クレイジーソルトとは?
複数のスパイスやハーブ、岩塩などを合わせたミックススパイス(スパイスミックス/シーズニングスパイス)は、スーパーの調味料売り場でよく見かけ、食材にかけるだけで味付けや風味付けができることから人気を集めています。
そのうちのひとつが「クレイジーソルト」。岩塩と6種類のハーブ(オニオン、ブラックペッパー、ガーリック、セロリシード、タイム、オレガノ)をブレンドした調味料です。
公式サイトによると、1960年代のアメリカで生まれ、当時60歳だったジェーン・シマンズが手作りした調味料が元になっているそうです。
家族のために作っていたものをクリスマスの贈り物として配ると、好評だったため商品化へ。パッケージのデザインはクリスマスカラーの「赤」と「緑」とのこと。
「キッチンを楽しくする調味料として愛されてほしい」という願いを込めて、「Crazy」の頭文字をキッチンのKにして「Krazy Mixed-up salt」と命名されたそうです。
実は他にも種類があるんです!
代表的な「クレイジーソルト」は知っている人も多いと思いますが、実は「ジェーン クレイジーシリーズ」として、他にも様々な調味料がラインナップ。
「クレイジーペッパー」「クレイジーレモン」「クレイジーガーリック」「クレイジーバジル」「クレイジーライム」「クレイジー岩塩」「オーガニック クレイジーソルト」を含む、全8種類が販売されています。
容器のリニューアルでフタが開けやすくなった!
以前の容器は紙製のスライドフタタイプだったため、開けにくく、粉が付着しやすいという意見があったそうです。
2024年から容器がリニューアルされ、フタは上に開くタイプに。少量ずつ出せる3つ穴と、たっぷり使える半円形の両方が使えて便利になりました。
また透明のプラスチック製ボトルになったため、残量がわかりやすくなりました。
「クレイジーソルト」シリーズを比較!
「クレイジーソルト」をはじめとした「ジェーン クレイジーシリーズ」。何が違うのか、気になる人も多いのではないでしょうか。
そこで、簡単料理研究家のハットリミドリさん、科学する料理研究家のさわけんさんが試食検証。味、香り、汎用性、常備したい度をチェックして、各5点満点で採点しました。
テスト1:味
まずは容器から出した調味料の味を確認。味の特徴や原材料がバランスよく配合されているかなどをチェックしました。
テスト2:香り
スパイスミックスを選ぶ際は、ハーブやスパイスの香りも大切です。
今回のテストでは、容器から出したそのままの香りを確認しました。
テスト3:汎用性
食材を選ばず、肉料理や魚料理など、どんな料理でも使いやすいかは選ぶ際の大事なポイント。今回のテストでは、サラダやパン、パスタにかけて試食。いろいろな食材に合うかどうかを検証しました。
テスト4:常備したいか
上記3項目の検証を元に、キッチンに常備したいかどうかも点数化しました。
テスト結果:キッチンに置きたい新定番は?
日本緑茶センター「クレイジーソルト」
- 日本緑茶センタークレイジーソルト
- 実勢価格: ¥648〜
- 味
- 香り
- 汎用性
- 常備したいか
- 内容量
- 100g
- 原材料
- 岩塩、オニオン、ブラックペッパー、ガーリック、セロリシード、タイム、オレガノ
- 型番
- 70300
肉によく合うと思います。
日本緑茶センター「クレイジーガーリック」
- 日本緑茶センタークレイジーガーリック
- 実勢価格: ¥677〜
- 味
- 香り
- 汎用性
- 常備したいか
- 内容量
- 111g
- 原材料
- ガーリック、岩塩、オニオン、ブラックペッパー、セロリシード、キャノーラ油、タイム、オレガノ
- 型番
- 70303
無塩バターと合わせてガーリックトーストにするのもオススメ!
