カルディに並ぶアジアン食材!とても気になるけど…味が未知すぎ
カルディといえば、無料の試飲コーヒーと並んで、輸入食品のイメージが強いのではないでしょうか。そして、各地域ごとに分かれたコーナーのなかでも、ひそかに人気があるのが、アジア系食品コーナーです。
最近では、アジア系料理もすっかり一般家庭に浸透してきましたが、まだまだ未知の味もたくさんあります。
「気にはなるけど冒険心が足りなくて手が出ない…」そんな人々のために、4人の食のプロが辛口目線でアジア系食材を徹底評価しました!
今回採点したのは、「味」「ボリューム」「リピート」「コスパ」の4項目。それぞれ5点満点として採点し、合計得点でランキングにしました。
見事1位に輝いたのは、どの商品だったのでしょうか? それでは発表します!
食べ出したら止まらない!“クセになる味”のトムヤムナッツ
オリエンタルクリスプ
トムヤムナッツ
実勢価格:149円
見事、第1位に輝いたのは、タイ料理の王者・トムヤムクン味のおつまみ系ナッツでした!
トムヤムクンフレーバーをまとったカシューナッツは酸味・辛味のバランスが抜群。噛むほどに複雑な味わいが口いっぱいに広がる、まさに大人のスナックです。
コスパ以外の3項目で満点を叩き出し、堂々の総合評価Sランクでした!
東南アジアの地を思わせるエスニックなスパイスやナンプラーの味わいが、絶妙なハーモニーを醸し出しています。
スパイスの味がしっかり再現されています。
一度食べ出したら止まらない美味しさにリピート必至です。
“タイ料理の定番”といえばコレ!マイルドな辛さのイエローカレー
ロイタイ
イエローカレー
実勢価格:198円
第2位はアジアの中でも人気の高いタイ料理より、イエローカレーがランクイン。味が最高評価を付け、総合評価もAランクでした。
パックの中には、完成されたカレーのルーが! じつはこの商品、本場のタイでも大人気なんです!
マイルドなうま味で味のバランスがとても良いです。
ココナッツミルクの風味がカレーの味をマイルドにしてくれているので、小さなお子様でも安心して食べられます。
おすすめは鶏肉やパプリカなど、お好きな具材をプラスすること。濃い味がお好みの人は、ナンプラーを足すのもアリです。
“カニの旨み”と卵のまろやかさプーパッポンカレー
スータイ
プーパッポンカレー
実勢価格:378円
第3位も第2位に引き続き、タイカレーがランクインしました。味、リピートが評価されて、総合ランクはAです。
イエローカレーに比べると「プーパッポンカレー」はあまり聞かない名前かもしれません。こちらは卵を使った珍しいカレーです。
パックの中のルーに溶き卵を加え、炒めるだけで完成するお手軽料理です。ふんわりクリーミーな卵が、刺激たっぷりのカレーとベストマッチ!
ただ、思った以上に辛めなので、お子様に食べさせる際は注意が必要。
少し塩味と辛味が強いですが味はGoodです。
レシピでは卵1個を使用することになっていますが、それだと少し味が濃いかもしれません。お好みに合わせて卵の量を調整しましょう。
卵は2個入れてもいいくらい、しっかり味です。
ルーの中には最初から玉ねぎやピーマンが入っており、わざわざ具材をプラスしなくても大丈夫。カニの風味香る濃い目の味で、ごはんをガツガツかきこみたいときにピッタリです!
4位: コシのある“ツルツル麺が絶品”
ふるる冷麺(水冷麺)
農心
ふるる冷麺(水冷麺)
実勢価格:210円
第4位は、つるつるしたのど越しのよい麺がプロに大好評だった「ふるる冷麺」。総合評価はBランクでした!
このちゅるちゅる感、一度は味わってほしい!
かなりの弾力で、噛み応えもあるのでこれ1杯でかなり満腹になります。きゅうりやたまご、キムチなど、お好きな具材をトッピングするともっと豪華になりますよ。
ただ、味に関しては少し微妙な意見も…。
スープの酸味が強くちょっとモズクっぽさも…。
酸味は好みで足していくのがいいかもしれません。
酸味が強めなところは好みが分かれるかもしれませんね。
5位: “たったの100円”でコスパ抜群!
2つの味のインスタントフォー
エーワン
インスタントフォー シュリンプ&クラブ味
実勢価格:102円
5位以降にはインスタント食品が連続してランクイン。そのなかでも最も評価が高かったのが、こちらのフォーです。お米で作られたヌードルは低カロリーなことから女性に大人気でした!
