キッチンペーパーは使い捨てと繰り返し使うタイプ、どちらがいい?

キッチンペーパーは、野菜の水切りや揚げ物の油を吸うために使ったり、食器やフライパンなどを拭いたりするなど、万能なキッチン用品。
多くの製品にパルプ素材が使われ、表面に施されたエンボス加工との相乗効果で、吸水性・吸油性に優れたつくりになっているアイテムです。
キッチンペーパーには、1回使い捨てタイプと洗って繰り返し使えるタイプがあります。
使い捨てタイプはティッシュのように気軽に使えてかつ、ふきんのようにゴシゴシと「拭き倒す」ことができます。コスパのいい使い捨てタイプの方が主流で売り上げは好調のようです。
洗って繰り返し使えるタイプは、水で洗い流せば何度も使えるため、キッチンの水回りや掃除で布巾がわりに利用している人も多いです。
キッチンペーパーと似た紙製品にペーパータオルやクッキングペーパーがありますが、呼び方が違うだけではなく、それぞれ使用用途が異なっています。
キッチンペーパーとクッキングペーパーとの違いは?
クッキングペーパーは、キッチンペーパーと同様にパルプ製で作られています。基本的に使い方も同じですが、クッキングペーパーは厚手の不織布やフェルト状のシートで濡れても破れにくく、水分や油分の吸収力が高いため、より調理に向いています。
LDKがホームセンターなどで買えるキッチンペーパーをテスト

調理や食材の保存、食器を拭いたりキッチン周りの掃除などに便利なキッチンペーパー。
ただ、キッチンペーパーと一口に言っても、片手で取りやすいボックスタイプや、コスパの高いパック・ロールタイプなど、色々な種類の製品が登場しています。
定番の大王製紙をはじめ、ドラッグストア・スーパーのプライベートブランドや100均で買えるものなど、たくさんある商品の中から、使い勝手のいいものを見つけるのは難しいですよね。
そこで雑誌『LDK』が、カインズやコーナンなどのホームセンターやネット通販で見つけた繰り返し使えて便利な洗えるキッチンペーパーを徹底比較!「使いやすさ」「しぼりやすさ」「吸水性」の3項目でテストしました。
また、布巾よりも衛生的に使える使い捨てタイプのキッチンペーパーでは、「吸水性」「吸油性」「湿潤強度」「コスパ」の4項目でテスト。
テストの結果は、評価の高かったキッチンペーパーのおすすめ商品から、ランキングで発表します。それではどうぞ!
洗えるキッチンペーパーのおすすめランキング
雑誌「LDK」が洗えるキッチンペーパーの検証を行ったところ、1位ベストバイはカインズ(CAINZ) 「洗えるキッチンペーパー 厚手タイプ 60カット×2ロール」でした。吸水性や強度が高く、ロールがコンパクトなのも好評です。
2位はDCM「洗えるペーパータオル 2倍巻き 140カット2ロール」でした。大判サイズで安定感があります。
| 商品 | おすすめポイント | ||
|---|---|---|---|
カインズ洗えるキッチンペーパー 厚手タイプ 60カット×2ロール
![]() |
|
水に強くて繰り返して使える/吸水性や強度が高い/ロールがコンパクト |
|
DCM洗えるペーパータオル 2倍巻き 140カット2ロール
![]() |
|
大判サイズで安定感がある |
|
コーナンLIFELEX 水に強いペーパータオル 60カット×2ロール
![]() |
|
やや小さめだけど使い勝手は問題なし |
|
日本製紙クレシアスコッティ ファイン 洗って使えるペーパータオル 70カット
![]() |
|
やわらかい |
【1位】カインズ「洗えるキッチンペーパー 厚手タイプ 60カット×2ロール」
- カインズ洗えるキッチンペーパー 厚手タイプ 60カット×2ロール
- 最安価格: ¥598〜
- 使いやすさ
- しぼりやすさ
- 吸水性
- おすすめポイント
-
- 水に強くて繰り返して使える
- 吸水性や強度が高い
- ロールがコンパクト
- サイズ
- 26.5㎝×24㎝/1枚
- 型番
- 4549509438465
他製品と比べて高い吸水力を見せた
カインズ

カインズは水をかなり吸い上げました。
ワースト

ワーストは水をほとんど吸い上げませんでした。
ペーパーを短冊状に切り、端を一定時間色水につけ、上がった高さを見ました。ワーストと比べて差は歴然です。
調理に使ったあとは掃除に使えて経済的!

