やさしく洗えて皮脂や汚れをオフできる洗顔料は?
洗顔は上質な泡で肌負担なく、毛穴汚れや余分な皮脂を落としたいですね。モコモコ泡でやさしく洗っても、皮脂をキレイにオフできるのが理想です!
でも、店頭にはさまざまな種類の洗顔料がたくさん並んでいるし、ネットの口コミを参考にしようとしても結局どれがいいのかわからなくて迷ってしまう…なんてことはありませんか?
雑誌『LDK the Beauty』が洗顔料をテスト
そこで今回は、雑誌『LDK the Beauty』が注目の人気アイテムを中心にピックアップし、徹底比較!
スッキリ洗えてつっぱり知らずが叶う洗顔料のおすすめを探しました!
洗顔料の選び方は?
自分の肌タイプで選ぶ
洗顔料とひと口にいっても、その特徴はさまざま。普通肌・乾燥肌・脂性肌・混合肌などの肌タイプや肌の状態に合った洗顔料を選ぶことが大切です。
脂性肌ならスッキリ感にも注目
皮脂汚れをしっかりオフしたい普通肌さんやテカリが気になる脂性肌さんには、すっきり感のある洗い上がりのものが人気です。
乾燥肌はうるおいをキープしながら汚れをオフ
洗顔後の肌の乾燥やつっぱり感が気になる人は、しっとり洗い上がるタイプをチェック。
そのようなアイテムは、洗浄力がマイルドなアミノ酸系の洗浄成分を配合していることが多く、また、ヒアルロン酸Naやグリセリン、コラーゲンなどの保湿成分を含むものが多いのが特徴です。
また、肌あれ予防もしたい人は、アラントインやグリチルリチン酸ジカリウムといった肌荒れ防止成分が配合された薬用洗顔フォームを検討してみてください。
毛穴ケアが気になるなら酵素洗顔もチェック
角栓が気になるなら、吸着剤や酵素入りの洗顔フォームも使ってみてください。酵素には角栓の原因であるたんぱく質や皮脂を分解する働きがあります。代表的な酵素としてプロテアーゼ、パパイン、リパーゼなどが挙げられます。
使用感で選ぶ
洗顔料にはさまざまな形状のものがあります。また、その違いによってテクスチャーや容器が異なり、使いやすさも変わってきます。
泡タイプ
ワンプッシュで泡が出てくる泡タイプは、泡立てる手間がないので簡単スピード洗顔ができて時短が叶うのがメリット。
ただ、泡のかたさが一定で自分では調整できないことがデメリットです。
クリームタイプ
クリームタイプのメリットは、クリーミーな濃密な泡が作りやすいこと。1回の洗顔に必要な量を出しやすいので、高コスパなのもうれしいポイントです。
商品数が多く、泡切れの良さが魅力のものや密度のある濃厚な泡を堪能できるものなど、さまざまなアイテムがありますが、泡立ての手間や時間がかかるのはデメリットといえます。
固形せっけん
固形石けん(ソープ)は高い洗浄力が特徴。特に皮脂が多い人は洗顔フォームよりもすっきりと落としきれるメリットがあります。
また、洗顔石鹸と洗顔フォームの違いは、主に成分配合。洗顔石鹸は天然の油脂と強アルカリで作られています。
パウダータイプ
パウダータイプの洗顔料(洗顔パウダー)は酵素を配合した洗顔料が多く、鼻の黒ずみや角栓、毛穴汚れが気になる人に人気があります。
代表的な酵素としてプロテアーゼ、パパイン、リパーゼなどが挙げられ、毛穴ケアやスペシャルケアとして取り入れる人も多いです。
好きな香りで選ぶ
使い心地を重視するなら、香りにも注目してみましょう。
爽やかなシトラス系や華やかなフローラル系などさまざまな香りがあるので、気分の上がるものを選ぶのがベターです。
敏感肌の人や洗っている最中にニオイが気になるという人には、無香料タイプが好まれています。
顔を洗う頻度は基本的に朝晩の2回。毎日使うものだから、好みの使用感のものを選びましょう。
洗顔料の比較方法は?
今回、雑誌『LDK the Beauty』編集部が、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのネット通販や店舗で購入できる洗顔料の人気商品をピックアップ。以下3つのテストを行いました。
洗浄力
すりガラスに擬似皮脂を塗って泡をのせて洗い、皮脂洗浄力をテストしました。
ガラスが白いほど洗浄力が高いと判断しました。
成分
メインの界面活性剤の種類を専門家が判定しました。
肌荒れ防止成分などは加点しました。
使用感
泡の質、洗い流しやすさ、洗顔後の肌の状態を複数のモニターがチェックし評価しました。
以上を比較検証した結果は、評価の高かった洗顔料のおすすめ商品からランキングで発表します。それではどうぞ!
洗顔料のおすすめは?
