マヌカハニーって普通の蜂蜜と何が違うの?
季節の変わり目や花粉の飛ぶ時期は、とくに喉のイガイガが気になりますよね。そんなとき、はちみつが喉のケアにいいと言われています。なかでも、とくに最近注目を集めているのが、ニュージーランドやオーストラリアに自生する植物「マヌカ」の花の蜜を原料とした「マヌカハニー」なんです。
マヌカハニーの数値「UMF」や「MGO」って何?
健康維持にもいいと言われているマヌカハニーの成分表示を見てみると、「UMF」「MGS」「MGO(MG)」といった記号とともに、数値が書いてあることがあります。これらはマヌカハニーの活性力や殺菌・消毒効果を数値化したもので、数値が高いほど殺菌・消毒・抗菌力があり、価格も高くなります。
UMF(ユニーク・マヌカ・ファクター):マヌカハニーがもつ抗菌活性力を数値化した規格です。数値が大きいほど高い抗菌作用があります。
MGS(モラン・ゴールド・スタンダード):UMFを生み出したイギリス人の生物学研究者・モラン博士が2009年に新たに定めた健康活性度標準。フェノール液と比較する検査方法を用いて数値化しています。
MGO(MG):メチル・グリオキサールの含有量を示します。
それぞれの記号の数値は、以下の通り対応しているので参考にしてみてくださいね。
「マルチフローラル」「モノフローラル(ハイグレード)」って何?
マヌカハニーの中には、「マルチフローラル」と表記されているものがありますが、これは、マヌカのはちみつだけでなく、他の花のはちみつも含むマヌカハニーであることを意味します。価格は比較的安価です。
一方で「モノフローラル(ハイグレード)」の表記のあるものは、他の花のはちみつをほぼ含まない純粋なマヌカハニーを指し、高価なものが多いです。
マヌカハニーには食べやすく加工されたものも!
マヌカハニーは液状~ペースト状のタイプが一般的で、はちみつよりも粘度が高めです。マヌカハニーはあくまでも食品であるため摂取量に上限はありませんが、糖分の摂りすぎには十分注意しましょう。
<マヌカハニーの食べ方>
・そのまま食べる
・お湯に溶かして飲む
・紅茶やホットミルクに入れて飲む
・ヨーグルトにかけて食べる
・パンに塗って食べる
このほかにも、マヌカハニーをそのまま固めたドロップ(飴)や、タブレットのように食べやすく加工されたロゼンジなどもあります。
マヌカハニーの選び方は?
さて、ここまでマヌカハニーの特徴を見てきましたが、ひと口にマヌカハニーと言っても膨大な種類があって、初心者はどれを選んだらいいかわかりませんよね。
ここでは、マヌカハニーを選ぶ際に注目しておきたいポイントをご紹介します!
ポイント1:「UMF」「MGS」「MGO(MG)」の数値で選ぶ
消毒・殺菌・抗菌効果を狙うなら、「UMF」「MGS」「MGO(MG)」の数値の高い商品を選びましょう。
ポイント2:味わいの口コミはマストでチェック!
初めてマヌカハニーを食べる人は、独特の風味に抵抗があるかもしれません。口コミを参考に、味わいの穏やかなものを選ぶと長く続けやすいでしょう。
ポイント3:使用シーンにあわせてタイプを選ぶ
自宅用はたっぷりサイズのボトル入り、職場用は使いきりサイズのスティックタイプ、外出先で手軽に摂取したいなら飴やロゼンジタイプといった具合に、使用するシーンに応じて適したものを選ぶとよいでしょう。
初心者はまず、内容量の少ないタイプや個包装タイプで試してみるのがオススメです。
マヌカハニーを扱う際のポイントや注意点は?
ここでは、マヌカハニーを扱う際に気をつけてほしいポイントをご紹介します!