野菜の水切りなどに使ったあと、掃除などに再利用できます。使い捨てもできるのでぞうきんよりも衛生的です。
ペーパーより丈夫で布巾よりも衛生的に使える!

水で洗い流せば何度も使えます。
【2位】DCM「洗えるペーパータオル 2倍巻き 140カット2ロール」
- DCM洗えるペーパータオル 2倍巻き 140カット2ロール
- 最安価格: ¥2,090〜
- 使いやすさ
- しぼりやすさ
- 吸水性
- おすすめポイント
-
- 大判サイズで安定感がある
- サイズ
- 28㎝×23㎝/1枚
【2位】コーナン「LIFELEX 水に強いペーパータオル 60カット×2ロール」
- コーナンLIFELEX 水に強いペーパータオル 60カット×2ロール
- 最安価格: ¥657〜
- 使いやすさ
- しぼりやすさ
- 吸水性
- おすすめポイント
-
- やや小さめだけど使い勝手は問題なし
- サイズ
- 24㎝×27.5㎝/1枚
【4位】日本製紙クレシア「スコッティファイン 洗って使えるペーパータオル 70カット」
- 日本製紙クレシアスコッティ ファイン 洗って使えるペーパータオル 70カット
- 最安価格: ¥388〜
- 使いやすさ
- しぼりやすさ
- 吸水性
- おすすめポイント
-
- やわらかい
- がっかりポイント
-
- 吸水性がなさすぎ
- サイズ
- 24.5㎝×38.5㎝/1枚
キッチンペーパーのおすすめランキング
雑誌「LDK」が使い捨てのキッチンペーパーの検証を行ったところ、1位ベストバイはコストコ「カークランド シグネチャー オーガニック ペーパータオル 12ロール」でした。厚手で大きめなので、水を吸っても破れにくく、1枚あたり約1.8円でたくさん拭けます。
2位は大王製紙「エリエール 超吸収キッチンタオル(100カット)」でした。吸油性が高く、料理のお供に最適です。
【1位】コストコ「カークランド シグネチャー オーガニック ペーパータオル 12ロール」
- コストコカークランド シグネチャー オーガニック ペーパータオル 12ロール
- 最安価格: ¥2,386〜
- 吸水性
- 吸油性
- 湿潤強度
- コスパ
- おすすめポイント
-
- 吸水性が高く厚手で破れにくい
- 大きめサイズでたくさん拭ける
- 内容量
- 12本入
1枚でたくさん拭ける

赤く着色した水に各ペーパーを切って一定時間浸して検証。ワースト製品は薄っぺらくてなかなか水を吸い上げませんが、コストコ「カークランド シグネチャー オーガニック ペーパータオル 12ロール」は、ぐんぐん水を吸い上げ、量は圧倒的で差が歴然です。

たっぷり水を吸うので、1枚でたくさん拭くことができます。
【2位】大王製紙「エリエール 超吸収キッチンタオル(100カット)」
- 大王製紙エリエール 超吸収キッチンタオル(100カット)
- 最安価格: ¥228〜
- 吸水性
- 吸油性
- 湿潤強度
- コスパ
- おすすめポイント
-
- 吸油性に優れている
- 揚げ物調理が多い人に最適
- 内容量
- 2ロール
油をしっかり吸うから料理にも使いやすい

キッチンペーパーにサラダ油を吸わせたところ、ワースト製品はペラペラでなかなか吸い上げませんでしたが、大王製紙「エリエール 超吸収キッチンタオル(100カット)」はしっかり油を吸い上げ、全製品中トップの好成績でした。
【3位】くらしWelcia「最初から最後まで取り出しやすいキッチンペーパー」
- くらしWelcia最初から最後まで取り出しやすいキッチンペーパー
- 最安価格: ¥492〜
- 吸水性
- 吸油性
- 湿潤強度
- コスパ
- おすすめポイント
-
- ティッシュ感覚でサッと使える
- エンボス加工で厚みもハリもあり丈夫
- 内容量
- 6個入
【4位】カインズ「キッチンペーパー 2倍巻き 4ロール」
- カインズキッチンペーパー 2倍巻き 4ロール
- 検証時価格: ¥398〜
- 吸水性
- 吸油性
- 湿潤強度
- コスパ
- おすすめポイント
-
- 程よい厚みがあり丈夫
- がっかりポイント
-
- 紙が硬くて吸水性は劣る
- 内容量
- 4本入
【5位】業務スーパー「キッチンペーパー 280x240mm中 2本入」
- 業務スーパーキッチンペーパー 280x240mm中 2本入
- 検証時価格: ¥624〜
- 吸水性
- 吸油性
- 湿潤強度
- コスパ
- おすすめポイント
-
- 厚手の不織布で揚げ物に最適
- がっかりポイント
-
- コスパが低く吸水性はイマイチ
- 内容量
- 2本入
【6位】ダイソー「単層キッチンペーパー」
- ダイソー単層キッチンペーパー
- 検証時価格: ¥220〜
- 吸水性
- 吸油性
- 湿潤強度
- コスパ
- おすすめポイント
-
- コスパが高い
- がっかりポイント
-
- 1枚1枚が薄くて破れやすい
- 内容量
- 1個入
キッチンペーパーの選び方は?

