ぬか床のメリットは?
今、プチブームが起こっている“ぬか漬け”。ぬか漬けは、乳酸菌やビフィズス菌、酪酸菌などが含まれいる発酵食品。これらの善玉菌が腸に届いて、悪玉菌を減らし効率よく腸活ができるといわれています。
ぬか漬けを自分で漬けたら、メリットはたくさんあります。
自分でぬか漬けを漬けるメリット
- とにかく安上がり!
- 好きな食材を漬けられる!
- 漬け具合も自分好みに!
「カラダにイイ」とも聞くけど、毎日買って食べるのはコスパが悪いし、かといって自宅で自分で漬けるとなると毎日ぬかを混ぜたりするのが難しそう、めんどくさそう、続けられなそう、道具を用意するのも大変そう、、、とにかく自家製のぬか漬けってハードルが高そうなんて思いませんか?
最近は、無印良品やスーパー、ネット通販などで、初心者さんやズボラさんでも頑張らないでOK&カンタンに無理なく漬けられそうな、袋タイプやチューブタイプのぬか床が販売されています。
袋タイプのぬか床は、ぬかが仕上がった状態でセットされているので、袋を開けて漬けたい食材をさっと入れるだけでOK。米ぬかや食塩、容器などの下準備なしで、すぐに漬けることができます。毎日ぬかを手でかき回す手間も不要で、袋ごともめばいいから手も汚れないのがメリット。
チューブタイプは、野菜にぬってラップをするだけと、さらに手軽です。
でも商品がたくさんあって、どれを選べば迷ってしまいますよね。そこで、雑誌『LDK』がスーパーやAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのネット通販で買えるぬか床を8製品ピックアップし、オススメはどれか徹底比較しました。
ぬか床の選び方は? 市販人気のぬか床8製品を比較
毎日混ぜる必要がなく、初心者さんやズボラさんでも失敗知らずのぬか床はどの商品?
市販人気のぬか床から袋タイプ6製品とチューブタイプ2製品を厳選ピックアップ。食の専門家とともに比較検証を実施しました。
袋タイプは「おいしさ」「浸かりやすさ」「つけやすさ」を、チューブタイプは「おいしさ」「浸かりやすさ」を検証。「おいしさ」の配点を高めに設定し、評価しました。
それでは結果を発表します!
ぬか床【袋タイプ】のおすすめ1位は?
風味豊かで毎日食べたくなる「樽の味」
樽の味
ぬか床スタンドパック
実勢価格:700円
内容量:800g
検証結果
総合評価 | おいしさ | 浸かりやすさ | 漬けやすさ |
A | ◎+ | ◎ | ○ |
ベストバイに輝いたのは樽の味「ぬか床スタンドパック」。老舗漬物屋が作った本格ぬか床で、冷蔵庫保存を前提にした袋タイプ。毎日かき混ぜなくていいのは超ラクチンで、初心者さんでも育てやすいです。
ぬかの風味が豊かで、しょっぱすぎずいい塩梅。毎日食べたくなっちゃう味です!
旨み食材が盛り沢山!
ぬかと塩以外に、原材料には果物の皮やきなこ、しょうがが入っているのがポイント。いろんな食材の旨味が詰まっていて、漬けはじめから熟成された味を楽しめます。
香ばしい香り「コーセーフーズ」
コーセーフーズ
冷蔵庫で育てる熟成ぬか床
実勢価格:1000円
内容量:800g
検証結果
総合評価 | おいしさ | 浸かりやすさ | 漬けやすさ |
A | ◎ | ◎ | ◎ |
コーセーフーズ「冷蔵庫で育てる熟成ぬか床」は、全項目が高く評価され、バランスのとれたぬか床。いりぬか特有の香ばしい香りがします。
SNSでバズったぬか床「無印良品」
無印良品
発酵ぬかどこ
実勢価格:890円
内容量:1kg
検証結果
総合評価 | おいしさ | 浸かりやすさ | 漬けやすさ |
A | ○ | ◎ | ◎ |
無印良品「発酵ぬかどこ」は、SNSで大評判になった人気のぬか床。漬けやすさ、浸かりやすさが高評価。ビール酵母入りでやや辛みアリの味です。
すっきりとしたからし風味が特徴「波里」
波里
無添加 自然発酵 ぬかどこ
実勢価格:1000円
内容量:900g
検証結果
総合評価 | おいしさ | 浸かりやすさ | 漬けやすさ |
B | ○ | ◎ | ○ |
波里「無添加 自然発酵 ぬかどこ」は、からし風味のスッキリとした味です。
浸かりやすさ抜群「チヨダ」
チヨダ
もみーな
実勢価格:337円
内容量:350g
※Amazon、Yahoo!は2個セットの販売ページです
検証結果
総合評価 | おいしさ | 浸かりやすさ | 漬けやすさ |
B | △ | ◎+ | ◎ |
チヨダ「もみーな」は、浸かりやすさが超優秀。味噌が入っていて、やや塩気が強く感じるかもしれません。
大安「熟成ぬか床」
大安
熟成ぬか床
実勢価格:1000円
内容量:800g
検証結果
総合評価 | おいしさ | 浸かりやすさ | 漬けやすさ |
B | △ | ○ | ○ |
大安「熟成ぬか床」は、旨み食材が少なめ。ぬかと塩のみで旨みが物足りない印象です。
ぬか床【チューブタイプ】のおすすめは?
