食パンは袋ごと冷凍はNG? おいしさキープの方法を調査
スーパーのセールでつい買いすぎてしまう食パン、全部おいしく食べられていますか? おすすめは冷凍保存ですが、実は保存の方法によっておいしさが全然違うんです。
購入した袋のまま、ラップに包んで袋に入れるほか、100均などには専用の食パン冷凍保存容器や食パン冷凍保存袋もあって、どれが一番おいしく食べられるのかわかりませんよね。
冷凍保存する作業も地味に面倒。手間をかけて冷凍するところまで頑張れない! という人も多いのでは?
冷凍保存した食パンの日持ちは?
冷凍した市販のパンは、種類や保存状態にもよりますが、一般的には2週間から1カ月程度で食べきるのがおすすめ。冷凍保存期間が長いほど品質は劣化していくので、できるだけ早めに食べ切りましょう。市販の冷凍パンなら商品に記載されている賞味期限や保存方法を守るようにしましょう。
そこで今回は雑誌『LDK』が、これまで試した市販の食パンの冷凍方法・解凍方法の中から、一番おすすめしたい方法を解説します。
【結論】食パンは1枚ずつラップ → フリーザーバッグが正解!
雑誌『LDK』が、食パンの冷凍方法を比較したところ、もっともおいしさをキープしたおすすめ1位は「パンをラップ&フリーザーバッグで冷凍」でした。究極を目指すなら、丁寧に食パンを一枚ずつラップで包んでバットにのせて凍らせてからがベストです。
ここでは、しっとり感やふわふわ感をしっかり残すポイントとともに紹介します。
ポイント1:開けたてをすぐに冷凍
冷凍後もしっとり感を残したいなら残り物ではなく開けたてを冷凍して!
ポイント2:1枚ずつラップに包んでフリーザーバッグに入れる
食パンは余ったものではなく、開けたらすぐに冷凍するのが大事です。基本は一枚ずつラップで包んでバットにのせて凍らせてから保存を。凍ったら忘れずにフリーザーバッグへ!
すきまができないようにラップで丁寧に包む
冷凍した時の状態がキープされるので、開けてすぐのおいしい状態をラップで包むのがオススメです。
バットに並べて冷凍し凍ったらフリーザーバッグへ
まずバットに並べて冷凍。短時間で凍るので、水分が逃げにくい。凍ったらフリーザーバッグへ入れましょう。
食パンのおいしい冷凍方法のおすすめランキング
市販の食パンはラップとフリーザーバッグで冷凍すれば、旨味とふわっとした食感をしっかり感じられます。でも、もう少し手間を省いた方法でもおいしく保存できるのでしょうか?
「袋ごと冷凍」をはじめさまざまな食パンの冷凍方法を比較したところ、おすすめ1位は「パンをラップ&フリーザーバッグで冷凍」でした。「パンを購入した袋のままで冷凍」方法は、「パンをラップ&アルミホイルで冷凍」「パンをフリーザーバッグで冷凍」と同じく2位評価で健闘しました。
【1位】パンをラップ&フリーザーバッグで冷凍
▼テスト結果
- おいしさ :◎+
- やりやすさ:◎
前述した「パンをラップ&フリーザーバッグで冷凍」が最高評価!
パサつきからパンをガードし、2週間冷凍庫にいれっぱなしでもふんわり、さっくりしていました。冷凍していたとは思えないおいしさを味わえます。
【2位】パンをラップ&アルミホイルで冷凍
▼テスト結果
- おいしさ :◎+
- やりやすさ:◯
「ラップ&アルミホイルで冷凍」は、A評価でした!
イースト臭が軽減され、甘みと塩みが出ておいしさは十分です。二重巻きがやや手間でした。
【2位】パンをフリーザーバッグで冷凍
▼テスト結果
- おいしさ :◎
- やりやすさ:◎+
「フリーザーバッグで冷凍」は、A評価でした!
手軽な方法ですが、乾燥から守り、食感のよさもキープしています。密閉時に空気を抜くのがミソです。
【2位】パンを購入した袋のままで冷凍
▼テスト結果
- おいしさ :◎
- やりやすさ:◎+
「購入した袋のままで冷凍」は、A評価でした!
