2022年上半期のヒット商品は本当にいいモノ?
はやくも半分が過ぎた2022年ですが、数々のヒット商品が登場しました。ヒットに結びついたと思われるのが、コロナ禍による生活スタイルの変化です。
例えば、癒しアイテムや家事を楽にする掃除道具のほか、テレワークのお供に便利な「ながら聴き」ができるイヤホンが売れたり、ノンアルや微アルなど「控えめ」なお酒が人気になったり。でも、そんなヒット商品って、本当にいいものなのでしょうか。
そこで、テストするモノ批評誌『MONOQLO』が2022年上半期ヒット商品の実力を確かめるべく、プロと一緒に徹底テスト。「絶対買い」「買ってよし」「人によってはアリ」「ちょっと待った」の4段階でオススメ度をジャッジしました。
2022年の上半期は、ヴィーガンや睡眠など、健康志向の人に刺さりそうなキーワードで人気になった食品も数多くありました。そのひとつが「ヴィーガン味覇」です。
また、マツコ・デラックスが愛飲していることで人気に火が付いた「ヤクルト1000」。あまりに売れすぎて、ネット注文は当面休止、高額販売する転売ヤーまで出てきました。今回は、以上の2製品を取り上げます。
廣記商行「ヴィーガン味覇」
廣記商行
ヴィーガン味覇
実勢価格:876円
▼総合評価
- 人によってはアリ
廣記商行「ヴィーガン味覇」は、従来の味覇とほとんど違いがないほど、しっかりしたうま味があります。塩味が強めなので量の加減は必要ですが、従来品からの置き換えも可能。
値段は従来品より300円ほど高価なので、ヴィーガンにこだわらない人は従来品でいいでしょう。
野菜炒めは、ほぼ元祖の味でした。
お肉に使うと 超ジャンク味に!
ヤクルト「Yakult(ヤクルト)1000」
ヤクルト
Yakult(ヤクルト)1000
実勢価格:143円
▼総合評価
- 人によってはアリ
「ヤクルト1000」はストレスの緩和と睡眠の質の向上に役立つと話題になっている製品。実際に編集部で試してみましたが、変化の感じ方はまちまちでした。
結果はこちらです。
- 「飲酒した翌日以外は、すっきり目覚められるように。お腹の調子もよくなったかも」(編集部 青山)
- 「初日に悪夢を見たのでこの影響かと思いましたが、特に変化はありませんでした」(編集部 辻)
- 「睡眠データを計測しましたがほぼ変化なし。感覚的には入眠が改善された気も」(バイト N)
- 「普段なら眠くならない時間に眠気に襲われる。起きるのもつらくなった気が」(ライター O)
快眠ナビゲーターの結城さんによると「薬ではないので、すぐ睡眠の質が改善されるとは限りません。変化を感じた人は、甘みや乳酸菌の影響などで、ストレスが軽減されたのかも」とのこと。
ストレスが緩和されれば睡眠の質も向上します。
ちなみに、「ヤクルト1000」は人気すぎて入手できるか心配でしたが、ヤクルトレディーにお願いしたら、すんなり届けてくれました。
以上、2022年上半期に話題になった「ヴィーガン味覇」と「ヤクルト1000」でした。「ヴィーガン味覇」は想像以上の「しっかり味」で普通の味覇とすぐに置き換え可能。
また、「ヤクルト1000」は「これを飲めばオッケー」ではなく、持続や生活習慣の改善も不可欠です。気になる人は試してみてはいかがでしょうか。
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ヴィーガンライフの救世主になる可能性も。