまいます。
焼く前の柔らかい食パンをカットしたときの切れ味や、切り口のきれいさをチェックしました。
バゲットの切れ味
食パンだけではなく、固いパンがするっと切れるかも大切なポイントです。
トースターで焼く前のバゲットをカットしたときの、切れ味や潰れにくさをチェックしました。
使いやすさ
せっかくパン切り包丁を買うなら、使いやすいものを選びたいですよね。
持ちやすさや取り回しのよさ、切るときにストレスがないかなどの使い勝手を検証しました。
どんなパンにも合う貝印「Bready ONE」
貝印
パン切り包丁
Bready ONE
(220mm)
購入価格:1381円
▼評価
-
食パンの切れ味:◎+
-
バゲットの切れ味:◎+
-
使いやすさ:◎
貝印のパン切り包丁「Bready ONE」が堂々のベストバイを獲得しました!
どんなパンにも合う複雑な波刃がスゴイ!計算された刃の形状で切れ味抜群です。
食パンとバゲットの両方とも貝印は表面にサッと刃が入り、力を入れなくても少ないストロークでカットできました!
軽くて手になじむサイズ感で扱いやすいのも嬉しいポイントです。

カット断面を見てもわかるように、お店でカットしたような切り口で口当たりがよく、なめらかで極上の食感です!

薄く細かい刃がパンに食い込みます。
3種の波刃がどんなパンの表面にもフィットしてスッと刃が入って切りやすいです。
食洗機対応の貝印「関孫六」
貝印
パン切り包丁
関孫六
匠創 240mm
購入価格:4085円
▼評価
- 食パンの切れ味:○
-
バゲットの切れ味:◎+
-
使いやすさ:◎
貝印のパン切り包丁「関孫六」は丸みのある刃で食いつきがよく、A評価を獲得しました。
オールステンレスで食洗機にも対応しています。
持ち手の形状は握りやすく、固いバゲットはサクサク切れるけど、食パンは切るのに少々力が必要です。
大ぶりなので男性が使うのにもおすすめです。

丸みのある刃で食いつきがいいです。
職人が仕上げた下村工業「ヴェルダン パンスライサー」
ヴェルダン
パンスライサー
225mm
購入価格:1684円
▼評価
-
食パンの切れ味:◎
-
バゲットの切れ味:◎
-
使いやすさ:◎
A評価を獲得したヴェルダンのパンスライサーは柔らかいパンも固いパンもよく切れます。
丸みのある持ち手は手になじみ、継ぎ目がなのでお手入れもラクチン。
食パン、バゲットともにスムーズな切れ味で切り口もキレイにカットできました。

職人が仕上げた刃は切れ味がよかったです。
軽くて持ちやすいトラモンティーナ「ブレッドナイフ プレナス」
トラモンテイーナ
ブレッドナイフ
(パン切り包丁)
プレナス 8インチ
購入価格:1320円
▼評価
-
食パンの切れ味:◎
-
バゲットの切れ味:◎
-
使いやすさ:◎
トラモンティーナのブレッドナイフ「プレナス」はA評価を獲得しました。
軽くて持ちやすく、余計な力がいりません!
小ぶりで扱いやすく、持ちやすさもちょうどいいブレッドナイフです。
食パン、バゲットともに刃の入りがよく、力を入れずにカットでき、ストレスフリーで使用できます。

刃はステンレス鋼。丈夫で切りやすいです。
シンプルなデザインの無印良品「パン切りナイフ」
無印良品
ステンレス
パン切りナイフ
購入価格:2790円
▼評価
-
食パンの切れ味:○
-
バゲットの切れ味:◎+
-
使いやすさ:○
無印良品「ステンレス パン切りナイフ」はA評価となりました。
シンプルなデザインで洗いやすく衛生的です。一体型の持ち手は持ちやすいですが、少し重めな印象でした。
食パンはやや抵抗がありましたが、バゲットは切りやすく、固いパンに使うのが最適です。

ステンレス刃で硬いパン向きでした。
ハード系パン向きなサンクラフト「パン切り包丁」
パン切り包丁
日本製
HE-2101
購入価格:1332円
▼評価
-
食パンの切れ味:○
-
バゲットの切れ味:◎
-
使いやすさ:◎
B評価のサンクラフト「パン切り包丁」は柔らかい樹脂製の持ち手でしっかり握れてハード系なパン向きです。
緩いカーブがパンにフィットします。
バゲットは抵抗なくラクに切れましたが、食パンは刃の入りはいいものの抵抗がありました。

緩いカーブにパンがフィットします。
独特なフォルムのアーネスト「つばめのパンナイフ」
アーネスト
つばめの
パンナイフ
購入価格:5500円
▼評価
-
食パンの切れ味:◎
-
バゲットの切れ味:◎
-
使いやすさ:○
独特なフォルムが食卓でも映えるアーネスト「つばめの パンナイフ」はB評価でした。
天然のケヤキ材の持ち手は持ちやすく、刃は鏡面仕上げで摩擦が少ないのが特徴です。
バゲットと食パンとも切れ味はいいものの、切り始めの位置を掴むのに少々コツが必要かもしれません。

鏡面仕上げで摩擦が少ないです。
D評価: 高見えするAUGYMER「パンナイフ」
AUGYMER
パンナイフ
購入価格:1680円
▼評価
-
食パンの切れ味:×
-
バゲットの切れ味:△
-
使いやすさ:△
AUGYMERの「パンナイフ」は高見えするデザインながらD評価となりました。
両面に刃があるものの切れ味は微妙…。
持ち手が太いので手の小さい人はちょっと持ちにくいかも。
刃の滑りはあまりよくなく、余計な力が必要で、他製品よりも残念な結果に。

両面に刃があるも切れ味は微妙でした。
D評価: お手頃価格のニトリ「パン切りナイフ」
ニトリ
パン切りナイフ
購入価格:837円
▼評価
-
食パンの切れ味:×
-
バゲットの切れ味:×
-
使いやすさ:×
ニトリの「パン切りナイフ」はお手頃価格ながら切れ味はイマイチでD評価となりました。
細かい刃の溝が引っかかってしまいます。
持ちやすさは普通です。
食パンは包丁と一緒に生地が動いてしまい使いにくい…。
バゲットの切れ味も微妙な結果に。

刃が上手く進まず、断面に凹凸ができてしまいました。
食感もイマイチ…。

細かい刃の溝がひっかかります。
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まとめ:貝印のパン切り包丁でパンがおいしくなりました!
貝印の「Bready ONE」なら滑らかな切り口でいつもの食パンが極上の口当たりに!
3種の複雑な波刃が柔らかい食パンにも固いバゲットにもぴったり合います!
万能のパン切り包丁を探している方はぜひチェックしてみてくださいね。
貝印
パン切り包丁
Bready ONE
(220mm)
購入価格:1381円
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