ポイント1:1歳未満の赤ちゃんに食べさせてはダメ
マヌカハニーをはじめ、ハチミツには食中毒を引き起こすボツリヌス菌が混入している場合があります。消化器官が未成熟な1歳未満の赤ちゃんには絶対に与えないでください。
ポイント2:冷蔵庫はNG! 常温で保管しましょう
マヌカハニーは冷蔵庫に入れると結晶化して硬くなるため、直射日光の当たらない場所で常温保管しましょう。もし白っぽく結晶化したとしても品質には問題ありませんが、食感がシャリシャリしてきます。そうした場合は、温かい飲み物に混ぜて溶かせば気になりません。
ポイント3:金属製スプーンを使うならステンレス製を
マヌカハニーを扱う際は、ハチミツの酸によって腐食が生じるアルミや銅製のスプーンは使わないほうがベター。金属製のスプーンを使うなら、耐酸性のあるステンレス製にしましょう。
また、マヌカハニーをスプーンでそのままいただくのにぴったりな、口当たりの優しい木製スプーンもたくさん販売されているのでチェックしてみてくださいね。
マヌカハニー15商品を人気料理研究家が実食し辛口評価
今回は、初心者でも挑戦しやすい5000円以下の価格帯に絞って、ネット通販で人気のマヌカハニー15商品(液体タイプ13商品、固形タイプ2商品)をチョイスしました。
「UMF」「MGS」「MGO(MG)」といった活性抗菌力の数値の高さや、モノフローラル(ハイグレード)なのかマルチフローラルなのかといったポイントは評価基準には加えず、「初心者でも美味しく食べられるかどうか」に主眼を置いてテストしました。
活性抗菌力などが気になる方は、前出の表などを確認し、本ランキングの評価と合わせて商品選びをしてみてください。
実食評価をしていただく識者は、テレビや雑誌出演なども多い人気料理研究家・桃世真弓さんに依頼。
まず最初に、マヌカハニー15商品をそのまま食べて「味」「舌触り」「食べやすさ」の3項目で味わいを評価しました。(各配点:5点)
液体タイプのマヌカハニーについては、とくに高評価だった上位5製品と粘度の高い1製品を選抜し、いろんな食材との相性を調べました。
パン:焼いていない食パンにつけて実食。(配点:5点)
ヨーグルト:明治ブルガリアヨーグルトのプレーンタイプを使用。(配点:5点)
紅茶:リプトン無糖イエローラベルのティーバッグで作ったホットストレートティーに入れました。(配点:5点)
上位5商品は、「そのまま食べたときの味わい」と「食材との相性」を総合的に評価して順位付けしています。
それでは以上を踏まえ、さっそくマヌカハニーのおすすめランキングへとまいりましょう!
ワイメテハニー「マヌカハニー MGO50+」
ワイメテハニー(WaimeteHoney)
マヌカハニー MGO50+ 500g(サイズ大)
実勢価格:2998円
抗菌成分:MGO50+
エネルギー(100gあたり):330kcal
原材料:非加熱マヌカはちみつ(マルチフローラル)
原産国:ニュージーランド
容器:プラスチックボトル
▼味わいのテスト結果(13商品中同率3位)
- 味: 4.5/5点
- 舌触り: 4.5/5点
- 食べやすさ: 5/5点
- 合計: 14/15点
▼食材との相性(6商品中1位)
- パン: 5/5点
- ヨーグルト: 5/5点
- 紅茶: 4/5点
- 合計: 14/15点
おすすめのマヌカハニー総合1位に輝いたのは、ワイメテハニー「マヌカハニー MGO50+」でした! 500gの大容量で3000円を切るお手頃価格のマルチフローラルマヌカハニーです。
蓋を開けると、白っぽく泡立ったような見た目に驚きましたが、味わいや舌触りは問題なし。トロッと濃厚な質感です。
そのままいただくと、とてもフルーティーで濃い味わい。舌触りもザラッとしておらず、食べやすいです。後から程よく喉にカーッと刺激がきます。