ペペロンチーノの仕上げに入れると香ばしくなり、よりおいしくなると思います。
日本緑茶センター「オーガニック クレイジーソルト」
- 日本緑茶センターオーガニック クレイジーソルト
- 実勢価格: ¥1,134〜
- 味
- 香り
- 汎用性
- 常備したいか
- 内容量
- 100g
- 原材料
- 岩塩、有機オニオン、有機ブラックペッパー、有機ガーリック、有機セロリシード、有機タイム、有機オレガノ
オーガニック好きにはおすすめですが、こだわりがなければ通常の「クレイジーソルト」でも十分です。
タイムの風味が、「クレイジーソルト」より控えめな印象です。
日本緑茶センター「クレイジー岩塩」
- 日本緑茶センタークレイジー岩塩
- 実勢価格: ¥491〜
- 味
- 香り
- 汎用性
- 常備したいか
- 内容量
- 96g
- 原材料
- 岩塩
- 型番
- 70306
粉末しょうゆと合わせて、和製クレイジーソルトとして使ってもいいですね。
日本緑茶センター「クレイジーレモン」
- 味
- 香り
- 汎用性
- 常備したいか
- 内容量
- 78g
- 原材料
- 岩塩、ブラックペッパー、ブドウ糖、砂糖、ガーリック、オニオン、オレンジピールパウダー、レモンピールパウダー/クエン酸、リン酸Ca
- 型番
- 70302
そのまま食べるとかなりすっぱいです。食材と合わせれば、酸味はやわらぎます。
ブールブランソース(バターが主役の白いソースで、白身魚やチキンなどに合う)、マヨネーズ、レモンチキン、唐揚げなどにも合いそうです。
日本緑茶センター「クレイジーバジル」
- 味
- 香り
- 汎用性
- 常備したいか
- 内容量
- 102g
- 原材料
- 岩塩、ガーリック、バジル、ブラックペッパー、コーンスターチ、パセリ、オニオン、オレガノ、タイム、キャノーラ油
- 型番
- 70304
BBQで焼いた肉や魚に振りかけると合いそうです。
料理の上級者は持っていてもいいかもしれません。
日本緑茶センター「クレイジーペッパー」
- 日本緑茶センタークレイジーペッパー
- 実勢価格: ¥431〜
- 味
- 香り
- 汎用性
- 常備したいか
- 内容量
- 85g
- 原材料
- ブラックペッパー、ブラックキャラウェイ、ブドウ糖、砂糖、ディルシード、コリアンダーシード、オニオン、グリーンパプリカ、レッドパプリカ、キャノーラ油/パプリカ色素
- 型番
- 70301
上級者向けのミックススパイスですね。
全粒粉のパンに合わせてもいいかもしれません。
日本緑茶センター「クレイジーライム」
- 日本緑茶センタークレイジーライム
- 実勢価格: ¥696〜
- 味
- 香り
- 汎用性
- 常備したいか
- 内容量
- 85g
- 原材料
- ブラックペッパー、岩塩、ライム加工品(マルトデキストリン、砂糖、濃縮ライム果汁)/クエン酸、リン酸Ca、香料、レシチン、増粘剤(アラビアガム)、微粒二酸化ケイ素
- 型番
- 70305
難しい味ですが、蒸し牡蠣にかけるといいかもしれません。
買うならやっぱり定番&便利なクレイジーガーリック!
以上、「ジェーン クレイジーシリーズ」の検証結果でした。
完成されたバランスの「クレイジーソルト」
基本の「クレイジーソルト」は、配合されたスパイスのバランスがよく、いろいろな料理に合います。
特にタイムの香りがいいので、魚のソテーに使うと味が一段アップします!
日本緑茶センター
「クレイジーソルト」
パンチが欲しいなら「クレイジーガーリック」
今回の検証で発見した「クレイジーガーリック」は料理にアクセントをつけてくれる、パンチの効いた味。
汎用性も高いので、キッチンに常備しておきたい一本です。
日本緑茶センター
「クレイジーガーリック」
「ジェーン クレイジーシリーズ」は、料理の味付けに迷ったときの救世主。いろいろなものにかけて、自分好みの味を探してみるのも楽しそうです。
本記事を参考にして、お気に入りの一本を見つけてください!
1本だけ選ぶならまずはこちら!安定したおいしさです!