リピートがとくに評価され、総合評価はBランクでした。
優しい味ですがエビ・カニの味は薄めです。
と、プロがコメントしていますが、その薄めのお味が万人受けして人気がある一品です。あっさりヘルシーなので夜食にもぴったりです。
インスタントでエスニック料理を食べられる満足感は十分!
お値段も一袋102円と、今回ご紹介する商品のなかでも断トツの安さ! コスパを考えるとリピートしたくなる商品です。
6位: “激辛料理”も忘れちゃいけません!
タイ激辛鶏肉炒め(パッチャー)
スマートイート
タイ激辛鶏肉炒め(パッチャー)
実勢価格:213円
タイ料理といえば辛い!! というイメージを抱く人も少なくありません。第6位にはそんな激辛食品「タイ激辛鶏肉炒め」が選ばれました。
入っている具材は鶏肉、唐辛子、なす、フィンガールート、バジルリーフなど、本格的なものばかり。味ももちろん本格派!
見た目より美味しい! 本格的なタイの味で好みは分かれます。
識者モニターの意見も「この味好き!」「ちょっと苦手…」と意見が分かれました。
辛味が強く味が複雑。一般ウケはしないかも…。
万人受けの味ではありませんが、本場の味が好みな人にとってはたまらない一品です!
7位: 言うほど“香りはしないかも…”
タイ香り米(ジャスミンライス)
木徳神糧
タイ香り米(ジャスミンライス)
実勢価格:398円
第7位は料理…というより、タイ料理と一緒に食べたいお米のご紹介です。
こちらのタイ香り米は無洗米と同じ要領で、研がずに炊けるお手軽食材。水の分量も白米とまったく同じです。
また、注目すべきは、炊きあがりのお米の眩いほどの白さ! 本場タイの味わいでプーパッポンカレーなどを楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。
7位: タイ料理の代表的スープが
“お手軽”フリーズドライに!
アマノ
トム・ヤム・クン スープ フリーズドライ
実勢価格:170円
即席乾燥味噌汁で、一躍有名となったアマノフーズ。じつはタイ料理の定番「トム・ヤム・クン」のフリーズドライスープも販売しているってご存知でしたか?
お湯を注ぐだけであっという間に完成するスープはかなり便利!
では、味の方はどうだったのでしょうか?
臭みが強く飲みにくいですが、具は意外と多い!
じつは、かなりクセが強くて、飲みにくかったんです…。食のプロ・小越さんも「臭みが強すぎて、飲むときに覚悟が必要です」と苦渋の表情。トムヤムクンを謳うわりに、酸味が控えめなのも残念でした。
フリーズドライのエビの風味がイマイチでした。
具だくさんでボリュームはあるのですが、肝心の風味や味が物足りないという結果に。
9位: エグみがあるし“物足りない”
オリエンタルのマースカレー
オリエンタル
マースカレー
実勢価格:193円
今回最下位に選ばれた2品のうちのひとつ、マースカレー。1962年に初登場した、元祖粉末インスタントカレーという由緒ある歴史をもつ商品です。
昔ながらの懐かしい味がお好きなら全然ありですが…。
粉末だからか粉っぽくて、食べた後は口の中にエグみが残ります。さらりとしていてヘルシーなのはいいのですが、最近の優秀なレトルトカレーを食べ慣れた人には物足りないかもしれません。
9位: 安いはいいけど“コクがない”
メガシェフのオイスターソース
メガシェフ
オイスターソース
実勢価格:255円
最下位に選ばれてしまったのはこちらのオイスターソース。
唯一評価されたのはコスパのよさ。でもそれ以外は…。総合評価は残念ながらDランクでした。
安いのは好印象ですが、甘過ぎでコクも風味もナシ。
オイスターというよりは、作られたような味でイマイチ。
味については強すぎる甘みがわざとらしい、奥行きがない、など酷評が連発!
ほかの市販品にはあまり見られない、しっかりしすぎる“とろみ”も不評でした。いくら安くても「使おう」という気にならないかもしれません…。
以上、カルディの東南アジア食品ベスト10でした!
上位と下位では、大きく評価点に差が出るという結果になったカルディのエスニック料理。ベスト3のイエローカレーやプーパッポンカレーなどのカレー類やトムヤムナッツは、試せば虜になることまちがいなしです!
今回のランキングを参考に、カルディで未知の味を開拓してみてください。
タイ料理の風味を見事に再現! おつまみに最適です。