食材との相性に関しては、とにかくパンとの相性が抜群! マヌカハニーのフルーティーさを存分に感じられて、パンを食べ進める手が止まりません。デパ地下のパン屋さんで売っていそうな高級感があります。
ヨーグルトに穏やかに溶けていき、マヌカハニーとヨーグルトの味が最後まで重なり合って感じられました。また、マヌカハニーを入れることで乳くささを和らげてくれたので、ヨーグルトが苦手な人にもおすすめです。
紅茶に混ぜても、甘さがスッキリしていて飲みやすいです。
パンに塗って食べたときの感動がスゴかったです! マヌカハニーの個性は生きつつ、食材のよさも邪魔することなく、全体にまとまり感が生まれ美味しさが倍増しています。
OHA HONEY「Rose Gold マヌカハニー MGO400+」
オハ ハニー(OHA HONEY)
Rose Gold マヌカハニー MGO400+ 250g
実勢価格:4690円
抗菌成分:MGO400+(MGS12+)
エネルギー(100gあたり):328kcal
原材料:非加熱マヌカはちみつ
原産国:ニュージーランド
容器:プラスチックボトル
▼味わいのテスト結果(13商品中同率1位)
- 味: 5/5点
- 舌触り: 5/5点
- 食べやすさ: 4.5/5点
- 合計: 14.5/15点
▼食材との相性(6商品中2位)
- パン: 4/5点
- ヨーグルト: 4/5点
- 紅茶: 5/5点
- 合計: 13/15点
おすすめのマヌカハニー総合2位は、OHA HONEY「Rose Gold マヌカハニー MGO400+」です。MGO値が400+と今回の15商品中もっとも高く、価格もお高めです。
液体は、サラッと滑らか。
匂いを嗅いでみると、歯医者さんのような香りに一瞬戸惑いますが、口に入れると上品な甘みが広がりとても美味しいです! 飲み込んだ後は程よく余韻が残ります。
マヌカハニー自体もサラッとしているためか、ヨーグルトとよく馴染み、心地よい口どけでした。
紅茶に混ぜると、甘さは控えめでありながら、マヌカハニーの上品な風味が豊かに感じられました。
MGOの数値が高いから食べづらいといったことはなく、マイルドで美味しいです。上品な味わいで、バランスが素晴らしいマヌカハニーですね!
ハニーマザー「マヌカハニー UMF10+(MGO263+)」
ハニーマザー
マヌカハニー UMF10+(MGO263+) 250g 初回限定お試し
実勢価格:2980円
抗菌成分:UMF10+(MGO263+)
エネルギー(100gあたり):325kcal
原材料:非加熱マヌカはちみつ(モノフローラル)
原産国:ニュージーランド
容器:ガラス瓶
分析証明書付き
▼味わいのテスト結果(13商品中同率3位)
- 味: 5/5点
- 舌触り: 4.5/5点
- 食べやすさ: 4.5/5点
- 合計: 14/15点
▼食材との相性(6商品中3位)
- パン: 3.5/5点
- ヨーグルト: 3.5/5点
- 紅茶: 5/5点
- 合計: 12/15点
おすすめマヌカハニー総合3位は、神戸に実店舗をもつはちみつ屋さんハニーマザーの「マヌカハニー UMF10+(MGO263+)」です。こちらは楽天の人気ランキング常連のマヌカハニーです。
商品紹介のリーフレットや分析証明書がついており、マヌカハニーの情報を知ることができます。
透明のガラス瓶に入っています。液体は、こっくりとしてとろみがあります。
口に含むと、お花のような香りと濃厚な甘みが広がります。舌触りはまったりしてある程度口の中にとどまりますが、引き際は潔く後味はスッキリしています。
とくに相性がよかったのは、紅茶です。溶けるのにやや時間がかかりましたが、紅茶に入れるとお花のフレーバーがフワッと立ち、抜群に美味しかったです。
ちなみに、パンやヨーグルトでは香りがあまり感じられませんでした。
濃いのに後味スッキリだから、無限に食べられそうです。紅茶でお花の香りを楽しむなら、熱々の状態がベスト!
