安くて 破れずふきん代わりに使えるキッチンペーパーが知りたい!
パルプ製のキッチンペーパーは、揚げ物の油を吸うために使ったり、食器やフライパンなどを拭いたりするものです。
ところがMONOQLO編集部にて、様々なタイプの男性・女性にアンケートをとったところ、「ティッシュがわり」「フキンがわり」のキッチン用品として利用している、もしくは利用したいとの声が多く集まりました。
実際に、キッチンなどの水回りを清潔に保つための1回使い切りタイプのものの売上げが好調のようです。
ティッシュのように気軽に使えてかつ、フキンのようにゴシゴシと「拭き倒す」ことができ、1枚辺りの値段が抑えられているキッチンペーパーこそが、現代に求められている特徴だといえます。
ちなみに、ロールタイプのキッチンペーパーを収納できる「キッチンペーパーホルダー」をお探しの方は、ぜひこちらの記事をご覧ください!
今回は、フキンがわりに使えるキッチンペーパーを見つけるべく、プロと一緒にテストを行います。スーパーやコンビニで買える製品をはじめ、ネットで買える製品などを含めロールタイプ・ボックスタイプの9製品を比較しました。
1枚あたりのコスパが高く、ゴシゴシ拭いても破れなくて吸水力も確かなキッチンペーパーが欲しい人、掃除にも使えるタフなキッチンペーパーを探している人は、ぜひチェックしてみてください。
人気キッチンペーパーを実際に使って比較!
テストを行うのは、スーパーやコンビニ、ドラッグストアやネットで買えるさまざまなメーカーのキッチンペーパー9製品です。
テストでは、次の3項目を厳しくチェックしました。
テスト1:コスパ
一番大事なのはコスパですよね。キッチンペーパーは毎日使うものだからこそ、価格を抑えたうえで役立つものを選びたいです。大量に使って捨てても、心が痛まないコスパは何より大きなポイントです!
今回は、実勢価格から1枚あたりの値段を算出しました。
テスト2:吸水性
厚手でしっかり水を吸えるものでないと、何枚もペーパーを使ってしまい勿体ないですよね。料理に使ったり、シンク周りを拭いたり、食器を拭いたりしたいから、水と油どちらも使えるものだと汎用性も高くてよいです。
キッチンペーパーに求める吸水性のテストでは、キッチンペーパーを短冊状に切り、端を色水に浸けて、色水がどこまで上がるかの高さで評価しました。
テスト3:破れにくさ
キッチンペーパーはガシガシ使える丈夫さ・サイズも大事。薄くてすぐにグチャグチャになってしまうようなものだと、何枚も使わなければいけなくてストレスに。
ペーパーの両端を引っ張り、どの程度の力で破れるかをテストしました。
以上の3項目をテストした結果は、総合評価の高かった製品順にランキングでご紹介します。
それでは、早速ランキングをどうぞ!
【おすすめキッチンペーパー1位】ネピア「激吸収 キッチンタオル 4ロール」
王子ネピア
ネピア
激吸収 キッチンタオル
4ロール 2枚重ね 100カット
実勢価格:368円
1ロールあたりの枚数:100カット
1枚あたりの価格:0.9円
吸水性:85mm
破れにくさ:3.12Kgf
※Amazonはパントリー対象商品
▼テスト結果
- コスパ: ◎
- 吸水性: ◯
- 破れにくさ: ◎
ベストバイはネピア「激吸収キッチンタオル 4ロール 2枚重ね 100カット」。圧倒的な破れにくさとコスパのよさで、肝心の吸収力も十分高く、シンクなどの水回りを掃除するのにも適しています。
広くて深い独自の「激吸収エンボス加工」により、水や油の吸収性が高いです。ガシガシ使ってキッチンを清潔に保ちたいならおすすめです。
破れにくくガシガシ使える
しっかりと均等に、しかもびっしりと紙の繊維が絡み合っています。そのためか、吸水力は十分よく、破れにくさも高評価でした。
【おすすめキッチンペーパー2位】カインズ「キッチンペーパー 6ロール」
カインズ(CAINZ)
キッチンペーパー 6ロール
実勢価格:298円
1ロールあたりの枚数:50カット
1枚あたりの価格:1.0円
吸水性:40mm
破れにくさ:3.46Kgf
▼テスト結果
- コスパ: ◎
- 吸水性: △
- 破れにくさ: ◎
2位はCAINZ「キッチンペーパー 6ロール」。安くて丈夫なので拭き掃除に最適。吸水性が少し低く2位となりました。
【おすすめキッチンペーパー3位】エリエール「超吸収 キッチンタオル 4ロール」
大王製紙
エリエール
