お手軽な「ぬか床」セット
無印からも発売で注目です!

ぬか漬けは美味しいけど、自分で漬けるとなるとぬか床の手入れが大変そうだし、家中がぬか臭くなるから嫌! そう考えている人も少なくないはず。

でも、最近話題のセットになっている「ぬか床」なら、密閉式の保存袋の中にぬかがあらかじめ仕上げられているので、袋を開けて漬けたい食材をさっと入れるだけでOK。下準備なしで、すぐに漬けることができます。

冷蔵庫に入れて保存できちゃいます。

少量なので、毎日ぬかを手でかき回す手間も不要なうえに、袋のまま冷蔵庫に入れて漬けられるため、匂いが漏れる心配もありません。

手間なく簡単だから、ぬか漬初心者の方も手軽においしく始められるんです!

無印良品が火付け役!
ぬか床セットブーム到来中

また、無印良品から2018年にぬか床が発売されると、SNS上でたちまち話題に。

「簡単なのに美味しい!」「食べる分だけ作れるのが嬉しい」などの反響があり、現在でも売り切れ店が続出しています。

無印良品:発酵ぬかどこ:調味料
ウワサの無印良品「発酵ぬかどこ」。

そんな大人気のぬか床は、無印良品以外にも街のスーパーでさまざまな種類が販売されています。今回は、手軽に作れるキット10種を厳選して味の検証をしました!

ぬか床の3つの選び方

ここではぬか床の選び方について3つのポイントをご紹介します。楽しく続けるためにもチェックしておいたほうが良いポイントなのでぜひ参考にしてください。

ぬかの量

ぬかの量は、家族の人数に合わせて選びましょう。1~2人であれば1kg、3~4人であれば2kgのぬかが適量です。水を加えていないぬかは2倍以上に膨らむのでそちらも併せて見るようにしましょう。冷蔵庫で保管するのであれば、多くても2kgまでが良いとされています。

ぬかの量のイメージとしては、1kgはきゅうりが3本ほど、2kgはきゅうりが8本ほど漬かります。家族の人数ではなく漬けたい野菜の量で決めるときに参考にしてくださいね。

メンテナンスのしやすさ

楽しく続けていくにあたって重要なのがメンテナンスのしやすさです。ぬか漬けは普通、1日に何度もかき混ぜる必要があります。家を出ている時間が長かったり、つい手入れを忘れてしまったりすることがあるとぬか漬けは続けられません。

そこでおすすめなのが冷蔵庫で保存できるぬかです。こちらは週に1~2度のかき混ぜで良いので、一般的なぬか漬けと比べてかなり手入れが楽になります。

また、ぬかはあらかじめ数か月熟成させたものがおすすめです。すぐにぬか漬けを作れる状態になっているので、1日漬ければ完成するほどの手軽さですよ。

内容成分

食にこだわっている方や、小さいお子さんがいる家庭は、とくに内容成分をチェックしましょう。遺伝子組み換えでないか、国産か、農薬は使っていないかなどです。内容成分の欄を見れば大体のことはわかるので買う前に確認すると良いですよ。化学調味料を使っていないぬかを選ぶことで、野菜の素材の味を楽しむことができます。

ぬか漬けの良さと注意点

ご飯のお供にぴったりなぬか漬けですが、メリットもあれば注意しなければいけないポイントもあります。良さを活かすためにも注意点をしっかり抑えるようにしましょう。

栄養価は高い

ぬか漬けはなんといっても栄養価が高いです。ぬかに漬けることで生野菜のサラダを食べるよりもずっと栄養を多く取ることができます。植物性乳酸菌が多く含まれているので腸の働きを助けるといった効果が期待できます。他にもカルシウムや酵素、ビタミンB1などが多く含まれています。

塩分の摂りすぎに注意

嬉しい効果がある一方で、塩分の摂りすぎに気をつけなければいけません。ぬか漬けに含まれている塩分と、1日に摂取する目安の塩分をしっかりと把握することが大切です。その他に塩分の摂りすぎないための対策は、ぬかを洗い流してから食べたり、水につけて塩抜きをしたりしましょう。それでも塩分が多いと感じた場合は、野菜を切らずに漬ける、もしくは冷蔵庫で漬けると良いでしょう。

ぬか漬けにおすすめの野菜

ぬか漬けは基本的にどんな野菜からでも作ることができます。ただし、あまりにも水分が多いとぬか床が悪くなってしまう可能性があるので注意しましょう。

おすすめの定番野菜は、きゅうりや大根、白菜、にんじんなどです。少し変わり種を試したいという方には、オクラやゆで卵、こんにゃくなどがおすすめです。ゆで卵やアボカドはぬか漬けにすることで旨味が増すと言われていますよ。こんにゃくやごぼうなど、茹でてから漬けるといった下準備が必要になる野菜もあるので、初めて漬ける野菜は調べてから漬けると安心です。

ぬか床キット10種類を食べ比べ!
ランキング形式で発表します

今回検証に参加してくれたのは、フードコーディネーターの小越明子氏と各国料理研究家の佐藤わか子氏のお二人です。

小越氏ご自身が一晩漬けたきゅうりで、「風味」「漬かり具合」「塩味」の3つのポイントを比較しました。

それでは人気のぬか床セット10製品、ランキングの発表です!