4位: ナチュマート「マヌカハニー スタンダード MGO100+(NPA5+)」
オーガランド
ナチュマート
マヌカハニー スタンダード MGO100+(NPA5+) お試し1週間分 75g
実勢価格:1000円
抗菌成分:MGO100+(NPA5+)
エネルギー(100gあたり):303kcal
原材料:マヌカはちみつ
原産国:ニュージーランド
容器:スタンドパック
▼味わいのテスト結果(13商品中同率5位)
- 味: 4.5/5点
- 舌触り: 4/5点
- 食べやすさ: 5/5点
- 合計: 13.5/15点
▼食材との相性(6商品中4位)
- パン: 3/5点
- ヨーグルト: 5/5点
- 紅茶: 3/5点
- 合計: 11/15点
おすすめのマヌカハニー第4位は、ナチュマート「マヌカハニー スタンダード MGO100+(NPA5+) 」でした。
NPAとは、マヌカハニーに含まれる抗菌成分「食品メチルグリオキサール」を表す数値です。抗菌活性の検査内容はUMF協会認定のものとほぼ同等であると言われています。
容器は、日常使いに便利なスタンドパックのパウチです。液体はサラッと滑らか。はちみつの延長線上のような感じで、初心者の人でも食べやすい味わいです。
パンに直接かけて……。サラッとしすぎているためか、パンとの一体感はそこそこでした。
一方で、液体のゆるさがマッチしたヨーグルトととの相性は5点満点! 香ばしい香りが乳くささを軽減してくれました。
ヨーグルトに入れると、某テーマパークのポップコーン売り場にありそうな感じの香りになって美味しいです(笑)。シリアルとヨーグルトにかけても合いそう。
5位: マヌカヘルス「マヌカハニー MGO115+(UMF6+)」
富永貿易
マヌカヘルス
マヌカハニー MGO115+(UMF6+) 250g
実勢価格:2991円
抗菌成分:MGO115+(UMF6+)
エネルギー(100gあたり):330kcal
原材料:非加熱はちみつ
原産国:ニュージーランド
容器:プラスチックボトル
▼味わいのテスト結果(13商品中同率1位)
- 味: 5/5点
- 舌触り: 4.5/5点
- 食べやすさ: 5/5点
- 合計: 14.5/15点
▼食材との相性(6商品中6位)
- パン: 3/5点
- ヨーグルト: 3/5点
- 紅茶: 3/5点
- 合計: 9/15点
総合5位は、マヌカハニーの人気ブランドマヌカヘルスの「マヌカハニー MGO115+(UMF6+)」でした。そのまま食べたときの味わいは同率1位でしたが、食材との相性が平凡な結果となりました。
液体の粘度は高めで、口当たりも濃厚です。
飲み込む際に、濃い味わいと喉にカーッとくる刺激が一気に広がりますが、一瞬でいなくなります。
パンに塗って食べてみたところ、パンの味よりもマヌカの風味が全面に出てきました。
“元祖”って感じのパンチの効いたマヌカハニーですね。後味スッキリで、そのまま食べるのがいちばん美味しいです!
6位: ハニーマークス「マルチフローラルマヌカハニー スティックタイプ ギフトパッケージ」
ハニーマークス アンド カンパニー
ハニーマークス
マルチフローラルマヌカハニー スティックタイプ ギフトパッケージ 5g×7本入
実勢価格:1573円
エネルギー(100gあたり):325kcal
原材料:非加熱はちみつ(マルチフローラル)
原産国:ニュージーランド
容器:外装:紙、個包装:スティック
▼味わいのテスト結果
- 味: 4/5点
- 舌触り: 4.5/5点
- 食べやすさ: 5/5点
- 合計: 13/15点
6位は、はちみつの専門店ハニーマークス「マルチフローラルマヌカハニー スティックタイプ ギフトパッケージ」です。MGO値の表示はありませんが、ニュージーランド政府のもと厳格に品質を管理された非加熱マヌカはちみつです。
シルバーの玉紐包装の封筒に、使い切りサイズの5gスティックが7本入っています。リーフレットも付いていて、贈り物にもぴったり!
