【今回のお悩み】肩と首がガッチガチにこってます
今回のお悩みは「肩コリ&首コリ」。毎日、長時間デスクワークをしたり、子どもを抱っこしたりすると、どうしてもコリがひどくなりますよね。
解消するためには、どうすればいいのでしょうか。まずは原因から探りましょう。
肩・首コリの原因は?
→同じ姿勢をずっと続けていませんか。ストレスなど精神的な疲れの可能性も
前かがみの姿勢をずっと続けていたり、ストレスなど精神的な疲れがあると、肩や首の筋肉がコリ固まります。すると姿勢が悪くなり、さらに肩コリを引き起こすのです。
解決方法は?
→僧帽筋をほぐして姿勢を改善しましょう
肩・首コリ解消には姿勢改善が大切です。
背中から腰にかけての筋肉(僧帽筋=そうぼうきん)や、お尻の筋肉をストレッチで動かしましょう。姿勢がよくなれば、肩コリが改善されます。
座って4分! 肩コリ&首コリ解消ストレッチ
ストレッチ1:椅子に座って両腕全体をくるくるねじる
外にねじる時に肩甲骨をギュッとよせて背中全体をほぐす
両腕を少し上げ、手を開いてななめ下に広げます。肩のつけ根から、両腕全体をくるくるとねじりましょう。外にねじるとき、肩甲骨をギュッと寄せるのがポイントです。
30秒間繰り返します。肩と背中全体をほぐしましょう。
ストレッチ2:片足を反対の膝に乗せ、上体を前に倒す
お尻の筋肉をほぐすと姿勢がよくなる
椅子に座ったら、左足を地面と平行になるように右の膝に乗せます。
骨盤を立て、肩の力を抜いたまま、上体を前に倒しましょう。お尻の筋肉をほぐすと姿勢が改善され、肩コリ解消につながります。
左右30秒ずつキープしましょう。猫背にならないよう気をつけながら、手で膝をサポートしてしっかり伸ばして下さい。
ストレッチ3:片手を開いて首をななめ前に倒す
首から肩、腕の筋肉を伸ばす
右腕を体から少し離してやや後ろに開きます。手のひらは外に向け、指先を引っ張られているイメージで伸ばしましょう。そのまま首を左ななめ前に倒します。
右手で頭をサポートすると、より効果的。首、肩、腕の筋肉が伸びているのを感じて下さい。
左右30秒ずつキープします。
ストレッチ4:片腕を反対側のななめ上に伸ばす
脇下〜脇腹が伸びてリンパの流れをよくする
右腕を左ななめ上に伸ばし、やや前方で30秒間キープします。指先が引っ張られているイメージで遠くに伸ばし、呼吸が止まらないように注意しましょう。
脇下から脇腹にかけて伸ばすと、リンパの流れがよくなり、肩コリ予防になります。
左側も同様に、左右30秒ずつ行います。
アドバイス:コリすぎで伸びる感覚がないときは?
ガチガチに肩がこっているせいか、背中や肩の筋肉が伸びる感覚がない、というモニターさん。どうしたらいいのでしょうか。
そんなときは、手を床につくと、より深く伸びる感覚がわかるはず。やや前方に伸ばすのがおすすめです。
肩がガチガチな人は、手を床について前方向に伸ばしてみよう!
モニターさんの結果を発表します!
今回お悩みを寄せてくれた読者モニターのかおりさん。このストレッチを自宅で1週間続けてもらったところ、うれしい変化が起きました。
あれほど悩んでいた肩コリが解消したというんです。もっこりしていた肩と背中がすっきりして、背中美人になりました!
※読者モニターが自宅で今回紹介したストレッチを約2週間、毎日1セット以上続けた結果です。
ツラい肩コリがなくなりました!
今回のストレッチを動画でおさらい
紹介した肩コリ&首コリ解消ストレッチは動画で確認できます。実際に行いながら、チェックしてみて下さいね。
以上、肩コリ&首コリ解消ストレッチでした。今回は全て座ってできるのでラクチン! 4分でできちゃいます。
仕事も育児も快適にこなせるように、ツラいコリとはおさらばしたいですね。簡単なストレッチなので、あきらめずに続けてみて下さい!
肩・首だけじゃなく、腰やお尻もトータルでほぐして、肩コリしにくい体を目指しましょう!