超吸収 キッチンタオル
70カット×4ロール
実勢価格:285円
1ロールあたりの枚数:70カット
1枚あたりの価格:1.0円
吸水性:83mm
破れにくさ:2.72Kgf
※Amazonはパントリー対象商品
▼テスト結果
- コスパ: ◎
- 吸水性: ◯
- 破れにくさ: ◯
3位はエリエール「超吸収 キッチンタオル 70カット×4ロール」。コスパは非常によいものの、吸水性と破れにくさ評価が伸びませんでした。
【おすすめキッチンペーパー3位】スコッティ「ペーパーふきん サッとサッと」
日本製紙クレシア
スコッティ
ペーパーふきん
サッとサッと
実勢価格:305円
1箱あたりの枚数:400枚(200組)
1組あたりの価格:1.5円
吸水性:76mm
破れにくさ:2.66Kgf
※Amazonはパントリー対象商品
▼テスト結果
- コスパ: ◎
- 吸水性: ◯
- 破れにくさ: ◯
同3位はスコッティ「ペーパーふきん サッとサッと」。他の製品よりも紙自体は厚めですが、破れにくさにはつながりませんでした。
5位: 【おすすめキッチンペーパー5位】イデシギヨー「キッチンペーパー フェルミキッチンタオル」
イデシギヨー
キッチンペーパー
フェルミキッチンタオル
実勢価格:250円
1ロールあたりの枚数:75カット
1組あたりの価格:0.8円
吸水性:59mm
破れにくさ:2.47Kgf
▼テスト結果
- コスパ: ◎
- 吸水性: △
- 破れにくさ: ◯
5位はイデシギヨー「キッチンペーパー フェルミキッチンタオル」。紙は比較的厚手で固めですが、水の吸水性はイマイチで評価を落としました。
6位: 【おすすめキッチンペーパー6位】マツキヨ「matsukiyo キッチンペーパー」
マツモトキヨシ
matsukiyo
キッチンペーパー
実勢価格:104円
1箱あたりの枚数:164枚(82組)
1枚あたりの価格:1.3円
吸水性:53mm
破れにくさ:2.32Kgf
▼テスト結果
- コスパ: ◎
- 吸水性: △
- 破れにくさ: ◯
6位はマツキヨ「matsukiyo キッチンペーパー」。PB製品のため高コスパですが、吸水性が悪く、水は拭き取りにくいです。
7位: 【おすすめキッチンペーパー7位】カークランド「ロールタオル(ペーパータオル) 12ロール」
カークランドシグネチャー
ロールタオル(ペーパータオル)
2枚重ね 160カット 12ロール
実勢価格:3898円
1ロールあたりの枚数:160カット
1枚あたりの価格:2.0円
吸水性:78mm
破れにくさ:1.92Kgf
※Amazonは3個セット
▼テスト結果
- コスパ: ◯
- 吸水性: ◯
- 破れにくさ: △
7位はカークランド「ロールタオル(ペーパータオル) 2枚重ね 160カット 12ロール」。1カットの大きさは他製品より大きめ。破れにくさは微妙な評価でした。
8位: 【おすすめキッチンペーパー8位】花王「シェフ キッチンペーパー たっぷり吸収M 2ロール」
花王
シェフ キッチンペーパー
たっぷり吸収M 100枚×2ロール
実勢価格:768円
1ロールあたりの枚数:100カット
1枚あたりの価格:3.8円
吸水性:38mm
破れにくさ:2.19Kgf
▼テスト結果
- コスパ: ◎
- 吸水性: △
- 破れにくさ: ◯
8位は花王「シェフ キッチンペーパー たっぷり吸収M 100枚×2ロール」。毛羽立ちがなく触り心地がよいですが、ガシガシ使うには強度が不安です。
9位: 【おすすめキッチンペーパー9位】THE「COOKING PAPER」
THE
COOKING PAPER
25cm×23cm
実勢価格:880円
1箱あたりの枚数:60枚
1枚あたりの価格: 14.7円
吸水性:147mm
破れにくさ:2.09Kgf
※Amazonはあわせ買い対象商品
▼テスト結果
- コスパ: △
- 吸水性: ◎
- 破れにくさ: ◯
9位はTHE「COOKING PAPER 25cm×23cm」。吸水力・性能はダントツの1位。しかし、その分コスパ評価が伸びませんでした。
【まとめ】キッチンペーパーの使い勝手の良さは破れにくさにアリ!
以上、キッチンペーパーおすすめランキング9選でした。キッチンペーパーの使い勝手の良さは破れにくさにアリ。同じように見えても実際に使ってみるとその違いがわかるはず。ガンガン使えてキレイに保てるネピア 激吸収がおすすめです。