液体には適度なとろみがあり、舌触りはややザラつきを感じますが、気になるほどではありません。
普通のはちみつよりもちょっとリッチな味わいで、ちょうどいい甘さで食べやすいです。「マヌカハニーは濃すぎて苦手」という人におすすめです。
6位: plusHONEY「マヌカハニー MGO135+」
plusHONEY
マヌカハニー マヌカ蜂蜜 ニュージーランド産 はちみつ MGO135+ 250g
実勢価格:2020円
抗菌成分:MGO135+
エネルギー(100gあたり):332kcal
原材料:マヌカ生はちみつ
原産国:ニュージーランド
容器:プラスチックボトル
▼味わいのテスト結果
- 味: 4/5点
- 舌触り: 4.5/5点
- 食べやすさ: 4.5/5点
- 合計: 13/15点
同率6位は、plusHONEY「マヌカハニー MGO135+」です。
粘度が高く口当たり濃厚ですが、喉にカーッとくるような刺激はありません。
香りもそんなにキツくなく、王道な味わいで美味しいです。
なんにでも合いそうだけど、ある程度口の中にとどまってくれる感じがするので、喉がイガイガした時に飴代わりに舐めるといいんじゃないでしょうか。
6位: マリリニュージーランド「マヌカハニー マヌカゴールド MGS8+(MGO200+)」
マリリニュージーランド
マヌカハニー マヌカゴールド MGS8+(MGO200+) 250g
実勢価格:4560円
抗菌成分:MGS8+(MGO200+)
エネルギー(100gあたり):328kcal
原材料:非加熱マヌカはちみつ(モノフローラル)
原産国:ニュージーランド
容器:プラスチックボトル
分析証明書付き(UMF協会認定)
▼味わいのテスト結果
- 味: 5/5点
- 舌触り: 4/5点
- 食べやすさ: 4/5点
- 合計: 13/15点
同率6位3つめは、マリリニュージーランド「マヌカハニー マヌカゴールド MGS8+(MGO200+)」です。「マヌカゴールド」は、マヌカハニー研究の第一人者であるピーター・モラン博士公式認定マヌカハニーです。
添付のパンフレットには、品質へのこだわりやマヌカハニーの摂り方の解説などが載っているので、初心者でも安心して利用できます。
液体は、びっくりするほどサラッとしていて滑らかです。そのまま食べると、濃いマヌカハニーの味が口の中にスーッと広がります。舌にまとわりつく感じがあるので、喉にとどめておきたい時に◎。
美味しくて食べやすいです! マヌカハニーの味を堪能するなら、そのまま食べるか、パンにつけて食べるのがよさそうですね。
9位: 正栄「マヌカハニー スティックタイプ フラットパック MGO100+」
正栄
マヌカハニー スティックタイプ フラットパック MGO100+ 10g×5本
実勢価格:780円
抗菌成分:MGO100+
エネルギー(10gあたり):30.3kcal
原材料:マヌカはちみつ
原産国:ニュージーランド
容器:外装:プラスチック袋、台紙、個包装:スティック
▼味わいのテスト結果
- 味: 4/5点
- 舌触り: 4/5点
- 食べやすさ: 3.5/5点
- 合計: 11.5/15点
おすすめ9位は、正栄「マヌカハニー スティックタイプ フラットパック MGO100+」です。10gのスティックが5本入りで、1回で使いきるにはやや多めです。
液体はサラサラで、深みのある茶色です。舌触りのザラつきはありません。
濃厚で甘みが強く、重みを感じます。
そのまま食べるのもいいけれど、甘いのが苦手という人は、ホットミルクに入れると飲みやすくなると思いますよ。
10位: カピラーノ「アクティブマヌカハニー MG30+」
明治屋
カピラーノ
アクティブマヌカハニー MG30+ 340g
実勢価格:1620円
抗菌成分:MG30+(MGO30+)
エネルギー(100gあたり):294kcal
原材料:マヌカはちみつ
原産国:オーストラリア
容器:プラスチック製 逆さボトル
▼味わいのテスト結果
- 味: 3/5点