いきなりぬか床を買うのはハードルが高いという人には、チューブタイプもアリ。野菜に塗ってラップを密閉するだけなので、手間いらずです。
浸かりやすさ抜群「もへじ」
もへじ
熟成 ぬか漬けの素
実勢価格:340円
内容量:170g
検証結果
おいしさ | 浸かりやすさ |
○ | ◎+ |
もへじ「熟成 ぬか漬けの素」は、ラップで密閉するとすぐに味が染みます。ぬかの風味も感じられ、味も合格です。
ぬかの風味もきちんと感じる「マルコメ」
マルコメ
プラス糀 発酵ぬかどこ チューブ
実勢価格:322円
内容量:130g
※アマゾンは4個セットの販売ページです
検証結果
おいしさ | 浸かりやすさ |
○ | ◎ |
マルコメ「プラス糀 発酵ぬかどこ チューブ」は、ぬかの風味もきちんとあり、味も合格です。
【おまけ】ぬか漬け生活を楽しむコツは?
ラクしておいしくぬか漬け生活を楽しむコツを紹介します。
コツ1:ひっくり返して保存するだけでぬかがカビにくくなる!
怖〜いぬかのカビ問題は、「空気に触れる」ことが何よりも大敵! 保存時はきちんと開け口を閉め、ぬかを重しにするのがオススメです。
しっかりと袋の空気を抜く
一気に口を締めず、袋の空気を抜きながら密閉します。
袋をくるっと丸め逆さにして保存
袋の口を折り込み、空気の侵入を防止。たったこれだけで、ぬか床がカビにくくなります。
コツ2:汁が出てきたら旨み乾物に吸収させて
ぬか漬け生活を続けていると、どうしてもぬかが水っぽくなってしまうもの。水分をキッチンペーパーで拭き取ると、野菜のうまみも吸い取ってしまいます。
水分を吸いとりつつぬかの味変もできる「旨み乾物」を入れましょう。
乾物が水分を吸収し、旨みも出ます。
おすすめ乾物
- 干し椎茸
- 乾燥昆布
- 切り干し大根 etc.
コツ3:ぬかからのSOSは3つの救済策を覚えておくべし!
水分量や乳酸発酵の具合で味が変わったときは、調味料をプラス。ぬかが減ったら同じメーカーの足しぬかを投入してみて。
SOS1:味が酸っぱくなった!
塩や香辛料を入れてみて!
SOS2:味が薄くなった!
塩を補充してみて!
SOS3:ぬかが足りなくなった!
足しぬかをしよう!
【まとめ】ベストバイは樽の味でした
お手入れラクラクなぬか床のベストバイに輝いたのは樽の味でした。
樽の味
ぬか床スタンドパック
内容量:800g
樽の味「ぬか床スタンドパック」は老舗漬物屋が作った本格ぬか床で、旨みと風味がバツグン! お手入れも楽で初心者さんでも育てやすいです。
以上、美味しいぬか床のおすすめ8選でした。
もむだけでOKのぬか床は、毎日まぜる必要がないので、初心者も面倒くさがり屋さんもチャレンジしやすいもの。手軽に漬けられるぬか床で、楽に美味しい漬物生活を楽しんでみてください。
ぬか漬けの売れ筋ランキングもチェック!
ぬか漬けのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
みかんや柿の皮が入っていて、旨みと風味がバツグン!