丁寧に漬けたぬか漬けの味
みたけ食品 発酵ぬかどこ

みたけ食品
発酵ぬかどこ 1kg
実勢価格:721円

1位に輝いたのは、みたけ食品の「発酵ぬかどこ」です。決め手となったのはぬかの風味の良さ。臭みは一切なく、天然のぬかならではの香ばしい香りが広がります。さらにほどよい酸味もグッド。

▼テスト結果
発酵の風味:◎
漬かり具合:○
塩味   :◎

[漬けた様子]

漬かり具合はややゆっくり。一晩漬けても浅漬けのようなパリッとした食感で、塩気もまろやかなので、漬物が苦手な子供でも美味しく食べられます。

しっかり漬けた味が楽しみたいなら、丸一日冷蔵庫に入れておけばOK! 一切れ食べるともう一切れ食べたくなる、後を引く味わいです。

ぬか漬けの香り控えめで万人ウケ
松亀味噌 ぬかづけの床

松亀味噌:ぬかづけの床:調味料

松亀味噌
ぬかづけの床
実勢価格:451円

松亀味噌の「ぬかづけの床」が2位に輝きました。ぬか床のベースは信州みそ。ぬか漬けの匂いが苦手という人でも美味しく食べられる、万人ウケする味が高評価を得ました。

▼テスト結果
発酵の風味:○
漬かり具合:◎
塩味   :◎

[漬けた様子]

ぬか漬け特有の発酵臭は控えめで、代わりに味噌の風味が噛むたびにじゅわ~っと染み出してくる、クセになる美味しさです。

漬かりが良いので、夜に漬けておけば朝食までには芯までしっかり漬かります。やや塩気が濃いので、塩分を気にする人はさっと水洗いしてから食べるのがおすすめです。

爽やかな酸味と苦味の大人味
無印良品の発酵ぬかどこ

無印良品:発酵ぬかどこ 1kg:調味料

無印良品
発酵ぬかどこ 1kg
実勢価格:890円

SNSで大評判になった無印良品の「発酵ぬかどこ」は納得の3位。ビール酵母を加えたことで発酵が短時間で進み、半日でしっかり漬かるのが特徴です。

ビール酵母の効果は味にもしっかり反映されていて、他のぬか床キットにはない爽やかな酸味がありました。

▼テスト結果
発酵の風味:○
漬かり具合:○
塩味   :○

[漬けた様子]

また、後味にほんのり苦味が残り塩気もしっかりあるので、ビールのお供にバツグン! いつものぬか漬けに飽きたという人も美味しく食べられる大人の味です。

4位: ワインも使った豊かな香り
コーセーフーズ 熟成ぬか床

コーセーフーズ:乳酸菌で発酵させた熟成ぬか床:調味料

コーセーフーズ
乳酸菌で発酵させた熟成ぬか床
実勢価格:513円

天然のぬかの風味が強く感じられたのは、コーセーフーズの「乳酸菌で発酵させた熟成ぬか床」。ワインが発酵を助け、豊かなぬかの香りが噛むたびに口に中いっぱいに広がります。

▼テスト結果
発酵の風味:○
漬かり具合:○
塩味   :○

[漬けた様子]

パリッとした食感もよく、浅漬けの状態でもしっかり塩味が染みているので、おかずにもおつまみにも最適です。

5位: 麹とお米のコクのある風味
麹屋甚平 熟成ぬか床

マルアイ食品:麹屋甚平 熟成ぬか床 1.2kg:調味料

マルアイ食品
麹屋甚平 熟成ぬか床 1.2kg
実勢価格:1309円

5位は麹屋甚平の「熟成ぬか床」です。口に入れた瞬間に麹のような芳醇な香りがふわっと香り、後味にはお米の香ばしさが残って、プロもその意外さに驚いていました。

▼テスト結果
発酵の風味:○
漬かり具合:○
塩味   :△

[漬けた様子]

漬かり具合はゆっくりで、浅漬けながらも塩気は強め。そのままではかなりしょっぱいので、食べる前には水洗いすることをおすすめします。

6位: ピリッと辛みのある個性派
樽の味 熟成発酵のぬか床

樽の味:熟成発酵のぬか床:調味料

樽の味
熟成発酵のぬか床
実勢価格:680円

6位は樽の味の「熟成発酵のぬか床」。昔ながらの渋柿の皮、みかんの皮、ショウガが入っているため酸味が強く、ピリッと辛みがあるのが特徴。

後味にコクがあり旨味も十分ですが、味の個性が強いので、好みが分かれる味とも言えます。

▼テスト結果
発酵の風味:○
漬かり具合:○
塩味:   △

[漬けた様子]