ここでは、キッチンペーパーの選び方のポイントをお伝えします。
選び方1:コスパ
キッチンペーパーを選ぶうえで一番重視したいのがコスパ。毎日使う消耗品だからこそ、価格を抑えたうえで役立つものを選びたいです。
大量に使って捨てても心が痛まないコスパは、何より大きなポイント! 普段使い捨てタイプを使っているという人はチェックしておきたいです。
選び方2:吸水性
厚手でしっかり水を吸えるものでないと、何枚もペーパーを使ってしまい勿体ないですよね。
水と油どちらも使えるものだと、料理に使用する以外にもシンク周りや食器を拭いたりと、汎用性も高くてよいです。
選び方3:破れにくさ
キッチンペーパーは、ガシガシ使える丈夫さ・サイズも大事。薄くてすぐにグチャグチャになってしまうようなものだと、何枚も使わなければいけなくてストレスになってしまいます。
選び方4:素材
キッチンペーパーを快適に使うなら、用途に合わせた素材を選びましょう。キッチンペーパーに使われている素材には、大きくパルプ製と複合素材の2つがあります。
パルプ製
パルプ製はやわらかなつくりですが、ティッシュペーパーよりも強度はあります。シンクのまわりの水や油はねを拭くときなど、サッと拭く用にメインとして使うならパルプ製がおすすめです。
複合素材
複合素材タイプのキッチンペーパーはパルプ素材にレーヨンやポリエステルなどの素材を複数かけあわせてできており、強く引っ張っても破れにくいのが特徴です。洗って繰り返し使えるタイプのものがあります。
レンジでの加熱料理や落とし蓋・アク取りなどに使用したい人や調理から拭き掃除まで幅広く使いたい人におすすめです。
キッチンペーパーのおすすめ まとめ
以上、キッチンペーパーのおすすめランキングでした。
安さで選びがちなキッチンペーパー。でも、なかなか吸わないものだと何枚も使ってしまいがちですよね。
洗えるキッチンペーパーの1位は、カインズ「洗えるキッチンペーパー 厚手タイプ 60カット×2ロール」でした。
洗えるキッチンペーパーのおすすめはカインズ「洗えるキッチンペーパー 厚手タイプ 60カット×2ロール」

カインズ
洗えるキッチンペーパー 厚手タイプ 60カット×2ロール
カインズは吸水力バツグンで、水切りから掃除まで大活躍します。
使い捨てタイプのキッチンペーパーのベストバイに選ばれたのは、コストコ「カークランド シグネチャー オーガニック ペーパータオル 12ロール」。
キッチンペーパーのベストバイは1枚でたくさん拭けるコストコ
コストコ
カークランド シグネチャー オーガニック ペーパータオル 12ロール
厚手で凸凹の模様つき。吸水力に優れ、濡れた状態でも破れにくいのでお掃除にもぴったりです。
同じくベストバイで2位は、大王製紙「エリエール 超吸収キッチンタオル(100カット)」。
油をしっかり吸う大王製紙
大王製紙
エリエール 超吸収キッチンタオル(100カット)
吸油性に優れているので揚げ物の油切りにおすすめです。
3位以下の製品は、ダイソー「単層キッチンペーパー」以外は濡れても破れにくいので、キッチン掃除にも活躍してくれます。
キッチンペーパーが気になっていた人は、ぜひ本ランキングを製品選びの参考にしてみてくださいね。
キッチンペーパーの売れ筋ランキングもチェック!
キッチンペーパーのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。







![LDK: ベストバイ[リボンなし]](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/1/5/100wm/img_158545a927adae5cbd511abb62f68c1d23132.png)






ペーパーに強度がありギュッとしぼっても破れずに頑丈です。