プロと一緒に実際に使ってみた、洗顔料のおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | おすすめポイント | ||||||||
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ドクターエルシアグリーンリリーフアミノジェルクレンザー
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マイルドな洗浄成分/皮脂もきちんと落とせる洗浄力の高さ |
100ml |
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Make.iNエクソソーム×グルタチオン どろ×泡洗顔
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泡質がよく摩擦レスで皮脂をオフできる/洗い上がりがしっとり |
130g |
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DHCマイルドモイスチュアウォッシュ
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さっぱりした使用感/高い洗浄力 |
100g |
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ロゼット江戸こすめ 米ぬか洗顔
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なめらかでもっちりとした泡質/洗浄力がGOOD! |
120g |
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雪肌精薬用雪肌精 ブライトニング クリーム ウォッシュ
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なめらかな泡立ちでさっぱりとした使用感/有効成分に肌荒れ防止成分を配合 |
130g |
◯ |
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松山油脂Mマークシリーズ アミノ酸せっけん洗顔フォーム
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モコモコ泡の弾力性がピカイチ/洗浄にフォーカスしたシンプルな成分配合 |
120g |
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草花木果ホイップフォーム
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皮脂をさっぱりオフ |
90g |
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ムクナ洗顔フォーム しっとり
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文句なしの洗浄力 |
120g |
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カネボウコンフォート ストレッチィ ウォッシュⅡ
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香水のような上品な香り |
130g |
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オサジニュートラル ウォッシング フォーム
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洗浄力がマイルド |
150g |
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ファンケルスキンコンディショニング洗顔
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洗浄力がマイルド |
90g |
【1位】ドクターエルシア「グリーンリリーフアミノジェルクレンザー」
- ドクターエルシアグリーンリリーフアミノジェルクレンザー
- 実勢価格: ¥1,700〜
- 洗浄力
- 成分
- 使用感
- おすすめポイント
-
- マイルドな洗浄成分
- 皮脂もきちんと落とせる洗浄力の高さ
- がっかりポイント
-
- 泡がすぐにヘタれてつぶれやすい
- 内容量
- 100ml
洗浄力
洗浄後のすりガラスはまっさらな状態。皮脂汚れをしっかり落とせました。
【2位】Make.iN「エクソソーム×グルタチオン どろ×泡洗顔」
- Make.iNエクソソーム×グルタチオン どろ×泡洗顔
- 実勢価格: ¥549〜
- 洗浄力
- 成分
- 使用感
- おすすめポイント
-
- 泡質がよく摩擦レスで皮脂をオフできる
- 洗い上がりがしっとり
- 内容量
- 130g
使用感
ふんわりもっちりとした泡が作れます。
洗い流しやすく、洗浄後の肌はしっとりします。
【2位】DHC「マイルドモイスチュアウォッシュ」
- DHCマイルドモイスチュアウォッシュ
- 実勢価格: ¥1,700〜
- 洗浄力
- 成分
- 使用感
- おすすめポイント
-
- さっぱりした使用感
- 高い洗浄力
- 内容量
- 100g
- 型番
- 23049
洗浄力
ほとんどの皮脂を落とせました。
【4位】ロゼット「江戸こすめ 米ぬか洗顔」
- 洗浄力
- 成分
- 使用感
- おすすめポイント
-
- なめらかでもっちりとした泡質
- 洗浄力がGOOD!
- がっかりポイント
-
- 特になし
- 内容量
- 120g
【4位】雪肌精「薬用雪肌精 ブライトニング クリーム ウォッシュ」
- 雪肌精薬用雪肌精 ブライトニング クリーム ウォッシュ
- 実勢価格: ¥1,864〜
- 洗浄力
- 成分
- 使用感
- おすすめポイント
-
- なめらかな泡立ちでさっぱりとした使用感
- 有効成分に肌荒れ防止成分を配合
- 医薬部外品
- ◯
- 内容量
- 130g
使用感
粘度のあるフワもち泡で余分な皮脂をオフできます。洗い上がりはスッキリ!