- 舌触り: 4/5点
- 食べやすさ: 4/5点
- 合計: 11/15点
おすすめ10位は、オーストラリアのトップはちみつブランド(※)カピラーノの「アクティブマヌカハニー MG30+」です。巷のスーパーでも見かけるメジャーなマヌカハニーです。
※2021年1月20日時点の情報です。
液体はサラッとしていていて、舌触りが滑らか。クセが少なく食べやすいですが、後から独特の風味が鼻に抜けます。濃厚さはあまりないので、マヌカハニーの食べ応えを期待すると、若干物足りなさを感じるかも。
液切れのいい逆さボトルは、スプーンを使わずそのままハチミツを注げて、最後まで使い切りやすいのが◎。食卓で手軽に使えます。
価格的に手を出しやすく、いつもの食卓で普通のハチミツ代わりに使えますね。サラッとしていて飲み物にも溶けやすいし、そんなに香りも強くないから食材の邪魔はしないはず。毎日の生活に取り入れやすいと思いますよ。
11位: ハニーバレー「マヌカハニー 100% Pure New Zealand Honey UMF10+(MGO263+)」
ハニーバレー
マヌカハニー 100% Pure New Zealand Honey UMF10+(MGO263+) 250g
実勢価格:2980円
抗菌成分:UMF10+(MGO263+)
エネルギー(100gあたり):325kcal
原材料:非加熱はちみつ
原産国:ニュージーランド
容器:プラスチックボトル
▼味わいのテスト結果
- 味: 3.5/5点
- 舌触り: 4/5点
- 食べやすさ: 3/5点
- 合計: 10.5/15点
11位は、ハニーバレー「マヌカハニー 100% Pure New Zealand Honey UMF10+(MGO263+)」です。
液体はやや粘度が強め。ザラつきはそんなにありませんが、口の中にとどまる感じがします。
マヌカハニーらしい独特の風味が主張し、苦味のような後味がかすかに残ります。
“良薬感”というか、喉への刺激が結構強めですね。マヌカハニーの個性が強いので、そのままで食べづらかったら飲み物に入れたり、ヨーグルトなどの乳製品で和らげるのがいいかも。
12位: MELITA「マヌカハニー UMF10+(MGO263+)」
MELITA
マヌカハニー UMF10+(MGO263+) 250g
実勢価格:4298円
抗菌成分:UMF10+(MGO263+)
エネルギー(100gあたり):320kcal
原材料:はちみつ
原産国:ニュージーランド
容器:プラスチックボトル
▼味わいのテスト結果(13商品中12位)
- 味: 3.5/5点
- 舌触り: 3.5/5点
- 食べやすさ: 2.5/5点
- 合計: 9.5/15点
▼食材との相性(6商品中5位)
- パン: 4.5/5点
- ヨーグルト: 3/5点
- 紅茶: 2.5/5点
- 合計: 10/15点
12位は、MELITA「マヌカハニー UMF10+(MGO263+)」です。
液体タイプのマヌカハニー13製品の中ではもっとも粘り気があり、スプーンにすくったぶんだけ乗っかってくるので、やや扱いにくいです。口どけは△で、後味に独特の青っぽいエグみを感じます。
ほかの食材と合わせたときにこの強い粘度がどう影響するのか気になったので、パン・ヨーグルト・紅茶との相性も確かめました!
もっとも相性がよかったのは、パンです。ペースト状なので、食感的にもパンとの一体感が生まれ、パンの塩気によって濃厚な甘さが引き立ちました。
ヨーグルトとの相性は△。かき混ぜてもなかなか馴染まず、ヨーグルトを飲み込んだ後、時間差でマヌカハニーだけが口の中に残っていました。ヨーグルトに混ぜるなら、食べるまでに時間を置くか、フルーツも一緒に入れて水分を補ったほうがいいでしょう。
温かい紅茶に混ぜると、溶けきるまで時間がかかってしまいました。また、酸味と雑味も出てきて紅茶との相性はイマイチ。しかし驚いたことに、紅茶が冷めるとスッキリとした甘さが出てきて、格段に美味しくなったのです!
