まずは知っとこ! たんぱく質のアレコレ
美容や健康にいいとされるたんぱく質。最近では、粉末だけでなく液体やバーなどさまざまなタイプのプロテインが登場し、1日の摂取目安量を手軽に摂れるようになりました。
そんなたんぱく質ですが、体内でどんな働きをするのか、どんな効果があるのか、実はよく知らないということも。
そこで今回、雑誌『LDK the Beauty』がたんぱく質のアレコレを調査!
美容や健康に役立つ知識をご紹介します!
▼雑誌ではこんな特集でした!
今回は、たんぱく質のキホンについてご紹介します!
たんぱく質のキホンは?
キホン1:たんぱく質は体を構成する重要な栄養素
体の構成要素の多くが水というのは聞いたことがある人も多いはず。約6割を占めています。
じつはその次に多いのがたんぱく質なんです。
筋肉など体を構成する大事な要素なので、美容だけでなく健康を保つ上でなくてはならない存在です。
キホン2:たんぱく質が不足すると疲れやすくなる
体に対してたんぱく質が足りないと、体内で別の栄養成分を合成して、一部のたんぱく質を作り出そうとします。
そうなるといつも以上に体に負担がかかりエネルギー効率が悪化。疲れやすくなったり、免疫が下がり風邪をひきやすいなどの症状が出たりすることもあります。
キホン3:髪、肌、爪……美容のためにも欠かせない!
たんぱく質は体を構成する多くのものの材料になります。
例えば、肌の弾力やハリをつくるのに欠かせないコラーゲンも、十分なたんぱく質が体内にあることで初めて美容効果を体感できるようになります。
だから美容にも欠かせません!
しっかりとした強い爪のもとに!
髪のパサつきやツヤにも関わります!
キホン4:カロリーオーバー&腎臓への負担に注意!
たんぱく質は体内で分解されると、アンモニアが生成されます。過剰摂取すると大量のアンモニアを分解するために腎臓や肝臓に大きな負担がかかります。
また、たんぱく質を摂ろうと大量に肉などを食べると、脂質の摂りすぎやカロリーオーバーになるため、体重増加にも注意が必要です。
【たんぱく質+α】いろんな食材からたんぱく質を摂るのが◯
たんぱく質は20種類のアミノ酸で構成されていますが、食材によって含まれているアミノ酸の種類が違います。
1つのものを食べ続けるより、いろいろな食材をバランスよく食べることがおすすめです。
以上、たんぱく質のキホンのご紹介でした!
たんぱく質はヒトの体の中で2番目に多い構成要素。健康な肌や髪、爪を保つためには欠かせない栄養素です。不足すると疲労を感じやすくなることも。
ただし、過剰摂取は禁物。内臓に負担がかかったり、体重増加につながったりするおそれがあります。
いろいろな食材を食べて、バランスのいい食生活を心がけましょう!