【6位】松山油脂「Mマークシリーズ アミノ酸せっけん洗顔フォーム」
- 松山油脂Mマークシリーズ アミノ酸せっけん洗顔フォーム
- 実勢価格: ¥910〜
- 洗浄力
- 成分
- 使用感
- おすすめポイント
-
- モコモコ泡の弾力性がピカイチ
- 洗浄にフォーカスしたシンプルな成分配合
- 内容量
- 120g
【7位】草花木果「ホイップフォーム」
- 洗浄力
- 成分
- 使用感
- おすすめポイント
-
- 皮脂をさっぱりオフ
- 内容量
- 90g
- 型番
- 10118
洗浄力
皮脂をキレイさっぱりオフしました。
【7位】ムクナ「洗顔フォーム しっとり」
- ムクナ洗顔フォーム しっとり
- 実勢価格: ¥980〜
- 洗浄力
- 成分
- 使用感
- おすすめポイント
-
- 文句なしの洗浄力
- がっかりポイント
-
- 泡がゆるくヘタれやすい
- 内容量
- 120g
【9位】カネボウ「コンフォート ストレッチィ ウォッシュⅡ」
- カネボウコンフォート ストレッチィ ウォッシュⅡ
- 実勢価格: ¥3,600〜
- 洗浄力
- 成分
- 使用感
- おすすめポイント
-
- 香水のような上品な香り
- がっかりポイント
-
- 価格に見合う洗い心地のよさは感じられない
- 内容量
- 130g
使用感
指に吸いつくテクスチャーで、香りはとても上品とモニターに好評でした。
【10位】オサジ「ニュートラル ウォッシング フォーム」
- 洗浄力
- 成分
- 使用感
- おすすめポイント
-
- 洗浄力がマイルド
- がっかりポイント
-
- やや皮脂残りが気になる
- 内容量
- 150g
- 型番
- MU1612_FCNU02
【11位】ファンケル「スキンコンディショニング洗顔」
- ファンケルスキンコンディショニング洗顔
- 実勢価格: ¥1,595〜
- 洗浄力
- 成分
- 平均
- おすすめポイント
-
- 洗浄力がマイルド
- がっかりポイント
-
- 泡はボリューム不足でつぶれやすい
- 内容量
- 90g
洗浄力
全体的にうっすら残ったレベル。皮脂残りはあるものの、合格点でした。
洗顔料の使い方は?
毎日のスキンケアに欠かせない洗顔料。肌の調子がよくないときなどの洗顔はどうすればよいのか迷いますよね。そんな洗顔に関する疑問をまとめてみました。
肌不調のときの洗顔は?
肌の調子が悪いときは洗顔料を見直しましょう。
洗顔料を泡立てず洗顔時に肌をこすってしまったりなど、日々の習慣が肌荒れやくすみの原因になっている可能性もあります。
肌の調子がよくないときは、たっぷりの泡で洗顔するのがいいです。キメ細かく弾力のある泡は、手と肌の間でクッションのような役割を果たします。モコモコ泡なら、こすらずとも汚れをしっかり落とすところが魅力です!
密度の低い粗い泡でこすると肌に負担がかかります。
細かい泡は、ぎゅっと密集して汚れを吸着します。
夜しっかりスキンケアしたし、朝は水だけで顔を洗えばいい?
朝も洗顔料は使ったほうがいいです。
朝起きたときの肌は、寝ている間に出た汗や皮脂、ホコリなどが吸着している可能性があります。
また、夜に塗ったスキンケアの余分な油分が肌に残っていることもあるので、リセットするために洗顔料の使用をおすすめします。
キレイに見えても実は汚いんです・・・。
洗顔をするときに気をつけるポイントは?
毛穴汚れや余分な皮脂を取るためにゴシゴシ洗顔するのは避けましょう。
洗浄力が強すぎると皮脂を落としすぎて肌が乾燥してしまいます。必要以上に時間をかけるのも、皮脂を落としすぎてつっぱるためNGです!
ゴシゴシ洗顔するのは逆効果!
肌の角質層の水分を十分に保つことが、潤い肌の第一歩。外部刺激から肌を守るための「バリア機能」が乱れてしまうと、うるおいが外へと逃げ、つっぱりを感じるようになります。
保湿効果の高い成分でうるおいをキープ
セラミドは、肌の水分をつなぎとめる役割としてすでに存在している成分です。
つっぱりを感じる場合は、バリア機能の乱れによるセラミド不足が原因のため、外側からもセラミドを補うことで、肌のうるおいがいっそう増します。
洗顔料のおすすめ まとめ
以上、洗顔料のおすすめランキングでした。
今回のテストでは、洗顔料にマストな洗浄力が全体的に優秀で、皮脂をしっかりオフできた商品が多数ありました。
ドクターエルシア、Make.iN、ロゼット、松山油脂、草花木果、ムクナ、カネボウがパーフェクトに皮脂を落とせて優秀でした。
特にドクターエルシアは肌へのやさしさを考慮した成分、Make.iNはふわもちの泡が秀逸で、両者とも洗浄力が満点でした。
いずれの商品も擬似皮脂を落とし、問題ない洗浄力でした。
今回いちばん差がはっきり出たのは使用感。濃厚な泡立ちのものと、シャバシャバですぐに泡がヘタってしまうものとで評価が分かれました。
モコモコ泡でやさしく洗えて、皮脂もキレイにオフできる洗顔料探しの比較テストを行い、1位に輝いたのはドクターエルシア「グリーンリリーフアミノジェルクレンザー」です。
乾燥が気になる人にもおすすめできるドクターエルシア
ドクターエルシア
グリーンリリーフアミノジェルクレンザー
ドクターエルシア「グリーンリリーフアミノジェルクレンザー」は、乾燥が気になる人も使えるマイルドさで、かつ皮脂はきちんと落としてくれる高い洗浄力を備えたジェルタイプの洗顔料です。
自分に合った洗顔料を探している人は、本記事のおすすめランキングの情報を参考に、お気に入りを見つけてくださいね。
洗顔料の売れ筋ランキングもチェック!
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皮脂などの油分は、水洗顔だけでは落としきれないこともあります。