毎日違うおかずにこだわるあまり「冷食」を多用していませんか?
毎日のお弁当づくりって意外と時間も手間もかかって大変なんですよね。時短もしたいし毎日違うおかずにしたいという思いもあって、高上がりと分かっていてもなにかと冷食に頼りがちになってしまいます。
そこでご紹介したい節約ワザは「オリジナル冷食を作ってストックしておく」です!
一度に大量のおかずを作り、お弁当用カップに小分けして冷凍しておくだけでお手製冷食のできあがりです。5日分冷凍しておけば、一週間はお弁当のおかずに困りません。
ひじき煮&きんぴらならシンプルな味付けなので、ほかの食材と混ぜてアレンジすれば毎日違うおかずに早変わりです。アレンジが面倒な人でも、この2品を交互に使えば飽きないお弁当が作れます
ここで、ひじき&きんぴらの簡単アレンジ例(5日間バージョン)をご紹介します。
[月曜日]味付け不要の簡単つくね
ひじき煮、きんぴらを各9号カップ1つ分、鶏ひき肉100gと混ぜて5~6個に成型。あとは甘だれで煮るだけ! 食べ応えが一気にアップしメインのおかずに昇格です。
[火曜日]マヨと和えてサンドの具に
ひじき煮には、きゅうりやパプリカなどを大豆大にカットし加えマヨで和える。きんぴらはそのままマヨで和える。できた具材をパンにはさめば豪華なサラダサンドの出来上がりです
[水曜日] 梅干し&きんぴらを入れて炊くだけ味ごはん
きんぴら9号カップ2つ分をみじん切りし、梅干し2つを手でほぐして種ごと一緒に炊き込むだけであっというまに味ごはんの完成です。梅の酸味が夏にぴったりの一品
[木曜日]ひじきを入れて変わり種卵焼き
ひじき煮9号カップ1つ分と卵2個を混ぜて焼くだけ! 半熟状態でスライスチーズ1枚を載せると濃厚な味で、まるでオシャレな和風キッシュのようです。
[金曜日]ハンパに余った豚ひき肉+ひじきでズボラ焼売
ひじき煮9号カップ1つ分を豚ひき肉100gと混ぜ、6個に分け焼売の皮で包んで蒸し焼きに。味付けは一切必要ありません。ひじきをきんぴらに変えてもシャキシャキしておいしいですよ
夕食の「先どり貯め」で昨日の夕飯と同じを回避!
夕飯の残りを翌日のお弁当にそのまま入れてしまうと、同じおかずが続くのでランチタイムの楽しみも半減してしまいます。そこで夕飯を作る際にお弁当用のおかずを分けて置き、カップに入れて冷凍しておきましょう。別の日に使うことができるのでおかずも被らず便利ですよ。
スーパーエコごはん研究家 桃世真弓さん
「冷食を買うよりかなりお得です」
お手製冷食をお弁当につめる時は、必ず温め直してからにしましょう。自然解凍OKの市販の冷凍食品と違って、そのままつめると水が出てマズくなってしまいます。
マズいだけでなく腐敗の原因にもなるので、レンチンは徹底してくださいね。冷ましてから入れるのもポイントです!
節約ワザ・番外編食費のムダはこんなところにも
試食しちゃったら、申し訳なくてつい買ってしまう…なんて経験がある人も多いのでは? 親切にされたらお礼をしたくなるのは人の性。ですがここは家庭のためと心を鬼にして、本当に必要なのか冷静に見極めましょう!
節約のやり方を一度見直すことで、削れるムダが発見できるかもしれません。まずはお手製冷食ストックを作って、明日からのお弁当をもっと安く仕上げては、いかがでしょうか。