通常、果物の皮を入れると甘みが増すのですが、この商品に関しては塩気の方が勝り、味はしょっぱめ。

ぬかが普通のビニール袋に入っているので、タッパーか密閉式の保存袋を自分で用意する手間はありますが、量を調整しやすいのは便利です。

7位: ミョウバンが効きすぎて苦味が残る
伊勢惣 発酵仕上りぬかみそ

伊勢惣:発酵仕上りぬかみそ1.0kg:調味料

伊勢惣
発酵仕上りぬかみそ1.0kg
実勢価格:495円

7位は伊勢惣の「発酵仕上りぬかみそ」です。発酵を促すミョウバンが多いせいか、薬っぽい不自然な味が際立っていて大きく減点対象に。また、飲み込んだ後に苦味が舌に残り、それも気になりました。

▼テスト結果
発酵の風味:○
漬かり具合:○
塩味   :×

[漬けた様子]

芯までしっかり漬かってはいましたが、しんなりしていて食感はイマイチ。塩味は薄くてコクが感じられませんでした。あっさりした漬物が好きな人ならマイルドな味だと感じるかもしれません。

8位: ちょっと漬けるのに便利なサイズ
伊勢惣 発酵ぬかみそ漬けるだけ!

伊勢惣:発酵ぬかみそ 漬けるだけ!:調味料

伊勢惣
発酵ぬかみそ 漬けるだけ!
実勢価格:324円

※リンク先は4個セットの商品ページになります

8位の伊勢惣「発酵ぬかみそ 漬けるだけ!」は、7位の発酵仕上りぬかみその半分サイズの商品です。

成分表記はやや違っている点もありましたが、味はまったく同じで、薬っぽいミョウバンの味がやや不自然で、後から苦味を感じる点も同じでした。

▼テスト結果
発酵の風味:○
漬かり具合:○
塩味   :×

[漬けた様子]

「食べる分だけちょこっと漬けられる」という点が売りですが、袋が小さいのできゅうりを半分に切って入れる手間がかかり、マイナスポイントに。残念ながら8位になってしまいました。

9位: 塩気強めで風味に欠ける
東海漬物 熟ぬか床

東海漬物:熟ぬか床 1.2kg:調味料

東海漬物
熟ぬか床 1.2kg
実勢価格:756 円

※リンク先は2個セットの販売です。

「キュウリのQちゃん」でおなじみの有名漬物メーカー、東海漬物の「熟ぬか床」です。期待値は高かったのですが、今回の検証では残念ながら9位止まりに。その理由は、塩味に角があり、ストレートに「しょっぱい!」と感じてしまったせい。

熟成の香りも弱く、塩気が強いせいか、ぬか漬け特有の後味もコクも感じませんでした。

▼テスト結果
発酵の風味:×
漬かり具合:◎
塩味:   △

[漬けた様子]

ただ塩分が高い分、漬け時間はかなり時短できそう。同じ条件で一晩漬けただけなのに、いちばんしんなりと深く漬かっていました。2~3時間で一度味を確かめて、ちょうど良いと感じたら取り出して食べてみて!

10位: 発酵臭がなくシンプルすぎる塩味
つけもと 熟成ぬか床パック

つけもと:熟成ぬか床パック 1kg:調味料

つけもと
熟成ぬか床パック 1kg
実勢価格:1070円

今回最下位になってしまったのが、つけもとの「熟成ぬか床パック」。発酵臭もコクもほぼ感じられず、ぬか漬けというより塩漬けに近い味でした。

しんなりするほどしっかり漬かっているにも関わらず、かなり薄味。上品な薄味なら良かったのですが、ほのかな甘みがあるぼんやりした味だったため、残念な結果となりました。

▼テスト結果
発酵の風味:×
漬かり具合:◎
塩味   :×

[漬けた様子]

きゅうりには合いませんでしたが、甘みが美味しいニンジンやカブなどの野菜なら、適しているかもしれません。

定番野菜だけじゃもったいない! 
チーズやウズラもおすすめです

好きな野菜を入れておくだけで、本格的なぬか漬けが作れるぬか床セットですが、漬けられるのは野菜だけではありません。

100円プロセスチーズや市販のウズラのゆで卵も入れておくだけで程よい塩味が加わって、絶品おつまみが簡単に作れます。

意外な組み合わせですが合うんです。
うずらが余ったらぜひ試してみて!

また、パプリカプチトマトを漬けるとピクルスとは一味違った洋風漬物が完成! 朝の出勤前に入れておけば、夕飯時には美味しく味がしみていますよ。

何度か漬けているうちに食材の水分が出てぬか床がゆるくなってきますが、軽くかき混ぜるか、別売りのぬか床を足せば引き続き使うことができ、割高な市販のぬか漬けよりコスパも良し。自分好みの味をリーズナブルに楽しめます。

ぜひ簡単で美味しいぬか床セットを使って、自作ぬか漬けに挑戦してみて下さい!