たんぱく質チャンス! 多いほうはどっち?
最近「たんぱく」という言葉をメディアや食品のパッケージでよく見かけるようになり、たんぱく質をうたう商品が増えています。
たんぱく質は、炭水化物、脂質と並ぶ三大栄養素の1つ。筋肉や臓器、血液、皮膚、髪、爪などの組織を作る材料であることはもちろん、免疫や代謝、血圧調整、神経機能の維持などを行う重要な役割を果たしています。
でも、日本人のたんぱく質摂取量は今、低下傾向に。最近は食材の値上がりもあり、たんぱく質量の多い食材を取り入れにくくなっている懸念もあります。
食材選びや外食のメニュー選びでは、しっかりたんぱく質をとれる方を選びたいですよね。
そこで、たんぱクイズ!。迷ったら選んでほしいほうを紹介していきます。今回は、スーパー編です。
スーパーの食材選び、どっちがたんぱく質をとれる?
健康の目的に合わせて食材を使い分けよう
豆腐やみそなどの大豆製品は、作る過程の違いによってたんぱく質の量が変わってきます。
野菜は基本的に低たんぱくな食材ですが、ブロッコリーにはたんぱく質の分解を促す作用もあって優秀です。
また、奮発して和牛や旬の魚を買わなくても、たんぱく質の補給という点では安い輸入牛や通年の魚で十分補えます。
Q1.ステーキは「和牛」or「輸入牛」どっち?
A.輸入牛。脂質が少ないから、輸入牛のほうが高たんぱく!
値段もサシも控えめな輸入牛は高たんぱくです!
値段の高い和牛のほうが高たんぱくだと思ったら大間違い! 高級肉の証である“サシ”の部分はただの脂肪なので、サシが多ければ多いほどたんぱく質の量は減ってしまうのです。
Q2.豆腐は「木綿」or」「絹」どっち?
A.木綿。木綿のかたさは栄養が凝縮されている証
大豆の栄養がそのままギュッと詰まっています!
木綿は圧力をかけて水分を切りながら固めるのに対し、絹は水分を含ませたまま固めます。そのため同量だと水分の少ない木綿のほうが高たんぱくになります。
Q3.野菜なら「にんじん」or「ブロッコリー」どっち?
A.ブロッコリー。100gに5g以上もたんぱく質が含まれる貴重な野菜!
ビタミンBも豊富で筋合成をサポートしてくれます。
低たんぱく食材である野菜のなかで、ダントツで含有量が多いのがブロッコリー。肉料理などの副菜に使うことで、たんぱく質の働きを助けます。
Q4.魚は「旬のもの」or「いつでも買えるもの」どっち?
A.どっちも同じ。たんぱく質は収穫時期に左右されない
ミネラルなどの栄養価は高くなります!
たんぱく質の量は夏でも冬でも基本同じです。
「旬の食材は栄養価が高い」といわれるのは、たんぱく質以外の栄養素の話。旬だろうが旬を過ぎていようが、たんぱく質の量に影響はありません。
Q5.みそ汁にするなら「赤みそ」or「白みそ」どっち?
A.赤みそ。大豆を蒸して作る赤みそはたんぱく質をキープ
たんぱく質以外の栄養も赤みその勝利です。
赤みそは大豆を蒸して作りますが、白みそは大豆を煮込むため栄養素が煮汁に流れ出てしまいます。ただし、塩分は白みそのほうが低めです。
高たんぱく食品のおすすめは?
ここからは、雑誌「LDK」で高評価だった高たんぱく食品のおすすめを紹介します!
ケロッグ「大豆たんぱく オートミールごはん」
- ケロッグ大豆たんぱく オートミールごはん
- 実勢価格: ¥750〜
- おいしさ
- 手軽さ
- 栄養
- たんぱく質の摂りやすさ
- 内容量
- 240g
- 型番
- 4903310147761
1分半のレンチンで食べられる
水を加えてレンチンするだけで手間いらず!おにぎりもすぐ作れます。
白米と置き換えれば高たんぱく低糖質が叶う
オートミールが苦手という人も食べやすいです。
以上、「高たんぱく食材クイズ」スーパー編でした。
実は安いもののほうが高たんぱくというケースもありました。食材が高騰している今、効率よく高たんぱく食材をGETしてください!