「ラップ&アルミ」「フリーザーバッグ」と並んで2位という成績に。実は市販のパンの袋は湿気を防ぎやすい素材なことが多いんです。
ラップでぐるっと包んだだけより買った袋そのままのほうが旨みがありました。食感も問題ありません。袋の口は折りたたんで冷凍しましょう。
【5位】パンをラップ&アイラップで冷凍
▼テスト結果
- おいしさ :◎
- やりやすさ:◎
「ラップ&アイラップで冷凍」は、A評価でした!
岩谷マテリアル「アイラップ」だけより、ふんわりしてもちっとした弾力もあります。表面はカリッとしていました。
【6位】パンをアイラップで冷凍
▼テスト結果
- おいしさ :◯
- やりやすさ:◎+
「アイラップで冷凍」は、B評価でした!
ふっくら感は少し残る程度。乾燥やパサつきを少々感じました。袋に入れるだけなのはラクです。
【7位】パンをラップで冷凍
▼テスト結果
- おいしさ :◯
- やりやすさ:◎
「ラップで冷凍」は、B評価でした!
食感は冷凍前と変わりませんが、おいしいとまでは言えず。ややパサついて甘みも減少しました。
パンはラップとフリーザーバッグの冷凍保存で乾燥からガードするのがベスト。中はしっとり、外はサクッとしてバターの風味もアップします。
食パンの冷凍保存袋のおすすめは?
機能素材「パンおいしいまま」
- 機能素材パンおいしいまま
- 最安価格: ¥297〜
食パン1斤がまるまる入る!
機能素材「パンおいしいまま」は、パン専用の保存袋。
これで冷凍保存すれば水分が抜けずおいしさをキープできるどころか、なぜか味やしっとり感が冷凍前よりもアップして、実食したプロも大絶賛。
菓子パンなどにも使えるし、何より包んだりする手間がない&繰り返し使えるので便利すぎます!
- 内容量
- 袋3枚+クリップ3個入
- 型番
- 4582328830782
パンの風味がアップする!
味やしっとり感が冷凍前よりもアップ!
パンの種類を問わずしっとりおいしくなる
「パンおいしいまま」を使えば、パンの種類を問わずしっとりおいしくなります。
ふんわりよりしっとり感が増しました。
【食パンの解凍】乾燥してから冷凍したパンの復活方法は?
食パンは実は冷凍方法より解凍方法が大切。冷凍の方法でズボラをしても、解凍する際に水分を加えることでおいしく仕上がります!
霧吹きで水分を足して凍ったままトースト
STEP1:食パン全体に軽くスプレー
凍ったままトーストが可能。焼く前に霧吹きで軽く水をかけると、冷凍中に飛んだ水分が足されます。
STEP2:あとはそのままトースト
あとはそのままトースト。凍って水分が閉じ込められている状態のまま焼くので、しっとり感をキープできます。
解凍前にしぼったペーパーで30秒包むのもアリ
袋のまま冷凍し、かなり乾燥状態になっている食パンを復活させたいなら、解凍前に水分を加えて。水で濡らしてしぼったキッチンペーパーでパンを包み、30秒おきましょう。
ペーパーを取ってトーストすれば、サクサクもちもちの食感を楽しめます。
凍ったままジャムやバターを塗ってトースト
STEP1:焼く前にジャムを塗る
解凍はせず冷凍されたままの状態のパンに、バターや好きなジャムを塗ることでパサつきが解消されます。
STEP2:塗ったらトースト
塗ったらトースト。水分を逃がしにくい上、ジャムは焼くことによって甘みが増し、よりおいしくなります。
ジャムを塗るとコゲやすくなるので注意しながら焼いて!
パンは解凍すると水分が抜けるため、おいしく食べるなら凍らせたままトーストするのがオススメ。また乾燥してから保存したパンも、ひと手間かければおいしく食べられます。
食パンにおすすめの冷凍保存のまとめ
以上、食パンを美味しく冷凍するおすすめの冷凍保存方法をご紹介しました。
食パンをおいしく食べるなら、袋を開けてすぐ冷凍するのが吉。1枚ずつラップに包んだらバットに並べて冷凍し、凍ったらフリーザーバッグへ入れましょう。
ラップをするのが面倒という人は、パン専用の冷凍袋も試してみてくださいね。
フリーザーバッグの売れ筋ランキングもチェック!
フリーザーバッグのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
パサパサになる前の状態で冷凍を。