紅茶が冷めた状態だとダントツで美味しいです! 少量でもガツンと甘みがくるので、色々使い回したい人に向いているのでは。マヌカハニーにレモンを絞って、フルーツマリネにしてあげてもいいと思います。
13位: WATSON&SON「マヌカハニー・スナップ MGS10+(MGO300+)」
WATSON&SON
マヌカハニー・スナップ MGS10+(MGO300+) 5g×5個入
実勢価格:980円
抗菌成分:MGS10+(MGO300+)
エネルギー(100gあたり):314kcal
原材料:天然マヌカハニー(モノフローラル)
原産国:ニュージーランド
容器:プラスチックチューブ
分析証明書付き
▼味わいのテスト結果
- 味: 3/5点
- 舌触り: 3/5点
- 食べやすさ: 3/5点
- 合計: 9/15点
13位は、WATSON&SON「マヌカハニー・スナップ MGS10+(MGO300+)」でした。5g5個入りで、証明書が付いています。
給食やバイキングに出てくるジャム・バターのような、パキッと折って絞り出すタイプの容器です。
押し出すにはなかなか力が要ります。味は濃いめですが、全体的に平凡な印象でした。
可愛いパッケージですね。お試し用や携帯用にはとてもいいと思います。
ドロップ(飴)・ロゼンジのマヌカハニーおすすめ2商品
以上、液体のマヌカハニー13商品のおすすめランキングでした。ここでは、固形に加工されたマヌカハニーを2種類ご紹介します!
ハニードロップレットジャパン「ハニードロップレットマヌカハニー(のど飴) UMF10+」
ハニードロップレットジャパン
ハニードロップレットマヌカハニー(のど飴) UMF10+ 6粒入
実勢価格:1080円
抗菌成分:UMF10+(MGO263+)
エネルギー(6粒23gあたり):91kcal
原材料:はちみつ
原産国:ニュージーランド
容器:紙箱、シート(切れ目入り)
分析証明書付き
▼味わいのテスト結果
- 味: 3.5/5点
- 舌触り: 4/5点
- 食べやすさ: 4/5点
- 合計: 11.5/15点
固形のマヌカハニー1位は、マヌカハニーをそのまま固めたハニードロップレットジャパン「ハニードロップレットマヌカハニー(のど飴) UMF10+」です。
1個ずつシートを切り離せるので、ちょっとずつ持ち運ぶのに便利です。
食感はそんなに固くなく、普通の飴よりは溶けるのが早い印象。うっすら苦味を感じますが、甘さがスッキリしていて食べやすいです。
歯にくっつきやすいので、舌の上で溶かすようにしましょう。
WATSON&SON「マヌカロゼンジ MGS12+(MGO400+)」
WATSON&SON
マヌカロゼンジ MGS12+(MGO400+) 2.5g×8粒入
実勢価格:1220円
抗菌成分:MGS12+(MGO400+)
エネルギー(100gあたり):433kcal
原材料:マヌカハニー91%、マルト-デキストリン8.5%、ステアリン酸カルシウム0.5%
原産国:ニュージーランド
容器:紙箱、シート(切れ目なし)
分析証明書付き
▼味わいのテスト結果
- 味: 3.5/5点
- 舌触り: 3/5点
- 食べやすさ: 4/5点
- 合計: 10.5/15点
固形のマヌカハニー2位は、WATSON&SON「マヌカロゼンジ MGS12+(MGO400+)」です。
1枚のシートに、気泡のある固い粒が8個入っています。
控えめな甘さと苦味がありますが、1位のハニードロップレットよりも味は薄く感じます。
自然な味で、甘いのが苦手な人にはいいと思います。
マヌカハニーを食べてみての総括
以上、初心者におすすめのマヌカハニーランキングでした。マヌカハニーをそのまま食べるのか、どんな食材と合わせるのかによっても味わいの評価が違って、新鮮でしたね。ここで改めて、マヌカハニーと食材との食べ合わせを総括してみたいと思います!
パン:粘度の高いマヌカハニーのほうが食感に一体感が生まれておすすめ。パンの塩気で甘さが引き立つため、マヌカハニーは少量でOK。
ヨーグルト:粘度の低いマヌカハニーのほうが馴染みやすくておすすめ。
紅茶:マヌカハニーの個性が感じられ、甘いのが苦手な人におすすめな摂り方。香りに特徴のあるマヌカハニーだと、美味しさを存分に楽しめる。
また、最初は「はちみつよりもマヌカハニーの方が味が濃くて食べづらい」という先入観がありましたが、食べ進めるにつれ、むしろ「マヌカハニーは甘さがくどくなくて美味しい」と感じるようになりました。
健康維持目的でなくとも、単純に美味しくて食べたくなるマヌカハニー。ぜひ、食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
「舌触り」については、ザラつきすぎず、ほどよく口の中にとどまってくれ、引き際が潔いものを高評価にしました。